保育園・幼稚園選びのポイントと注意点、失敗しないためのアドバイス|学習プリント.com

保育園・幼稚園選びのポイントと注意点、失敗しないためのアドバイス

保育園・幼稚園選びのポイントと注意点、失敗しないためのアドバイス
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「共働きの子供も幼稚園に入れるの?」や「保育園は選べないし、仕事をしなくちゃ入れないでしょ」ということをよく聞きます。
リモートワークも一般的になり、子供の通う幼稚園に共働きの家庭も多くなってきました。
送迎時間は休憩をして、バスの停留所までお迎えに行かれています。
休みを利用して幼稚園の行事にも参加できているようです。

また保育園は申し込みをして、空きのある園に点数の高い家庭から決まっていきます。
通常保育時間と短時間保育があり、短時間でも十分助かるという方は入れる可能性が高くなります。

幼稚園も地域によっては「満三歳クラス」と言って、3歳になる年の4月から受け入れをしているところがあります。
いろいろな方法があると思いますので、お子さんと通いやすい所を選び、安心して過ごせる園を探しましょう。

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保育園・幼稚園を選ぶ際のポイント

保育園・幼稚園を選ぶ際のポイント

情報を集めましょう

「保育園や幼稚園に通わせたい!」と思ったら、まずは情報を集めます。
市区町村の保育担当窓口で相談したり、住んでいる地区町村のホームページで確認したりすると少し分かります。
それでも情報が多く、何から見たら分からないと思いますので、実際に役所に足を運んで相談をすることも良いと思います。
あまり知られていない小規模保育園のことや定期利用についても説明が聞けます。
認可保育園や認可外保育園などの違いについても詳しく聞けて、おすすめです。

認可保育園とは、厚生労働省の児童福祉施設のことです。
国が定めた基準をクリアし、都道府県知事に認められています。
公立と私立があります。
地区町村に住んでいて、条件を満たしている方が申し込めます。

一方、認可外は無認可保育園になりますが、施設の大きさや設備などで認可になっていないところが多く、駅近くやユーザーが使いやすいメリットもあって一概に認可されていないからといって調べないのはもったいないことになります。
東京都が認めた基準をクリアしている保育園は認証保育園と言います。
0歳児の受け入れをしています。
保育料の面で認可保育園は統一されていますが、認可外や認証も上限はありますが様々です。

気になる園を絞る

公式ホームページや役所でもらった用紙で詳細を確認します。
気になる園のお子様の年齢が受け入れられる園かどうか、確認しましょう。
申し込みは希望の保育園を順位でいくつか出せます。
通うことが難しい園でない限り、最後まで希望を書くことで決まる可能性を高めていきましょう。

見学をしよう

初めて園に連絡を入れた際の電話対応は重要です。
園に通うと連絡する頻度が高くなり、事務の方や先生が電話に出ていることも多いので話しやすい雰囲気かどうかということもチェックしましょう。

また、どこを見て決めれば良いか分からないという方は、最低2園以上の見学をすると良いですよ。
ご自身の大事なポイントが分かりやすくなると思います。

最初に見るべきポイントは「通いやすさ」です。自転車や車を利用する場合、置き場はあるか聞きましょう。
次に「衛生面」です。
園は清潔に保たれているか、先生や他のお子様の様子も見ると良いでしょう。

あとは「給食」です。
給食を園で作っていたり、食材にこだわっていたりするところもあります。
お弁当を持参する日もあるかもしれません。
お試しのサンプルがあれば量や内容を見てみましょう。
保育をする部屋の様子や子供が遊ぶところも見られると、預けたイメージが湧くでしょう。
子供の年齢に合わせて部屋を変えているところもあり、階段があったり、障害物があったりして気になる点も見えてきます。
その時は「うちの子は怪我しそうだな」というポイントがあれば先生に聞いておきましょう。

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保育園・幼稚園を選ぶ際の注意点

保育園・幼稚園を選ぶ際の注意点

保育時間は合っているか

お仕事をしているから幼稚園はとあきらめる必要はありません。
今は幼保連携施設も増えていて、認定こども園があります。
保育園枠で預けながら幼稚園の教育を受けられ、どちらの特長も備わっています。
認可保育園の場合は、自治体で保育時間が決められています。
契約内容によっては一切の延長保育が禁止されているところもあるので気を付けましょう。
延長保育が利用できる場合は、いくらくらい加算されるかなどの詳細も聞きましょう。

幼稚園で課外教室があれば、預けている間に習い事もさせられて人気があります。
共働きのご家庭ですと、平日の習い事は大変ですが、幼稚園の預けている間に習い事ができていると、お迎えも幼稚園一か所で終わりありがたいです。

