赤ちゃんのハイハイのステップバイステップガイド:始める前に知っておくべきこと|学習プリント.com

赤ちゃんのハイハイのステップバイステップガイド:始める前に知っておくべきこと

赤ちゃんのハイハイのステップバイステップガイド:始める前に知っておくべきこと
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赤ちゃんが一生懸命ハイハイをする姿はとても可愛いですよね。
寝返りやおすわりができるようになると、ハイハイまであと少しです。
「ずりばい」や「たかばい」「後ろ向きに進む」など、惜しい動きを繰り返して進み始めます。
いろいろと段階を踏んで徐々にステップアップしていくのです。
赤ちゃんがハイハイをしやすく導いてあげるのは、親である私たちの役目です。
無理のない範囲で自然とサポートをして練習させてあげると良いでしょう。
大好きなママやパパとのコミュニケーションにもなり、赤ちゃんも喜んでくれますよ。

赤ちゃんのようにハイハイの姿勢になってみると、全く違う世界が広がって見えます。
危険なものがあったり、成長を阻んでしまうものがあったりする場合は、すぐに撤去してあげましょう。

今回はそのような注意点や環境整備、サポート方法や成長段階など、ハイハイのことが全てわかるマニュアルを各ステップごとにお伝えします。
ハイハイまであと一歩という赤ちゃんがいるご家庭のママさんパパさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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赤ちゃんのハイハイの準備と環境整備

赤ちゃんのハイハイの準備と環境整備

赤ちゃんがハイハイしそうになったら、まず見直していただきたいのが環境の整備です。

床にプレイマットを敷く

床が滑りやすい場合、プレイマットを敷くとスムーズにハイハイができるようになることがあります。
クッション地のほうが力が入れやすく、地面をよく蹴ることができるので、マットを敷いただけでハイハイができるようになったという赤ちゃんもいるそうです。
また、硬い床だと膝が痛くなるのではと心配するママさんパパさんが多いようです。
ハイハイをするようになったタイミングで、プレイマットを敷き始めるご家庭をよく見受けます。
集合住宅にお住まいの場合は、足音対策にもなりますので一石二鳥です。

ベビーサークルを設置する

ハイハイをする十分なスペースを確保するため、赤ちゃん専用の空間を作ってあげるのも良いアイデアです。
大人が思っている以上に、生活空間には誤飲の危険があるものや怪我をしやすい家電家具がたくさんあります。
部屋が狭くてベビーサークルが置けないというお家は、キッチンや階段の上下など、危険が多い場所にベビーゲートを設置して行けないようにする工夫が必要です。
ベビーゲートは使用方法をよく読んで正しく使用するようにしてください。
思わぬ事故を引き起こしてしまう可能性があります。

家具やドアの怪我対策をする

特にハイハイし始めの赤ちゃんは、テーブルや引き出しの角に頭をぶつけて怪我をしやすくなります。
家具の角専用のクッションテープが100均などに売っているので探してみてください。
また、ドアに指を挟めてしまう怪我にも注意が必要です。
こちらもクッションになっているドア用のテープが市販で売られていますので、貼って対策してみてください。
引き出しや棚には、赤ちゃんが開けられなくするようなストッパーを付けると良いですよ。
大人がここは大丈夫だろうと思っていたような場所でも赤ちゃんは開けられたりと、意外な落とし穴がありびっくりさせられます。

赤ちゃんのハイハイの促進とサポート方法

赤ちゃんのハイハイの促進とサポート方法

うつぶせ練習をする

うつぶせ遊びをすることで、首や上半身など、これからの成長や発達に必要な筋肉を鍛えることができます。
また、あのおもちゃが欲しい!と思った時に手足の筋肉を即座に動かせるようになります。
ハイハイの基本姿勢はうつぶせなので、毎日少しづつうつぶせの時間を長くしていくことが大切です。
うつぶせ練習は生まれてまもなくから始めることができます。
機嫌の良い時に短時間から始めてみましょう。

実は、うつぶせがあまり好きではない赤ちゃんも多いようです。
そのようなときは、うつぶせの姿勢でおもちゃで遊んであげたりママやパパのお腹の上でうつぶせにしてあげたりするなどの方法で慣れていくと良いでしょう。

