子供のイヤイヤ期を乗り越える!実際の体験談から学ぶ秘訣とアドバイス|学習プリント.com

子供のイヤイヤ期を乗り越える!実際の体験談から学ぶ秘訣とアドバイス

子供のイヤイヤ期を乗り越える!実際の体験談から学ぶ秘訣とアドバイス
更新日:  | 公開日:
Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

子どもの「イヤ!」「ヤダ!」「やりたくない!」などの言葉を毎日聞いて、疲れ切ってしまっているママやパパは多いかもしれませんね。

皆さんと同じように「このイヤイヤはいつまで続くのか」「どうしてこんなにイヤイヤばかりするのか」など、イヤイヤ期の対応は子育てをするママやパパの悩みのひとつになっているケースが多くあります。

そんなイヤイヤ期についての悩みを抱えるママやパパの助けになるよう、今回のページでは、イヤイヤ期の基本知識について説明をし、その対応の方法や、実際にイヤイヤ期を経験した子育て中のママやパパたちがどんなふうにお子さんのイヤイヤ期を過ごしたのか、その体験談をまとめて紹介しています。

ここでは、この記事を読んでいる皆さんの参考になる情報や共感できる話が書かれていますので、お子さんの育児に悩んでいる方々は、ぜひ参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

イヤイヤ期とは

イヤイヤ期とは、子どもの自己主張が強まり、親など他から何かを言われると「イヤ!」「ヤダ!」「ダメ!」などの言葉で返して周囲からの要求を拒否したり、自分の思い通りに事が進まないと大声で泣いたり、癇癪を起こしやすくなったりする時期のことを指しています。

イヤイヤ期の子どもに見られる特徴には、下記のような例があります。

  • ご飯を食べるのを嫌がる
  • 歯磨きをするのを嫌がる
  • お風呂に入るのを嫌がる
  • 服を自分で選んだり、着たりしたがる
  • 靴を自分で履きたがる
  • ママやパパのお手伝いをやってみたがる
  • 公園などで遊んでいて時間になっても家に帰りたがらない
  • 好きなおもちゃを独り占めしたがる
  • チャイルドシートに乗るのを拒否する
  • お店でお菓子やおもちゃなどを買ってほしいと駄々をこねる

イヤイヤ期の子どもは上記のような言動をしたりして親や周囲の人たちを困らせ、自分の気持ちを表に出して主張をする特徴があります。

イヤイヤ期っていつからいつまで続くの?

「イヤイヤ期」の子どもについて「魔の2歳児」という言葉があるとおり、一般的にイヤイヤ期は2歳前後の子どもに見られることが多く、3歳を過ぎた頃にはだんだんと落ち着いてくるようになります。

しかし、イヤイヤ期の時期には個人差があり、1歳前後でもイヤイヤをする子がいたり、4歳児になってもまだイヤイヤが続いているという子もいたりします。

ただし、このイヤイヤ期については親が子どもをどう受け止めるかによっても違いがあります。

例えば、子どもから「靴を自分で履きたい」と言われた時に、ママやパパが「早く出掛けなくちゃいけないのになぜワガママばかり言うのか」と感じてイライラするのか、「自分で靴が履けるぐらいに成長してくれてうれしい」と感じるのかによって、それをイヤイヤ期だと考えるか、子どもの成長だと考えるかで捉え方が違ってくるようなケースです。

このように、親が子どものイヤイヤを否定的に捉えるか、肯定的に捉えるかによってもイヤイヤ期の判断が親御さんごとに違うため、子育てをするママやパパの中には「うちの子にはイヤイヤ期はなかったな」と感じる方もいたりします。

イヤイヤが起こる原因について

一般的にイヤイヤ期は2歳前後の子どもに多く見られますが、この時期の子どもにイヤイヤが多い原因は、子どもの「脳の成長速度」と「自我の芽生え」、そして「発語能力」が関係しています。

