小学生のパパ・ママ必見!子供の集中力を高める方法とおすすめトレーニングをご紹介!|学習プリント.com

小学生のパパ・ママ必見!子供の集中力を高める方法とおすすめトレーニングをご紹介!

小学生のパパ・ママ必見!子供の集中力を高める方法とおすすめトレーニングをご紹介!
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学校の授業や習いごと、趣味のスポーツなど日常生活のさまざまなシーンにおいて必要となる「集中力」。

子供の集中力が長く続かないと悩んでいるパパ・ママも多いのではないでしょうか。

子供の集中力には個人差があるものの、小学生では学年×10分程度が平均と言われています。

集中力が長ければ長いほど良いというわけではありませんが、今後の学校生活や習いごと、入試など集中力が必要な場面を考えると、幼いうちから集中力を高める方法を身に着けておきたいですよね。

今回は、今からでも始められる子供の集中力を高める方法と、身近なもの・方法でできるトレーニングをご紹介します。

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なぜ子供の集中力は長く続かない?

なぜ子供の集中力は長く続かない?

子供の集中力を高める方法をご紹介する前に、そもそもなぜ子供の集中力は長く続かないのでしょうか。
生まれつき長時間集中できる子供もまれにいますが、一般的に小学校1年生であれば10~15分程度が集中力の平均と言われています。
こう聞くと、学校で45分の授業を4~5時間、週5日受けていることがいかに体力・気力を必要としているかが分かりますね。

では、子供の集中力が続かない理由を具体的に見ていきましょう。

①常にテレビがついている

自宅でBGMのようにいつもテレビをかけている場合は、時間を決めて見るようにしましょう。
余裕があるのであれば、子供が勉強している時間は親も読書をする、洗濯物をたたむなどあまり音がでない家事をするなどすると子供も集中できます。
最初は音がないことに寂しさを感じるかもしれませんが、徐々に慣れてきますよ。

②睡眠時間が短い

小学生の理想的な睡眠時間は10~11時間と言われています。
昔と比べて共働き世帯が増えたことで、遅くまで学童にいる子供や塾に行く子も増え、難しい部分もあるかとは思います。
ですが、最低でも8時間は睡眠時間を確保したいものです。

いきなりガラリと生活スタイルを変えることは親子共に難しいかと思いますが、普段夕食に1時間近くかかっているようであれば30分と時間を決める、遅くとも8時にはお風呂に入るなど現実的な目標を決めて少しずつでも睡眠時間を確保しましょう。

また、夜型の傾向がある子供の場合はできる限り朝型にシフトするようにしましょう。
睡眠時間としては同じでも、朝型の子の方が日中集中できる傾向にあると言われています。

③スマホの見すぎ

これはここ最近の1番の課題かもしれません。
スマホが普及し、YouTubeやTik Tokなど無料で楽しめるSNSツールが増えています。

また、自分専用の携帯電話を持つ年齢もどんどん低年齢化し、小学生にしてキッズ携帯でないスマホを持っているという子も珍しくありません。
スマホの見すぎは視力の低下に繋がるだけでなく、脳が休まらないため睡眠の質が悪くなり、集中力の低下にもつながります。
大人でも、「良質な睡眠のためには、寝る2時間前はスマホを使わずにデジタルデトックスをしましょう」とよく言われますよね。

最近は勉強系アプリも充実していますし、スマホ自体が全てNGとは思いませんので、時間を決めるなどして上手に取り入れてくださいね。

④悩みごとなど精神的な理由で気持ちが他にいってしまう

クラスの雰囲気になじめない、友人関係など何かしら悩みごとがあり、気持ちがそちらに言ってしまってひとつのことに集中できない可能性も考えられます。
「体育が苦手だから運動会が憂鬱」「今週、テストがあるから嫌だ」など一時的な悩みの場合は良いのですが、もっと長期的な悩みの場合はパパ・ママも慎重になる必要があります。
まだ学校でのできごとをよく話してくれる低学年のうちは解決しやすいのですが、親に逐一話してくれなくなる高学年になると、悩みの原因を突き止めることが難しく感じるかもしれません。
「最近困っていることある?」など聞きつつ、食欲はあるか、体調の変化はないかなど普段の様子も気にかけてみてください。

