乳児の生活リズムの作り方!月齢別生活リズムの作り方を紹介(0~3ヶ月、4~6ヶ月、7~11ヶ月)
生まれたばかりの赤ちゃんは寝ている時間がほとんどですが、成長するにつれて睡眠時間は減っていき、生活リズムが徐々に整っていきます。
生活リズムが整ってくると、赤ちゃんのお世話がグッと楽になります。
私の場合、長女の時は生活リズムを作るのに苦労しました。
初めての赤ちゃんということもあり、どうしたら生活リズムを作れるのか悩み、また私自身が長女のお世話に疲れてしまい生活リズムが乱れてしまった部分もあり、あまりうまくできませんでした。
次女の時は、長女に合わせた生活リズムに自然となってしまったので、割とスムーズに生活リズムを作ることができました。
1人目より2人目の方が生活リズムを作りやすいのかもしれません。
今回は、赤ちゃんの生活リズムの作り方について書いていきたいと思います。月齢別に分けて詳しいポイントもご紹介します。
乳児の生活リズムの重要性とは
赤ちゃんの生活リズムが崩れていると、赤ちゃんの睡眠の質や睡眠時間、成長そのものに影響が出てしまうことがあります。
また、生活リズムが安定していないと、お世話をするママやパパも「次は何したいのかな?」「なんで泣き止まないのかな?」と行動がわからず、お世話が困難になってしまいます。
赤ちゃんは、起きて、遊んで、食べて、寝て…を繰り返します。その中にもリズムはきちんとあり、成長していくうちによりはっきりとしてきます。
最初はコツを掴めなくても、お世話をしていくうちに徐々に感覚を掴んでいくことでしょう。
ただ、ママやパパの生活リズムが崩れていると、赤ちゃんの生活リズムにも影響が出てきます。
赤ちゃんの正しい生活リズムを作るためにも、ママとパパも一度生活リズムを確認してみてください。
特に注意したい点をまとめてみました。
朝はカーテンを開けて日差しを浴びせる
起きる時間はだいたいでもいいので、決めておきましょう。
そして、起きる時間になったらカーテンを開け、陽の光を感じさせてあげてください。
こうすることで朝になったことを身体が知り、少しずつその時間に起きられるようになります。
また、陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされるそうです。
「起きる時間=陽の光を浴びる」というリズムを、朝カーテンを開けることで身につけさせてあげましょう。
授乳や離乳食は時間を決めて与える
授乳(ミルク)や離乳食は時間を決めて毎日同じ時間に与えると、赤ちゃんの食事のリズムができていきます。
食事は、生活リズムの中で一つの区切りとなります。
食事のリズムを身につけることで、ご機嫌に遊べたり、昼寝の時間が決まってきたりもします。
月齢によって間隔、回数は違います。
その月齢にあった回数でなるべく固定した時間に授乳や離乳食を与えるようにしましょう。
赤ちゃんはおなかがいっぱいになると眠くなるので、食事の時間を決めると自然と眠るリズムも整っていきます。
夜寝る時は部屋を暗くする
夜寝る時は、部屋の電気を消して暗くしましょう。
「暗くなる=寝る時間」という生活リズムを身につけるためです。
また、部屋を暗くすると眠りやすくなります。
夜中眠っている間に、赤ちゃんの身体には多くの成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは骨や筋肉をつくり、免疫力を高め、神経系を構成し、脳を成熟させてくれます。
眠るということは、赤ちゃんにとってとても大切なことなのです。
赤ちゃんの健やかな成長を促すためにも、夜寝る時には部屋を暗くして、よく眠れるようにしてあげてみてください。
月齢別生活リズムの作り方を紹介
ここでは、月齢別にあった生活リズムの作り方をご紹介していきます。
生活リズムは1日で身につくものではありません。
日々の努力の賜物です。
焦らず、ゆっくり生活ズムを教えてあげてください。
0~3ヶ月
この時期は寝ている時間が圧倒的に長いので、赤ちゃんの睡眠サイクルを把握すると生活リズムがとりやすくなります。
