出産祝いでもらって嬉しかったものは?贈る時期と相場など疑問を解決|学習プリント.com

出産祝いでもらって嬉しかったものは?贈る時期と相場など疑問を解決

出産祝いでもらって嬉しかったものは?贈る時期と相場など疑問を解決
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赤ちゃんの誕生は家族にとってはもちろん、親族や友人にとっても大変喜ばしいことです。
赤ちゃんを身ごもること、おなかの中で育てていくこと、無事に産まれること・・・これらはいくつもの奇跡が重なって起きています。
そんな赤ちゃんの誕生を、素敵なギフトとともにお祝いしてあげたい方も多いのではないでしょうか?

一方で、「いつ、どんなものをあげればいいか分からない」という方も多いと思います。
赤ちゃんの誕生をお祝いして渡す『出産祝い』は、いったいどんなものが喜ばれるのでしょうか。

ここでは、出産祝いで喜ばれるプレゼントの紹介、そして送る時期や相場などを解説していきたいと思います。

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出産祝いとは?

出産祝いとは?

出産祝いとは、赤ちゃんが無事に産まれたことをお祝いする習慣のことです。
一般的には、出産した人(ママ)や赤ちゃんに贈るプレゼントのことを指します。

昔は出産祝いとして、男の赤ちゃんが生まれたら『熨斗目(のしめ)模様の紋付広袖(もんつきひろそで)』を、女の赤ちゃんが生まれたら『友禅模様の紋付の着物』を贈りました。
それをお宮参りに祝着として着せて、成長をお祝いしたそうです。

現在では、赤ちゃんが誕生したことをお祝いし、少しのささやかなものをプレゼントする傾向になっています。
また、「出産祝いは赤ちゃんに贈るもの」と思っている方も多いと思いますが、ママに贈るものでもあります。
ママにとっても、赤ちゃんにとっても喜ばれる品物を選びましょう。

出産祝い贈る時期

出産祝い贈る時期

出産祝いを贈る目安は、生後7日後~1ヶ月の間がいいでしょう。
生後7日というのは、赤ちゃんの名前をお披露目する『お七夜』という儀式があります。
ママと赤ちゃんは生後5~6日頃に退院することが多く、お七夜以降に合わせて準備をすると、プレゼントを受け取りやすくなります。
ただし、帝王切開や他の都合で退院が延びるケースもあります。
直接訪問する場合は、相手の都合に配慮しつつプレゼントを贈りましょう。

また生後1ヶ月頃には、赤ちゃんの今後の健康をお祈りする『お宮参り』という行事があります。
1つの区切りとなりますので、少なくともお宮参りまでにプレゼントを渡せるといいかと思います。

注意したいのが、「お祝い事だから早めに贈った方がいいのでは?」と考えて、出産前にプレゼントを贈ることです。
これは絶対に避けた方がいいです。
妊娠・出産は、奇跡の連続です。
途中、何か起きる可能性もあります。
そのため、無事に出産したという知らせを聞いてから、必ず贈るようにしてください。
もし、タイミングを逃してしまった時は、赤ちゃんの節目である『ハーフバースデー』や『初節句』、『1歳の誕生日』に贈るのもいいかと思います。
その場合は、遅くなってしまったお詫びの一言を添えるといいでしょう。

出産祝いの相場

出産祝いの予算の相場は知っておきたいものですが、その関係性によって基本は異なります。

出産祝いの相場一覧

親子3万円~5万円程度
親戚、兄弟姉妹、甥、姪1万円~3万円程度
友人、知人3,000円~1万円程度
会社の同僚、上司、部下3,000円~1万円程度

あくまでも目安ですが、両親や兄弟など関係性が親しい間柄ほど相場も多めになります。
また、渡す側やもらう側の年齢や立場、地域などによっても変わるため、それに応じて用意する金額の範囲を決めましょう。
独身の人や、学生など若くて経済的に余裕がない人は、少し少なめの金額であっても相手の理解があるかと思います。

