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イヤイヤ期突入!イヤイヤの原因は?接し方で大切なことを解説

イヤイヤ期突入!イヤイヤの原因は?接し方で大切なことを解説
更新日:  | 公開日:
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お子さんが一人で歩けるようになり、言葉を話し始めるようになり、少しずつ自分の世界を広げ始める2歳頃、その成長過程で表れる親子の大きな関門「イヤイヤ期」。

「イヤイヤ期」というかわいらしいネーミングが付けられていますが、実際には「ギャーギャー期」とか「全力大暴れ期」と言っても過言ではないほど。
この状態になってしまうと親が何を言っても「イヤだー!ギャー!」とパパママはお手上げ状態。
家の中ならまだしも、出掛ける直前や外出先でやられてしまうと親としてはたまったものではありません。

ですがイヤイヤ期はお子さんの成長過程において必要不可欠な要素であり、世界共通で多くのお子さんが通る道と言われています。
出来る限り上手くお付き合いをして、お子さんの成長をサポートしてあげたいところ。

今回は、イヤイヤ期の原因や、お子さんに接する上で大切なことなどについて解説していきます。
これを読んで少しでもイヤイヤ期に悩むパパママの不安や負担が軽くなれば幸いです。

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イヤイヤ期とは?

イヤイヤ期とは?

イヤイヤ期とは、お子さんの生活においてまわりからの「こうしてほしい」というアプローチに対して「イヤ」「ダメ」などと反発したり、何でも自分でやりたがったりと自己主張が強くなる時期のことを指しています。
また、それで自分でやってみた結果、思うようにいかないと感情が爆発して癇癪を起こしてしまうこともあります。
おおむね2歳前後にピークを迎えるため「魔の2歳児」とも言われています。

その後、3歳頃には落ち着いてきて、4歳頃にはいつの間にかおさまっていた、というケースがほとんどのようですが、個人差もあり、4歳以降も続いたり、逆に2歳頃でもあまり大きな癇癪を起こさないといったケースもあるようです。

イヤイヤ期の原因は?

イヤイヤ期の原因は?

イヤイヤ期の原因は「脳の未発達による未熟な部分」と「自我や欲求の芽生え」がぶつかり合って頭の中が混乱してしまうため、と言われています。

ここで言う未発達な脳というのは主に「前頭前野」のことを指し、脳の中でも、記憶、感情、行動などの制御や抑制を担っているとても重要な部位です。
この前頭前野が2歳頃のお子さんは未発達のため、我慢をしたり、見通しを立てて行動したり、行動や気持ちを切り替えたり、といったことがまだとても苦手です。

しかし「あれがしたい」「これが欲しい」「あそこに行きたい」という自我や欲求もあり、色々自分でやりたいのだけれども上手くいかない、思い通りにならない、それに対してどうして良いかも分からない、という状態に陥り、頭がパニックになって何でもイヤイヤしたり癇癪を起こしたりしてしまうようです。

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イヤイヤ期のお子さんへの接し方で大切なこと

イヤイヤ期のお子さんへの接し方で大切なこと

前述したように、イヤイヤ期全開のお子さんの頭の中は、色々な感情がグルグル回って制御出来ていない、まさにパニック状態。
では、実際にイヤイヤ期が訪れたお子さんに対し、パパママの接し方で大切なことはどういったものがあるのでしょうか。

パパママの事前の心構え(体験談を聞いておこう)

お子さんがパニック状態の時、それと同時にパパママもどうして良いか分からずパニック状態、なんてこともあるのではないでしょうか。
それを少しでも回避出来るよう、イヤイヤ期を迎える前に事前の心構えをしておくと良いでしょう。

具体的には、出来るだけたくさんのイヤイヤ期体験談を先輩パパママから聞いたり、ネットで調べたりして、なんとなくこんなイメージというのを持っておきます。

事前に色々大変なエピソードに触れることで、逆に不安に感じてしまうところもあるかもしれません。
ですが、イヤイヤ期について実際にどんなことが起こるのかあらかじめ知っておけば、ある程度心の準備も出来て、いざイヤイヤ期に突入した時に「なるほど、こんな感じか」「話で聞いていた通りだ」と必要以上に慌てずに対処出来るのではないかと思います。

感情的にならない

何をしても中々癇癪がおさまらない、どうして欲しいのか聞いても泣きわめくだけでどうしようもない。
そんなお子さんを前にすると、イライラしてつい感情的になってしまうもの。

しかし、大人が感情的になって大声で怒鳴ったり、静かにさせるために無理矢理お子さんの気持ちをおさえつけようとしても、お子さんの欲求は満たされないばかりか、さらになんで怒られているのかも分からず、ますます頭が混乱してヒートアップしてしまいます。