脳には「前頭前野(ぜんとうぜんや)」と呼ばれる人間の行動を担う上でとても重要な役割を果たしている場所があり、この場所は「記憶をする」「感情をコントロールする」「物事を考えたり判断をしたりする」「集中する」などのさまざまな働きを司っています。

この前頭前野は脳の中でも成長するスピードが最も遅く、乳幼児期までとてもゆっくりだったものが、10代ごろから急激に発達するとされています。

それに対して、2歳前後の子どもは自我が芽生える時期でもあるため、自分でなんでもやりたいという気持ちを持つようになります。

自我の芽生えは子どもがきちんと成長をしている証拠ではありますが、一方で、小さな子どもは脳の前頭前野が未発達のため、我慢する気持ちをコントロールすることがうまくできません。
また、それに加えて話せる言葉も少ないため、自分の気持ちをしっかりと周囲に伝えることができず「イヤ!」という言葉や態度で気持ちを表していることがイヤイヤの原因であるとされています。

しかし、3歳頃になると話せる単語が少しずつ増え、言葉を使って自分の気持ちをうまく伝えられるようになるため、子どもの成長とともにイヤイヤが自然と治まるようになってきます。

そもそも、子どもはなぜイヤイヤをするのでしょうか。
子どもがイヤイヤをする時には、下記のような理由があります。

自分の判断で何でもやりたい

赤ちゃんの頃はママやパパの手を借りないと何もできない状態にありますが、子どもが少しずつ大きくなるにつれて自我が芽生え、自分で意思決定をしたり「自分のことは自分でしたい」というような感情を主張するようになります。
そのため「自分で選んだ服を自分で着たい」「自分が好きなおもちゃは他の人に渡したくない」などというような自己主張が表れてきます。

「お風呂に入りたくない」「歯磨きをしたくない」なども自己主張の表れのひとつであると言えるでしょう。

こうした子どもの意思決定の表れは、子どもが成長している証であり、子どもの成長にあたって重要な過程の一つであると言えます。

自分でしてみたけどできなくてイライラする

  • 服のボタンを自分で留めたい
  • 靴の紐を自分で結びたい
  • 生卵を自分で割ってみたい

ママやパパがしているのを見て自分でもできそうだと思い「自分でやる!」と言ったのはいいけど、いざやってみると自分の思うようにできずに子どもが癇癪を起こすことがあります。

自我の芽生えから、早く大人のようになんでもできるようになりたいという気持ちと、実際にやってみたけどできなかったという悔しい気持ちがぶつかり、その差が子どもの怒りや癇癪を引き起こす原因になったりします。

自分にもっと注目してほしい

子どもが大きくなってきたとは言え、2歳前後の子どもはまだまだ親に甘えたい、自分のことをかまってほしいという気持ちが強く前に出ます。
そのため、わざとワガママを言って気を引こうとしたり、できるはずのこともできないと言ってママやパパの注意を引きつけようとしたりします。

ワガママを言いながらも甘えてくる我が子の姿は、大人に近づきたいのに子どもらしい側面を見せたりして、そのギャップはとてもかわいいものです。

これらのイヤイヤの理由は、子どもの好奇心の発達であり、子どもがきちんと成長している証でもあることをママやパパが理解しておくと、ママやパパのイライラが少しは軽減されるかもしれませんね。

イヤイヤ期の子どもの対処法

イヤイヤ期の子どもは、こちらの言うことに「イヤ!」「ヤダ!」「ダメ!」などという言葉ばかり返したり、それが危ないことであったとしても好奇心から「やりたい!」と言って駄々をこねたりすることがあるでしょう。

