3歳差育児の特徴は?良いところ、大変なところ、3歳差育児を乗り切るコツ|学習プリント.com

3歳差育児の特徴は?良いところ、大変なところ、3歳差育児を乗り切るコツ

3歳差育児の特徴は?良いところ、大変なところ、3歳差育児を乗り切るコツ
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子どもに“きょうだい”を作るために、第2子、第3子を授かりたいと思った時に、まず考えるのが何歳差で生むのが良いのか?ということではないでしょうか。
金銭面や育てやすさ、仕事の復帰のタイミングなど、家族のライフスタイルにも大きく影響してくるのが「きょうだい」の年齢差です。
きょうだいの年齢差は家族計画を考えるなかでも、とても重要です。

一般的にきょうだいの年齢差で一番多いのが、1歳~3歳差と言われています。

世間では「3歳差は大変」や「3歳差はメリットだらけ」などと言われていますが、実際にはそれぞれの年齢差にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
わが家は、長女と次女が2歳差、次女と3女の年齢差が3歳差です。
私自身、2歳差と3歳差はたった1年ですが全く違うことを実感しました。

そこで、3歳差育児の特徴や、3歳差で良いところ、大変なところについてそれぞれ見ていきたいと思います。
また、自分自身の経験も踏まえ3歳差育児を乗り切るコツについても見ていきます。

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3歳差育児の特徴は?

3歳差育児の特徴は?

3歳差育児の特徴

上の子のイヤイヤ期のピークが終わるので、ある程度、大人の言う事が理解できるようになります。
なので、2歳差や年子育児に比べると、少し余裕をもって育児ができるというママも多いようです。
また、上の子は「きょうだい」ができることを理解できるようになるので、お兄ちゃんやお姉ちゃんとしての自覚が生まれます。

子ども自身で、着替えや食事なども自分でできるようになります。
更に、少しずつママやパパのお手伝いをする子も出てくるでしょう。
そうなると、赤ちゃんが生まれて、上の子は赤ちゃんのお世話を手伝ってくれるようになります。
ママやパパにとって上の子はとても頼りになる存在になるでしょう。

また、3歳差は前回の妊娠出産から時間がそれほど経っていないので、ママも妊娠育児の感覚があるうちに下の子のお世話が始まるのでお世話も少し楽に感じられます。
また、きょうだい間でのお下がりが使いやすく経済的です。

もちろん、3歳差育児にも大変なことはあります。
3歳差育児で一番大変なことは、卒業と入学時期が重なるということです。
仕事をしているママやパパは、何度も式に出席しなくてはならなくスケジュール調整が大変です。
そして、入園入学用品の購入が一気に起こるので出費がかさむため大変です。
そのため、3歳差育児は、よりライフプランに計画性が求められると言われています。

3歳差育児の良いところ、大変なところは?

3歳差育児の良いところ、大変なところは?

それでは、3歳差育児の良いところと大変なところはどんなことか具体的に見ていきましょう。

3歳差育児の良いところ

  • 入れ替わりで卒業と入学時期になるので、上の子が使っていた幼稚園の制服やカバンなどをお下がりに使うことができます。
  • 上の子のイヤイヤ期が落ち着き、食事や着替え、意思疎通など自分の事を少しずつ自分でできるようになるので、下の子のお世話を落ち着いてできるようになります。
  • 上の子にとってもお兄ちゃんやお姉ちゃんという自覚が芽生えるので、下の子にミルクをあげるなどお世話を手伝うことで、下の子を可愛がる優しい気持ちが芽生えます。
  • 年齢差が近いので、遊び方や好みにも差が出にくく、一緒に遊ぶのにちょうどいい年齢差です。
  • 上の子が幼稚園に入園すると、下の子との時間をじっくり取ることができます。
  • ダブル入学、ダブル受験が大変と言われますが、言い換えると「受験も入学も一気に終わる」と言えます。2歳差や4歳差だと、2年連続で受験をしなくてはならないので、それが一気に終わるのはメリットとも言えます。

