小学校入学は何歳から?便利な年齢早見表と入学に向けての準備リスト
小学校の入学なんてまだまだ先…と思っていても、子どもの成長は早いものです。
あっという間に入学の時期が近づいてきます。
小学校入学の時期が分かったら、ランドセルの購入や入学前の事前準備が始まります。
この記事では、あらかじめ子どもの入学時期が分かる早見表と、入学に向けて準備するものの一例をご紹介します。
目次
小学校入学は何歳から?
小学校の入学年齢は、学校教育法の第17条にこう記載されています。
「保護者は、子の満六歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満十二歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校、義務教育学校の前期課程又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う。」
難しく書かれていますが、簡単に言うと「4月1日の時点で満6歳になっている子どもが小学校に入学する」ということです。
入学にあたって、保護者の方には入学前年の9~10月ごろに就学時健康診断のお知らせや就学通知書が届きます。
お知らせが手元に来た保護者の方は入学時期を迷うことはないかと思いますが、離れて暮らしている親戚の方などは入学の時期が分からないこともあると思います。
特に早生まれの場合などは入学時期が何年なのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
早生まれとは1/1~4/1に生まれた人のことを指します。
対して4/2~12/31生まれの人を遅生まれといいます。
つまり、早生まれの人は同じ年に生まれた人よりも1年早く小学校に入学することになります。
便利な年齢早見表
小学校入学のタイミングが早生まれの方も遅生まれの方も分かりやすいように、生年月日から入学時期が分かる早見表をご用意しました。
ぜひ子どもの生年月日をもとにご確認ください。
対象になる生年月日 | 小学校入学年 |
---|---|
2016年4月2日(平成28年)~ 2017年4月1日(平成29年) | 2023年(令和5年) 4月入学 |
2017年4月2日(平成29年)~ 2018年4月1日(平成30年) | 2024年(令和6年) 4月入学 |
2018年4月2日(平成30年)~ 2019年4月1日(平成31年) | 2025年(令和7年) 4月入学 |
2019年4月2日(平成31年)~ 2020年4月1日(令和2年) | 2026年(令和8年) 4月入学 |
2020年4月2日(令和2年)~ 2021年4月1日(令和3年) | 2027年(令和9年) 4月入学 |
2021年4月2日(令和3年)~ 2022年4月1日(令和4年) | 2028年(令和10年) 4月入学 |
入学に向けての準備リスト
ランドセル
小学校の入学準備というと、多くの方がまず思い当たるのがランドセルの購入ではないでしょうか。
なるべく早い段階から資料請求や来店予約を始めておくことをおすすめします。
人気商品や新作・新色のランドセルは早く買わないとすぐに売り切れてしまいます。
子どもが6年間を共に過ごす大切なランドセル。
ぜひ子どもが気に入る特別な一品を見つけてあげてください。
筆記用具類
- 筆箱
- 鉛筆
- 赤鉛筆
- 消しゴム
- 下敷き
筆箱は、箱型の指定やキャラクター不可の場合があります。
同じく、筆記用具類や下敷きもキャラクター不可の学校もあります。
入学前の説明会後でも筆記用具類が店舗から売り切れることはないと思うので、ぜひ学校の規定を確認してから購入してください。
道具箱
小学校の子どもの机の中に入れておくものです。
学校から指定のお店で購入する場合と、市販で販売しているものを用意する場合があります。
市販のものを購入する場合には、軽量で耐久性のあるプラスチック製のものが水洗いもできるのでおすすめです。
もしも幼稚園や保育園などで使っているお道具箱があればそれを引き続き使える場合がありますが、こちらも筆記用具などと同様にキャラクターものが禁止なこともあります。
各学校の規定をご確認ください。
道具箱の中身
私の子どもが通う小学校では以下の5点が基本的なお道具箱の中身になります。
普段はこのほかにも学校で配られる算数セットのブロックや計算カードなどが入っています。
はさみ
子ども用の、工作に適したものが良いとされています。
保育園や幼稚園で使用していたものがまだ使えるようなら、引き続き利用してもいいと思います。
のり
水のりとスティックのりと、学校によって用意しなければならないのりが異なります。
私の子どもが通う小学校では両方が必要でした。
クレヨンまたはクレパス
基本的に16色くらいのものが使われます。
こちらの「サクラクレパス」が使われていることが多いと思います。
セロハンテープ
100均などにある小さいセロハンテープが便利です。
子どもが自分でテープの補充ができるようにしておくといいと思います。
