3歳児健診って何をする?3歳児健診の内容や自宅での事前準備と方法|学習プリント.com

スポンサー広告代替アプリバナー
スポンサー広告株式会社ノーススター

3歳児健診って何をする?3歳児健診の内容や自宅での事前準備と方法

3歳児健診って何をする?3歳児健診の内容や自宅での事前準備と方法
 | 公開日:
Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

「赤ちゃん」を卒業し、コミュニケーションがとりやすくなる3歳頃。
お誕生日月によっては、幼稚園や保育園など既に集団生活が始まり、ぐんと成長したと感じる子も少なくないでしょう。
そんな成長著しい時期に行われるのが3歳児健診です。
これまで、1か月健診や地域によっては3~4か月健診、1歳健診など、何度か健診を経験してきたものの、3歳児健診とはどのようなことをするのでしょうか。
できることも増えてきた分、何か準備しておいた方がいいのでしょうか。

今回は、3歳児健診の内容や事前準備についてご紹介します。
細かい健診の内容や実施様式等は地方自治体によって異なりますが、参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

3歳児健診の時期と内容

3歳児健診の時期と内容

3歳児健診の実施時期

3歳児健診とは自治体が行っているもので、お子さんが該当する月齢に達する少し前に、自治体から健診日が記載された通知が送られてきます。

筆者の住んでいる地域では、3歳児健診というものの、対象時期が3歳6か月~3歳8か月となっていたため、3歳6か月に達する1か月程前に通知が送られてきました。
これは地域により異なりますので、お住まいの地域の対象時期を確認してくださいね。

自治体による健診のため、平日の日中に区役所の一室などを使用しての集団健診になります。
そのため、パパ・ママは場合よってはお仕事の調整が必要です。
また、お子さんの誕生月によっては、幼稚園・保育園に入園した後に3歳児健診を迎える場合があります。時間によっては、幼稚園・保育園を早退する必要がでてくるため、日時が決まって早退が必要な場合は早めに園に連絡しておきましょう。

3歳児健診は、身長・体重の測定だけでなく、コミュニケーションが取れるかとなどの心の成長もわかる健診です。
集団健診のため、同月例の子とのかかわり方や、大人数の中での自身のお子さんのふるまいなど普段の生活では分かりにくいことも発見できる良い機会です。

赤ちゃんの頃から保育園に通っていたり、子育て支援センターなどでこまめに身体測定をしている方も、ぜひ参加するようにしましょう。

3歳児健診の内容

自治体によって検査の仕方は異なりますが、筆者が住んでいる地域では主に下記のような内容で3歳児健診が実施されました。
おそらく、内容自体はさほど大きな地域差はないかと思いますので、ぜひ参考にしてください。

  • 身長、体重などの体の測定
  • 食事状況(アレルギーや好き嫌いの有無)
  • トイレトレーニングの状況
  • 歯科健診(口の中全体のチェック)
  • 運動機能のチェック(片足立ちやけんけんができるか等)
  • 言葉の発達チェック(自分の名前や年齢が言えるか)
  • その他相談

筆者の住む地域では、からだや歯の健診などすべての健診が終わった際に、保健師さんと相談する時間がありました。
保健師さんはそれまでに終えた健診結果を見ながら、しっかり時間を取って説明や、こちらの不安・心配ごとに対して相談にのってくれました。

当時、小規模保育園からマンモス幼稚園にうつった筆者の子は、園の行き帰りはもちろん、外出中も抱っこばかりであまり歩きたがりませんでした。
幼稚園にいる間はそのような様子はなく、足を痛がったり、からだを動かしたりすることが苦手といったこともなかったため、そのことについて相談したところ「抱っこ、いいじゃないですか~!幼稚園で頑張ってるんだと思いますよ。おうちでしか言わないということは、おうちが安心できる場所ということです。小学生になっても抱っこと言ってくれる子はいませんからね。どんどん抱っこしてあげてください!あ、でも腰痛めるまで無理はしないでね」と言っていただき、すごく気持ちが救われたことを今でも覚えています。

3歳児健診は集団のため人数も多く、「たくさん人が待っているのにこんなこと相談するのは申し訳ない」という気持ちもあるかもしれませんが、誰かに聞いてもらうだけでパパ・ママの気持ちが明るくなったり、その後の子育てにプラスに働いたりする可能性もあります。
相談の時間が設けられている場合は遠慮せず気になっていることを聞いてみましょう。

