子育て中のママの働き方|育児と両立する方法と注意点|学習プリント.com

子育て中のママの働き方|育児と両立する方法と注意点

子育て中のママの働き方|育児と両立する方法と注意点
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子育ての仕方はさまざまで、働きたくても働けない人や働きたくないのに働かないといけない人などがいると思います。
私も子育てをしながら働くことの大変さを日々痛感しています。
「育児」って何歳まで続くのか、ふと気になって調べてみると2021年神戸新聞のリサーチで2歳から22歳の子供を持つ親は「5歳から7歳くらいで親が精神的に落ち着いた」や「10歳ごろから自分の時間が増え始めた」という方が多いそうです。
13歳ごろからはほとんど手がかからなくなるそうです。

現在、我が家も年長と年少の子供がいますが、年長になった娘に関しては一人でできることが増え、仕事の時間も確保できるようになりました。
一方、年少になった息子はできることもあれば機嫌や体調によってマチマチで、帰宅後はべったりさんで何も手が付けられません。
「果たして今後、私は仕事を続けていけるのか」と、不安に感じる時もあります。

今回は、子育て中のママがどのような一日を送っているかを紹介していきながら、私自身も今後の働き方について改善できればと思います。

参考資料: https://www.kobe-np.co.jp/

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子育て中のママが働くメリットとデメリット

子育て中のママが働くメリットとデメリット

働くメリットは?

キャリアを続けられることは、家族の収入が増えることです。
特にママが自由に使えるお金ができることは、とても大事なポイントです。
また、社会とのつながりも持てます。
育児だけではなく、仕事をしているという自信にもつながり、子育てからひと時でも解放されることも精神や身体的にも良いそうです。

デメリットは?

最近はフレックスもありますが、働く時間が定められていることで、下記のようなデメリットが出てくる恐れがあります。

  • 常に時間に追われ余裕がなくなり、イライラしてしまう
  • 子供ののんびりさやわがままを受けいれる余裕がなくなる
  • 疲れても休みがない
  • 子供の行事に参加できない
  • 仕事をする責任が増え、急な休みを取りにくい
  • 親が寝不足でも仕事をしなくてはならない
  • 子供に習い事をさせられない

筆者はどちらも経験していますが、なんだかんだ専業主婦が一番つらかったです。
子供と24時間向き合わなくてはならず、子供が人見知りだと「お母さんといつも一緒にいるからでは?」と言われたり、子供にお金がかかると「家計が厳しい」と言われたりする日々でした。
どちらも完璧にというわけにはいきませんが、子育て中のママでも息抜きは必要だと感じます。

育児と仕事の両立方法とアイデア

育児と仕事の両立方法とアイデア

適当に

両立するには「完璧にしない」ことが、とても大切です。
「育児や仕事、家事も全て完璧に」なんて思っていたら身体を壊しかねません。

筆者の周りでも、出産後すぐに仕事に復帰して会社や家庭での無理がたたり、入院された方もいます。
なんでもできる方ですが、とても残念に感じます。
そこで、家族内での家事の見直しや役割分担が必要です。
例えば、食器を洗うことも時間や水仕事で簡単ではありません。
食洗器を購入して家事の時間を短縮し、早めに終わらせることが可能になります。
どのような仕事で解決策があるか探ってみましょう。

1人で抱え込まない

夫婦や家族、外部のサービスを利用して、子供の預け先も作りましょう。
昨今はリモートワークが普及していますので、ご家族が自宅にいるという方もいるでしょう。
急なお迎えや病院への送迎など、家族で協力できる方はしてもらいましょう。

また、おすすめなのは「子育て支援を活用する」ことです。
以前住んでいた地域には、市でおこなっている「ファミリーサポート」がありました。
市の窓口で登録をした後に、お世話してくださる方を紹介してもらいます。サービスを利用する時には、その方のお宅へ子供を連れて行ったり、また、お迎えに来てもらったりして子供の世話をしてくれるサービスです。

概ね生後6か月ごろから小学校6年生ごろまでの子供を見てもらえ、費用も1時間当たり700~800円と利用しやすい価格でした。
ママ友は子供を預けている間に、美容院や健康診断に行っていました。

ほかにも一時保育や幼稚園での預かり保育、ベビーシッターもあります。
事前に登録をしてから利用するものが多いので、住んでいる地域でどのようなサービスがあるか調べてみましょう。

子育て中のママに寛容な会社を選びましょう

金額ベースで考えると仕事はたくさんあります。
ただ、働いてから休みが取りにくかったり、仕事の責任が重かったりすると長く続けることが難しくなります。
特に、子供の年齢によっておすすめの働き方が変わります。
子供が小さいうちは無理なく「将来、正社員として働きたいな」というイメージを持つくらいで大丈夫です。

また、現在お仕事をしている方にも、条件が合えば利用できる制度もありますので、お勤めの会社に確認してみましょう。

子育て中のママにおすすめの働き方

子育て中のママにおすすめの働き方

時短勤務

「時短勤務」とは1日の通常の労働時間を短縮した働き方です。
現在、厚生労働省は育児・介護休業法のなかで「事業主は、3歳未満の子を養育する従業員について、従業員が希望すれば利用できる短時間勤務制度を設けなければなりません」と定めています。
対象となる従業員には、いくつかの条件があります。
会社によって就業規則等の定めがありますので、勤務先に確認のうえ利用を検討してみるのもいいでしょう。

