保育園っていつから探す?保活の始め方と保育園選びのコツや種類など|学習プリント.com

学習プリント.com公式アプリバナー
学習プリント.com公式アプリバナー

保育園っていつから探す?保活の始め方と保育園選びのコツや種類など

保育園っていつから探す?保活の始め方と保育園選びのコツや種類など
更新日:  | 公開日:
Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

保活を検討するときはどんなタイミングでしょうか?
妊娠中や、出産を迎える時期、または、育休の期間中だったり、周りで働き始める人が多くなるタイミングだったりしますね。

いつから保育園を探したら間に合うのかや、保育園を利用したくてもタイミングを逃して保育園に入れなかったらどうしようなど、特に職場の復帰に影響する働くママは心配になりますよね。
でも、大丈夫です。
ここでは、保育園を探し始めるベストなタイミングや、入園に向けた保活の始め方などを分かりやすく説明していきたいと思います。

また、実際にどんな保育園を選んだらよいか、保育園を選ぶときの大事なポイントについて、保育園の種類などもまとめていきます。
保育園で働いている保育士からみた、保育園選びの気をつけるところや見るところなど、皆さんの参考になるお話をしていきます。

スポンサーリンク

保育園っていつから探すのがいいの?

保育園っていつから探すのがいいの?

保育園を探し始める時期は、保育園の申請書類を自治体に提出が可能な時期より、2ヶ月ほど前から準備するといいでしょう。
お子さんの生まれた月などでも異なる場合があるため、早めのスケジュールを組むことが大切です。

書類を申請する手続きの時期ですが、2パターンあります。

1つは4月入園の場合

4月入園の選考は、基本的には前年度の10月ごろから受付が始まり(それぞれの各自治体ごとによって12月から1月ごろのところもあります)、だいたい2月ごろに受け入れが可能かどうか結果の通知が届きます。
そして、3月には健康診断や入園準備をするようになります。

そのため、事前に8月ぐらいから保育園探しを行い、9月以降には情報収集できるように開始すると良いでしょう。
保育園の探し始めから入園にたどりつくまでには長い期間が必要なため、いくつかの候補の保育園を見つけ、予定をしっかりと立て、なるべくたくさんの情報を集めることが大切です。

2つめは4月入園以外の場合

保育園の入園者の数が定員に達していない場合は、その都度、保育園の募集をかけています。
その場合は、書類を提出した時の当月もしくは来月から入園ということもあるでしょう。

保育園の入園は、予定の通りにはいかない場合もあります。職場復帰などの時期を考慮しながら保育園を探し始めて、希望の園に空きがあれば早めに申込に行くようにしましょう。

保活の始め方・点数について

保活の始め方

保育園を探すときに、産休中でない場合は、仕事から探したらいいのか、保育園から探したらいいか迷うこともあるかと思います。

中には産後に仕事探しをすると『預け先を決めてから応募してください。』と、職場の条件に合わずに落とされた、仕事を探す前に保育園に申し込みをしたが点数が少なくて、保育園に落ちてしまい働けなかったなど八方ふさがりになることもあります。
また、保育園に預けることができない場合は、育休を延長せざるを得なくなり、仕事復帰が難しくなる方もいるかもしれません。

保活で一番大事になってくる点が、今、自分の点数がなん点なのかを知ることです。

点数を知るには保育園を探している地域の、保育施設利用案内の冊子をもらいましょう。
自治体のHPでダウンロードすることもできます。
冊子の中の基準指数というところをみて、そこでまず自分の点数がなん点なのか確認を行うようにします。

ここで自分の点数を知った後、あまりに低い点数でショックを受ける人もいるかもしれませんが、大丈夫です。

私は、保活激戦区で点数が一番低い点数でしたが、自分の希望した預けたい園に預けることができました!
ご家庭の事情によってさまざまなケースがあるかと思いますが、私のような例もありますので、いくつかポイントを押さえれば、点数が低くても希望の園に入ることが可能です。

次に自治体のHPの保育施設別指数一覧をみてみましょう。
保育施設別指数一覧には、保育園に入れた一番下の点数がかかれています。
例えば、自分の点数が21点だとします、申し込む園の最低点数が40点だった場合は、この園に入園することが無謀だということが分かるでしょう。
ここでは自分の点数と同点、近い点数もしくは自分の点数より低い園をピックアップして保活を進めましょう。

合わせて無認可保育園も含めて、保育施設の空き状況を確認しておきましょう。
預けたい園にもし空きがあれば、すぐに申し込みをした方がいいでしょう。
ただ常に空きがある園は、なにかよくない理由があるかもしれません。
その空きが一時的なのか、常になのかも時々見てみるといいかと思います。

指数が足りずに保育園に預けられない場合は、指数が必要のない保育園に預けながら、待機の点数をためましょう。

また、待機児童対策をしている自治体がほとんどですので、まずは役所の保育課に受け入れが可能か相談してみましょう。
そうすることで、必ずしも預ける場所がないから働けないということがなくなります。
保育園に預けてから3ヶ月間は、仕事が見つからなくても預けることができます。
入所から3ヶ月以内に仕事を探しましょう。

