赤ちゃんの眠りを改善する方法:寝かしつけのコツと効果的なルーティン
赤ちゃんは眠るのが上手な子もいれば、下手な子もいます。
親がなんとか寝かしつけたいと思っても、うまく眠れず泣いてしまったり、眠ったと思ったのにすぐに起きてしまったりという赤ちゃんも少なくありません。
我が家の次女は眠るのが下手な子でした。
新生児の時も1人で寝かせようとすぐ目を覚まして泣き、なかなかまとまった時間寝てくれませんでした。生後10ヶ月ぐらいまでは夜泣きがあったと思います。
ただ、周りのママ友からいろいろとアドバイスをもらったことで、睡眠の質がグッと良くなり、今では朝までぐっすり眠ってくれます。
今回は、そんな赤ちゃんの眠りを改善する方法をご紹介したいと思います。
私が実践したことを含めつつ、寝かしつけのコツやルーティンの作り方をご紹介します。
先輩ママが教える!赤ちゃんの眠りを改善する4つの効果的なコツ
まずは、赤ちゃんの眠りを改善するためのコツをご紹介します。
ポイントは4つありますので、1つずつご紹介していきます。
朝は決まった時間にカーテンを開け、太陽の光を浴びさせる
朝起きる時間を赤ちゃんにあわせてしまうと、1日のサイクルがうまく決まりません。
毎朝決まった時間に起こすのはもちろん、起こす時にはカーテンを開けて太陽の光を浴びさせましょう。
光に反応して目を覚ましたら、優しく「おはよう」と声をかけてあげます。
目覚めない場合は、手足を触ったり、体をゆすってあげるといいそうです。
そして、赤ちゃんの目がしっかり開いてから着替えやおむつを変えましょう。
ポイントは、赤ちゃん自身にしっかり目覚めてもらうことです。
赤ちゃんがちゃんと目覚めていない時に無理やりおむつ替えや着替えをすると、赤ちゃんは嫌がって泣いてしまいます。
これを「起きぐずり」と言いますが、無理やり抱っこをしたりするのは良くありません。
太陽の光を浴びさせて「朝=起きる時間」ということを覚えさせてあげましょう。
天気が悪い時は、部屋の電気をつけて明るくしてあげるといいそうです。
日中は思いっきり遊ばせる
日中の活動量が少ないと、赤ちゃんの身体が疲れず、なかなか眠りにつくことができません。
おもちゃで一緒に遊び、自分で移動できる赤ちゃんにはたくさん動いてもらいましょう。
おすすめは、少しでもいいので外に出る時間を作ることです。
外の環境は赤ちゃんにとって刺激がたくさんあります。
「近所を散歩する」「お庭で遊んでみる」「日光浴をする」そうすることでたくさんの刺激を受け、赤ちゃんも疲れやすくなり、ぐっすり眠ることにつながります。
室内で遊ぶことも大切ですが、ぜひ外に出ることも積極的にしてみてください。
できるだけお昼寝時間を固定する
理想としては、朝寝は30分~1時間、お昼寝は2時間~2時間半くらいを目安にするといいそうです。
ただそうは言っても、その日の行動パターンや赤ちゃんの疲れ具合で眠る時間は変わってくると思います。
できるだけで構わないので、午前の〇時~〇時まで、午後は〇時~〇時までという感じで固定できるといいでしょう。
ママ友からアドバイスされたのが、夕方寝に気をつけることです。
17時ぐらいにどうしても眠くなってしまう子が多いそうですが、そこでしっかり寝かせてしまう夜に響きます。
なるべく寝かせないことが理想ですが、無理な場合は抱っこで30分ぐらいに留めるようにしましょう。
起きぐずりをするようであれば、おもちゃやご飯で気を引くといいそうです。
夜は眠る環境を整え、ふれあいタイムを作る
部屋を暗くし、カーテンを閉め、眠る環境を整えましょう。
スマホやテレビは脳を刺激して起こしてしまうので、消してください。
眠る環境を整えたら、眠るまで赤ちゃんとのふれあいタイムを作ると、赤ちゃんも安心してスヤスヤ眠れるそうです。
この習慣は、ママと赤ちゃんの絆を深め、日中の興奮を鎮めてくれる効果もあります。
「頭を撫でてあげる」「優しい声でお話ししてあげる」「お腹や胸を優しく叩いてあげる」といいそうです。
我が家の次女は、この方法を実践して成功しました。
1人で眠らせようとすると大泣きしてダメでしたが、少しふれあいタイムを作ったことにより、大泣きすることなく眠れるようになりました。
やはり、ママの温もりを感じると安心するのでしょうか。
なかなか寝つけないという赤ちゃんに、ぜひ試してみてください。
赤ちゃんの眠りを整える効果的なルーティンの作り方
赤ちゃんの眠りを整えるための効果的なルーティンは、いくつかあるそうです。
ここでは、ママ友から聞いたり私が実践してよかったルーティンについてご紹介していきたいと思います。
1日の流れを毎日同じにする
朝起きる時間、ご飯を食べる時間、遊ぶ時間、お昼寝の時間、お外に行く時間など、こういった1日の流れを毎日同じにしてあげることで、眠るためのルーティンにつながります。
赤ちゃんの身体や脳が次第に1日の流れを覚えていき、時間になると眠くなってくるそうです。
赤ちゃんの身体や脳が覚えるまでは大変かもしれません。
ただ、覚えてしまうと生活リズムもとりやすくなり、日中の行動も考えやすく動きやすくなります。
成長するにつれて少しずつ変化は必要になりますが、最低限「朝起きる時間」「ご飯を食べる時間」「夜眠る時間」を整えてあげるといいでしょう。