セロハンテープはすぐになくなってしまうので、購入の際は替えのテープも多めに買っておくことをおすすめします。
折り紙
これもセロハンテープと同じく、すぐになくなるので多めに買っておくことをおすすめします。
クラスのお友達と折り紙を交換することなどもあるので、子どもと一緒に学校へ持っていく折り紙を選んでもいいと思います。
油粘土と粘土板
100均にある油粘土で十分です。
粘土板や粘土のケースも、幼稚園や保育園で使用していたものがあれば引き続き使用してもいいと思います。
上履き
白いバレーシューズ型のもので、ゴムの色などに指定があるかは学校によって異なります。
我が家の場合ですが、初めて買うメーカーでいつもの靴と同じサイズの上履きを買ったところ、足の幅が狭くて入らなかったことがあります。
なるべく試し履きをしてから購入するか、今まで利用していた上履きのメーカーで購入することをおすすめします。
上履き入れ・体操着袋・手提げかばん
フックにかけられるものが便利です。
足のサイズや体の大きな子どもの場合、マチが広めのタイプをおすすめします。
私の子どもは、汚れ物も気にせず袋に入れたり雨の日なども濡れるのを気にせずに持ち歩いたりするので、撥水加工がされているナイロンやポリエステル素材を選びました。
洗濯機で洗えるかどうかなど、お手入れのしやすさを確認してから選んでみてください。
体育着上下・紅白帽子
体操服は上が白の半袖と長袖、下が紺のハーフパンツが一般的です。
速乾性に優れた商品や、透けにくさを重視している商品、セット売りがお得な商品などがあります。
学校からメーカーや取り扱い店の指定がない場合は、通販で色々な商品を比較して購入してもいいと思います。
身長が伸びても着られるように、少し大きめのサイズを購入することをおすすめします。
私は子どもの荷物の持ち帰り忘れや、洗濯が間に合わないことがあるので今では常に上下2枚ずつ用意しています。
防災頭巾・防災頭巾カバー
地域によっては用意するところと用意しないところがあるようです。
もし学校から必要だと言われた場合、椅子の背もたれにかけておくタイプが指定されたり、日本防災協会に認定されている商品が指定されたりします。
学校の入学説明会の際、学校の指定をご確認ください。
ハンカチ・ティッシュ
毎日持っていくので、多めに準備しておきます。
ポケットのないズボンやスカートを履くことがある場合や忘れ物が心配な場合は、「移動ポケット」と呼ばれるポーチがあると便利です。
クリップで洋服に直接ポーチをつけることができます。
私の子どもの場合はこのポーチに絆創膏や予備のマスクなども入れています。
給食袋、ハンカチ、ナフキン(ランチョンマット)
ハンカチもナフキンも毎日洗い替えが必要なので、複数セット用意することをおすすめします。
学校によっては給食用のマスクの準備が必要になる場合もあります。
ぞうきん
複数枚持参することがあるので、多めに準備しておくことをおすすめします。
水筒、水筒カバー
コロナウィルスの感染予防や熱中症予防の観点から、水筒を通年持参する学校もあります。
子どもが自分で持ち運べる大きさや好きなデザインなどで選んでみてください。
マスク
毎日持っていくことや、予備用のマスクをランドセルに入れておくこともあるので、多めに準備することをおすすめします。
お名前シール
学校から指定されて準備するアイテムではありませんが、個人的に買っておくことをおすすめするのが、子どもの名前のお名前シールです。
筆記用具はもちろん、計算カードや計算ブロックなどの細かいパーツの一つ一つに名前をつけなければならない場合があります。
シールを貼るだけなら、名前を1つずつ書くよりも早くきれいに記名ができます。
入学間際の時期になると注文した品が届くことが遅くなることがあるので、お早めに注文することをおすすめします。
まとめ
子どもたちが小学校に入学する年度を調べられる早見表と、小学校入学の際に必要となる準備リストをご紹介しました。
早見表の方はぜひ離れているお知り合いの子の入学祝いを用意する際などにもご利用ください。
準備リストの方は一例となりますので、入学説明会などで改めて持ち物をご確認ください。
子どもが毎日多くの時間を過ごす学校生活が、少しでも楽しくなる物をぜひ準備してあげてください
この記事を書いた
サポーターママ
マイペース長男と甘えん坊次男を子育て中の、元保育士ママです。
育児とパートの合間に愛犬に癒されながら文章を書いています。主人は帰宅が遅いため、平日はワンオペで育児中です。
「映画と漫画に没頭する」「(ちょっと多めに)手を抜く」ことで、子どもと毎日を気楽に過ごすようにしています。
子育てをしていると、楽しい時間も疲れてしまう時間もあると思います。私の家族も、色々なことを経験してきています。
少しでも子育て中の皆さんのお役に立てるよう、これまでの体験談と現在進行形で得ている情報を発信できたらと思います。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修