先輩ママ体験談！つわりはいつからいつまで？つわり時のおすすめ食べ物、飲み物｜学習プリント.com

妊娠が分かって、とっても幸せな気分に浸っていると、不意にやってくる吐き気や倦怠感…。妊娠期間中の妊婦さんを悩まされるトラブルと言えば、真っ先に思い浮かぶのがつわりではないでしょうか。
匂いがだめ、食事がおいしく食べられない、食べても戻してしまう、ずっと何か口に入れていないと気分が悪い、などその症状は様々ですが、どれも辛い症状ですよね。

私自身もつわりがかなりひどく、もう経験したくないと思うほど悩まされまた経験があります。
終わりの見えないつわりの症状に精神的に落ち込んでしまう妊婦さんも多いのではないでしょうか。
充実したマタニティライフを送るためにも、少しでも苦痛な症状を和らげる方法を知りたいですよね。

今回は私が経験したつわりの体験談も踏まえながら、お勧めの対処方法なども含めて、つわりについて説明していきたいと思いますので、ぜひ、参考にしてみて下さいね。

先輩ママ体験談　つわりはいつからいつまで？

妊娠中に、つわりを経験した妊婦さんは全体の約8割を超えると言われています。
その中で、つわりの症状や程度も様々で、中には生活に支障をきたす程度の症状が出たり、重症悪阻と言われ入院にまでなるケースもあります。

一般的につわりは妊娠初期の5～8週から始まり、12～16週ごろには落ち着いてくると言われています。
しかし、妊娠12週を過ぎても症状が残っている人や、妊娠後期にみられる「後期つわり」という症状に悩まされる妊婦さんもいます。

実際、私自身のつわりは、妊娠5週目くらいから「なんだか少し胃がむかむかするかな？」という軽い症状から始まり、妊娠7週目～10週目には、ほとんどの食べ物を受け付けられない程に悪化。
やっと落ち着いてきたと感じて来たのは妊娠20週を過ぎた頃でしょうか。

一般的には12～16週目に落ち着いてくると聞いていたのですが、なかなか症状はおさまらず、辛い思いをした覚えがあります。その中でも食べやすかったものや、飲みやすかったものについて説明していきたいと思います。

先輩ママ体験談　つわり時のおすすめ食べ物

ここで、つわり中でも食べやすいものを紹介していきます。
つわりでも食べやすいものにはいくつかのポイントがあります。
具体的な食べ物も挙げながら紹介していきます。

水分が多いもの

【果物、トマト、お粥、お茶漬け、スープなど】

水分の多いものは、サラサラと呑み込めて食べやすいようです。水分補給にもなりますね。
また、果物にはビタミン類が多く含まれているので、栄養的にもよさそうです。

冷たいもの

【プリン、ゼリー、アイス、ヨーグルトなど】

冷たいものは、口の中が気持ち悪い時でも、スッキリとしやすいので食べやすいようです。
また、ゼリーやヨーグルトを凍らせてシャーベットのようにして食べると、より食べやすいかもしれませんね。

味が濃いもの

【フライドポテト、お好み焼き、ラーメンなど】

つわり中はマクドナルドのフライドポテトが無性に食べたくなる…というのを良く聞きますよね。
これは、味が濃いものが食べたくなるから、ということのようです。
その他にも、お好み焼きなどソースの味で濃い味付けがしてあるものが食べやすいという場合もあるようです。

一旦冷ましたもの

これに関しては、温かいものは匂いを感じやすいため、お米なども一旦冷ましてから食べると、においが抑えられてたべやすいようです。
これは他のおかずなども同様なので、においに敏感なタイプの方には効果的かもしれません。

ここで、私の経験をお話したいと思います。
私は、最も症状がひどかったときには、イチゴしか食べられない時期がありました。
しかも、すっぱすぎるものや、甘すぎるものはダメで、絶妙な味のバランスの一つの品種のものしか食べられないのです。
そして、イチゴブームが過ぎると、今度はトマトブームが到来。
毎日トマトばかり食べていました。

