チャイルドシートの使い方:年齢別ガイドとおすすめ商品紹介|学習プリント.com

チャイルドシートの使い方:年齢別ガイドとおすすめ商品紹介

チャイルドシートの使い方:年齢別ガイドとおすすめ商品紹介
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小さな子どもと車でお出かけするとき、欠かせないのがチャイルドシートです。
万一のとき、子どもをしっかりと衝撃から守ってくれるアイテムで、生後すぐから使用が義務づけられています。
ところがさまざまなタイプがあり、車への取り付け方も商品によって異なるため「どれを選んだらいいのか分からない」と悩んでしまうパパママも多いのではないでしょうか。

今回の記事では、チャイルドシートの使い方や選び方、特徴などを分かりやすくまとめています。
おすすめの商品も紹介しているので、これから子どもを乗せる予定のパパママ、事前に予習をしておきたいというプレパパ、プレママは、ぜひ購入(レンタル)する際の参考にしてください。

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子供の安全を最優先:チャイルドシートの年齢別使い方と選び方

子供の安全を最優先:チャイルドシートの年齢別使い方と選び方

チャイルドシートは、年齢、身長や体重を目安にして3種類に分けられます。
お子さんの成長に合わせてチャイルドシートを選びましょう。

ベビーシート(生後~1歳頃)

乳児は、後ろ向きに設置する「ベビーシート」を選びましょう。
年齢より、お子さんの体格(身長・体重)に合っているかどうかが大切なポイントです。
首座り前の新生児も使えるよう、フラットになるタイプが多いため、チャイルドシートの設置位置や天候によっては、お子さんの目線の先に太陽があったり、日差しを顔(体)全体に受けることもあります。
車に乗って外出する頻度が多かったり、長距離(長時間)乗るという場合は、太陽の日差しを遮るサンシェード付きの商品がおすすめです。

また、ベビーシートを使う時期の子どもは、車の乗り降りにパパママの手が欠かせません。
赤ちゃんの座り心地だけでなく、「回転型で乗せたり降ろしたりが楽」といったパパママ目線での使いやすさもチェックしてくださいね。
使う期間がほぼ1年と短いので、車に乗る頻度が少なければレンタルという方法もあります。

チャイルドシート(1歳~3,4歳頃)

1歳を過ぎ、1人で安定して座れるようになると「チャイルドシート」への切り替え時です。
後ろ向きに設置するベビーシートとは異なり、チャイルドシートからは大人と同じように前向きに設置します。

チャイルドシートを選ぶポイントは「乗車時に子どもがリラックスして過ごせるか」。
熱や湿気がこもりにくいメッシュ素材でクッション性が高いシートを選ぶと、長時間の乗車でも快適に過ごせます。
また、車内でおやつやジュースを飲食する可能性があれば、シートやパーツが取り外せ、丸洗いできるタイプがおすすめです。
チャイルドシートは、先ほど紹介したベビーシートの機能を兼ねた物か、これから紹介するジュニアシートの機能を兼ねた物がほとんどです。

ジュニアシート(3,4歳頃~)

3歳を過ぎ、チャイルドシートから体がはみ出したり、肩や太もも周りのハーネスがきつくなってきたら、大人と同じように車備えつけのシートベルトを使う「ジュニアシート」への切り替え時です。
ジュニアシートは、子どもの股下を支える部分が無く、座高を高くするなど、シートベルトのサポートをする役割があります。

ジュニアシートを選ぶポイントは、子どもの身長とシートのサイズ。
背もたれとヘッドレストがついたタイプと、座席のみのブースターシートがあるので、お子さんの体格に合わせたものを選ぶようにしましょう。
また、大型車と軽自動車では、車内のスペースが大きく異なります。
車内に設置できるスペースが十分にあるか、あらかじめ確認しておきましょう。

チャイルドシートは安価な物ではないため、最初にベビーシートを選ぶ時も「3,4年内に車を買い替える予定があるか」「いつ頃どのようなタイプに切り替えるか」など、予測してから購入するのがおすすめです。

子供の乗車安全を確保:チャイルドシートのタイプと特徴について

子供の乗車安全を確保:チャイルドシートのタイプと特徴について

チャイルドシートは、車への取り付け方法によって大きく「シートベルト固定」「ISOFIX固定」の2タイプに分けることができます。
どちらの場合も、使う直前に「なんとなく」取り付けるのはとても危険です。
あらかじめパーツがそろっていることを確認し、説明書をしっかり読みましょう。
チャイルドシートや車を買い替え(乗り換え)などで初めて取り付ける場合は、30分程度の時間を確保すると安心です。

