赤ちゃんの靴はいつから履かせるの?購入時期や選び方、おすすめファーストシューズ
よちよち歩きを始めた赤ちゃんが最初に履くファーストシューズ。
初めて1人で外を歩いたり走ったり、遊具に登ったりと挑戦の日々に毎日必ず使うものです。
大体10歩ほど歩けるようになった頃が靴屋さんに買いにいくタイミングです。
見た目の可愛さだけ選ぶのではなく、大きさや作りなど靴の選び方で今後の足の成長や歩き方に大きく関わってくると言われているのはご存知でしたか?
赤ちゃんによって甲高、小柄など足の形も違うので個人差もあります。
ママパパからの大切な贈り物として、赤ちゃんの成長にぴったりと合った靴を選んであげたいですよね。
赤ちゃんの靴にはいくつか種類があります。
靴に慣れるためのプレシューズ、初めて外で履くファーストシューズ、動きが激しくなってきた頃にはセカンドシューズに履き替えます。
今回は最も慎重に選ばなくてはならないファーストシューズについて、いつから必要なのか、選び方などについてご紹介します。
赤ちゃんの安全と成長のために事前に把握しておいていただけたらと思います。
目次
赤ちゃんのファーストシューズはいつから必要になる?
赤ちゃんのファーストシューズは、自分の力である程度歩けるようになってから履かせてあげます。
それまでは裸足で足の裏にたくさん刺激を感じることが大切です。
10歩ほど歩けるようになってから
赤ちゃんの足はまだ軟骨で形成されているため、無理に立たせようとしたり、歩かせたりしてしまうと変形してしまうことがあります。
赤ちゃんのファーストシューズはママパパの楽しみではありますが、自分の力でしっかりとある程度の距離を歩けるようになってからでも遅くありません。
また、赤ちゃんの成長はとても早くすぐにサイズアウトしてしまいます。
大体ファーストシューズを買ってから3ヶ月おきにサイズアウトする子が多いそうです。
1年のうちに約3〜4回の買い替えがあるかもしれません。
早めに買っておくと、いざ履いて歩くようになった頃にはサイズアウトしていたということもあります。
焦らずにその時を待ってから買いに行くことをおすすめします。
月齢で言うと個人差がありますが、大体1歳前後と言われています。
赤ちゃんの1歳のお誕生日プレゼントとして買ってあげる親御さんが多いと思います。
私自身も子どもたちの1歳のお誕生日にプレゼントとして買いました。
娘は歩くのが遅かったため、履くのも嫌がりほとんど使わずサイズアウトしてしまいました。
息子は体幹が強く足も大きいので買ってからすぐに走るようになり、すぐ穴が空きました。
まずは室内で練習してから外で履かせる
最初のうちは靴が重くて嫌がる赤ちゃんも多くいます。
まず初めに室内で靴を履くことに慣れてから、外で履かせてあげるとスムーズに移行できますよ。
つかまり立ちができるようになってから、おうちの中で少しずつ室内用のプレシューズで練習するのも一つの手です。
靴底部分や足首の部分が柔らかく、軽くて素足に近いものを選んであげましょう。
最近では靴下のような赤ちゃんに負担の少ない靴もあります。
素足の感覚に近づけるよう開発された商品なので、歩行に慣れていない赤ちゃんの練習にもなります。
先輩ママの購入時期や選び方について
私の子どもたちは同じ秋生まれですが、娘と息子でかなり違う部分がありました。
2人とも1歳のお誕生日プレゼントとして買いましたが、靴が嫌いで1歳半まで外を歩けなかった娘に対して、息子は買ったその日に履いて歩き回っていました。
それを見て、その子によって履かせるタイミングはさまざまなのだと感じました。
決して無理強いせず、ママパパがよく観察して見極めてあげてください。
外を歩く機会がある方や、保育園に通う予定のあるお子さんは、その時期に合わせて購入すると良いと思います。
例えば寒い地域にお住まいで、足が寒くないように靴を履かせて移動するという方もいます。
選び方についてもさまざまな意見があります。
選び方1 : サイズはプロに測ってもらう
ファーストシューズのサイズ選びはもっとも大切です。
赤ちゃんの足はまだ柔らかく未発達のため、間違ったサイズのものを履いていると悪い影響を受けやすくなります。
