初めての育児|新生児のお世話の基本と赤ちゃんとの接し方|学習プリント.com

学習プリント.com公式アプリバナー
学習プリント.com公式アプリバナー

初めての育児|新生児のお世話の基本と赤ちゃんとの接し方

初めての育児|新生児のお世話の基本と赤ちゃんとの接し方
更新日:  | 公開日:
Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

初めて赤ちゃんを迎えるときは、とってもドキドキワクワクすると思います。
これから初めての育児が始まる予定の方は、いろいろネットで検索して情報を集めている最中ではないでしょうか。
ただ、検索すると『育児は大変』『寝る時間もない』『こんなに大変だと思わなかった』など、不安を煽るような内容が出てくると思います。
確かに育児は大変です。
常に赤ちゃんが生きているかを確認したくなり、やることも多く、最初のうちは寝る時間もまともに取れないことでしょう。
ただ、それ以上に幸せな時間があるのが育児です。

初めての育児に不安にならないためにも、新生児のお世話の基本と接し方について整理していきたいと思います。

スポンサーリンク

新生児のお世話のポイント

新生児のお世話のポイント

新生児の赤ちゃんのお世話は『授乳、ミルク』『おむつ替え』『沐浴』『ねんね』に分かれます。
それぞれポイントがありますので、項目ごとにご紹介します。

授乳、ミルク

新生児期は昼夜の区別がないため、2~3時間くらいで目を覚まし、おっぱいやミルクを飲んで、また眠るというサイクルを繰り返します。
ミルクの場合は、3時間ほどの間隔をあけると赤ちゃんの胃腸への負担が少ないといわれています。
ミルクは消化がゆっくり行われるので、できるだけ推奨されている授乳間隔を守りましょう。
量に関しては、各メーカーで規定があります。
週数や体重によって変わってくるので、パッケージをよく確認しましょう。

母乳の場合は、赤ちゃんが欲しがるだけ与えていいとされています。
私は産院で、左右各5分ずつを目安にあげるように言われました。
母乳の場合は、赤ちゃんがどれだけ飲めているのか目視ではわからず、足りているか分かりづらいものです。
もし、何回あげても泣いて欲しがるようであれば、授乳前と授乳後で体重を測ってみるといいでしょう。
飲めた分が体重に加算されます。

ちなみに、わが家の次女はきちんと飲めているにも関わらず飲む回数が多く、多い時には1日10〜15分を15回ぐらい飲むことがありました。
飲みながら寝てしまうこともあり、おそらくおっぱいを咥えることで安心感を得ていたのだと思います。
『おなかが空いた』以外にも『安心したい』『近くにいたい』といったことで欲しがる時もあるようです。
ママからしたら大変ですが、おっぱいを飲んでいる姿を見られるのはママの特権です。
優しく、温かい目で見守ってあげてください。

おむつ替え

新生児期は特に膀胱が小さく、頻繁におしっこやうんちをします。
また、うんちも水状なので漏れやすく、お尻が蒸れてかぶれやすくなります。
おむつの不快感で泣くこともあるので、なるべく頻繁に交換してあげてください。
新生児用の紙おむつはいっぱい入っているように感じますが、私の経験上1パック約7日〜10日前後でなくなります。
ストックを多く用意しておくといいでしょう。

おむつ替えセットを赤ちゃんの近くに用意しておくのもおすすめです。
おむつ、おしり拭き、ゴミ袋、漏らした時用の予備の敷物や着替え、保湿剤、霧吹きスプレーなどです。
霧吹きスプレーは、おむつかぶれを起こしたときに、その場で軽く洗い流してあげることができます。

紙おむつの替え方は、以下の手順を参考にしてください。

  1. 新しい紙おむつを、赤ちゃんが履いている汚れたおむつの下に敷きます。
  2. 汚れたおむつのテープを外し、お尻を綺麗に拭いてあげます。
    汚れがこびりついている時や、おむつかぶれができているときは、霧吹きなどでサッと洗い流してあげましょう。
  3. 拭いたお尻拭きを汚れたおむつの上に置き、汚れたおむつをお尻から引き抜きます。
    赤ちゃんのお尻に新しいおむつがくる形です。
  4. 新しいおむつのテープをしっかり止めます。
    テープのきつさは、おなかまわりに指が1本入るくらいが目安です。
    フリルやギャザーをしっかり出してあげると漏れ防止になります。

沐浴

新生児のお風呂は『沐浴』と呼ばれます。
新生児は生まれてから間も無くは身体も弱く、感染予防のために大人と一緒にお風呂に浸かることができません。
ベビーバスを用意して、沐浴をしてあげましょう。

沐浴の仕方は、以下の通りです。

  1. まず、お風呂から出た後のことを考えて、タオルや洋服の準備をします。
    脱衣所に広げて着やすくした洋服、肌着を準備します。
    その上に体を拭くタオルを広げておきます。
    おむつ、保湿剤も忘れずに用意しましょう。
  2. 赤ちゃんを裸にし、頭とお尻を持ちながら、ゆっくりお湯に入れてあげます。
    お湯の適温は38度〜40度です。
    湯温計で測って、適温かどうか確かめるのを忘れずに行いましょう。
    赤ちゃんのお腹に濡らしたガーゼを置いてあげると安心するそうです。
  3. ベビーソープを使って、頭、身体を洗います。
    手足のくびれ部分は汚れが溜まりやすいので、きちんと指を入れて洗いましょう。
    背中やお尻は、赤ちゃんをうつ伏せの状態にして洗いますが、難しければ仰向けのまま洗っても大丈夫です。
    沐浴したまま、優しく撫でてあげましょう。
  4. 顔を洗います。
    湯おけにお湯を張り、ガーゼを濡らして優しく撫でてあげましょう。
    顔を洗う順番は1番最初でも構いません。
    ただ、私は『赤ちゃんが気持ちよくなってきた時に顔を洗ってあげるといい』と教えてもらったことがあります。
    顔を洗うときは、1回1回ガーゼをすすいで、綺麗なお湯で洗ってあげましょう。
  5. 沐浴が終わったら湯冷めしないように、タオルでしっかり水気を拭き取り、保湿剤を塗り、手早くお着替えをしましょう。

