チャイルドシートはいつからいつまで使う?種類や特徴を解説!おすすめ商品紹介も

こどもと車でおでかけするために必要なのがチャイルドシート。
チャイルドシートと言っても、様々なタイプがあります。
赤ちゃんから小学生まで体がどんどん成長する時期に使うもの。
大きくなるにつれて使うチャイルドシートも変わっていきます。
使える時期も短いものから10年以上使えるものまで。
ネットやお店で見ただけではわかりにくいチャイルドシートの種類。
メーカーによって特徴や値段もさまざまです。
どのタイミングに使うといいのか。
どんな種類があり、いつ使う必要があるのか。
安全のために必要なものなので、焦って選ぶより早めに準備しておきたいですね。
前もって知っておけばお店で選ぶ時も悩まなくてすみます。
今回はチャイルドシートを使う時期や種類をご紹介します。
おすすめのチャイルドシートもピックアップしているので参考にしてください。
目次
チャイルドシートはいつからいつまで使う?

道路交通法第71条の三 第3項によって、チャイルドシートは6歳未満には必ず必要です。
0歳から5歳までの子どもにはチャイルドシートの使用義務があります。
6歳以上は使わなくてもいいというわけではありません。
シートベルトが正しく着けられるのは身長140㎝くらいから。
140㎝くらいになるまではジュニアシートを使って背丈をカバーしてあげましょう。
新生児からチャイルドシートは必要です。
出産して赤ちゃんと産院から家に戻るときには準備しておく必要があります。
ただし、バスやタクシーを使うときはチャイルドシートがなくても乗れます。
チャイルドシートは年齢によって3つのタイプがあります。
- ベビーシート
- 幼児用チャイルドシート
- ジュニアシート
ベビーシートは乳児用のチャイルドシート。
新生児から生後15か月ころまで使います。
幼児用への切り替えの目安は腰がすわるまで。
幼児用チャイルドシートは一番よく見るタイプのシートです。
使い始めの目安は首がすわって自分で座れるようになってから。
生後12か月から4歳ごろまで使います。
ジュニアシートは4歳から10歳ころまで使います。
6歳以上の子どもはチャイルドシートが必ず必要と言うわけではありません。
しかし身長が140㎝になっていない子どもはジュニアシートを使うことがすすめられています。
安全のためにもシートベルトが正しく着けられるようになるまで使ってあげましょう。
チャイルドシートの種類や特徴を解説

チャイルドシートの種類についてさらに詳しく解説します。
今回は大きく5つに分けてご紹介します。
- 乳児専用タイプ(ベビーシート)
- 乳児・幼児兼用タイプ(ベッド型チャイルドシート)
- 幼児用チャイルドシート(前向き)
- 幼児学童兼用チャイルドシート
- ジュニアシート
乳児専用タイプ(ベビーシート)
ベビーシートとして知られているタイプです。
使用目安は新生児から1歳くらいまで。
体重の目安はメーカーにもよりますが大体10㎏くらいまで。
1歳をすぎるとせまくなるので、チャイルドシートにきりかえましょう。
ベビーシートは持ち手がついています。
車に乗せるだけではなく、そのまま持ち運ぶこともできます。
車の中で眠ってしまった赤ちゃんを起こさずに運べるのでとても便利です。
背もたれがカーブしているので、赤ちゃんが丸くおさまります。
安全のための工夫でもあります。
新生児は小さすぎて体がうまくおさまらないためインナークッションを使います。
車に乗せるときは後ろ向きに取り付けます。
車だけでなくベビーカーに取り付けて使えるものも。
乳児・幼児兼用タイプ(ベッド型チャイルドシート)
新生児から使えるベッド型チャイルドシート。
ベッド型は横向きや後ろ向きで平らになります。
前向きや後ろ向きなど成長に合わせて回転して向きを変えることも。
ベッド型にならず角度を変えるリクライニングタイプあります。
使用目安は新生児から4歳くらいまで。
ベッド型は寝かせたまま乗せられるので新生児から使うことができます。
平らな姿勢は特に呼吸がまだ苦手な赤ちゃんにはとても楽ちん。
大きくなるにつれて起き上がっている方が好きになってくる赤ちゃんも。
赤ちゃんの様子を見て向きや角度を変えてあげましょう。
体重が10kgくらいまでは後ろ向きに取り付けます。
ベッド型のチャイルドシートはメーカーによって取りつけ方が違います。
平らにすると場所をとるので、車のサイズも確認しましょう。
12~15㎏と重たい商品が多いです。
幼児用チャイルドシート(前向き)
前向きに取り付けるタイプのチャイルドシートです。
使用目安は1~4歳くらいまで。
チャイルドシートは後ろ向きの方が安全性は高いです。
シートから頭がはみ出るくらいの身長になったら前向きにするのがおすすめです。
最近は幼児だけでなく、乳児や学童との兼用タイプが増えています。
幼児学童兼用チャイルドシート
チャイルドシートとジュニアシートが組み合わさった幼児学童兼用のタイプです。
長いもので1~11歳ころまで使えます。
買いかえる必要がないのでとても便利です。
成長に合わせて背もたれの高さをかえたり、パーツと取り外したりします。
背もたれ自体を外すとジュニアシートになるものもあります。
両肩にベルトをかけてしっかり固定できるハーネスタイプがより安全です。
ただし、ベルトを嫌がる子どもはすり抜けてしまうことがあります。
説明書を読んでしっかりと体にベルトを固定させましょう。
新生児から使える、乳児・幼児・学童兼用のタイプもあります。
ジュニアシート
ジュニアシートには背もたれのあるタイプと座面のみの「ブースタータイプ」があります。
使用目安は4~11歳頃。
どちらも車のシートベルトを体にななめにかけます。
背もたれタイプは両サイドにガードがついているので子どもも楽ちん。
座席に固定するので安全性も高いです。
成長に合わせて頭部のクッションをつけ外しできるもの。
大きくなったら背もたれを外してブースタータイプにできるものもあります。
ブースタータイプは座面のみのタイプ。
身長が140cm以下の子どもがシートベルトを正しく着けられるようにするためのものです。
座席に乗せるだけなので軽くて持ち運びも簡単。
家族以外の車にも簡単に移動できます。
どちらも4歳ころから使うことができますが、シートベルトが嫌な子はすり抜けてしまいます。
よく動く子はハーネスとタイプのチャイルドシートが安心です。
先輩ママのおすすめチャイルドシートを紹介

