先輩ママの出産体験談とアドバイス!お産のはじまり(陣痛)・出産場所・方法・バースプラン等|学習プリント.com

先輩ママの出産体験談とアドバイス!お産のはじまり(陣痛)・出産場所・方法・バースプラン等

先輩ママの出産体験談とアドバイス!お産のはじまり(陣痛)・出産場所・方法・バースプラン等
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赤ちゃんが生まれる時=出産は、今までお腹の中で育ってきた赤ちゃんに会える喜びの瞬間でもありますが、初めての出産の場合、「陣痛って何?」「どれくらいの痛みなの?」「どんな風に始まるの?」と、分からないことや不安なことの方が多いのではないでしょうか。
私も初めて妊娠したときは、お産はお腹が痛くなる「陣痛」で始まるものだと思っていました。

しかし、お産の始まり方は人それぞれで、兄弟でも異なるので、初めての時はもちろん、2回目以降の出産でもどんな風に始まるかは、その時になってみないと誰にも分からないのです。
陣痛以外の始まり方は、おしるしで始まる、破水で始まるという場合があります。

新しい命に早く会いたい気持ちもあるけど、「出産ってちょっと怖いな」「自分に耐えられるかな」そんな複雑な心境の妊婦さんや将来出産したいと思っている方へ、少しでも参考になる情報をお届けできたらと思います。

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先輩ママの出産体験談 お産のはじまり

先輩ママの出産体験談 お産のはじまり

私は3回の出産経験がありますが、1回目は「破水」から始まりました。
産院の母親学級で「破水した場合は、すぐに産院に連絡してください」と言われていました。

でも、「破水って何?」「破水したかどうかって気づくの?」「外で破水したらどうしよう」と、予定が近づくと、いつお産が始まるか分からない不安を抱えて過ごしていました。

予定日が近づいたある日、夜寝ようと布団に入ったとき、「パチっ」と小さな音がしました。
何か鳴ったかな?と思った次の瞬間、尿ではない何かが流れてくるのを感じました。
「破水だ!」とすぐにわかりました。
トイレに行って、生理用のナプキンをあてて、産院に連絡をしました。
痛みがなかったからか、比較的冷静に行動ができ、電話でも状況を伝えて指示を仰ぐことができました。
夫の運転する車にて産院へ行きましたが、座っていると水が流れてくるのがわかったので、後部座席に横になって産院へ行きました。
産院に着いた後、「少しお腹が痛いかも」という程度の陣痛が起こりました。

これが私の1回目のお産のはじまりでした。
私の場合、夫が家にいる時だったので連れて行ってもらうことができましたが、一人の時だったら、自分でタクシーを呼ばなければいけないし、荷物を持ったりお支払いをしたりするのも自分でしなければいけなかったと思うと、ラッキーだったなと思います。

2回目と3回目の出産は、予定日を過ぎたために、陣痛を誘発する処置をして、陣痛促進剤の点滴をしながらのお産の始まりとなりました。
陣痛促進剤を使用すると決まってからは、陣痛に対して心の準備ができていましたが、妊娠36週から予定日までの約4週間は1回目と同じように、「いつ陣痛が来るか」「破水しないか」と、毎日ドキドキしながら過ごしていました。
このように、お産のはじまりの時期やはじまり方は予測できないので、あらゆる事態に備えておく必要があると思います。

先輩ママの出産体験談 出産場所・方法・バースプラン等

先輩ママの出産体験談 出産場所・方法・バースプラン等

1人目の出産

初めての出産のときの感想を一言で言うと「長かった」です。
夜11時頃自宅で破水して産院に向かいましたが、産院に着いてからもなかなか陣痛が来ませんでした。
翌朝の9時頃から陣痛促進剤の点滴を使用し、うまくいけば夕方には出産できるでしょうと言われました。
自分では、かなり痛みはきていると思っていましたが、助産師さんからすると、「まだだねぇ。なかなか降りてこないねぇ。」といった感じで、朝から夕方まで分娩室で過ごしましたが、結局出産には至らず、「また明日頑張ってみましょう」と言われました。
病室に戻り、夕食を終えてから、少しずつ強い痛みが来るようになりました。
痛みの波が来ている時は話すこともできないほどになり、「いよいよか!」といった感じで先生の診察があり、陣痛室に入りました。
それが夜9時頃だったと思います。
そこから陣痛がずっと続き、出産する明け方3時まで本当に長い闘いでした。

初めての場合、分娩時間は長いと聞いていましたが、本当に長かったです。
本陣痛が来てからも子宮口なかなか開かず、体勢を変えてみたり、足を温めるマッサージをしてもらったり、助産師さんもあらゆることを試してくれました。
最終的には助産師さんが上からお腹を押しながら、先生が吸引しながらの出産になりました。
私はとにかく痛みと闘っていたので周りは見えていませんでしたが、立ち会った夫の話によると、先生も助産師さんも必死だったようです。
長い長い時間をかけてようやく会えたわが子は、とても可愛かったです。
吸引されて頭の形が長くなっていたようですが、そんなこと目に入っていませんでした。
私が痛みと闘っていたのと同じように赤ちゃんも狭い産道を頑張って通ってきたんだと思うととても愛おしく、長い時間一緒に頑張ったと今も誇らしく思います。