もし、以前に出産祝いをいただいたことがあるようであれば、その時を考慮して、同じ金額を贈れば問題ありません。

祖父母や曾祖父母から見れば、孫やひ孫の誕生はうれしいものです。
親族など親しい関係であれば、相手に喜んでもらえるよう、何が欲しいか好みを尋ねて贈るのもいいですね。

逆に、親族でもほとんど付き合いがない方であれば、無理に出産祝いを贈らなくても問題はないでしょう。
また、職場によっては「慶弔規定」でお祝いを送る際のルールが定められているケースもあるため、事前に確認しておくと良いかもしれません。

一般的な目安として、参考にしてください。

ただし、出産祝いはもらった分の半額分をお返しする『内祝い』というものが存在します。
あまり額の高いブランドのものを購入して贈ると、かえって相手に負担がかかる場合があります。
「お祝いだから」と、あまり高額な価格の物にしすぎないことも大切です。

友達や職場の人であれば、複数の連名にしてグループでお金を出し合って渡すのも良いと思います。
その場合は、1人1,000円程度が目安です。

出産祝いは品物で送るのがマナーとされ、特に目上の方や先輩などに現金で贈るのはタブーとされていますが、親友、同僚、後輩など一緒に食事に行くような親しい仲であれば、現金で渡しても失礼にはならないでしょう。

現金で渡す場合は、蝶結びの水引のご祝儀袋を用意し、表書きの書き方は「御祝」「御出産御祝」などとし、毛筆で書きます。
「御出産祝」などは四文字で「死」を連想させるため、避けるようにしましょう。
水引の数は5本か7本にし、本数が多くなるほど豪華になります。
ご祝儀として中に入れるお札は新札を使うのがマナーです。
渡すときはふくさに包んで渡すと印象がよいでしょう。

渡す側ももらう側も、お互いが気持ちよく赤ちゃんの誕生をお祝いできる金額がベストです。

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出産祝いでもらって嬉しかったものは?

出産祝いでもらって嬉しかったものは?

出産祝いの金額以外に、どんなものを出産祝いの品物として決めるのがいいのかと選び方に悩んでしまう人もいるでしょう。

出産祝いでもらって嬉しかったものを、私の経験や他の先輩ママからの声を元に、ご紹介したいと思います。

出産祝いは、外のしで包むようにして包装したり、カードに送り主からのメッセージを一言添えて渡したりすると喜ばれます。

あかちゃん用のタオル

タオルは家庭で使い道が多く、新生児から実用的に長く使えるので、年代を問わず大変喜ばれる定番のプレゼントで、出産祝いのランキングでも上位になっています。
沐浴後に身体を拭く時や、お昼寝時、ベビーカーでお出かけ時の肌掛けなど、赤ちゃん用タオルは用途が多く、さまざまな場面で便利に利用ができます。
特に赤ちゃんの肌に優しい、オーガニックコットンの素材のアイテムは使い道も多く、人気があります。

私は、第二子を出産した際に、赤ちゃんの名が入ったタオルを頂きました。
第二子ということもあって、上の子のお下がりが多くありました。
そんな中、赤ちゃんの名前が入っていることで『その子供のためのタオル』という印象があり、すごく嬉しかったのを覚えています。
タオルは使う機会が多いので、普段、何枚あっても困らないものです。
出産祝いには特にオススメです。

注意したいのがハンカチです。
ハンカチは出産祝いには良くないとされています。
理由としては、布とかいて『てぎれ』と読み、涙をぬぐうものなので、別れや悲しみなど悪いイメージを連想させてしまうからだそうです。
プレゼントを選ぶ際に、ハンカチとタオルの違いを知っておくと安心です。

おむつケーキ

ほとんどの赤ちゃんが使用するおむつを、かわいらしくケーキ状にラッピングしたプレゼントです。
華やかな見た目がお祝いの品としてピッタリです。
また、中身がおむつなので、ママに大変喜ばれます。
おむつケーキは種類が豊富で、小さなタオルやおもちゃがセットになって一緒に付いているものもあります。
男の子用、女の子用と分かれており、デザインも様々ですので、選ぶ側も楽しいプレゼントです。

