幼児の習い事について知りたい!おすすめや始めるタイミング、月謝と選び方
離乳食や睡眠リズムなどの基本的な生活習慣が整い、パパ・ママも育児に慣れてくると、気になるのが習いごとではないでしょうか。
最近は、0歳から始められるリトミックや幼児教室も増えており、選択肢も多く迷われている方も多いと思います。
今回は、幼児期に始めるのにおすすめの習いごとや月謝と選び方について詳しくご紹介します。
目次
幼児の習いごとのおすすめ選択肢と始めるタイミング
ひとことで「幼児期の習いごと」と言っても、運動系から語学系まで多岐に渡り絞り切れないという方も多いのではないでしょうか。
子どものタイプやパパ・ママが力を入れたい部分、経済的なことや教室のアクセスなど、いろいろと気にしなければならないポイントはあるかと思いますが、まずは第一選択肢としておすすめの習いごとをご紹介します。
おすすめの選択肢
筆者は2023年時点で小学校2年生の子どもがいますが、0~2歳の保育園時代は親同伴のベビースイミングを、幼稚園入園後は幼稚園内の課外授業として新体操と英会話を習っていました。
小学生になった現在は、スイミングとピアノ、そして学校の勉強のサポート目的で通信講座を受講しています。
小学生こそ、自分の意思で「〇〇がやりたい」と言って習いごとを始めましたが、幼稚園以前はまだまだ自分の意思が定まらないものです。
そこで、初めての習いごととしておすすめの選択肢をご紹介します。
スイミング
筋肉がバランス良く鍛えられ、運動神経も発達しやすいと言われているのがスイミングです。
肺が鍛えられることで、免疫力がアップし、からだも丈夫になると言われています。
また、最近は昔と違い、学校の授業では年に2~3回しか水泳の授業がなく、正直学校の授業だけでは泳げるようになることは期待できません。
そのため、「顔にお水がかかるのが苦手」と言った子ほどチャレンジしてほしいと思います。
ピアノや英会話などと異なり、宿題もなく親の負担が少ないので、忙しいパパ・ママでも比較的始めやすい習いごとです。
ピアノ
指先を使うことで集中力がアップし、音感やリズム感が鍛えられるピアノもおすすめです。
最初は曲を弾くというよりは、鍵盤に親しむ、先生のマネをするといった方が多いかもしれませんが、幼児期の子どもの集中力は大人が思っているよりもずっと高いです。
ピアノ経験のない大人が読もうとすると苦労する譜面も、ピアノを始めて1~2年経って小学生にもなれば、大人よりもスラスラ読めるようになっていますよ。
体操
体感が鍛えられ、その後スポーツを始めるための基礎作りにもなる体操もおすすめです。
始めるにあたって特別な道具も必要ないことが多く、男女関係なく楽しめるのもおすすめポイントです。
その他スポーツ(バレエ、新体操、サッカー、野球など)
筆者の周りを見てみると、幼稚園に入った頃から女の子はバレエや新体操、チアリーダー、男の子は野球やサッカーなどを始める子が多かったように思います。
本人の意思があるようであれば、まずは子ども本人の意見を尊重してあげましょう。
「衣装がかわいいから」「友達がやっているから」など、この時期のきっかけは何でも構わないと思います。
特に子ども本人の意思がなく、パパ・ママがこれらのスポーツを習わせたいと思っている場合は、ご自身が学生時代にやっていたスポーツはいかがでしょうか。親子で一緒に楽しめますよ。
英会話
筆者の子は幼稚園の3年間、園内の課外授業で英会話を習っていました。
文法や単語を学ぶというよりは、歌や絵本を通じて楽しむようなレッスンでした。
残念ながら、小学生クラスに上がるとレッスンの趣旨も変わり、英単語や文章の丸暗記要素が強くなってしまったため辞めてしまいましたが、幼児期に歌や絵本を通じて英語に親しむことはおすすめです。
無料体験できる教室も多くあるので、気になる場合は体験してみてから決めてみてはいかがでしょうか。
始めるタイミング
幼児期に習いごとを始めるタイミングについては、保育園に行っているかどうかで大きく変わってくると思います。
というのも、幼稚園入園前の0~2歳までは親子同伴の習いごとも多く、共働き家庭では大きな負担になってしまうことも大いにありえます。
我が家は共働きだったため、保育園時代の0~2歳までは土曜日の親子スイミングのみ、3歳以降は幼稚園の預かり保育中の課外授業で習いごとをしていました。
幼稚園の敷地内で習いごとが完結するため、送迎の手間もありませんでした。
習いごとの内容は園によって異なりますが、最近はこのような保育園・幼稚園が多いように思います。そのため、個人的には両親共働きでも続けられる選択肢が増える幼稚園入園後のタイミングをおすすめします。