沐浴は毎日、できれば同じ時間帯で、着替え込みで10分程度を目安に終わらせましょう。
パパがいる時は、どちらかが沐浴をして、お風呂から出た後にバトンタッチして着替えをさせるとスムーズにいきます。

ねんね

新生児は基本寝て過ごします。
1日に約16〜20時間寝ると言われ、泣いて起きては授乳やミルクを飲んで寝ると言った行動を繰り返します。
ただ、なかにはうまく眠れない子もいます。

わが家の次女がそうだったのですが、次女は私と離れるのを極端に嫌っていました。
おっぱいやミルクをあげても泣いて寝てくれないときは、抱っこでゆらゆらしてあげると落ち着いて寝てくれました。
赤ちゃんは、ママの体温、心臓の音、ゆらゆらが心地よく、寝つきが良くなります。
夜間も同じです。
3時間ごとに授乳やミルクは必須になるため、ママも覚悟が必要です。

赤ちゃんはまだ昼夜の区別がついていません。
徐々についていくので、最初は大変ですが頑張りましょう。
夜の授乳に備えて、日中赤ちゃんが寝ているときにママも身体を休めておくといいでしょう。
ミルクの場合は、パパと協力してもいいかもしれません。

赤ちゃんとのコミュニケーションの取り方

赤ちゃんとのコミュニケーションの取り方

新生児の赤ちゃんとのコミュニケーションの取り方でおすすめしたいのが、ボディタッチです。
赤ちゃんは、身体を触られると嬉しいとよく聞きます。
まだ言葉を話したり理解したりできない赤ちゃんは、泣いて表現するしかないので、赤ちゃんの体にたくさん触れて安心させてあげましょう。

抱っこもその1つです。
泣いていたら抱っこしてあやしてあげるといいでしょう。
以前は『抱き癖がつくから頻繁に抱っこをするのは良くない』と言われていましたが、最近では『たくさん抱っこをしてあげるといい』という風に産院で教えられます。
ママの温もり、心臓の音、声が、赤ちゃんを安心させてくれることでしょう。

ボディタッチをすることでもう1ついいことがあります。
それは、赤ちゃんの身体の変化に素早く気づくことができるということです。
「爪が伸びてきた」「股関節は問題なく開くか」「怪我はしてないか」そういったことをチェックすることもできます。

また、新生児の赤ちゃんは視力がかなり弱く、わずか0.01〜0.02程度だそうです。
ほとんど見えていない状態ですが、助産師さんから「30cmくらい先はぼんやり見えているから、顔を近づけて話しかけてあげてください」と言われたことがあります。
声かけをするときは、ぜひ顔を近づけてあげてください。

スポンサーリンク

赤ちゃんの成長に合わせた育児のコツ

赤ちゃんの成長に合わせた育児のコツ

新生児期はとても短いですが、そのなかで赤ちゃんも大きく成長していきます。
特に、手足の動きが活発になっていきます。
少しずつ手足をモゾモゾ動かし、生後一か月頃にはバタバタ元気よく動かす子もいます。

手足の動きが活発になってきたら、洋服をドレスオールからカバーオールに変えてあげるといいでしょう。
股の部分のスナップを留めると、足をバタバタしても洋服がめくれずにすみます。
少しずつ視力も良くなっていくので、メリーなどのぶら下げるおもちゃを準備してあげるといいでしょう。
赤ちゃんが色を認識しやすいよう、はっきりした色のものがおすすめです。

そして、覚えておいていただきたいのが『赤ちゃんは泣くのが仕事』ということです。
泣いている理由はさまざまですが、最初は一番近くにいるママでもわからないものです。
一緒にいる時間が長くなればなるほど、どうして泣いているのかがわかるようになってきます。
「赤ちゃんが泣き止まない」「あやしているのに泣いている」これらは誰もが通る道です。
なるべくイライラしないようにしましょう。
イライラして赤ちゃんに当たってしまうのか1番良くないです。

もし、赤ちゃんが泣き止まずママも限界を迎えたときは、一瞬離れてみるのもありです。
5分ぐらい別の部屋に逃げて気持ちを落ち着けましょう。
どうしても無理なときは、地域の子育てサポートに協力を仰いだり、実家で少し預かってもらったりするのもいいでしょう。
赤ちゃんのお世話はまだ始まったばかりです。手助けをお願いできるところがあれば、手を借りていきましょう。

まとめ

今回は、初めて赤ちゃんを迎える方に向けて記事を書かせていただきました。
私は2人の子供を育てていますが、子供達にもそれぞれ個性があるため、基本を押さえていてもその通りにいかなかったりします。

毎回対処に悩みますし、弱音を吐いたり愚痴を言いたくなる時もあります。
あまり完璧にこなそうと思わないでください。
大丈夫、少しぐらい間違ってしまっても、赤ちゃんの生命力は逞しいものです。

そんな気持ちで赤ちゃんを迎え入れてもらえればと思います。
基本を頭に入れつつ、試行錯誤しながら、これから始まる子育てを楽しんでみてください。

この記事を書いた
サポーターママ

あーちゃんママのプロフィール写真 あーちゃんママ 2女のママ

みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。

この記事が気に入ったらシェア

Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア

歯科医師
監修

ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
スポンサーリンク
ページトップへレッドレンジャー