小学2年生におすすめの本は?読んでおきたい日本・海外の名作や児童文学をご紹介|学習プリント.com

小学2年生におすすめの本は?読んでおきたい日本・海外の名作や児童文学をご紹介

小学2年生におすすめの本は?読んでおきたい日本・海外の名作や児童文学をご紹介
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子どもたちも小学校に入学し、絵本から少しずつ児童文学を読むようになります。
そして、小学2年生になると少しずつ読める漢字も増えて、一人で読める本も増えてきます。

しかし、児童文学もたくさんの種類の本があるので、最初からページ数の多い本を選んでしまったり、難しい表現の多い本を選んでしまうと、読書が嫌いになってしまう子もいます。
絵本から児童書への移行の時期には、本の選び方がとても重要なのです。

そこで、小学2年生におすすめの本を紹介していきたいと思います。
また、名作といわれている作品は、「美しい言葉やリズム」といった表現が多く含まれています。
それらは、子どもの表現力や想像力を伸ばしてくれる効果があります。

そこで、小学2年生が読んでおきたい日本・海外の名作や児童文学を紹介していきたいと思います。

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小学2年生におすすめの本【日本の名作】

小学2年生におすすめの本【日本の名作】

美しい日本語表現で長く読み続けられている日本の名作は、国語の学びにもつながるので是非読んでほしい作品ばかりです。
そこで、特に小学2年生の子どもにおすすめな日本の名作を紹介したいと思います。

「大きい1年生と小さな2年生」

主人公は、体は大きいけれど泣き虫の一年生まさやと、体は小さいけれどしっかり者の二年生あきよ。
学年の違う二人が交流を通して、お互いに成長していく友情と自立の物語です。
小学1、2年生のうちに是非、読んでほしい作品です。
166ページの13章とボリュームがある本なので、1日1章ずつ読むなどすると良いと思います。

「くまの子ウーフ」

長い間小学校の教科書にも掲載されていた作品です。
遊ぶこと、食べること、いろんなことを考えることが大好きなクマの子ウーフ。
クマの子ウーフは日々の日常の中で様々な疑問を抱き、家族や友達のキツネのツネタやウサギのミミちゃんなどと過ごしながら、その答えを見つけていきます。
そのイラストは可愛らしくほのぼのしたものですが、内容は実に哲学的です。
親子で会話を楽しみながら読み進めるのも楽しい1冊です。

「たんたのたんけん」

「ぐりとぐら」シリーズでも有名な著者による作品です。
「たんた」の誕生日に、どこからか不思議な地図がまいこみました。
たんたは、この地図をもとに探検に出発します。
すると、突然ひょうの子が現れて・・。
たんたと、個性豊かな動物たちが繰り広げるゆかいな物語です。
美しい絵と読みやすいフォントで、児童書にまだ慣れていないお子さんにもおすすめの本です。

「ながいながいペンギンの話」

アデリーペンギンのルルとキキの兄弟の話です。
何にでも積極的なルルは外の世界に憧れて、お母さんのいうことなんて聞かずに、どんどん冒険に出てしまいます。
すこし臆病な弟のキキもそんなお兄ちゃんに引っ張れるようにして、南極の海へ飛び出していきます。
自然の厳しさと面白さは両立しうることを楽しく描いています。
想像力豊かな子どもは、自分とぺんぎんを重ね合わせて、南極にいるような疑似体験をあじわえる作品です。

小学2年生におすすめの本【海外の名作】

小学2年生におすすめの本【海外の名作】

海外の名作は、100年以上も色あせることなく読まれている作品が多くあります。
最近では、イラストが現代風になって子どもも読みやすくなっているものもあります。
不朽の名作と言われる作品を紹介していきたいと思います。

「エルマーのぼうけん」

冒険をテーマにした名作といえば、これ!「エルマーのぼうけん」です。
9歳の主人公エルマーが、動物島に捕らえられている“りゅうの子“を助けるために冒険に出かけるお話です。
ハラハラする展開に思わず物語に引き込まれてしまいます。
仲間を思う気持ちや知恵を使う事の大切さを教えてくれる本です。

「オズの魔法使い」

竜巻によってオズ大王の住む魔法の国に運ばれたドロシーは、かかしとブリキのきこり、臆病なライオンと一緒に大冒険をします。
変わり者の仲間たちと、いろいろな困難にもめげずに解決していくという、女の子が主役の冒険物語です。
120年以上前に書かれた物語が全く色あせることなく読み続けられている名作作品です。

