イヤイヤ期についての対処法・特徴や原因、乗り越え方を先輩ママがアドバイス|学習プリント.com

イヤイヤ期についての対処法・特徴や原因、乗り越え方を先輩ママがアドバイス

イヤイヤ期についての対処法・特徴や原因、乗り越え方を先輩ママがアドバイス
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子どもの成長は喜ばしいものですが、子どもが成長していくなかで親にとって大変な時期、それはイヤイヤ期じゃないでしょうか。
何をするのにも「イヤ!」と言われて、どうしたらいいのか悩んだり、いつまで続くのか・・と疲労困憊で、ついついイライラしてしまうことも。
また、イヤイヤする子供に対して、何でも子どもの言う通りにしていて良いのかな?などと対応の仕方に迷うこともありますよね。

そこで、イヤイヤ期の特徴や原因、どのような時にイヤイヤが起きやすいのか?などを見ていきたいと思います。
原因やイヤイヤの起こりやすいタイミングを把握しておくことで、イヤイヤの対策ができるようになります。
そして、イヤイヤ期に効果的な対処法や乗り越え方を、実際に経験してきたパパやママのアドバイスをもとに見ていきたいと思います。

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イヤイヤ期とは?特徴や原因を知ろう

イヤイヤ期とは?特徴や原因を知ろう

まずは、イヤイヤ期とはどのようなものか?特徴や原因について見ていきたいと思います。

イヤイヤ期とは

イヤイヤ期とは、2歳前後の子どもの自己主張が、何をするにも「イヤ!」と強くなり泣いたり、嫌がる時期のことです。
多くの子どもが2歳前後にイヤイヤ期になることが多く、この時期の子どもを「魔の2歳児」とも呼ぶことがあります。
この時期の子どもは、心に様々な欲求や感情が生まれます。つまり「自我」が芽生える時期です。

そしてその自我を抑制する働きをする脳の部分が未発達のため、我慢することができずイヤイヤと怒りの感情をそのまま表現して暴れてしまうのです。
このイヤイヤ期は、第1次反抗期とも言われています。

イヤイヤ期の特徴

イヤイヤ期の子どもは日常のあらゆることに、イヤイヤして、何でも自分でやりたがり、自分の思い通りにならないと泣き叫んだりします。
そこで、イヤイヤ期の時期や、具体的にどんなことにイヤイヤするのかを見てみましょう。

まず、イヤイヤ期はいつから始まるのでしょうか。

イヤイヤ期の時期

イヤイヤ期は、平均的に1歳半から2歳頃に始まると言われています。
もちろんこの時期は、子どもの成長によって個人差があります。

イヤイヤ期のピーク

イヤイヤ期のピークは、「魔の2歳児」と言われるように2歳ごろです。
この時期の子どもは、自分で歩いたり、ご飯を食べたりなど、できることが増えてきます。
その分、上手くいかないことや失敗することで、イライラすることが多くなっていくのです。

また、この時期はまだ言葉を上手く発することができず、自分の気持ちを伝えることができません。
そうしたイライラが上手くコントロールできず、イヤイヤ行動として表れます。

イヤイヤ期はいつまで続くのか?

平均して、3歳半頃から4歳頃までには落ち着きます。
しかし、開始時期と同じで終わる時期も個人差があります。
目安としては、子どもに語彙が増えてくると、自分の感情を言葉で伝えられるようになり、少しずつ治まってきます。

イヤイヤの原因

日常生活の中であらゆるところに、「イヤ」と主張する原因があります。
その原因は、大きく4つあります。

1、自分でなんでもやりたいという気持ちの芽生え

2歳になると、歩いたり、片付け、食事など色々なことが自分でできるようになります。
今までできなかったことが自分でできるようになることは、子どもには大きな喜びとなり、強い好奇心を満たす機会になります。
そのため、何でも自分でやりたがります。

しかし、日々限られた時間の中で色んな事をしないといけないパパやママにとっては、つい子どもに手を貸してしまうときもありますよね。
そうすると子どもは全部自分でやりたいと思っているので「イヤ!」が発動します。

2、イヤイヤして周りの大人の気を引きたい

自分で何でもやりたい一方で、まだまだママやパパに甘えたい時期でもあります。
甘えたい、かまってほしいという気持ちを、まだ自分の言葉でうまく表現できないため、わざと「イヤ!」といってパパやママを困らせて、自分に注意を引きつけようとします。

3、うまくいかないことに不満を感じる

2歳児は、色々なことに興味を持ち挑戦したいという気持ちでいっぱいです。

しかし、上手くできずに失敗することが多く、なかなか思い通りにいかないストレスから「イヤ!」と大泣きすることがあります。
そんな時に、パパやママが手伝おうとすると「自分でやる!」と更に大泣きしてしまい、パパやママはお手上げ状態になってしまいます。

4、眠い、疲れたという感情を上手く表現できない

子どもは、眠気や疲れを感じると不機嫌になります。

しかし、2歳児はまだ自分で疲れや眠気を自覚することがなく、それを言葉で表現することもできません。
身体が何かおかしいけど、どうしたらいいのか分からないというイライラから、パパやママに何か言われたことに対して「イヤ!」と反応をします。
イヤイヤと大暴れした後に、疲れてすぐに寝てしまう子も多いのではないでしょうか。