参考・引用資料: 厚生労働省 https://jsite.mhlw.go.jp/

主婦や子育て中のママにはおすすめです。
残業がなく、週に〇日や扶養の範囲内で勤務するなど、希望が通りやすい働き方です。

派遣

派遣会社に登録をして期間を決めて仕事をもらいます。
家庭の状況に合わせて仕事を変えていくことができます。
例えば、子供が小さいうちは時短勤務で、子供がおおきくなると「フルタイム」を選べます。
ほかにも、派遣会社を通して仕事を紹介してもらえることや、時給がやや高めなことも嬉しいですね。
また、派遣から正社員を希望することも可能です。

在宅ワーク

仕事にもよりますが、フリーライターなどでお仕事をいただく場合、納期はありますが「〇時から〇時まで働かなくてはいけない」という縛りがありません。
子供の急な変化に対応しやすく、スケジューリングが得意なママや、急な休みを相手に伝えることを苦痛に感じている方は、ぴったりです。

無理な働き方をしない

幼稚園に通っている子供に合わせて働きたい方は「残業無し」がベストですよね。
1人で行う仕事よりも代えがきくものの方が安心です。
自宅から近いことも大事なポイントになるでしょう。

仕事の探し方

お近くのハローワークや求人サイト、求人誌、店頭に貼られている掲示物などです。
特に求人が多くなる時期は3月や9月だそうです。
4月や10月入社があるからです。

働くママが利用できる制度

労働基準法における「母性保護規定」では、下記の定めがあります。

(1)産前・産後休業(法第65条第1項及び第2項)
産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)<いずれも女性が請求した場合に限ります>
産後は8週間 女性を就業させることはできません。
(ただし、産後6週間を経過後に、女性本人が請求し、医師が支障ないと認めた業務については、就業させることはさしつかえありません。)

(5)妊産婦の時間外労働、休日労働、深夜業の制限(法第66条第2項及び第3項)
妊産婦が請求した場合には、時間外労働、休日労働、又は深夜業をさせることはできません。

(6)育児時間(法第67条)
生後満1年に達しない生児を育てる女性は、1日2回各々少なくとも30分の育児時間を請求することができます。

育児時間は時短勤務と合わせて利用できます。
会社の就業規則に従い、こういった制度をうまく利用していきましょう。

参考・引用資料: 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/

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注意すべきポイントと家族のサポートの重要性

注意すべきポイントと家族のサポートの重要性

働く時間が定められ、子供との時間がない?!

思い切って正社員ではなく、パートの働き方を選ぶママもいます。
子供を預けている時間だけ働いて、子供との時間も作ることができます。

常に時間がない

リモートワークや在宅のお仕事を選ぶと少し家事に回す時間が増えます。
お休みの日に家族や夫婦、外部のサービスと連携して家事を進めると時間短縮になります。

疲れが取れない

特に小さい子供を育てているママは、育児や家事、仕事をしたら体に負担がかかります。
首肩などの痛みを放っておくと余計につらくなり、何も手につかなくなることがあります。
身体の不調を感じる場合は、病院で医師に相談するなどして体調を整えるようにしましょう。

子供の行事に参加できない

保育園は大体の行事が決まっていて土日に行われることが多いかと思いますが、幼保連携や幼稚園では平日でも急に予定が入ることがあります。
なるべく子供の行事には参加したいと思いますが、急なお休みになってしまうと会社に迷惑をかけてしまいますよね。
シフト制のお仕事だと柔軟に対応できることもあります。

仕事をする責任や急なお休みの取り方

働くママが休むと業務が滞ってしまうようなお仕事だと、休むのも難しいですよね。
急な体調不良でも預かってくれる病児保育や病後児の預かり可能なところもあります。
近くの頼れる人がいるとより安心して働けます。
また、もともと「急なお休み大歓迎」というワードで仕事を募集している会社もあります。

親の寝不足

「妊娠中からまとまった睡眠時間は取れていない」という方もいると思います。
仕事のない日に少し子供を預けて、こまぎれ時間でも体を休めてください。
家事もママが全部請け負わずに、分担してもらいましょう。
食事の栄養も大切です。
宅配サービスを利用して、バランスの良いお弁当が食べられるサービスもあります。

子供の習い事

平日は通わせてあげられないという声を聞きます。
幼保連携や預かり保育のある幼稚園で、預かってもらう間に課外教室が受けられるところもあります。
施設内にプールがある場合、水泳なども選択できます。

まとめ

私の周りでは産前産後のお休みを取って、会社員として復帰される友人も多くいます。
「収入があって良いな」と思う反面、家事や育児、仕事のバランスが崩れると一気に大変さが押し寄せて体を壊してしまうことも多いようです。

一方、パートで仕事をしながらワンオペをしている友人は、子供のイベントに合わせて休みを取ったり、働いたりしていて私の理想に近いと思いました。
子供の性格や周りの環境、必要な費用も異なり一概には言えませんので、ぜひご自身やご家族に合った働き方を見つけて、充実した日々を送っていただければと思います。

この記事を書いた
サポーターママ

のんママのプロフィール写真 のんママ 1男1女のママ

何回かの引っ越しを経て、気づけば4人家族。
下の息子の保活をきっかけに、ライター業を始めました。
私自身はダンスや旅行、動物などに興味があり、新しい経験をすることが大好きです。
現在は「家事も育児も携わりたい!」という想いで、一筋縄ではいかないことも多々ありますが、そのような私の経験が他の方の力になるように気持ちを込めてお伝えできればと思います。

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