イヤイヤ期のお風呂と歯磨き!先輩ママはどう乗り越えた?工夫やアイデア・エピソード
1〜2歳頃にやってくるイヤイヤ期は、親も試練の時です。
自我が芽生え、自分でやりたいことを訴えてくるようになると、親の言うことに対して「イヤ!」と拒否し反抗します。
何を言ってもダメな時が多く、親は我慢我慢の連続です。
我が家がそんなイヤイヤ期で一番困ったのが、お風呂と歯磨きです。
なぜなら、お風呂や歯磨きは『しなくてはならないもの』だからです。
ご飯でイヤイヤされても、お腹は空くので何かしら口にします。
おでかけ中に帰りたくないとイヤイヤされても、寒くなったり暗くなったり飽きたりしたら家に帰ります。
でも、お風呂と歯磨きはやる気がないと全くしないし、しないと困るものだからです。
そこで今回は、そんなイヤイヤ期のお風呂、歯磨きに関する私のエピソードと乗り越えたアイデアをご紹介します。
色々試しましたが、効果があったものをメインに書いていきます。
イヤイヤ期のお風呂
イヤイヤ期のお風呂は、とにかく『お風呂は楽しいところだ』と思わせるのがポイントです。
我が家の長女は水が怖かったようで、なかなか入ろうとしてくれませんでした。
『お風呂=水』と思わせないように、お風呂でしか楽しめない遊びで気を引いていました。
実際に私が試して、効果があったものをご紹介します。
お湯をかけると色が変わるおもちゃ
イヤイヤ期の長女が一番気を引いたのは、お湯をかけると色が変わるおもちゃでした。
特に我が家は、ばぁばからもらったお人形でした。
クリスマスの時にもらったプレゼントなのですが、人形の髪の毛がお湯をかけると色が変わるという商品です。
元々長女はぬいぐるみや人形が好きで、よくおままごとをして遊んでいました。
私も人形を動かして、人形の声を担当したりして一緒に遊んでいました。
その延長で、お風呂の時間の時に「大変!お風呂の時間だわ!長女ちゃん、一緒にいきましょう!」と誘うと、すんなりお風呂に行くようになりました。
今までの苦労はなんだったのか…と少し拍子抜けするぐらい効果的面でした。
多分ですが、人形の声をつけたのがよかったのだと思います。
私は人形になりきって、長女と会話するようにしていました。
長女もお話しできるのが楽しかったのか、自分から話しかけていました。
お風呂の中でも人形とお話ししながら身体を洗ったりしていました。
また、お世話ができるのもポイントだったようです。
それまでは『嫌いな水をかけられて、体を勝手に洗われて、嫌いな水に入れられる』のがお風呂でした。
しかし、人形と入ることで人形の頭や体を洗ってあげたり、湯船でもお話ししながら遊んだりできるので、楽しかったみたいです。
我が家は人形を主に使いましたが、人形以外にもお湯をかけると色の変わる指輪やネックレスを持っていました。
こちらも効果がありました。
湯船に入るのをイヤイヤされた時に私がおもちゃの色を変えてみせると、長女もやりたくなって湯船に入ってくれました。
お湯をかけると色が変わるおもちゃ、試してみる価値はあるかと思います。
おもちゃ付きバスボム
子供が大好きな、おもちゃ付きのバスボムも効果がありました。
長女は基本、上記で書いた人形で気を引いていましたが、たまに人形とケンカをしたり「今日は人形と入らない」とイヤイヤが発動する時がありました。
そんな時に「今日はどれにする?」と話してお風呂へ向かうと、高確率でイヤイヤせずにお風呂に入ってくれました。
おもちゃ付きのバスボムは、3つのお楽しみポイントがあります。
- 湯船に入れた時のシュワシュワする見た目
- お風呂が何色に変わるのかなというワクワク感
- 何のおもちゃが出てくるのかというドキドキ感です。
一度やると「またやりたい!」となる子は多いです。
なので、イヤイヤ期の子をお風呂に誘うアイテムとしては優秀かと思います。
ただ、毎日やっているとお金がかかります。
我が家も最初はイヤイヤがなくなるなら…と思っていましたが、さすがに毎日はできませんでした。