そんな時、子どもとどう接して対処するとスムーズな対応ができるのでしょうか。
イヤイヤ期の子どもに見られる特徴から、その接し方を考えてみましょう。

子どもに選択肢を与えて、自分で選べるようにする

イヤイヤ期の子どもは、自分の判断で何でもやりたいという気持ちがあります。
そのため、親が一方的に与えたものを拒否してイヤイヤが発動したりします。

そのため、下記のような工夫で子どもに決定権を与えることで、子どものイヤイヤに対処できる場合があります。

  • ご飯を食べたくないと言う子には、ご飯の準備をする前に何が食べたいか事前に聞いて、そのメニューを用意する
  • 歯磨きをしたくない子には、数種類の味の歯磨き粉を用意して毎日自分が選んだ歯磨き粉で歯磨きができるようにする
  • お風呂に入りたくない子には、数種類の入浴剤などを用意して、今日はどの入浴剤のお風呂に入りたいか選んでもらう

このように子どもに決定権を与えることは、自分で選んだものが次に待ち受けているというワクワク感を抱かせ、イヤイヤの発動を抑える効果を発揮したりします。

時間に余裕を持って行動する

子どもがなんでも自分でやりたいという好奇心は、子どもの成長の証であり、できればその希望を叶えてあげたいものです。
仮にうまくできないことであったとしても、子どもの挑戦したいという気持ちを尊重してあげることは、子どもの自尊心を高める結果に繋がってきます。

そのため子どもが「服を自分で着たい」「靴を自分で履きたい」などと主張する場合には、充分にその時間が取れるようママやパパが余裕を持った行動をすることで子どもの希望が叶うようにになり、ママやパパにも気持ちの余裕ができるようになります。

子どもに先の予定を伝える

発語が少ない子どもでも、子どもは大人が思う以上に大人の話す内容を理解することができています。
そのため「公園から帰りたくない」「テレビをもっと観たい」などと言って自分がしていることをやめようとしない場合は「あと3回滑り台を滑ったら帰ろうね」「次のコマーシャルが始まったらテレビを消そうね」などと、あらかじめ子どもに予定を伝えることで、子どもにも終わりを迎える心の準備ができて、その区切りをつけることができるようになります。

子どもの好奇心にママやパパがサポートをする

子どもが自分でやりたいと言っても、物理的にどうしても難しかったり、危険なことを1人でさせたりするのは心配です。

例えば「洋服を自分で選びたい」という子であれば、子どもの洋服を引き出しの一番下に入れて、子どもが自分で選べるようにしてあげたり、「包丁で野菜を切ってママのお手伝いをしたい」という子であれば、子どもに「○○ちゃんのお手てがイタイイタイになったらママが悲しくなっちゃうから、包丁を一緒に持って野菜を切ってもいい?」などと子どもに了解を得てからサポートをしてあげると、子どもの好奇心を損なわずに対処することができるでしょう。

子どもの気持ちを理解して代弁してあげる

子どもは自分の伝えたいことをうまく言葉で表現できずに「イヤ!」「ヤダ!」「ダメ!」を繰り返したりします。

そのため、子どもの行動を観察して周りが「まだこのおもちゃで遊びたいんだね」「チャイルドシートに乗るのが嫌なんだね」などと、子どもがやりたいことや気持ちを代弁してあげると、子どもの不安を取り除くことができ「ママやパパがちゃんと自分のことをわかってくれている」という安心感を抱けるようになります。

どうしても子どもの希望を叶えてあげられない場合は、理由を説明する

「お菓子を買ってほしい」「おもちゃを買ってほしい」など、子どもの物欲から来るワガママを言われることも多いでしょう。
たまの機会であれば買ってあげられる場合があるかもしれませんが、毎回となるとママやパパも大変です。
なぜそれができないのか子どもが納得できるよう理由を説明して、子どもが理解できるようにしてあげましょう。

遊びを取り入れて子どもの気を引くようにする

子どもがイヤイヤをしていた場合でも、ママやパパの発想の転換でイヤイヤを遊びに換えたりすると、ママやパパの提案に興味を示して子どもがイヤイヤをやめる場合があります。