2人目の出産

2人目の時は、予定日を過ぎていたため、入院して陣痛を誘発する処置を行い、陣痛促進剤の点滴をして、陣痛が来るのを待っていました。
1人目のことがあるから、陣痛が来てからも半日くらいは痛みと闘うんだろうなと思い、夫にも「まだまだと思うから、ゆっくり来ていいよ」と連絡していました。
しかし、点滴を始めてからみるみるうちに本陣痛が来て、あれよあれよという間に助産師さんたちの動きが慌ただしくなりました。
2回目だったので、だんだん出産の時が近づいてきたというのは分かりましたが、「ここからが長いんだよなぁ。
この痛みがいつまで続くんだろう。」とこれから始まるであろう長い闘いのことを考えていました。
すると、親戚に預かってもらうはずの長男と夫が分娩室に入ってきて、「大丈夫?」と聞かれ、まともな会話もできないまま出産が進んでいきました。
後から聞いた話では、出産の状況を聞くために産院に寄ってから長男を親戚の家に連れて行こうと思ったらしいのですが、「もうすぐ生まれますよ!」と言われ、そのまま分娩室に入ることになったそうです。

1人目の時に頑張った分、2人目の分娩時間は短いと聞いていましたが、本当にあっという間に感じました。
強い陣痛が来てからまだまだと思っていたのに、最初に聞こえた助産師さんの声は「もう頭が出たよ」という言葉でした。
「えっ?早っ!」と思った次の瞬間には生まれていたように思います。
このように、1人目と2人目では全く違う出産をしました。

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先輩ママから出産に向けてアドバイス

先輩ママから出産に向けてアドバイス

初産婦さんの場合、出産に対する知識がなかったり、なんとなくのイメージしかない方も多いと思います。
バースプランとは、

  • どんなお産をしたいのか
  • 出産中に望むこと、望まないこと
  • 立ち会い出産をどうするか
  • 医療措置について(陣痛促進剤の使用や会陰切開など)
  • どんな母親になりたいか
  • 入院中の生活について(母乳育児をしたい、母子同室がいい)

などを事前に記入し、ご主人や医師、助産師さんと共有しておくものです。

私は上記の他に「臍の緒は夫に切ってほしい」と書きました。
陣痛が来て出産が始まったら自分の希望を伝える余裕はないので、事前にバースプランを作成して、医師や助産師さんに気持ちを伝えておくことができてよかったと思います。
バースプランの通りに対応してもらえたので安心して出産することができました。
これから出産に臨む方は、バースプランを作成しておくことをおすすめします。

また、

  • 産院に行く手段
  • 連絡する人
  • 上の子の預け先

などを事前に決めておき、陣痛が来たり破水した時に慌てることなく行動できるようにしておく必要もあると思います。
また、出産時に必要な荷物と、出産後入院中に必要な荷物に分けて準備しておき、ひとまず出産時に必要な荷物だけは自分で持って行くようにしておきました。
入院中に必要なものは夫に分かるようにして、産院に持ってきてもらうように伝えていました。
初めての場合は特に、事前の準備は念には念を入れておいて良いと思います。

まとめ

出産は、新しい命と出会う幸せな瞬間です。
しかし、初めての場合は特に不安も大きいと思います。
産院の母親学級や周りの方に出産準備品や経験談を聞き、物の準備と心の準備をしておくことが重要だと思います。
自然分娩や帝王切開など出産の方法はさまざまですが、「どんな方法で出産をしても、お母さんと赤ちゃんが元気であれば安産だよ」と言ってくれた人がいました。
望むような方法での出産ではなかったとしても、無事に出産を終えられることが一番大切だと思います。

さいごに、初めての出産は「痛い、怖い」と思いがちですが、かわいいわが子に会い、育てていくうちに出産の痛みや怖さは忘れ、また赤ちゃんがほしいなぁと思うようになるのです。
だから、出産はだれでも乗り越えることができるものだと思います。

マイナスのイメージではなく、新しい命に会える幸せなことだとイメージして、心穏やかに出産のはじまりを迎えられるといいなぁと思います。

この記事を書いた
サポーターママ

さくらママのプロフィール写真 さくらママ 1男2女のママ

繊細で慎重な長男、好奇心旺盛でパパ大好き長女、甘えん坊なマイペース次女の3人の子育て中です。
子どもたちの今を大切にしたい!と思いつつも、家事や育児に追われてガミガミ母さんになっては反省する毎日です。
子どものためにと頑張るよりも、頑張りすぎずに笑顔で過ごすことの方が家族にとって幸せなのかもとようやく気づきました。
今は、忙しくても子どもたちの話に耳を傾けることを目標に、子どもたちと一緒に成長していきたいと願っています。
失敗や成功も含めて、これまでの育児経験をお伝えすることで、どなたかのお役に立つことができたら幸いです。

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