先輩ママの出産体験談とアドバイス!お産のはじまり(陣痛)・出産場所・方法・バースプラン等
女性にとって一生の大イベントである出産。
特に初めての出産の場合、陣痛や出産に対する不安もあると思います。
上のお子さんがまだ小さい場合、突然の出産の時はどうすればいいのかと悩まれる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ほんの一例ではありますが、私が兄弟を出産した際の出産体験談をご紹介します。
目次
先輩ママの出産体験談 お産のはじまり(陣痛)
1人目出産時
- 予定より早い破水
1人目は、出産予定日より1週間早く出産しました。
「なるべく身体を動かして下さい」と産婦人科で言われ、その日はたくさんお散歩をした日でした。
夜になり、おりものが出続けているような感覚がありました。
同時に、生理痛のような腰の痛みを感じ始めました。
でもその時は初産だったこともあり、それが破水なのかが分かりませんでした。
痛みの方も本陣痛なのか前駆陣痛なのかどうかもよく分からず、困惑していました。
- 産婦人科へ
自分で調べても結局よく分からず、とりあえず産婦人科に電話をかけました。
「念のため、入院セットを持って来院してください」と言われたため、夜用ナプキンを当ててから荷物を持ってタクシーで病院へ向かいました。
病院に着くとすぐに破水であると診断され、そのまま即入院となりました。
- 陣痛と出産
陣痛室のベッドに通され、陣痛との戦いが始まりました。
そこで主人と合流し、そのまま立ち合い出産となりました。
合計して分娩時間は3時間と少しでした。
初産にしては早い出産だったようです。
1人目出産を振り返って
- 破水
破水というと、ドラマなどではドバっと出てくるシーンなどがありますが、私の場合は本当に尿漏れなどと区別がつかないぐらい少しずつ出てきました。
羊水は生臭い匂いがする、ピンク色っぽいなどと調べるとありますが、私は実際確認してみてもよく分かりませんでした。
心配なことがあったら、すぐに産婦人科に電話を入れるようにしましょう。
また、破水と診断されたらそのまま即入院となったので、荷物をあらかじめ作っておいてよかったとその時心から思いました。
入院していればすぐに助産師さんに助けを求められるので、すごく安心感はありました。
- 陣痛から出産まで
陣痛の時は、目の前の水のペットボトルも手に取れない状態でした。
動かなくても水分補給ができるように、ストロー付きのキャップの用意は必須です。
分娩台に上がってからは、とにかく助産師さんの言葉に従い続けていました。
出産前にすごく恐いと思っていた会陰切開もやりましたが、麻酔注射もしてくれますし、切った瞬間本当に産みやすくなった感覚があります。
切開してから2回ほどいきんだら無事に出産することができました。
- 余談
余談ですが、この時の出産には主人が一応立ち合いしていました。
が、初めての体験で動揺して固まっている様子でした…
立ち合い前に、あらかじめ出産時の流れの確認やサポートしてほしいことなどをもっと話し合っておくべきだったなと思いました。
出産直後の子どもの写真に、まともなものがない事が未だに悔やまれます。
2人目出産時
- 再び予定前の破水
1人目と同じく予定日より1週間早く出産しました。
しかも、1人目と同じく少しずつ出てくる破水から始まりました。
でもその時は家に2歳になる前の上の子と家に2人きりで、ちょうど寝かしつけに入ろうとしている時でした。
破水しながら、眠くてぐずる1歳児と荷物を抱えての移動は難しいです。
まだ陣痛の感覚がなかったので、ひとまず夜用のナプキンをつけて上の子を寝かしつけ、病院に電話を入れてから主人の帰りを待ちました。
- タクシーがつかまらないハプニング
数時間経ってからようやく主人が帰宅し、タクシー会社に電話を入れました。
しかしその日は、サービス範囲内すべての会社でタクシーがつかまりませんでした。
当時は自家用車もなく、近所に知り合いもいなかったのでとても困りました。
仕方なく寝ている上の子どもは主人に任せ、1人で荷物を持って路線バスに乗り、産院へ向かいました。(真似はしないでください…)
破水しているので、夜用ナプキンをつけてジャージを履き、さらにその上からロングスカートを履いていきました。
- 陣痛と出産
産院に着くすぐに破水と診断され、即入院しました。
陣痛の間は割と余裕があり、お気に入りの音楽をずっとイヤホンで聞いていたほどです。
分娩台に上がってから、医師が到着する前に2回ほどいきんだら無事に2人目も産まれてくれました。
分娩時間は1時間半とスピード出産でした。
上の子は、寝ている間に兄弟が産まれていたので驚いていました。
2人目出産を振り返って
- 計画分娩失敗
本当は、1人目がまだ1歳児だったこともあり、主人に仕事の休みをとってもらって計画分娩にしようとしていました。