例えば、歯磨きをしたくない子には「どっちの歯がピカピカになるかママと競争しよう」などと言うと、子どもが歯をしっかりと磨きたいという気持ちになったり、ご飯を食べたくないという子には、スプーンでご飯をすくって「ビューン」と掛け声をかけながらご飯が空から舞い降りてくるような演出をしたりとすると、子どもの遊び心が溢れて、楽しんで取り組めるようになるので、遊びが大好きな子どもにはおすすめの対処法です。

時間を置いて子どもの様子を見る

お子さんのワガママの全てに逐一対応すると、ストレスが増大してママやパパの精神的な疲れが溜まってしまうこともあるでしょう。
ワガママを言いながら寝転んで足をバタバタさせたり、大声で泣きわめいたりしてる子どもの相手をするのは、大人であってもとても大変なものです。

お子さんのイヤイヤに収拾がつかないと判断するような場合は、お子さんが落ち着くまで様子を見て、落ち着いてから声を掛けるなどして対応するのも有効です。

お子さんのイヤイヤに対するこれらの対処法はほんの一例です。
これらの対処法をしたからといって、子どものイヤイヤが治まるということはないかもしれません。
お子さん自身もイヤイヤを途中でやめられずに、意地になってイヤイヤを続けている場合もあります。

上記に記したような対処法を組み合わせたり、その時の状況に応じて子どもの気持ちを汲み取ってお子さんと接することが大切になるでしょう。

スポンサーリンク

イヤイヤ期の子どもにしない方がいいことってなに?

イヤイヤ期のお子さんへの対処法として、お子さんのイヤイヤに拍車がかかったり、お子さんの気持ちを損ねてしまうような対処法もあるので、次にご紹介します。

頭ごなしに𠮟りつける

「ワガママばかり言ってちゃダメでしょ」「どうしてそんなことばかり言うの」などと、お子さんに威圧的な態度で叱っても、子どもはママやパパに恐怖心を抱くだけで、さらに大声で泣くなどして状況の改善には繋がることはありません。
また「どうしてそんなことをするのか」と理由を問い詰めても、子どもにはまだそれを頭で整理して言葉で表現する力が備わっていないため、理由を説明することもできません。

子どもの気持ちを大人が汲み取ってあげ「こういうことが嫌だったんだね」などと気持ちを代弁してあげることで、子どもの気持ちを落ち着かせてあげられるようになるでしょう。

どうせできないからと、なんでも親がやってしまう

お子さんが自分でやりたいと言ったことでも、ボタンをはめたり、靴の紐を縛ったりなど、本当は小さなお子さんがやるにはまだ難しいことがたくさんあります。
だからといって、子どもの好奇心を奪って親がなんでもやってしまっては、子どものやりたいという気持ちを傷つけ、せっかく持っていた意欲を失わせる結果に繋がってしまいます。

子どもが好奇心を持ってなんでも意欲的に取り組みたいという気持ちを育てることは、子どもが大きくなって勉強やスポーツに励む際にも大いに役立ちます。
将来の教育を考えた場合にも備え、どんなに時間がかかっても大丈夫なよう、親が物理的な時間だけでなく精神的にも余裕を持って対処してあげるようにしましょう。

子どもに嘘をついて黙らせる

子どもがワガママを言うからといって、本当はそれをしないにも関わらず「おもちゃを買ってあげるから」などと嘘をついてその場をおさめるようなことはしないようにしましょう。

子どもはママやパパの言ったことを覚えていて「おもちゃを買ってくれると言ったのに買ってくれなかった」という記憶から親への信頼を失い、ママやパパの言うことを聞かなくなったりします。また、子どもに嘘をつくことは「ママやパパも嘘をつくんだから自分も嘘をついてもいいんだ」という理解に繋がる恐れもあります。