スポンサーリンク

保育園選びのコツや種類について

保育園選びのコツや種類について

保育園の選び方のコツですが、保育園によって保育の内容や方針、特徴などがさまざまなため、まず初めにどんな保育園に預けたいかを考えて保育園を定めていきましょう。

<コツ1:場所>

1つは場所です。
職場に近い場所にするのか、住まいに近い場所にするか、また家と職場の間にあるかなどです。
保育園の場所が近くても家と職場の反対方向にあると、送り迎えで時間がかかってしまいます。
保育園の送り迎えは毎日のことです。
週初めは荷物がとても多いですし、朝は時間がなく大忙しです。
帰りは仕事で疲れていて、その中で毎日の送り迎えをするのは大変なので、無理をせず、保護者の負担になるような家や職場から遠すぎる園はやめておくのが無難です。

<コツ2:どんな園に通わしたいか>

次にどんな園に子どもを通わしたいかです。
園庭がある園がいい、ホール(室内あそび場)がある園がいい、保育園内で給食を作っている園がいい、子どもに持病があるので、常勤の看護師がいる園がいいなど、書き出してみましょう。
預けたいイメージが湧かない方もいるかと思いますので、保育士としての目線も書いていきたいと思います。
園庭に関しては、あるに越したことはないですが、もし園庭がない場合は室内に広いホール(遊戯室)があるかを確認しましょう。
もし、園庭も広いホールもない場合ですが、預ける年齢が0歳から1歳などまだ、走り回る年齢でなければあまり重要と考える必要はないかと思います。

<コツ3:給食>

次に保育園内で給食を作っているかどうかですが、保育園の中で作っていると、アレルギー児や離乳食の時期の発達に合わせて個別に対応することができます、また作りたてのごはんを食べることができる、作る場所が生活の中にあるので食育になる、など利点がたくさんあります。

<コツ4:園の雰囲気>

最後に保育園選びでとても大事になってくるところが園の雰囲気です。
保育園を日中に外から見て感じる雰囲気や、お散歩に出ているときに園児と保育士の雰囲気、そして見学の予約をして、実際に見て感じる雰囲気がとても大事になってきます。

不明な点があれば、見学の際に質問も可能です。
保育の途中で保育士は怒鳴っていないか、クラスできつく園児に接してないか、保育士はしっかり園児を見ているか、保育士同士は和やかな雰囲気か、保育士の顔はピリピリしていないか、疲れきっていないかをよく見る必要があります。
実際に見学に行った際は、園の部屋の配置に安全性の問題はないか、死角がないかなども見ると安心です。

保育園の種類について

次に保育園の種類について書いていきます。保育園の種類は大きく分けて3つあります。

  • 保育園(認可施設)
  • 保育園(無認可の施設)
  • 子ども園

この3つの違いは、指数が必要かどうか、申し込みが自治体か施設か、保育料の違いです。

保育園(認可施設)は、国の安全基準を満たしている施設です。
保育を必要としているかの指数を必要とし、申し込み先は自治体です。
保育料は、自治体の補助もしくは世帯収入によって変わります。
ほとんどの方が認可保育園を目指して保活しているかと思います。

保育園(無認可の施設)は、ベビーホテルや24時間の保育サービスを提供する施設、企業が従業員のために設置している保育所などになります。
指数は必要ないので、自治体の認定を待たず、預ける必要がでた時などに預けることができるのが利点です。

申し込みは施設に直接申し込みとなり、保育料も施設によって異なります。
また自治体によって独自に設けられた施設も、保育園(無認可の施設)に含まれます。
家庭福祉員やグループ保育室、待機児童対策の一環として設けている施設がこれにあたります。

保育園ではありませんが、子ども園というのもあります。
幼稚園と保育園が合わさった園です。
幼稚園が元となり、そこに保育園の形を取り入れているところがほとんどです。
申し込みは自治体と施設、両方に申し込みをします。
指数が必要になってきます。
生後6ヶ月から預け入れが可能な保育園や、東京都など一部の自治体にある認証保育園など、保育園の種類や預けるときの料金は自治体によっても異なりますので、いくつかの選択肢を持って自治体のHPで確認するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
保活や保育園選びというと難しく感じますが、要点をおさえて活動していくと、簡単に保活をすることができます。

まず、自治体のHPや保育園の案内から自分の指数を知ること。
そして、預ける保育園の最低指数を知ることです。
そうすることで、申し込みをする前に、どの保育園に入れるかどうかが分かります。

それが分かれば、次に預けたい園をピックアップしていき、見学をしたりして雰囲気を確認しましよう。
そして、申し込みをすれば完了です。
保育園は通う子どもだけでなく、親にとっても大事な場所になります。
どんな保育園生活にしたいか、想像しながら保活や保育園選びをすると素敵な園に出会えると思いますよ。

この記事を書いた
サポーターママ

ふーちゃんママのプロフィール写真 ふーちゃんママ 1女1男のママ

保育士として保育園で働きながら、Webライターとしても活動しています。
家庭では女の子と男の子のママです。
子どもについて深く学び、何百人もの子どもと接してきたプロだからこそ分かる子どもの発達や、子どもの不思議など、ママ・パパが知りたい疑問にお答えしていきます。
実際に子育てをして失敗したこと、上手くいかなかったことを生かして、押さえるポイントと手を抜くポイントなど、理想よりも現実の子育ての力になれるような発信をしていきます。

この記事が気に入ったらシェア

Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

歯科医師
監修

ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
スポンサーリンク
ページトップへレッドレンジャー