0ヶ月の赤ちゃんは、睡眠時間が1日約15~20時間、一度の活動時間は最長約40分と言われています。
この活動時間に授乳(ミルク)タイムも含まれます。
基本は『起きて、少し遊んで、授乳して、寝る』というサイクルだと思っていていいでしょう。
私はこの時期の赤ちゃんは、赤ちゃんが欲しがるだけ母乳をあげていいと助産師さんに言われました。
飲んだら寝て、機嫌のいい時は遊んで…という感じで、生活リズムを作っていました。
まだ時間で区切るというよりも、赤ちゃんの好きなように、本能のまま生活させるというイメージでいいと思います。
1ヶ月を過ぎると、授乳間隔も掴みやすくなり、大体3時間毎にあげるようになります。
起きている時間も長くなってくるので、寝かしつける儀式を決めるといいでしょう。
『授乳して寝かせる』方が多い一方、『背中をトントンして寝かしつける』『泣いてもいいから自分で眠れるように見守るだけ』の方もいます。
私の友人に、『赤ちゃんの毛布を近くに置いて、背中をトントンして寝かしつけた』方がいますが、それが定着し、低月齢のうちから寝る時はぐずることなく、スムーズに眠ることができるようになった話を聞いたことがあります。
この時期は授乳タイムと眠る儀式の習慣付けで生活リズムを作ってあげるといいと思います。
4~6ヶ月
生後4〜6ヶ月になるとさらに起きている時間が増え、昼寝のタイミングが掴みやすくなります。
我が家の娘たちは、この時期は『2時間起きて1-2時間眠る』を繰り返していました。
個人差はありますが、お昼寝は1日に3~4回、計4~5時間ほどになります。
気をつけたいのが、夕方のお昼寝です。
あまり長く寝かせてしまうと、夜眠れなくなってしまうので、夕方のお昼寝は30分程度を目安に起こしてあげましょう。
また、生後5〜6ヶ月になると離乳食が始まります。
まだ1〜2回食ですが、離乳食の時間もきちんと決めて毎日同じ時間にあげると、生活リズムが作りやすくなります。
離乳食後は授乳(ミルク)タイムとなり、お腹が満たされて眠くなりやすくなります。
お風呂の時間もこの時期から固定するといいと思います。
お風呂後は、体力を使うのと体が温まるので眠くなりやすいです。
夜眠る1時間ぐらい前にお風呂に入れてあげると、寝つきが良くなります。
7~11ヶ月
生後7〜11ヶ月は身体の成長が著しい時です。
体力もつき、起きている時間も長くなり、お昼寝も2〜3回になるので、より生活リズムをつけやすくなります。
体力がついた分、起きている時間は思い切り遊んだり、身体を動かしてあげましょう。
お散歩もおすすめです。
外の空気に触れ、いろいろなものを見ることで脳を刺激し、赤ちゃんの体力が削られます。
また、陽の光を浴びることで体内時計がリセットされます。
この頃から夜まとまって眠れるようになる子が増えてきます。
夜寝る時はカーテンを閉め電気を消してあげましょう。
朝起きる時はカーテンを開けて日差しを取り込んであげましょう。
こうすることで、夜と朝の区別がつくようになります。
離乳食も順調にいけば3回食です。
大人と同じ時間・タイミングで食べられるようになるので、是非時間を固定してあげてください。
おやつの時間も同様です。
そうすることで身体が生活リズムを覚えていくそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんには個人差がありますので、無理に当てはめようとしなくて大丈夫です。
その子なりの生活リズムが作れると、赤ちゃんもママも1日が楽しく過ごせるかと思います。
夜の寝かしつけは特に、早めに眠る儀式を決めておくといいそうです。
お気に入りのものを置いてあげる、背中をトントンする、手を握ってあげる…赤ちゃんによって安心するものは違うと思います。
早めに眠る儀式を決めることで習慣化し、夜の寝かしつけが簡単になると、私は周りから教えてもらいました。
この記事を書いた
サポーターママ
みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修