それぞれのタイプのチャイルドシートのおすすめ商品をご紹介します。
購入の際の参考にしてください。
なお、チャイルドシートを購入する際は次の2つを必ず確認しましょう。
1、子どもの体格に合っているか
2、チャイルドシートを乗せる車の取り付けられるか
製品によっても様々なので分からない時はお店の人に相談してみましょう。
乳児専用タイプ(ベビーシート)
「マキシコシ」はヨーロッパNo1のブランド。
「ベビートラベルシステム」で寝たままの赤ちゃんを連れておでかけを楽しむことができます。
チャイルドシートを正しく安全に取り付けるために決められた世界基準もクリア。 そのままのせられるベビーカーにも対応しています。
乳児・幼児兼用タイプ(ベッド型チャイルドシート)
赤ちゃんの体についての研究をもとに商品を作っている「アップリカ」。
平らなベッド型チャイルドシートは20年以上研究されています。
呼吸がしやすい赤ちゃんに優しい設計です。
成長に合わせて後ろ向きや前向きのチャイルドシートとしても使えます。
幼児学童兼用チャイルドシート
ベビー用品で有名な「コンビ」のチャイルドシート。
軽くコンパクト、1歳から長く使える設計です。
1歳からはハーネスシートベルトとクッションで体をしっかり支えてくれます。
成長に合わせてクッションとベルトをとるとジュニアシートに変身。
通気性もよくこどもが心地よく座れるようになっています。
乳児幼児学童兼用チャイルドシート
「グレコ」は60年以上の歴史を持つ世界的な育児ブランド。
0~12歳まで長く使えるチャイルドシートです。
1歳半ごろまでリクライニングで使うことができます。
ヘッドレストやベルトを調整することで成長しても使えます。
カバーやクッションは洗濯機で洗えるので安心です。
背もたれ付きジュニアシート
「サイベックス」は安全性、機能性、デザイン性で評価されている育児ブランド。
サイベックスのジュニアシートは背もたれ付きで12歳まで使えます。
車のシートに合わせてリクライニングできます。
ヘッドレストも成長に合わせて高さを変えられるので長く使えます。
ジュニアシート(ブーストタイプ)
ベビー用品でおなじみの「西松屋」のジュニアシート。
西松屋は全国にお店があり、価格もリーズナブル。
ジュニアシートが急に必要な時なども手に入りやすいです。
軽くて持ち運びがしやすくデザインもいくつか選ぶことができます。
まとめ
子どもの命を守るために必要なチャイルドシート。
成長に合わせて調整できるもの。
赤ちゃんや子どもの体のことを考えて作られているものなど色んなタイプがあります。
デザインや素材も大切にしたいですが、まずは車やこどもに合うものを選びましょう。
車のサイズやタイプによっては取り付けられない場合もあります。
子どもの成長も一人一人違います。
兄弟がいると買い替えるタイミングも変わってきます。
じっくり選んで早めに準備しておきましょう。
この記事を書いた
サポーターママ

レゴとポケモンが好きな長男、おままごとが上手な長女、お絵描き大好き次男、みんなのアイドル次女の4兄弟のママです。
毎日にぎやかな家庭を楽しんでいます。
趣味はイラストを描いたり、知育グッズの手作りです。最近は家庭菜園やDIYにも挑戦中。身近に自然がある今のお家を満喫中です。
子育ては毎日が学びの連続。学んだことや経験したことがまた誰かの子育てにつながっていくといいなという思いで記事を書いています。
長いようで短い子育てを楽しく過ごしていきたいなと思います。
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