靴のサイズや形状が合わないまま靴を履いていると、最近の子どもに増えてきている「浮き足」の原因にもなってしまいます。
まだじっとしていられない赤ちゃんの足のサイズを正確に測る事は至難の業です。
お家で測ってからお店に行くとそのメーカーによってサイズが違ったりもするので、できれば実店舗のプロのスタッフさんに測ってもらうのが1番正確です。
靴が足の幅や高さに合っているもので、履き口が硬く窮屈でないかを確認してもらいます。
足の指の動きを妨げないよう、つま先に少しゆとりのあるサイズを選びましょう。
足のサイズ+0.5〜1cmが理想と言われています。
選び方2 : 着脱がしやすい、履かせやすい
着脱のしやすさも重要なポイントになってきます。
1歳前後の赤ちゃんは、歩きたがったり、移動手段が変わったりするので、靴の脱ぎ履きを何度もします。
そのうえ、動きたい盛りで歩き回る赤ちゃんに何度も靴を着脱させるのはママやパパも骨が折れますよね。
おすすめはマジックテープで留めることができ、履き口が大きく開くタイプの靴です。
自分で履きたがったときにも、足を入れてもらいやすくなります。
選び方3 : 足首が固定されているもの
赤ちゃんはまだかかとが未発達なので靴の中でグラグラと動いてしまいます。
足首まで守られるようにしっかりと固定されているもので、かかとの位置がずれないような靴を選びましょう。
足首部分まで固定されていると痛くないかなと心配になるかもしれませんが、土台がしっかりとしているほうが赤ちゃんにとっては歩行がしやすいのです。
選び方4:つま先が反り返っているもの
まだ上手く歩くことができない赤ちゃんは、非常につまづきやすいです。
つま先が反り返っていることで、蹴り出しやすくなり外の石や草むらに対してもつまづきにくくなります。
さらに、つま先部分が柔らかく反り返って折れる靴だと、より歩きやすく赤ちゃんもおもいっきり遊ぶ事ができます。
おすすめのファーストシューズ
最後に、おすすめのファーストシューズをいくつかご紹介します。
asics スクスク ファーストシューズ
足首部分がしっかりと支えられていて、靴を履くのが初めての赤ちゃんにも歩きやすい構造になっています。
我が家の子どもたちもこちらをファーストシューズに選びました。
New Balance Japan,Inc. ファーストスニーカー IT313 FIRST
大きなマジックテープで留められるので脱ぎ履きしやすく、甲高や幅広の赤ちゃんにもフィットします。
色や種類も豊富で、ママパパとペアで揃えることができるところも人気の理由です。
ミキハウス ベビーシューズ
裸足に近い感覚になるほどの軽量素材で、赤ちゃんがストレスなく履くことができます。
クマのデザインも可愛らしく、よちよち歩きの赤ちゃんにピッタリです。
まとめ
ファーストシューズの選び方は、我が子の将来を担うほどとても奥の深いものです。
歩行や足の成長の土台を作ってあげるべくしっかりと見極めたいですよね。
靴一つでママやパパにとっても大きな影響があります。
履かせづらい靴だったり、靴を履いてくれなかったりすると、出先でとても大変なことになります。
私も同じような経験をしたことがあるのでよくわかります。
子どもとのおでかけは時間勝負なので、親子でストレスなく過ごせそうな靴を選んでみてください。
素敵なファーストシューズが見つかりますように。
この記事を書いた
サポーターママ
しっかり者でお喋りな長女、暴れん坊で甘えたの長男。全く違う男女の育児に驚かされながらも癒される日々を送っています。
夫とホームジムで筋トレをしたり、ミラーレス一眼カメラでこどもの日常を撮ることが趣味です。
妊娠を機に、育児の不安を解消すべく情報収集にのめり込みました。
私のように不安になったり困っている方々に寄り添えるような、読んでほっとしてもらえるような情報を発信していきたいと思っております。
こどもに大好きなママの笑顔をたくさん見せてあげられるように、一緒に不安を解消できたら嬉しいです。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修