申し込み期間

保育園も幼稚園も募集に締め切りがあります。
大体の保育園は4月からの入園希望で11月締め切り、2月に結果が分かります。
一方、幼稚園はもう少し早い10月ごろに願書受付があり、11月に入園願書受付と面接があるところが多く、すぐに結果発表が分かります。
保育園と異なって幼稚園の面接日は重なっていることが多く、ほとんどの方は1園にしぼらなくてはなりません。
どちらも締め切り日に十分気を付けて、余裕のあるスケジュールで準備をしましょう。

費用の支払い金額やスケジュール

認可保育園の支払いは決められた金額を支払っていますが、認可外や認証はその園によって自由に設定しているため、認可よりやや高い印象です。
幼稚園は合格が分かってすぐに入園金などの振り込みがあり、間に合わないと合格破棄になってしまいます。
受ける前に金額や振り込み方を確認して、気を付けてください。

保育園は保育料の他に、指定のバッグやお昼寝用グッズ、防災グッズなどの備品に費用がかかります。
幼稚園は願書を提出する際に検定料がかかります。
他にも制服やバス、父母の会など諸費用がかかります。

点数の高い家庭から保育園は決まっていく

住んでいる地域によっては、求職や就業をしているだけでは保育園が決まらないこともあるようです。
収入も大きな点数の加算になります。
空きがある園で、点数の高い人から決まっていきますので新設された園や短時間保育、小規模は狙いめです。

実際に希望している保育園や幼稚園に通っている親御さんに話を聞く機会があれば、ぜひ聞いてみると良いでしょう。

保育園・幼稚園を選ぶ際の失敗しないためのアドバイス

保育園・幼稚園を選ぶ際の失敗しないためのアドバイス

トイトレなどは積極的か?

細かい話になりますが、大体3歳児にはオムツを外す頃になります。
園によっては積極的にトイレに連れていってくれて「今日はお友達についてトイレに行きました。」や「トイレでおしっこできました」と言って、保育園で進めてくれます。

一方で「家庭で取れたら保育園でもパンツで登園してください。」と言う園もあります。
個人的には保育園でも子供の成長を手伝ってくれるとありがたいと思いました。

挨拶をしてくれる先生か?

先生の雰囲気が良くないと子供がけがをして帰ってくるときには不安が押し寄せます。
これからお世話になる園ですので、見学時に挨拶をしてくれる先生が多いなど先生同士の雰囲気も良く観察しましょう。
園の雰囲気が良いと子供への接し方も丁寧なことが多かったですよ。

まとめ

幼稚園は形だけかもしれませんが、面接や試験があるところもあり、名前が言えるかということや親と離れていられるかなど、見られるポイントが様々でリサーチが大事になってきます。

特に幼稚園入園前の3歳児は成長が著しく、お話が上手なお子様もいればまだあまりスムーズに話せない子もいます。
スムーズにオムツが外れる子もいれば、なかなか親もタイミングがなく、オムツを履いている子もいるでしょう。
お子様の成長や性格に合った園を選ぶために「プレ幼稚園」に通う方法もあります。
プレ幼稚園では、入園前のお子様に幼稚園の雰囲気を味わって、親子の交流を深めるために季節に合わせたイベントを行っていただけます。

実際の園で、入園前にお友達もでき、上に兄弟がいるママさんにも詳しく話を聞けて良い経験になりました。
ただ保育園は幼稚園に比べると、行きたい園に行けるということは少ないと思います。

私の場合、保育園を探す際に自宅近くの公園でいろんな方に声を掛けました。
人気のある園や人気のない園は皆さん同じところを言っていて、人気のある園に見学ができるか問い合わせをしました。
そこの園長先生に「求職要項で申し込んでも今なら入れると思うよ」と教えていただき、専業主婦から自営業に変わる良いきっかけをいただきました。
その際にファミリーサポートについてもお話があり、地域と密着して子育てをしていけるととても安心したことを思い出します。

初めは仕事ができればどの園でも良いと思った部分もあるかもしれませんが、実際は本当の家族のように長い時間子供を見ていただき、親の悩みも聞いてくれたる保育園や先生の存在にとても助けられました。
諦めずに希望の園を探すことがとても大切に感じます。
初めての保活や幼稚園選びで不安な方もいると思いますが、色々調べて体験して納得のいく園を選んでいただければと思います。

この記事を書いた
サポーターママ

のんママのプロフィール写真 のんママ 1男1女のママ

何回かの引っ越しを経て、気づけば4人家族。
下の息子の保活をきっかけに、ライター業を始めました。
私自身はダンスや旅行、動物などに興味があり、新しい経験をすることが大好きです。
現在は「家事も育児も携わりたい!」という想いで、一筋縄ではいかないことも多々ありますが、そのような私の経験が他の方の力になるように気持ちを込めてお伝えできればと思います。

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