3歳差育児の大変なところ

  • 上の子のトイトレがスムーズに進まないと、それぞれのオムツの購入が大変です。
    また、赤ちゃんのお世話をしながらのトイトレは大変で、ママもストレスを強く感じやすくなります。
  • 3歳児は、運動能力も活発になり、1日にある程度の運動量が必要になってくるので、妊娠中や出産後すぐには、運動量が足りなく不機嫌な日や、なかなか寝てくれない日があったりとママやパパも大変です。
  • 卒業と入学の時期が重なる為、同時期にさまざまな式典に出席する為に、仕事をしているママやパパは、仕事のスケジュール調整に苦労することも多いです。
  • 入園入学時期が同時期になるので、入園・入学用品の購入で出費がかさむため大変です。
  • 中学生以降は、受験や進学費用という大きな出費が一気に重なるため、経済的な負担はより大きく感じるので、計画的な貯蓄が必要になります。
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3歳差育児を乗り切るコツ

3歳差育児を乗り切るコツ

年子や2歳差育児に比べて、上の子のお世話に手がかかることが減る一方で、3歳差育児は大変と言われることがあります。
なぜ、3歳児育児は大変なのでしょうか?
理由について見ていきたいと思います。

3歳差育児が大変な理由

  • 上の子のイヤイヤ期が抜け切れていない。イヤイヤ期を「魔の2歳児」という事もあるように、一般的にイヤイヤ期のピークは2歳頃と言われています。
    しかし、3歳になったからといって、急にイヤイヤ期が全くなくなるわけではありません。
    また、3歳になると知恵や体力もついてくるので3歳のイヤイヤ期も大変です。
  • 保育園に行っていない上の子が幼稚園に入園すると、慣れない環境の変化に子供は精神的に不安定になりやすくなります。
    すると、上の子は、赤ちゃん返りをすることがあります。
  • 上の子は、お昼寝をしなくなるので、下の子を起こさないように気を使いながら遊ぶ必要があります。
  • 同時期に大きな子育て費用が必要になることを考えて計画的な貯蓄が必要になります。
    特に教育費の負担が大きくなります。

3歳差育児を乗り切るコツ

  • 子供の手を借りて赤ちゃんのオムツを持ってきてもらったり、子どもたちにできそうなことをお願いしたりしてやってもらいます。
    そうすることで、子どもも頼られていると感じ、積極的にお手伝いをしてくれるようになります。ママの負担も少し減るでしょう。
  • 夜の寝かしつけで苦労するママも多いと思います。
    3歳の子はまだ一人で寝ることはなかなかできません。
    赤ちゃんにママが付ききっきりになってしまうと、上の子は寂しい気持ちになってしまいます。
    私自身が行っていたのは、パパがいる時は下の子をパパにお願いして、私が先に上の子を寝かせるようにしていました。
    また、パパが不在の時は、子どもたちの間に入って寝るようにしていました。
    そうすることで、上の子も安心して寝られていました。
  • ダブル入学には、学資保険や子ども手当など、お祝い金などを計画的に貯金して備えるようにしましょう。

まとめ

以上、3歳差育児の特徴や、良かったこと、大変なこと、乗り越えるコツなどについて見てきました。
いかがだったでしょうか。

わが家は、長女・次女の2歳差の時のことを振り返ってみても、「2歳という随分幼い長女に寂しい思いをさせてしまったな」と反省することがあります。
一方で、3女を出産した際は、次女は、赤ちゃんが生まれてくること、そして、自分がお姉ちゃんになることを理解していたので、生まれてからも積極的に3女のお世話をしてくれ、とても助かりました。

ダブル入学に関しても、わが家は同姓きょうだいという事もあり、幼稚園の制服などもお下がりの予定なので経済的な負担は軽く済みそうです。
しかし、やはり将来的には高校・大学と今から計画的な準備が必要だと改めて感じました。

この記事を書いた
サポーターママ

おーちゃんママのプロフィール写真 おーちゃんママ 3女のママ

3姉妹のママです。現在は、隙間時間を見つけてライターの仕事をしています。
第1子は、初めての育児で育児書通りのガチガチ育児を経験、第2子は、2歳差育児に奮闘して頑張りすぎ育児を経験、第3子は、完全ゆるゆる育児を実践中です。
私自身も、これまで多くの世のママさんたちの言葉を道しるべに育児をしてきました。
今度は、少しでも頑張っているママさんたちの力になれれば良いな。という思いで発信していきたいと思っています。

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