足を押してあげる

赤ちゃんはハイハイをするのが初めてなので、そもそもどのように進んだらいいのかわかりません。
ハイハイをしそうな様子が見られた時には、後ろから足を押してハイハイのやりかたを導いてあげましょう。
力を入れて押すのではなく、自然と手を添えるだけにして赤ちゃんが自ら蹴る力で前に進めるように支えてあげます。
膝を曲げて足を進めたり、ハイハイの形をゆっくりと教えたりしてあげてください。

お手本を見せてあげる

ママやパパが目の前でハイハイをして、こんな風に進むんだよと教えてあげるのも一つの方法です。
手足を動かすところをゆっくり何度も見せてあげましょう。
大人の真似が大好きな赤ちゃんは、同じことをしようと頑張ってついてくるかもしれませんよ。

届きそうな場所におもちゃを置く

目線の先におもちゃを置いて、ハイハイで取りに行きたいという気持ちを促してあげます。
色の目立つカラフルなおもちゃや、音の出るおもちゃを30cmほど離して置きます。
または、ママやパパがおいでと声かけをして赤ちゃんを呼びます。
「あと少し進めばおもちゃが届く!ママパパのところに行ける!」という気持ちで初めてのハイハイをしてくれるかもしれません。

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赤ちゃんのハイハイの成長段階と進め方

赤ちゃんのハイハイの成長段階と進め方

ずりばい

寝返りができるようになったあとに、ほふく前進のような進み方で移動する赤ちゃんが多くいます。
自由に方向転換ができるようになり、自分の意思で移動できるので、視野が広がりもっと早く遠くまで移動したいと思うようになります。
ずりばいはハイハイへの第一歩となります。
ママとパパがたくさん声かけをして移動距離を伸ばしてあげましょう。

おすわり

自分でおすわりができるようになると、ハイハイの姿勢に移る準備が整います。
徐々に、おすわりの姿勢から手を前に出してハイハイをしようとします。
腰が座るようになると下半身を動かした移動ができるようになりますよ。

シャフリングベビー

ハイハイの代わりにまれにお座り姿勢のまま移動する赤ちゃんがいます。
それがシャフリングベビーです。
大体の赤ちゃんは生後半年〜10ヶ月頃にずりばいを始め、おすわり、ハイハイと成長段階を通ります。
シャフリングベビーの場合はそれがなくおすわり姿勢での移動のあとすぐにつかまり立ちに移行します。
シャフリングベビーは異常ではなく個性だと言われており、見守ってあげて良いでしょう。
ごく稀に障がいなどが見つかる場合もありますので、他にも気になることがある場合は病院に相談するのも一つの方法です。

練習や成長段階はあくまで例です。
赤ちゃんが嫌がっているときに無理に練習をさせたりするのはやめましょう。
もしハイハイをしなくても異常があるというわけではないので安心してください。
ハイハイが遅かったり形が違っていたりしても焦らず見守ってあげることが大切です。
成長の速度を周りと比べて焦ることはありません。
子ども一人一人の個性ですので怒ったり不安になったりせず、明るく声かけをして接してあげてくださいね。

まとめ

今回は赤ちゃんのハイハイについてお話させていただきました。
成長段階は例なので違っていても不安にならなくて大丈夫ですよ。
もしかするとハイハイが遅いというお悩みで検索をされた方もいるかもしれません。
こうしなければならないという成長の決まりは無いので、あくまでも赤ちゃんの機嫌の良い時に練習などしてあげましょう。
最終的には本人のやる気次第で、急に上手にハイハイをやりだしたりするものです。
普段は見守るスタンスでいつつ、環境を整えていつでもハイハイをしだしても大丈夫なように備えておけると良いですね。

この記事を書いた
サポーターママ

ひかママのプロフィール写真 ひかママ 1男1女のママ

しっかり者でお喋りな長女、暴れん坊で甘えたの長男。全く違う男女の育児に驚かされながらも癒される日々を送っています。
夫とホームジムで筋トレをしたり、ミラーレス一眼カメラでこどもの日常を撮ることが趣味です。
妊娠を機に、育児の不安を解消すべく情報収集にのめり込みました。
私のように不安になったり困っている方々に寄り添えるような、読んでほっとしてもらえるような情報を発信していきたいと思っております。
こどもに大好きなママの笑顔をたくさん見せてあげられるように、一緒に不安を解消できたら嬉しいです。

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