先輩ママの出産体験談とアドバイス!お産のはじまり(陣痛)・出産場所・方法・バースプラン等|学習プリント.com

先輩ママの出産体験談とアドバイス!お産のはじまり(陣痛)・出産場所・方法・バースプラン等

先輩ママの出産体験談とアドバイス!お産のはじまり(陣痛)・出産場所・方法・バースプラン等
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34歳で初めての出産、友達はほとんどママになっているけれど、私にもできるだろうか?私も本当にママになれるだろうか?
私は採血ですら、緊張と貧血で倒れてしまう人間です。
そんな私が初めて出産した、ドキドキの出産体験をお話しします。

これを読まれている方は、これから出産される方でしょうか。
十月十日、ワクワクする気持ちの一方で、心配もつきませんでした。
年齢のこともあって、検診のたびに赤ちゃんの心臓はちゃんと動いているかな?ちゃんと育っているかな?とずっと心配だったのです。
友達はみんな大丈夫って言うけれど、経験がないから怖いですよね。
経験してみて思うのは、やっぱり「大丈夫だよ!」ということです。

30代で出産した私の話を読んで、少しでも安心し、なるようになるか!と気持ちが軽くなることを願っています。

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先輩ママの出産体験談 お産のはじまり(陣痛)

先輩ママの出産体験談 お産のはじまり(陣痛)

私に陣痛がきたのは38週のときでした。
検診では子宮口が全然開く気配がなく、場合によっては入院して促進剤かな?という話をされていて、赤ちゃんの体重も十分育っている状態でした。
お腹の赤ちゃんに「もう出てきていいよ〜早く会いたいよ〜」と話しかけ、安産ヨガをYouTubeで検索しては、毎日寝る前にしていました。
いつものように眠りにつき、朝5時に起きてトイレに行くと「ん?尿もれ…?いや、破水?」という状況でした。

初産なので当たり前ですが、そもそも破水したことがないので破水というものが分かりません。
痛みはありましたが、これが陣痛なのかも分からず…(出産が終わると、陣痛とは、こんなものではないことがよく分かりました。)
とりあえず、痛みの間隔を携帯に入れておいたアプリで測ってみると、なんとすでに6分間隔!
これは!と思ってパパを起こして、これはついに来たかもしれない…!と報告しました。
産院に電話すると「まだ様子見てね〜」と意外とのんびりした回答でビックリでした。
まだ余裕があって、冷凍食品の焼きおにぎり5個と卵スープをしっかり食べました。こういうときは精神的に落ち着かないので、チンしたら食べられるものを用意しておくと、料理せずにサクッと食べられるので良かったですよ!
2時間後の朝7時、5分間隔になって「さすがにそろそろでは」ともう一度産院に電話をすると「まだ話せるね?でも一応来ようか!」と言ってもらえ、産院に行くことになりました。

お産タクシーも登録していましたが、パパがいたので自家用車で産院へ向かいました。
診察してもらうと、破水していたことが分かり、いよいよ入院が決定しましたが、入院はベットでその時を待つのかと思いきや、病院内を歩かされ、しかも3階までの階段を何往復もするという状況でした。
助産師さんには「破水してから陣痛の方が早いですよ」と言われ「本当か?」と思いつつ、だんだん痛みも強くなってきて、歩きながら「うう…」と立ち止まっては、痛みのピークが過ぎると、また歩く、の繰り返し。
やっておいて良かったのは、ヨガのように細く長く息を吐き出すことでした。
この呼吸で痛みを逃れることができて、本当に助かりました!

それでも、痛みで立ち止まるほどだったものの、なぜか死ぬ覚悟までしていた私は失神していないので「これはまだまだ痛いには入らないよな?きっともっと大変なんだろうな」と出産という未知の恐怖と戦っていました。この話を助産師さんに真面目に話したら、爆笑されましたが……
ここまでは自画自賛だけど、痛みを呼吸で上手くごまかせていました。
それが、だんだん痛みを逃せなくなって子宮口が4.5cmになり、陣痛室からいよいよ分娩室に入りました。

先輩ママの出産体験談 出産場所・方法・バースプラン等

先輩ママの出産体験談 出産場所・方法・バースプラン等

いよいよ分娩室に入った私がまずビックリしたのは、その環境でした。
ドラマで見る手術室のような感じを想像していたのですが、実際は携帯をさわって良いし、カーテンで仕切られていてカーテンの向こうには他の妊婦さんもいるという状況で「分娩室に入った!」とパパにLINEするも、だんだん痛みがごまかせなくなって携帯どころではなくなってきました。
他の妊婦さんは「痛い〜!」とか絶叫していたけれど、私は痛いとすら声にもできず、極限の痛みの時は、叫ぶこともできないタイプなのだと分かりました。
いきみたい、という感覚が分かるようになってきたものの「まだ、もう少し」と助産師さんに言われ、ただただ痛みに耐え続けました。