早く解決してあげたいがゆえに焦ってしまうパパ・ママの気持ちも分かりますが、尋問のようになってしまっては逆効果です。
原因が分かり、家族だけでは解決が難しい場合は、抱え込まずに学校に相談するなどしてみましょう。

⑤発達障害

集中できる環境を整え、悩みごともあるようには思えないのに一向に集中できている様子が見られない場合、発達障害の可能性もゼロとは言えません。
筆者は医者ではないため、専門的・断定的なことは言えませんが、子供の様子を1番近くで長く見てきているパパ・ママが気になるのであれば、一度療育施設等に相談してみるのもいいかもしれません。
まだ好きなことに出会えていないだけという可能性も考えられますし、仮に色々な検査をしていく中で発達障害だと診断されたとしても、トレーニング次第で集中力が高まる可能性も多いに考えられますよ。

小学生のパパ・ママ必見!子供の集中力を高める方法

小学生のパパ・ママ必見!子供の集中力を高める方法

子供の集中力が長く続かない理由を踏まえ、次は子供の集中力を高める方法をご紹介します。
先述の「子供の集中力が長く続かない理由」の改善策と似通っている部分もありますが、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①テレビ、スマホ、ゲームは時間を決める

先述の通り、テレビ、スマホ、ゲームを長時間していると目が疲れるだけでなく、脳も休まりません。
子供本人は楽しくて疲れている感覚がなくても、脳は興奮状態になっており、結果睡眠の質が悪くなってしまう可能性があります。

そのため、これらは時間を決めて取り入れるようにしましょう。
実際、筆者の子供は食事中の集中力がなく、以前はダラダラと1時間近くかけて食事をしていました。
筆者自身もフルタイムかつ持ち帰りありの仕事とワンオペ育児で疲れていたのもあり、その1時間は自分が休めることからあまり良くない習慣を作ってしまったと今になって後悔しています。

しかし、幼稚園に入園する頃、さすがにこの習慣は断ち切らないとと思い、「食事中は大好きなアニメ(30分以内)が終わるまでに頑張って食べ終える」という目標を決めました。
幼稚園入園前ということでほぼ意思疎通ができたこともあり、「このキャラクターってなんて名前だったっけ?」と話しかけたり、楽しい雰囲気を作ったことで、以前よりも集中して食事ができるようになりました。

食事中はテレビNGとしている家庭も多いと思いますが、元々食べるよりも遊びに興味のある我が子にはこのやり方があっていたようです。
また、アナログなやり方ではありますが、壁に「テレビ・ゲーム・スマホは〇時まで」等と大きく書いて貼っておくだけでもそれなりの効果は期待できます。

②しっかりと睡眠を取る

小学生の理想的な睡眠時間は10~11時間で、最低でも8時間は確保することが推奨されています。
まだ眠くなくても小学校低学年であれば21時頃には布団に入り、しっかりとからだを休めましょう。
寝付くのに時間がかかってしまったとしても、横になるだけでも違います。

また、睡眠時間としては同じでも、夜遅くまで起きて朝は登校時間ギリギリに起きていたのでは朝食の時間もなくなり、学校の授業で集中できなくなってしまいます。
朝は出発の1時間ぐらい前には起きるようにし、きちんと朝食を取ってから登校するようにしましょう。
しっかり寝ているのに朝起きられないという場合、前日の夜に明日は何の曲で起こして欲しいかなど話して決めておくと、意外とすっきり起きてくれますよ。

③高すぎない目標を決める

大人も子供も同じで、あまりにも高すぎる目標だとやる気がおきませんよね。
例えば、それまでスマホもゲームも時間無制限、夜は眠くなったら寝るといった生活をしていた子供がいきなりスマホ・ゲームも一切禁止、夜は20時半就寝、毎日ドリルで特訓・・・といった生活に変えることは至難の技です。

まずは、「寝る時間を30分早める」「習いごとのない日はドリル1ページ(10分程度)」と達成できそうな目標を決めて実践しましょう。
ひとつひとつ達成することで、子供のやる気もアップします。
パパ・ママとしては「これぐらい頑張ってもらわないと」と思えることでも、子供ができた際は少し大げさぐらい誉めてあげてくださいね。

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小学生のパパ・ママ必見!おすすめトレーニングをご紹介!