「赤毛のアン」

主人公は孤児院から年老いた兄弟に引き取られた赤毛のアン。
想像力が豊かでおしゃべりなアンが前向きに様々なことに挑戦し、失敗を乗り越えながら賢く素晴らしい若者に成長するお話です。
「赤毛のアン」には、名言が多く登場することでも有名です。
是非、親子でも読んでみてください。

「ふたりはともだち」

仲良しの“がまくんとかえるくん”を主人公にした物語が展開されます。
小学2年生の国語の教科書にも掲載されました。
毎日の中にある幸せや、友達の大切さや相手を思いやることの大切さを教えてくれる本です。
読んだお子さんもきっと「ともだちっていいな」と感じることでしょう。
5話シリーズ作品なので、きっとお気に入りの作品に出会えるはずです。

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小学2年生におすすめの本【児童文学】

小学2年生におすすめの本【児童文学】

児童書の選び方は、子どもに本を読むことの楽しさを知ってもらうためにも大切なポイントです。
小学2年生にも読みやすく、おすすめの児童書を紹介したいと思います。

「おひめさまになったワニ」

コーラ姫には自由なんてありません。
娘の将来を心配する王様とお妃様が、勉強と運動、入浴の時間を詰め込んでいるからです。
そんな姫を助けようとお城に来たのは、ワニ!
ワニがコーラ姫になりすましている間に、姫はお城の外へ出て…
自分の意見をしっかり伝えることの大切さが描かれているお話です。
親の期待に応えるのが苦しく感じる時、子どもに期待しすぎかな?と感じる大人にも肩の力を抜いて。と話しかけてくれる本です。

「つくしちゃんとおねえちゃん」

気が強くて優等生の小学4年生のお姉ちゃんと、マイペースでちょっと不器用な小学2年生の妹つくしちゃん。
けんかして、助け合って、笑いあって…と妹の視点で姉妹の日常を切り取った5編の物語です。
お互いを思いやる気持ちに胸があたたかくなります。

「はれときどきぶた」

ロングセラー作品です。主人公の則安くんは、毎日日記を書いている小学生です。
ある日、お母さんにその日記を盗み読みされてしまいます。
則安くんは、勝手に日記を読むお母さんを驚かせるため、でたらめなことを日記に書き始めます。
ところが、思いがけない展開が待っている物語です。
本を読むのが苦手な子どもも、「面白い!」と夢中に読める本です。

「ばあばにえがおをとどけてあげる」

ばあばは近頃ケーキも焼かないし、部屋もほこりだらけで元気がありません。
孫娘ファーンはばあばの人生に喜びをとりもどしてあげようと、素敵な幸せを探しにでかけます。
喜びの意味を優しく教えてくれる、おばあちゃんと孫娘のあたたかなお話です。

まとめ

小学2年生におすすめの日本・海外の名作や児童文学をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
小学2年生は絵本から少しずつ児童文学に移行する時期です。
児童書の選び方は子どもに本を読むことの楽しさを知ってもらうためにも重要です
小学2年生におすすめの作品といっても、どの作品も大人が読んでも心に響くような作品ばかりです。
なかには、親御さんが小さい頃に呼んだことのある作品も多くあると思います。
同じ作品のはずなのに、昔読んだころとは違うように見えるかもしれません。
親子で読んだ感想を話してみるのも楽しいかもしれませんね。

最後に、お子さんへの本選びで大切なことは、子どもが選んだ本に興味があることが一番大切です。
どんなに、大人が読んでほしいと思っても、子どもが興味を示さない本を無理に読めば、読書が好きではなくなってしまいます。
お子さんにとって楽しい読書の時間となるような本選びの参考にしていただけたらと思います。
お子さんたちのお気に入りの1冊がみつかりますように・・・

この記事を書いた
サポーターママ

おーちゃんママのプロフィール写真 おーちゃんママ 3女のママ

3姉妹のママです。現在は、隙間時間を見つけてライターの仕事をしています。
第1子は、初めての育児で育児書通りのガチガチ育児を経験、第2子は、2歳差育児に奮闘して頑張りすぎ育児を経験、第3子は、完全ゆるゆる育児を実践中です。
私自身も、これまで多くの世のママさんたちの言葉を道しるべに育児をしてきました。
今度は、少しでも頑張っているママさんたちの力になれれば良いな。という思いで発信していきたいと思っています。

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