シートベルト固定

シートベルトを使用して座席にチャイルドシート本体を取り付けるタイプで、どんな車にも対応する従来式の固定方法です。
ベビーシート兼用の場合、乳児期は後ろ向き、幼児期は前向きで使います。
どちらも取り付けたあと、シートベルトにねじれがないかを確認することが大切です。
現在の主流は次に紹介するISOFIX固定ですが、シートベルト固定と両方兼用できるものも多くあります。

ISOFIX固定

シートベルトを使わずに取り付け可能な、国際規格のチャイルドシート固定方法です。
ISOFIXに対応した車であれば、チャイルドシートのコネクターと車の座席に付いた金具(ISOFIXアンカー)を繋ぐことで簡単に取り付けることができます。
手順が少ないので、誰でも簡単に取り付けることができ、取り付け時のミスが少ないといわれています。自分の車がISOFIXに対応しているか確認したいときは、車の説明書を確認しましょう。

また、上記2タイプには該当しない「携帯型子ども用シートベルト」もあります。

携帯型子ども用シートベルト

スマートキッズベルト(メテオ)は、国の道路交通法の定める「幼児用補助装置」への適合製品として許可されています。
これは、子どもの体格に合わせてアジャスターを調整し、腰ベルトと肩ベルトをクリップで固定するというものです。取り付け後は、大人がシートベルトをつける感覚で使うことができます。

チャイルドシートとして販売されている商品の中には、国の安全基準を満たしていない「未承認
チャイルドシート」も存在します。
そのため、お子さんのチャイルドシートを選ぶ際は「Eマーク」もしくは「自マーク」が表示されているか確認し、国の安全基準を満たした商品を購入するようにしましょう。

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チャイルドシートの必要性とおすすめ商品:子供の安全な車の旅

チャイルドシートの必要性とおすすめ商品:子供の安全な車の旅

2000年4月から、6歳未満の子どもが車に乗るときには、チャイルドシートの使用が義務づけられました。
万一の事故のときは大きな衝撃がかかるため、同乗している大人の抱っこ(腕)では子どもを守ることができません。
子どもを車に乗せる予定があるときには、あらかじめ準備しておきましょう。
レンタルも含め、これまで20個以上のチャイルドシートを利用したことのある筆者のおすすめ商品はこちらです。

ターン・レジェFIX

新生児期から4歳頃まで使える、ベビーシート兼用のサンシャード付きチャイルドシートです。
1~2年で車の買い替えを予定していたわが家にとって、固定方法がシートベルト、ISOFIX
どちらでも可能であったことが決め手の1つになりました。
リクライニング5段階、肩ベルト10段階とこまめな調節ができ、子どもの成長・発達、また車内での様子(お昼寝など)に合わせられたのがとてもよかったです。

トラベルベスト ECプラス

1歳から4歳頃まで使えるチャイルドシートです。
重量はたったの2.9kg、折りたたんで片手で持ち運べるほどンパクトなので、軽自動車でも通路をふさぐことなく、車内が広々と使えます。心の底から買ってよかったと感じた満足度の高い商品です。

スマートキッズベルト

3歳以上から使える携帯型子ども用シートベルトです。
雨や雪が降る中、背中を濡らしながら子どもを乗せ降ろしたり、チャイルドシートを付け外ししたりするのは大変です。
この商品は、大人と同じように車備えつけのシートベルトを利用するので、その問題をさくっと解決してくれます。
普段使いはもちろん、冠婚葬祭の帰省時など単発、短期間のみ利用するという場合には重宝すること間違いなしの商品です。

子どもにとってのチャイルドシートは、大人にとってのシートベルトやエアバッグと同じです。
お子さんの年齢や体格に合ったチャイルドシートを、正しい方法で使用しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。最終的にどのようなタイプのチャイルドシートが良いかは、保有している車の台数や車種、乗る頻度や家族計画によってさまざまです。
何を重視するかもご家庭によって変わってくるでしょう。
子どもにとって快適で、パパママも使いやすい機能のチャイルドシートを選ぶことで、ますます子どもとの生活が楽しいものになりますよね。ぜひ、ご家庭にぴったりのチャイルドシートを選び、お子さんとの楽しいカーライフを送ってください。

この記事を書いた
サポーターママ

わかなママのプロフィール写真 わかなママ 2女のママ

-30℃から30℃まで外で駆け回る元気いっぱいの長女、恐竜とおままごとが大好きで甘え上手な次女のママです。
沖縄出身で、海や川であそぶのが大好き。結婚を機に北海道に移住してからは、子どもと一緒に雪あそびを楽しんでいます。
大がつくほどの暑がりでしたが、最近は温泉の魅力にハマりつつあります。
子育て中のママパパはもちろん、妊活中・妊娠中のプレママパパが、妊娠や出産、子育てを前向きにイメージできるような情報をお届けしたいと思っています。

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