経験がないので「この痛みに一体いつまで耐え続けなければならないのだ?!」と気が遠くなり、もはや「お腹を切ってくれ」とさえ思っていました。これは、2人目だとイメージがわくのだろうと思いましたが……
でも、出てくるまで終わらないので「絶対終わりは来る」というか「逃げられないし、腹をくくるしかない」という状況でした。
何度も来る痛みに耐え、ついに「いいよ〜!力んでー!」と助産師さんに言われました。

しかし、いざそう言われても力んだことがないので、とにかく試行錯誤し、勝手に力が入ってしまうけど、あとどう力を入れたらいいのか分かりませんでした。
とにかく力を入れていくと「それそれ!いい感じよー!」と助産師さんが褒めてくれて「こういう感じか?!」「力むとはこれか?」と感覚が掴めてきました。
そしてついに、出産!
「ドラマのような感動の涙が」とは私の場合はならなくて「やっと終わった」と、見えない暗闇から出てきたような、完全に力が抜けた抜け殻のような感じでした。
赤ちゃんをいざ胸に抱っこさせてもらっても「この子が本当に自分のお腹にいたのか…?!」という不思議な感覚だったことを覚えています。
ちなみに、赤ちゃんとの2ショットは携帯での自撮りでした。
いつもは笑顔で撮る写真も今回ばかりはゲンナリした顔で、もう少し顔をつくりたかったけど、もはやそんな余裕はありませんでした。
でも「私にも出産ができたんだな…乗り越えられたな」と少しだけ自信がついたことも覚えています。

出産場所

私の出産場所は、市立病院などの総合病院ではなく、お産の専門病院(私立)でした。
地元では、市立病院とこの病院の2択でしたが、私は料理が美味しいという理由でここを選びました。
市立病院は給食のような食事だったと友達に聞きましたが、私の病院は、もう、それはそれは美味しくて、オヤツまで全て食べきりました!

バースプラン

雑誌でバースプランは目にしていて、なんとなく書いてはいたものの、産院から聞かれることはなく、初めての出産で言い出すこともできず、流されるままに出産が終わってしまいました。
もし2人目を産むことができるなら、少しリクエストしてみたいと思っています。

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先輩ママから出産に向けてアドバイス

先輩ママから出産に向けてアドバイス

産院の選び方

私は市立病院ではなく、出産専門の産院を選びました。
理由はただ1つ、クチコミで料理が美味しいと絶賛だったからです。
普段、毎日のように家族にご飯を作り続けているママさんも多いと思います。
出産という大役を引き受けるのだから、ご飯ぐらいフルコースで食べてもいいと思いませんか?!
実際、退院するまで誰かが作ってくれた美味しい料理を3食食べられるのは、本当に幸せな時間でした。
なかにはエステなどをしている産院もあるようですが、私の出産時はコロナ禍で中止していて残念でした。

でも「節約するところは節約しないと!」と思って、病室は個室ではなく大部屋にしました。
5日間くらい入院するので、特別な個室などと比べると10万円くらい差がついたと思います。
私は大部屋でもカーテンもあったので、何も気になりませんでした。
むしろ、お隣のママさんとも仲良くなれて神経質でなければオススメです。

出産(入院)時、持ってきて良かったもの

  • 水だけコットン(このコットンの存在は出産するまで知りませんでした。トイレの時、毎回お股を拭く濡れティッシュですが、もちろん滅菌してある専用のものです。産院の自販機だと20包で500円でしたが、ドラックストアなら100包で900円で買えました!私は入院中、パパに買ってきてもらいました。)
  • 授乳記録の日誌
  • ペットボトル飲料(私はお茶と水の1日2本を毎日差し入れしてもらいました)
  • ペットボトルストロー(蓋を開けて飲むということすら痛くてつらいので、本当にあって良かったです!)
  • 夜用の生理用ナプキン(出産後、悪露という生理みたいな状態が続きますが、専用のナプキンが終わったら、普通のナプキンが使えます)
  • 産褥用ショーツ(生理用ショーツみたいなものだけど、開いて傷口が見られる専用のもの。安いのもで十分です。私は2枚で1000円でした)
  • アルコールウェットティッシュ

まとめ

友達はほとんどママになっているなか、自分も本当に出産できるのか?ママになれるのか?と不安だった妊婦時代ですが、いざ陣痛が始まると、当たり前だけど、逃げることも休憩することもできないジェットコースターのようでした。
でもそこで「もうやるしかない!」と腹をくくることで、みんなママとして強くなっていくのだと、今は思います。

これを読まれている、これから出産するママへ。
大丈夫です。
絶対出てくるまで終われないから、逃げたくても逃げられないから、なるようになります!
私は採血ですら緊張と貧血で倒れてしまう人間でしたが、助産師さんや看護師さんにたくさん励ましてもらって乗り越えられました。(パパはコロナ禍で立ち会い禁止でした…)
なるようになる!

そして、それを乗り越えれば、かけがえのない我が子との想像以上の楽しい日々が待っています!
心から応援しています。

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