ここは感情的になりたいところをグッとこらえて、なるべく冷静に穏やかに接することを心がけましょう。

置いていかない

外出先で、お子さんが駄々をこねてその場に座り込み、親が「もう知らないからね!」とお子さんを置いて先にスタスタ歩いて行ってしまう、なんて光景を目にしたことがある方もいらっしゃるかと思います。
実際には本当に子どもを置いていくわけがなく、少し離れたところで子どもがついて来ないことを確認し、戻ってきて結局は無理矢理連れて行く、というケースが多いでしょう。

もちろん親にも都合があって、次の場所に移動したいのも分かります。
ですがこの場合、お子さんは親に置いて行かれたことで自分は見放されたと感じ、かと思えばなぜか戻ってきて無理矢理連れて行こうとする。
なんか顔の表情も怒ってるっぽいしわけが分からない。

最初から無理矢理連れて行けば良いのに、余計な駆け引き的な行為をしたことでお子さんの混乱をさらに招く結果になってしまいます。

なので、外出先で移動したくなくてお子さんが癇癪を起こしたとしても、その場に置いて行ってしまうのは避けた方が良いでしょう。

何か買ってほしくて動かない時には、なぜ買えないのか落ち着いて説明してあげましょう。
外で遊んでいて「まだ遊びたい」と駄々をこねる時は「じゃああと3回やったら終わりにしようね」などと終わりへの見通しを立てさせてあげるのが効果的です。

時には少しだけ距離を置いてみる

とはいえ、一日に何回も、それも長い期間お子さんのイヤイヤと付き合っていると、パパママもさすがにうんざりしてしまいますよね。
なので、時にはイヤイヤしているお子さんをあえて無視して、パパママも気持ちを落ち着かせる時間が必要です。
どうしてもキツくなったら一旦お子さんと距離をとってみましょう。

ただし、あまり頻繁に長い時間無視し続けていると、お子さんは自分の訴えを聞いてもらえないことで、親への信頼感が無くなってゆき、自己否定感が芽生えていってしまいます。
イヤイヤはお子さんの自己主張なので、それにきちんと応えてあげることが大事です。
一旦距離を取り、気持ちが落ち着いたら、そのあとはしっかりお子さんと向き合ってあげてくださいね。

子どもの気持ちを代弁してあげる

お子さんがまだ小さいうちは、まだ自分の感情を上手く言葉にすることが出来ません。
そんな時にはパパママが代わりに「こうしたかったんだね」「悲しいよね」などとお子さんの気持ちを言葉にしてあげることが大事です。
パパママが言葉にしてくれることで、お子さんも自分の頭の中が整理されてゆき、また、パパママが自分のことを見てくれているといった安心感もあって、しだいに気持ちが落ち着いていきます。

成功したら褒めてあげる

イヤイヤ期では、何でも自分でやりたがり、しかしそれが自分の思った通りに出来ないことで癇癪を起こしてしまうことが多々あります。
服の着脱、ボタンを押す、階段の上り下り、袋を開ける、シールを貼ったりはがしたりするなど、子どものやりたいことは日常に数多く潜んでいます。
その一つひとつの成功がお子さんにとって非常に貴重な体験なのです。
どんな小さなことでも良いのでお子さんの成功を見つけてあげてください。
そして、出来た時にはめいっぱい褒めてあげてください。
それがお子さんの自己肯定感を育み、イヤイヤの軽減へと繋がっていきます。

まとめ

~イヤイヤ期は自立への第一歩~

これまで述べてきたように、イヤイヤ期とはただ単にイヤイヤしているのではなく、お子さんが自分で何かをやろうとして出来ない、思ったようにいかないためにパニックを起こしている状態です。
この「自分で何かをやろうとして」というのがとても重要で、イヤイヤ期は自分の力で行動する自立への第一歩とも言われています。

イヤイヤ期が訪れてお子さんがひどい癇癪を起こすと「うちの子は何か問題があるのではないか」と不安になるパパママもいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろお子さんの大事な成長過程です。

イヤイヤ期はいつか必ず終わります。
それまでのこの時期を大切にお子さんと向き合ってあげてくださいね。

この記事を書いた
サポーターパパ

つーちゃんパパのプロフィール写真 つーちゃんパパ 1女のパパ

お出かけ大好き、あそぶこと大好き一児のパパです。
児童館、学童クラブに15年勤め、現在は新たなフィールドである、会社員兼子育てwebライターとして活動しています。
子どもってかわいい!楽しい!おもしろい!子育てはとても素敵な発見と刺激を毎日与えてくれます。大変なこともたくさんありますけどね(ぐったり…)。
今までたくさんの子どもと関わってきた子育て支援員としての視点、そしてパパならではの視点で、子育て真っ最中のパパママ、これからパパママになる皆さんのお役に立てるような、いろんな情報を発信していきます。

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【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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