1日の流れを作ってあげて、繰り返すうちにうまく眠れるようになっていきます。
赤ちゃんが寝たら、ママも一緒に寝る
我が家の次女が1番効果があった方法です。
赤ちゃんが眠ったらママも隣で眠る、もしくはゴロゴロすると、赤ちゃんも落ち着くのかぐっすり眠ってくれることがあります。
ママに触れてなくても、匂いだったり温もりだったりを感じとっているのかもしれません。
体験談になりますが、次女が夜うまく眠れずに泣いた時、抱っこしてあやしていたことがあります。
ただ、日々の育児疲れもあり私の身体も限界で、眠気がきていました。
抱っこして眠った後に、いつもならゆっくり次女だけを布団に置くのですが、その時は限界だったので一緒にゴロンと横になってしまいました。
すると、今まで1-2時間ぐらいしか眠れなかった次女が5-6時間起きることなくスヤスヤ眠っていました。
「こんなことで?」「ママが楽してるだけじゃない?」と思われるかもしれませんが、意外と大事なことなのかもしれません。
赤ちゃんの眠りがうまく定まらない時は、一度一緒に寝てみるという方法もおすすめです。
お気に入りものをみつける
この方法は、私のママ友が実践して成功した方法です。
赤ちゃんがお気に入りの安心するものをみつけ、それを眠る時に常にそばに置いておくと眠りにつきやすくなるそうです。
「安心するもの=眠るのに必要なもの」と思うのかもしれません。
私のママ友の赤ちゃんは、ある毛布がお気に入りだそうです。
眠る時にその毛布を必ずそばに置いてみたところ、眠くなるとその毛布を持って1人で布団まで行くようになったそうです。
1歳を超えてからは、そのまま1人で毛布を抱きしめて寝てしまうようにもなったそうです。
やはり眠る時に何かしら安心するものがあると、眠りやすさが違うのかもしれません。
お風呂のタイミングを変えてみる
お風呂のタイミングは意外と重要です。
よく、お風呂に入れてから夕ご飯を食べさせる方もいますが、眠るという点では逆の方がいいそうです。
入浴すると体温が上昇します。
その体温が下がってきたタイミングで寝かせてあげると、人は眠りにつきやすくなるそうです。
赤ちゃんの場合は、入浴後45分〜1時間程度を目安に布団に入ると効果あるそうです。
どうしても眠りにつくのが遅くなってしまう場合は一度お試しください。
お風呂のタイミングを変えるだけでも、効果的なルーティンを作ることができます。
寝かしつけにおすすめグッズ紹介
ここでは、寝かしつけにおすすめのグッズをいくつかご紹介します。
うまく眠りにつくことができない、そんな時に頼ってみるといいでしょう。
絵本
眠る前の儀式として、絵本を読む方は多いかもしれません。
ただ、眠る前に絵本を読む時には、コツがあるそうです。
それは、「寝かせるために読む」のではなく「コミュニケーションとして読む」ことです。
多くの赤ちゃんが、寝かせようと思ってもなかなか寝てくれません。
そうすると、親もイライラして読むのが嫌になってしまい、親子ともに楽しい時間ではなくなってしまいます。
眠る前に絵本を読む時は、ゆったりとした温かい気持ちで読んであげるといいそうです。
また、絵本は赤ちゃんの好きなものならなんでもいいそうです。
絵本で、眠る前のゆったりとした時間を過ごしてみるといいでしょう。
タカラトミー ディズニー いっしょにねんね すやすやメロディ くまのプーさん
我が家も使っていましたが、ゆったりとしたテンポの音楽や胎内音を流せ、赤ちゃんが安心するような音源がたくさん入っています。
特に胎内音は、赤ちゃんがお腹にいた時のことを思い出して落ち着く効果があると言います。
見た目も、くまのプーさんが眠っているデザインなので、とても可愛らしいのでおすすめです。
タカラトミー 天井いっぱい!おやすみホームシアター ぐっすりメロディ♪ディズニーキャラクターズ
スイッチを入れると、心地よい音楽と共に天井にディズニーキャラクターの映像が映し出されます。
眠る前のふれあいタイムに使うと親子で楽しめるグッズです。
映像はクルクル回転して流れるので、赤ちゃんも楽しめると思います。
我が家ではたまに長女の希望で眠る前に使っていますが、長女も次女も映像を見て楽しんでいます。
タイマー付きなので、「時間になったら寝ようね」と声かけてできるのもいい点だと思います。
Calidum着るおくるみ
モロー反射を防ぎつつ、手足を動かしやすいつくりになっているおくるみです。
月齢の低い赤ちゃんで、モロー反射によってよく目覚めてしまう子におすすめです。
上下ファスナー式なので、おくるみを着せたままおむつ替えも可能です。
また、ほかのおくるみ商品と違いサイズが豊富なので、対象月齢も0-9ヶ月と幅広いところもいいと思います。
ママ友がプレゼントとしてもらって使用していたそうですが、寝つきがすごくよくなったようで、大変満足していました。
まとめ
今回は、赤ちゃんの眠りを改善する方法をご紹介しました。
赤ちゃんの眠りの改善は、今日明日ですぐ結果が出るものではありません。
少しずつ赤ちゃんの1日の流れを作り、眠る前のルーティンを作り、安心して眠れる環境を整えてあげてください。
この記事を書いた
サポーターママ
みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修