私も友人に贈ったことがありますが、大変喜ばれました。
デザインがかわいいのでしばらく飾ってから使ってくれたそうです。
また写真映えする点も喜ばれたポイントでした。
飾っても良し、使えばあとに残らないという点も、ママ目線としていいそうです。

ベビー服

かわいくておしゃれなベビー服も人気があります。
特に、お祝いだからこそ買ってあげられる、ちょっといいベビー服が人気です。
赤ちゃんはよだれやミルクの吐きこぼしが多く、スタイだけでは足りなかったり、汗もかきやすいので、洋服はいくらあっても困りません。

生まれたばかりの赤ちゃんは50-60サイズの服を着ていますが、その期間は短いため、70-80サイズぐらいのものを選ぶといいでしょう。
その方が長く着てもらえます。
ただし、季節に注意してください。
70-80サイズであれば、生まれてから約3ヶ月~半年後ぐらいの季節感で洋服を選ぶといいでしょう。

私は主人の会社の方からベビー服をもらった経験があります。
某有名ブランドのベビー服で、デザインがとてもかわいく、すごく嬉しかったです。
長女の時にもらいましたが、かわいいので次女にも着せています。
ベビー服はお下がりとしても残しておけるので、長い目で見ても嬉しいプレゼントだと思います。

カタログギフト

プレゼントを受け取った側が自由に選べるカタログギフトは、結婚の時の引き出物のイメージがあるかもしれませんが、出産祝いとしても近年人気があります。

カタログに記載されている商品は、子ども向けのものはもちろん、ママやパパがそれぞれ使えるようなギフトセットも多く掲載されています。

また、授乳中のママは食事にも気を遣われているため、スイーツやグルメの特集があるカタログギフトを届けても喜ばれます。

自分で選んだものが配送されるという点は、もらう側として嬉しいと思います。
「手持ちのベビー用品とかぶらないように選べるカタログギフトは嬉しかった」「絵本やおもちゃが付いていたので上の子と遊べました」といったたくさんの声がネット上にありました。

私も、友人が第二子を出産した際、ある程度のベビー用品は揃っているはずなので何をあげようか迷った際に、カタログギフトを選びました。
ママが自分で欲しいものを注文できたこと、選ぶ楽しみがあったことがよかったと言われました。
カタログギフトは選択肢が多いので、他の方とプレゼントがかぶりたくないという方にもオススメです。

ママ用スキンケアグッズ

出産祝いは赤ちゃん向けのものを贈る方が多いですが、出産を頑張ったママに贈るプレゼントも人気があります。
特に人気なのが、ママ用のスキンケアグッズです。
産後のママの身体はボロボロで疲れきっています。
育児が始まると赤ちゃんのお世話に追われ、なかなか自分に気を遣ってケアすることも出来なくなります。
そんなママにとって、スキンケアグッズは癒やしになります。
何よりも『ママを思って贈ってくれた』ということが、喜ばれるポイントだと思います。

ネット上には、「育児に疲れたとき、香りに癒やされる」「私に気遣ってくれたことに感謝した」といった声がありました。

出産を頑張ったママへのご褒美として、オススメしたいプレゼントです。

まとめ

今回は出産祝いについて詳しく解説しました。
贈る時期や相場を把握しておくと、プレゼント選びも困らずにスムーズに探せるかと思います。

ベビーベッドやベビーカーなどは、希望がある場合を除いて、置く場所に困る場合があるため、贈るのは避けた方が無難です。

どうしても迷ってしまった場合、ママ本人に何が欲しいか聞いてしまうのもいいと思います。
また、「選んだプレゼント、喜んで貰えるかな?」と不安な場合は、是非手紙も添えるといいでしょう。
赤ちゃんの誕生を祝う言葉、ママを労う言葉を添えて渡してみてください。
きっと思いは届くと思います。

プレゼントを贈る上で一番大事なのは、お祝いする気持ちです。
そのことを忘れずに、素敵なプレゼントを探してみてください。

この記事を書いた
サポーターママ

あーちゃんママのプロフィール写真 あーちゃんママ 2女のママ

みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。

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