でも次の検診の時に計画を立てようかと言っていたタイミングで破水してしまいました。
出産はいつ何が起こるか本当に分からないものです。
- タクシーについて
タクシーが一台もつかまらなかったことは想定外でした。
当時住んでいた地域では陣痛タクシーの登録がサービス範囲外でできませんでした。
サービスが利用可能な人は必ず登録しておいてください。
複数のタクシー会社の電話番号を登録していましたが、その日はとても天候が悪く、夜間だったために配車ができませんでした。
今ではタクシーの配車アプリも充実していますので、交通手段がない方は備えておいてください。
- 陣痛中
今回の陣痛の時は前回と違ってずっと1人だったため、音楽や陣痛アプリで間隔を計って気持ちを落ち着かせていました。
陣痛アプリは痛みに耐えながらもタップで簡単に陣痛間隔が計れるので便利です。
感じている痛みが記録としても残るので、助産師さんなどに経過も伝えやすくおすすめです。
- 出産時、出産後
今回はとにかくスピード出産だったので、助産師さんと私だけでの出産となりました。
前回出産時と同じ産院だったので、顔を知っている助産師さんだった安心感がありました。
助産師さんとの相性はあると思うので、産院選びの時に意識して調べてみてもいいかもしれません。
1人目の時に後悔した出産直後の子どもの写真ですが、今回は助産師さんに赤ちゃんの様子の写真を撮影してもらいました。
結局とてもよく撮れていたので、慣れている人に頼んでよかったと思いました。
先輩ママの出産体験談 出産場所・方法・バースプラン等
1人目の場合
- 出産場所:産婦人科
- 方法:自然分娩
- バースプラン:里帰りなし、旦那立ち合い分娩、入院中母子同室、できれば母乳育児
2人目の場合
- 出産場所:産婦人科
- 方法:計画分娩の予定が、自然分娩になりました。
- バースプラン:里帰りなし、上の子と旦那は自宅待機、入院中はできるだけ休みたい、母乳とミルクの混合育児
2人とも里帰りせず、産婦人科で自然分娩でした。
上の子の出産後、すぐ母子同室にして母乳育児を頑張りましたが、初産だったことと産後の不安感からとても疲れてしまいました。
そこで、下の子の出産後は、なるべく入院中は身体を休めることを最優先にし、母子同室の時間を少なくしました。
下の子の時には母乳育児もあまり気負わずに、授乳がしんどい時には積極的にミルクも利用しました。
退院後、上の子と過ごす時間中に授乳ができないこともあったので、入院中に哺乳瓶に慣れておけて良かったと思います。
先輩ママから出産に向けてアドバイス
いつ破水してもいいように準備を
私は兄弟2人とも陣痛が破水から始まりました。
どちらも沢山羊水がでるのではなく、少しずつ出てくるパターンでした。
量は少なくとも、自力で止めることはできずにずっと出続けるので、夜用のナプキンを常備しておくことは必須です。
入院準備はお早めに
いざ陣痛が始まると、取り乱してしまったり痛みでまともに動けなくなったりすることもあるでしょう。
早い段階から入院の準備を整えておき、すぐに持っていける場所に置いておくことをおすすめします。
写真フォルダ・カメラのチェック
いざ可愛い子どもが産まれると、カメラに沢山収めたくなりますよね。
出産後、可愛い瞬間を撮り逃してしまうことのないように、写真のフォルダの整理やカメラ等の充電の確認をしておくと安心です。
無理をせず、誰かに頼れる時は頼る
上の子の時には、1人ですべて頑張らなければならないと思い、心身共にとても疲れてしまったことを覚えています。
下の子の時には、宅配スーパーや生協さんを利用し、念のため子育てサポーターや上の子の一時保育の方にも登録しておいたのでいざという時の安心感もありました。
出産前に、産後の生活をサポートできるサービスを複数検討しておくことをおすすめします。
まとめ
私が2人出産した時の体験談をご紹介しました。
出産時にお世話になった助産師さんや医師の方のおかげで、基本的には2人共安産だったと言えると思います。
経産婦さんの数だけ、色々な出産の体験談があります。
自分が不安にならない程度にそういった体験談も参考にしつつ、出産への心の準備を進めてみてください。
この記事を書いた
サポーターママ
マイペース長男と甘えん坊次男を子育て中の、元保育士ママです。
育児とパートの合間に愛犬に癒されながら文章を書いています。主人は帰宅が遅いため、平日はワンオペで育児中です。
「映画と漫画に没頭する」「(ちょっと多めに)手を抜く」ことで、子どもと毎日を気楽に過ごすようにしています。
子育てをしていると、楽しい時間も疲れてしまう時間もあると思います。私の家族も、色々なことを経験してきています。
少しでも子育て中の皆さんのお役に立てるよう、これまでの体験談と現在進行形で得ている情報を発信できたらと思います。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修