また、この頃になるとお昼寝をしなくても夜まで体力がもつようになるため、夕方からの習いごとでもしっかり参加できるようになります。
そういった意味でも幼稚園入園を機に習いごとを始めるのがよいでしょう。
一方、共働きでない場合はパパ・ママのタイミングで良いと思います。
親子同伴の習いごとは親同士の交流の場にもなるため、子どもはもちろん、パパ・ママにもメリットはたくさんあるでしょう。
幼児の習いごとの月謝について知っておきたいこと
おすすめの習いごとの選択肢が絞れてくると、次に気になるのがお月謝ではないでしょうか。
いくらレッスンの内容が素晴らしくても、あまりに月謝が高いと続けられませんよね。
一般的に幼児の習いごとの月謝は1ヵ月あたり平均1万円程度、習いごとの数としては平均1.9個と言われています。
筆者も子どもが幼稚園の頃からいくつか習いごとを続けていますが、1つの習いごとにつき月謝はどれも7,000~8,000円程度です。
送迎バスや振替制度の有無、使用している教材等によって変わってきますが、だいたいこの辺りの価格を目安に考えると良いでしょう。
幼児の習いごとを選ぶ際のポイントと注意点
何の習いごとを始めるのかがだいたい絞れても、教室がたくさんあるとどこを選んだらいいか分からなくなりますよね。
次に、習いごとを選ぶ際のポイントと注意点についてご紹介します。
子ども本人が興味あるかどうか
「将来英語を話せるようになってほしい」「自分が子どもの頃やっていたスポーツを一緒に楽しみたい」など、パパ・ママの願いもあるかとは思いますが、習いごとをするのは子ども本人です。
まずは、子ども本人が興味あるかどうかで習いごとを決めるようにしましょう。
まだ自分で意思表示できない小さい子の場合は、ぜひ体験に参加して子どもの様子をよく見てあげてくださいね。
送迎等親の負担がどの程度あるか
幼児期の習いごとに欠かせないのが送迎です。
特に兄弟姉妹がいると、スケジュール組が大変です。
習いごとを始める際は、送迎バスの有無、自身で送迎する場合はその後のスケジュールに無理がないかを確認してから決めるようにしましょう。
また、送迎以外にも自宅での復習や事前準備が必要な習いごとの場合、パパ・ママともに仕事をしているとその準備が負担になってしまうことがあります。
送迎や家庭での準備等どの程度親の負担があるか、事前に確認しておきましょう。
月謝の負担が重すぎないかどうか
先述の「月謝について知っておきたいこと」と重複する部分がありますが、月謝の負担が重すぎないかどうかを考えて習いごとを始めましょう。
高すぎる場合は家計を圧迫してしまいますので、習いごと1つにつき7,000~8,000円を目安に頭に入れておきましょう。
休んだ場合の振替は可能かどうか
5歳ぐらいになると子どももからだが丈夫になり、年に数回しか熱を出さなくなりますが、それ以前の子どもはよく体調を崩してしまいます。
低年齢から習いごとを始める場合は、休んだ場合の振替や返金等について確認してみるといいでしょう。
スイミングなどは、クラスも多いため振替制度を設けている場合が多いようです。
小学生以降も続ける可能性がある場合、時間やスケジュールに問題はないか
小学生になると、学校の授業終わりの時間を考えながら習いごとのスケジュールを立てなければなりません。
徐々に子ども自身で習いごとに行って帰ってくるようになりますが、低学年のうちはまだまだ自分で時計を見て行動するのが難しく、大人のサポートが必要です。
幼児から習いごとを始め、そのまま小学生になっても続ける可能性がある場合は、小学生クラスの時間や曜日についても軽く調べておきましょう。
まとめ
幼児期に習いごとを始める際のおすすめの選択肢や月謝について書きましたが、いかがでしたか。
習いごとの数も多く、親としては小さいうちからいろいろとさせてあげたいという想いもあると思いますが、まずは「子ども本人が楽しめるか、興味があるか」が大切です。
あまりにあれもこれもと手を広げすぎても疲れてしまいます。
はじめは無理せず1~2つから様子を見ながら始めてくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
すみっこぐらしが大好きなおてんば女の子のママです。
育児とパートのすきま時間に、久しぶりのライター業を楽しんでいます。
趣味はランニングですが、最近はなかなかできていない現状...からだを動かすことも好きですが、食べることも大好きです。
コストコ、KALDIなどの輸入食品には目がありません。
「家族が楽しく過ごせるのが1番」をモットーに、程よく手抜きしながら日々家事・育児を楽しんでいます。
これまでの私の経験が少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修