そこで思いついたのが氷です。
100円ショップなどで売られている丸い製氷器におもちゃと水を入れて凍らせたものを作りました。
湯船に色はつかないけれど、氷が溶けていく面白さ、中から何のおもちゃが出てくるかのドキドキ感は味わえるかなと思ったからです。
案の定長女にヒットし、それからは週末はバスボム、平日は氷を使っていました。
ちょっとした工夫ですが、節約にもなるしプールなどでも使えるのでおすすめです。
イヤイヤ期の歯磨き
イヤイヤ期の歯磨きは、とにかく遊びを交えつつ行うのがベストだと思います。
イヤイヤ期で我が家が一番苦戦したのが歯磨きです。
歯磨きは、どんなに嫌がってもやらないと虫歯になってしまうリスクが増えるので、イヤイヤされると一番大変だと思います。
我が家は無理矢理やろうとした時期もありましたが、やはりうまくいきませんでした。
泣いて暴れるし、怪我しそうで危ないし、何より全く磨けませんでした。
当時は歯磨きをさせること自体が苦痛でした。
そんな我が家がイヤイヤ期の歯磨きを乗り越えた方法をご紹介します。
テレビの真似をする
我が家の長女は、某教育番組が大好きでした。
その教育番組の中で、歯磨きコーナーがあり、その真似っこをしたら嫌がらずに歯磨きをしてくれたことがあります。
テレビの真似をすることで、自分もテレビの中に入ったつもりになっていたのかもしれません。
最後に「できたらはい、ポーズ!」と言ってポーズをさせるのですが、毎回工夫を凝らして可愛らしいポーズをしてくれました。
肝心の歯磨きも、ちゃんと歌に合わせてシャカシャカ磨け、仕上げ磨きも嫌がることなくゴロンと寝転んでやらせてくれました。
いつも見ているテレビ番組で、歯磨きコーナーがあれば是非真似してみてください。見慣れているものを真似っこすることは、子供にとって楽しいことなのかもしれません。
鏡で口の中を見せる
この方法は、長女がやっていた通信教育の教材にあったものですが、効果ありました。
歯磨きをする時に、長女に鏡を持たせ、鏡で口の中を見せながら歯磨きをする方法です。
鏡越しに口の中を見るのが楽しかったのか、楽しそうに鏡を持ってくれました。
歯磨きをする時も、歯ブラシが見えたり見えなくなったりするのがおもしろかったようです。
我が家では鏡にプラスして、歌を歌いながら歯磨きをしていました。
歌はよくある童謡なのですが、『その歌を歌い終わったら歯磨きもおしまい』としていました。
あまり長くやっても嫌がられてしまうので、歌の間だけ歯磨きするというのも、結構効果はあったと思います。
鏡は子供が持てるぐらいの小さいものを用意してあげると、持ちやすくていいと思います。
ご褒美シールを貼る
歯磨きを頑張れたらシールを貼れるというのも、長女には効果がありました。
最初は市販のご褒美シールを使っていましたが、長女が喜ぶ柄ではなかったので、長女が好きそうなシールに変えたら効果が出てきました。
ご褒美シールのいい点は、成果が見て分かる点です。
「今日はちゃんと3回できたね!」「もうこんなに貼れたよ!すごーい!」と褒めてあげると、喜んでくれました。
褒めて喜ぶと、次も頑張ろうと思うようで、少しイヤイヤしながらも歯磨きを頑張ってくれました。
もしご褒美シールをやるなら、是非子供の好きそうなシールで試してみてください。
その方が、子供のやる気が出てくると思います。
まとめ
今回はイヤイヤ期のお風呂や歯磨きにまつわるお話を書かせていただきました。
子供がイヤイヤする理由は多種多様ですので、全ての子が我が家と同じやり方で収まるわけではありません。
一つのアイデアとしてご参考いただければと思います。
イヤイヤ期は親にとっても大変な時期です。
親がイライラすると全てうまくいかなくなりますので、なるべくイライラしないように心がけてみてください。
この記事を書いた
サポーターママ
みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修