小学生のパパ・ママ必見!おすすめトレーニングをご紹介!

なぜ子供の集中力は長く続かないのか、集中力を高めるためにはどういったことに気をつければ良いかなどをご紹介してきましたが、最後に日々の生活で取り入れたいトレーニング方法をお伝えします。

子供の性格・好みによって合う、合わないもあるかと思いますので、あくまでトレーニング方法のひとつとして参考にしてくださいね。

①子供と一緒に取り組む

大人でも、周りがゆっくり休んでいる中、自分1人だけ仕事・家事を頑張れと言われてもやる気が起きませんよね。
子供も同じです。

まずは、「みんなも頑張っているから自分も頑張ろう」と思える環境を作ってあげましょう。
兄弟姉妹がいる場合は、同じ時間帯にドリルなどの学習を取り入れられるといいですね。
大人と子供の場合、子供が宿題をしている間、大人は家計簿をつけるなど何か集中力が必要なことに取り組んでみましょう。
同じ「お勉強」でなくても構いません。

②折り紙、パズルなど遊びを取り入れる

もともと勉強が好きなタイプの子供もいますが、なかなか好き好んでドリルをやりたがる子は少数派です。
慣れてくればドリルでも習慣でやるようになるかもしれませんが、初めのうちは折り紙やパズルなどの遊びで集中力を高めるトレーニングをしましょう。

点つなぎ、間違いさがしなどは種類が多く、高学年になっても楽しめるためおすすめです。
また、物作りが好きな子にはビーズに紐を通してアクセサリーを作ったり、レゴなどもいいですね。

③習いごと(ピアノ、書道など)

自宅や人数が多い学校だとどうしても甘えが出てしまい、なかなか集中できないという子も、習いごととしてプロの先生の元だと集中できる場合が多々あります。
特にピアノ、書道などは1対1もしくは少人数制という場合が多く、人が多い環境だと気が散って集中できない子もマンツーマンに近い環境だと落ち着いて取り組める場合があります。

ただ、子供が習いごと自体に興味が持てないのでは本末転倒になってしまうため、少人数かどうかよりも、まずは子供が楽しめそうか、無理なく続けられそうかで決めてくださいね。

また、たくさん習いごとを詰め込みすぎても疲れてしまいます。筆者の体感だと、学童に行っているか否かの差もありますが小学校1年生の場合は、習いごと2つぐらいが心身ともに無理のない範囲なのかと思いますので、習いごとを始める際の参考にしてくださいね。

まとめ

子供の集中力を高める方法と、身近なもの・方法でできるトレーニング、いかがでしたか。

ついつい他の子と比べて我が子の集中力のなさに焦ってしまう気持ちも分かりますが、集中力があるなと感じているお友達も、実は他で苦手な部分があり、それは我が子の得意分野だった・・・と言ったこともあるかもしれません。
日頃から集中力が高いタイプの子と、ここぞという時に集中力発揮できる子がいるため、人と比べて焦らないことです。

そして、パパ・ママができることとしては、集中力のなさだけを見て叱らないことと、集中しやすい環境を整えてあげることです。昨日できなかったことが今日できていたら一歩前進、の気持ちで見守ってあげてくださいね。
何もしなくても年齢に伴い、集中力は少しずつ高まっていくものです。

そして、パパ・ママのみで全てを担おうとは考えず、学校や習いごとの先生、気心の知れたママ友など、周りの力も借りてくださいね。

この記事を書いた
サポーターママ

ゆうりママのプロフィール写真 ゆうりママ 1女のママ

すみっこぐらしが大好きなおてんば女の子のママです。
育児とパートのすきま時間に、久しぶりのライター業を楽しんでいます。
趣味はランニングですが、最近はなかなかできていない現状...からだを動かすことも好きですが、食べることも大好きです。
コストコ、KALDIなどの輸入食品には目がありません。
「家族が楽しく過ごせるのが1番」をモットーに、程よく手抜きしながら日々家事・育児を楽しんでいます。
これまでの私の経験が少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。

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