子どものイヤイヤに疲れてしまったら

子どものイヤイヤに疲れを感じるようなことがあれば、下記のようなことを試してみましょう。

子どもから少し距離を置く

イヤイヤ期の子どもとずっと一緒にいて世話をしていると、疲れが溜まってしまったり、精神的なダメージを受けたりすることがあるかもしれません。
そんな時は、お子さんと少しだけ距離を置いたり、お子さんの安全を確保しながら別の部屋に移動するなどして、短い時間でもいいので気持ちを落ち着かせる時間を持つようにしましょう。

児童館など子どもが遊べる施設に出掛ける

ずっと子どもと一緒に家の中にいると気が滅入ってしまうようであれば、近くに児童館や商業施設内にある子どもの遊び場がないか探して出掛けてみましょう。
お子さんも他のお友達と遊ぶ時間が持て、遊びに夢中になることで気分転換になるでしょうし、ママやパパもリラックスする時間が持てるようになるでしょう。

専門家に相談する

児童相談所や保健センターなど、自治体が運営する施設には育児に関する専門家がママやパパの話を聞いて相談にのってくれます。
誰かほかの人に話を聞いてもらうだけでも気分転換に繋がったりするので、もし育児に関して「こんなときどうすればいいんだろう」というような悩みや不安があれば、専門家に話をしてみましょう。

子どもを健やかに育てていくためには、親であるママやパパも身体的、精神的に健康である必要があります。
ご自身の時間を確保することを意識し、ママやパパの健康も考えた生活が送れるといいですよね。

先輩ママ達のイヤイヤ期の体験談

ここまではイヤイヤ期の特徴や対処法などについて触れてきましたが、実際に他のママ達は、どんな風にお子さんのイヤイヤ期に対処しているのでしょうか。

ここからは、先輩ママ達のイヤイヤ期の体験談を紹介していきます。

イヤイヤ期の子どもに見られる特徴であげた例でも見られるように、イヤイヤ期の子どもは日常のいろいろな場面でイヤイヤを発動しています。

そんな中、お子さんのお風呂と歯磨きに苦労したママさん達のエピソードをご紹介します。

2女のママ・あーちゃんママさんの体験談

二人のお子さんのママであるあーちゃんママさんが、お子さんのイヤイヤ期で一番困ったのがお風呂と歯磨きだったそうです。
なぜなら、ご飯でイヤイヤをされても、お腹は空くので何かしらは口にするし、おでかけ中に帰りたくないとイヤイヤをされても、寒くなったり暗くなったり飽きたりしたら家に帰るけど、お風呂と歯磨きはやる気がないと全くしないし、しなければしないままで終わってしまうが、それだと衛生的な問題が出てきてしまい、対処に困るからだと語ってくれています。

あーちゃんママさんは「お風呂は楽しいところ」だとお子さんに思ってもらえるよう「お湯をかけると髪の毛の色が変わるおもちゃ」や「湯船に入れるおもちゃ付きのバスボム」などを用意して子どもがお風呂に入りたいと思うような気持ちを引き出したり、歯磨きは、鏡で口の中が見えるようにして歯を磨いてあげたりと、お子さんの興味を引くための工夫を凝らしてイヤイヤを乗り越えていました。

次に紹介するママさんも、お子さんのお風呂と歯磨きに苦労したエピソードを語ってくれていますが、先ほどのあーちゃんママさんさんとはちょっと違った工夫を取り入れているので、ご紹介します。

2男のママ・かすみママさんの体験談

かすみママさんはお子さんのお風呂タイムに苦労したママさんの1人です。
かすみママさんがお風呂タイムに取り入れた工夫は、決まった音などでお風呂に入るタイミングを習慣化できるルールを設けることでした。

  • 毎日同じテレビ番組を観ていたので、曲が終わったらお風呂に入る
  • 夕方になると流れてくる音楽やチャイムが聞こえたらお風呂に入る
  • 「時っ感タイマー」で視覚的に時間が分かるようにし、お風呂の時間をあらかじめ予告する