普段だったらこんな食生活はバランスが悪くてあまり良いとは言えませんよね。
ましてや、お腹の赤ちゃんのためにも栄養をとらないと…と考えてしまいがちです。
でも産院の先生から、「つわりの時期はとにかく食べられるものをべておけば大丈夫！赤ちゃんはちゃんと育つ」と言われていたので、その言葉を信じてイチゴとトマトばかり食べていました。
実際、つわりの時期は長かったですが、赤ちゃんはすくすくと成長していましたよ。
みなさんもつわりが辛い時期は、栄養はあまり気にせず、食べられるものを食べていきましょう。

先輩ママ体験談　つわり時のおすすめ飲み物

次に、飲み物についてです。
食べ物は最悪数日食べられなかったとしても、水分は少しずつでも摂取していかなければなりません。
水分が足りなくなると、脱水症になる場合があります。
脱水になると、体内の血液がドロドロになり、赤ちゃんに十分な栄養が届かなくなってしまいます。
また、その血液がドロドロの状態を放置すると血管の中に血の塊が出来る血栓症のリスクが高まると言われています。
血栓症になると、脳梗塞や、心筋梗塞等の命に関わる疾患につながる可能性があり、注意が必要です。

そのため、できるだけ水分が摂取しやすいよう工夫し、必要な水分量を確保していく必要があります。
1日に必要な水分量は、食事から摂取する水分も含めて約1.5リットルといわれています。
ここでは辛いつわりの症状がある中でも飲みやすいものや、積極的に取り入れていきたいおすすめの飲み物について説明していきたいとおもいます。

ショウガドリンク

ショウガには、ビタミンB6が含まれており、つわりの吐き気を軽減する効果があるといわれています。
また、体をあたためる効果もあるので、循環を良くする目的でもショウガは妊婦さんにはぴったりの食材です。
1日に飲む目安はすりおろしたショウガ約小さじ1杯程度です。
飲みにくい場合は、はちみつを加えるなど、アレンジしてみると飲みやすいかもしれません。

お酢ドリンク

お酢は酸味があるため、口の中をすっきりさせる効果があります。
最近では炭酸や水で割るようなお酢ドリンクが売られているので、自分の好みの味のものを探してみるのもよいですね。

炭酸水

炭酸水も口の中をスッキリさせてくれる効果があります。
しかし、砂糖を多く含むものばかり飲んでいると糖分のとりすぎになってしまうので注意が必要です。
私は無糖の炭酸水に、レモンの果汁を入れて少し味をつけることで、とても飲みやすくなりました。
その他にも、グレープフルーツやオレンジなど、柑橘類の果汁などを入れてアレンジしてみるのも良いですね。

経口補水液

経口補水液は嘔吐などをしていることで脱水がひどい時には積極的に飲むことが勧められています。
スポーツドリンクも良いといわれていますが、経口補水液はスポーツドリンクに比べ、電解質濃度が高く、糖濃度が低く作られており、より人間の体内の水分に近い成分になっています。
薬局などでゼリータイプも販売されているので飲みやすいものを見つけてみましょう。

その他にも、食べ物と同じように、冷やして飲む、少しずつ飲む、などの工夫もしてみましょう。
このように工夫をしてもどうしても水分が取れない場合は、無理をせず病院にいってみましょう。
脱水がみられる場合には、点滴で体内に水分と薬を入れてもらうと少し楽になる場合もあります。
あまり無理をせず早めの対応をしていくことで、母体も赤ちゃんも守っていきましょう！

まとめ

今回はつわりの時に食べやすいものや飲みやすいものについて説明してきました。
実際につわりを経験してみると、思ったよりもつらかった…という人も多く、できるだけ楽に過ごす工夫をしていきたいですよね。
今回の記事が少しでもつわりを楽にする手助けになれば幸いです。
人それぞれ食べやすいもの、飲みやすいものは違ってきますので、色々なものを試して自分にあったものや方法を見つけてみましょう！