イヤイヤ期の子どもにどう接する?先輩ママのアドバイス

イヤイヤ期の子どもにどう接する?先輩ママのアドバイス

イヤイヤ期の子どもにどう接したら良いのか分からなくなるパパやママも多いのではないでしょうか。

そこで、先輩ママたちはどのように子どもに接して、子どもを落ち着かせることに成功しているのか見ていきたいと思います。

イヤイヤ期の接し方

子どもの気持ちに共感してあげる。

まずは、子どもは何を言いたいのか、伝えたいのかを理解してあげる。
「○○がやりたかったんだね。」「○○が嫌だったんだね」など、子どもの気持ちを代弁してあげると、子どもは“うんうん。”と頷きながら泣きやむことが多い。

さりげなくサポートする

イヤイヤ期に大切なことは、「子どものやりたい」という気持ちを受け止めることです。
イヤイヤになりそうな場面を想定して、少しだけ先回りをして、スムーズに子どもができるようにサポートしてあげるようにしましょう。

子どもに選ばせてあげる

洋服を着せる際などに、2種類を用意して、「どっちにする?」などと選択式にするとスムーズに行くことがあります。
子どもに選択権を与えることで、子どもも納得することができます。

落ち着くまで見守る

イヤイヤがひどい時は、ひたすら泣いているのを見守る。
子どもの気が済むまで泣かせると、子どもも疲れて泣きやんだり、気持ちが落ち着くまで待ってあげるというママも多いです。

NG行動

感情的に怒る

イライラしてつい感情的になってしまいがちですが、感情的に怒ると逆効果で子どもも興奮してヒートアップしてしまいます。

無理やり言う事をきかせる

無理やり抱っこして移動させようとすると、延々と泣き続けます。
無理やり何かをさせようとすると、子どもは納得していないので、更にイヤイヤが加速してしまいます。

交換条件を提示する

「お菓子買ってあげるから」などと条件を提示することはおススメしません。
交換条件を出すことは、結果的に子どもが「やりたいこと」を我慢させてしまうことになります。

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イヤイヤ期を乗り越えるための工夫と心得

イヤイヤ期を乗り越えるための工夫と心得

このイヤイヤ期は、パパやママにとっては精神的な負担も大きく大変な時期ですが、子どもにとっては心の成長や発達にとって大切な時期です。
このイヤイヤ期を経験することで、子どもは自立性を育んだり、自己主張の方法を身につけます。
とはいっても大変ですよね・・

そこで、子どものイヤイヤ期をなるべく笑顔で乗り越えるための工夫と心得をみていきましょう。

工夫と心得

時間に余裕をもって行動する

約束のギリギリの時間など、焦っている時に限って子どもはイヤイヤします。
パパやママの焦りが子どもに伝わってしまうのかもしれません。
時間に余裕があると、心にゆとりを持って対応することができます。

遊びに変える

なかなかおもちゃの片付けをしなかったり、公園から帰ろうとしない時に、「よ~い、どん!」と競争するようにママと一緒に遊びながらだと、スムーズに行くこともあります。

子どもの気持ちを切り替える

イヤイヤがヒートアップすると、子ども自身も何にイヤイヤしているのか分からなくなり収拾がつかなくなることがあります。
そんな時は、「あ!○○だ!」などと気をそらすような声かけをしてみましょう。
今まで固執していたことから気をそらすことで、気持ちが切り替わりやすくなります。

たくさん褒めてあげる

毎日イヤイヤ期で、イライラしていると、ついつい叱ってばかりになっていませんか?怒ってばかりだと、子どもも嫌な気持ちになったり、ママも疲れてしまったり嫌な気持ちになりますよね。
もっと褒めてあげられることを見つけて褒めてあげましょう。
たくさん褒めてあげることで、子どもの自尊心も育ち、ママの気持ちも安定することができます。

距離をとる

子どもの安全が確保された状態であれば、「イヤ!」と癇癪を起こしている子どもの側にいると、心身共に疲れて、パパやママのイライラもピークになってしまいます。
そんな時は、一定の距離をとることも時には大切になってきます。

自分だけで抱え込まない

イヤイヤ期になると、ついつい外に出てイヤイヤされたら・・などと一人で抱え込んだり、籠ってしまいがちです。
一人で抱え込んでしまうと、パパやママの気持ちが辛くなってしまいます。
夫婦でお互いの苦労を労ったり、周囲のパパやママに「イヤイヤ期」は大変だよね。
などと話すことで、自分だけじゃないという気持ちも軽くなります。

自分の時間を持つ

夫や両親に預けて、自分1人の時間を作って息抜きをしましょう。
ママやパパが笑顔で子育てができることが大事です。
自分がリフレッシュできる時間を確保しましょう。
そうすることで、また子育て頑張ろう!という気持ちになります。

まとめ

以上、イヤイヤ期の対処法や原因や乗り越えかたについてみてきました。
いかがだったでしょうか。
わが家も3女がイヤイヤ期の真最中です。
イヤイヤ期は、本当に大変でストレスも溜まって辛い時期ですよね。

しかし、このイヤイヤ期いつかは終わります。
そして、振り返ってみるとあっという間だったと感じることが多いです。
一人で頑張りすぎずに適度にリフレッシュしながら、乗り越えていきましょう。

この記事を書いた
サポーターママ

おーちゃんママのプロフィール写真 おーちゃんママ 3女のママ

3姉妹のママです。現在は、隙間時間を見つけてライターの仕事をしています。
第1子は、初めての育児で育児書通りのガチガチ育児を経験、第2子は、2歳差育児に奮闘して頑張りすぎ育児を経験、第3子は、完全ゆるゆる育児を実践中です。
私自身も、これまで多くの世のママさんたちの言葉を道しるべに育児をしてきました。
今度は、少しでも頑張っているママさんたちの力になれれば良いな。という思いで発信していきたいと思っています。

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