このようなルールを設けたことで、お子さんに、お風呂に入るタイミングを意識して伝えることができたそうです。

次に紹介するママさんは、お子さんの歯磨きに苦労したエピソードを語ってくれています。

1男1女のママ・のんママさんの体験談

のんママさんはイヤイヤ期のお子さんに、蹴られ、泣かれ、叩かれて、歯磨きの時間は長い間嫌な時間を過ごしたそうです。
のんママさんが歯磨きの時にした工夫は「ごほうびとして、キシリトール配合のタブレットを使用」したり、「親の歯を子どもに磨いてもらう」ようにしたりしたことでした。
このような工夫をしながらお子さんが機嫌よく歯磨きができたことで、歯医者さんで「歯がきれいです。頑張って磨いていますね」と褒めてもらい、のんママさんはお子さんとしてきた努力が報われたような気がしたと教えてくれています。

どんなに大変なことがあったとしても、その成果を第三者から認めてもらえるのは、親の立場からしたらとてもうれしい瞬間になりますよね。

次のママさんは、お子さんの朝ご飯の時間に発動するイヤイヤについて話をしてくれています。

2男1女のママ・なゆこママさんの体験談

なゆこママさんの次男さんは、朝ご飯の時にイヤイヤが発動するお子さんでした。
選り好みをして朝ご飯を食べたくないというお子さんに、毎回複数の朝ご飯を準備するのは大変なため、朝ご飯の時には通常の朝ご飯とシリアルなどの簡単に準備できる朝ご飯を用意して、どちらがいいかお子さんに選んでもらってから食べてもらう工夫をしたそうです。

なんでも自分の判断で決めたいイヤイヤ期だからこそ、お子さんに決定権を持ってもらうのは、お子さんの自尊心が尊重できてよいアイデアですよね。

次は、公園遊びからなかなか帰ろうしないイヤイヤ期のお子さんとのエピソードのご紹介です。

1男1女のママ・ひかママさんの体験談

ひかママさんのお嬢さんは公園遊びが大好き。
そのため、帰りの時間になってもなかなか帰ろうとせずに、周りのママさん達からも心配されるほどでした。
「帰ろう」と5分ごとに声を掛けても全く公園から帰ろうとしてくれないために、家に帰ると決めていた時間から1時間も延長して公園にいなくてはならなかった時のエピソードを話してくれています。

イヤイヤ期のお子さんへの対応には忍耐も必要ですね・・・。

まとめ

今回は、イヤイヤ期についての基本知識や対応方法、そして、イヤイヤ期を経験した先輩ママやパパ達の体験談やアドバイスなどをご紹介しました。

子どもが本能のままにワガママを言ったり、イヤイヤの態度をしてしまう原因は、「脳の成長が未熟であること」と「自我の芽生え」、そして「発語能力」が関係していることを説明しました。
これは年齢的にお子さん自身もそれをコントロールするのが難しく、お子さん自身どうしていいのか分からないという側面があるでしょう。
そのため、自分がワガママを言っているという自覚もなく、お子さんは本能のままにママやパパに感情をぶつけ、困らせてしまっているかと思います。

感情をコントロールする力が未熟なため、お子さんが自分自身でイヤイヤを制御することは難しいでしょうが、上記で紹介したような「子どもに選択肢や決定権を持たせる」「時間に余裕を持つ」など、ママやパパ達のちょっとした工夫でお子さんのイヤイヤに対処できることがあります。

お子さんはイヤイヤをしてママやパパを困らせているかもしれませんが、同時にママやパパの言葉を理解する力を持ち合わせています。
ここで紹介したさまざまな対処法や先輩ママ・パパ達からのアドバイスを参考に、お子さんのイヤイヤ期とうまく付き合い、いつかは終わるこのイヤイヤ期を乗り越えていきましょう。

この記事が気に入ったらシェア

Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア
スポンサーリンク
ページトップへレッドレンジャー