3歳児健診の前の自宅での事前準備と方法

3歳児健診の前の自宅での事前準備と方法

幼稚園のお受験と異なり、さほど気合いを入れて準備しておくものはありません。
ただ、自治体から送られてきた受診票や問診票はあらかじめ確認し、事前に記入しておくべきところは書いておきましょう。
母子手帳や替えのおむつ、着替えも前日までに用意しておくと当日慌てずに済みます。
また、集団健診の場合、人数が多く、お子さんが圧倒されてしまう可能性があります。
普段使っていてお気に入りのおもちゃも持っておくと安心です。
水分補給用の水筒も忘れずに持っていきましょう。

持ち物の準備以外では、問診票を参考に自分の名前や年齢などが言えるようにしておくと、なお良いかもしれません。しかし、普段はできていても当日緊張してしまい、うまく言えない可能性もあります。
問診票に書かれている項目はあくまで目安であり、それができていなかったり、普段できているのに当日言えなかったからダメというわけではありません。

それよりも、「普段通りで大丈夫だよ~」とお子さんが当日リラックスできる声かけや雰囲気作りをおすすめします。

スポンサーリンク

こんな場合は3歳児健診で相談しましょう

こんな場合は3歳児健診で相談しましょう

3歳時点だとまだまだ心身ともに発達中な部分も多く、その後問題なく成長し、後から振り返ってみると気にする必要なかったということも多々あります。
ですが、3歳児健診では保健師さんがいる場合が多く、何か気になることがある場合は相談する絶好の機会です。

下記の項目で気になる点がある場合は一度相談してみましょう。

身長、体重が成長曲線の平均値と大きくかけ離れている

子どもによって、成長スピードが早い子とゆっくりな子がいます。
身長に関しては両親の遺伝もありますし、体質的にたくさん食べているわりに体重が増えない、少食などさまざまです。
この時期は様子見で問題ないことが多々ありますが、あまりにも成長スピードが遅いなど、気になる場合は相談しましょう。

目や耳などの動きに気になる点がある

「目を細める動きをする」「何度か声をかけないと反応がない時がある」など、目や耳などに気になる点がある場合も一度相談してみましょう。
早めに発見することで早くに治療を開始でき、その後改善したり、日常生活に支障をきたすほどではなかったりもします。
あらかじめ、かかりつけの病院(小児科以外の眼科や耳鼻科など)を検討しておくと、いざ通院が必要となった場合もスムーズに開始できます。

言葉の遅れ、コミュニケーション能力の問題

3歳前後は言葉の発達にも個人差があり、3歳児健診時点では会話もおぼつかなかった子が数か月後にはスムーズにコミュニケーション取れるようになっていたという場合もあります。
ですが、ひとつの目安として、「名前が言えない」「単語ばかりで文章で話せない」「他の子と遊ぼうとしない」などが思い当たる場合は一度相談してみましょう。
3歳児健診で相談することで、療育や発達を支援する教室などの紹介を受けられる場合があります。
個人の力だけではなかなか得られないような情報も得られますので、一度相談してみましょう。

まとめ

3歳児健診の内容や自宅での事前準備について、いかがでしたか。

3歳児健診の流れや開催方法などについては、自治体によってさまざまですが、目的やどういった点を見られているかについてはおおむね同じです。

母子手帳にも記載欄がありますが、発達面や身長・体重の数値についてはあくまで目安です。この目安通りでないからといって落ち込むことはありません。
しかし、せっかく参加する3歳児健診。些細なことでも「あれ?」「気にしすぎなだけかもしれないけど気になる」といった点は保健師さん等に質問してみましょう。
家族や園の先生以外の方と話す良い機会、ぜひ有効活用してくださいね。

この記事を書いた
サポーターママ

ゆうりママのプロフィール写真 ゆうりママ 1女のママ

すみっこぐらしが大好きなおてんば女の子のママです。
育児とパートのすきま時間に、久しぶりのライター業を楽しんでいます。
趣味はランニングですが、最近はなかなかできていない現状...からだを動かすことも好きですが、食べることも大好きです。
コストコ、KALDIなどの輸入食品には目がありません。
「家族が楽しく過ごせるのが1番」をモットーに、程よく手抜きしながら日々家事・育児を楽しんでいます。
これまでの私の経験が少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらシェア

Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

歯科医師
監修

ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
スポンサーリンク
ページトップへレッドレンジャー