先輩ママ体験談|子どものおねしょにどう対応する?我が家のおねしょ対策エピソード|学習プリント.com

先輩ママ体験談|子どものおねしょにどう対応する?我が家のおねしょ対策エピソード

先輩ママ体験談|子どものおねしょにどう対応する?我が家のおねしょ対策エピソード
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トイレトレーニングが完了し、夜のおむつも卒業。
これでようやく子どものお世話が1つ減ると思いきや、パパママの新たな悩みの種となるのが「おねしょ」ですね。

忙しい朝に、落ち込むお子さんのケアや、ビチャビチャに濡れたパジャマ・布団を片付けていると、わざとではないとわかっていても、ついつい心の余裕をなくしてしまうものです。

そこで今回は、ご家庭で簡単に取り組めるおねしょ対策や、わが家のエピソードをご紹介します。
おねしょ問題に悩んでいるパパママ、そしてこれから夜のおむつ卒業を迎えるパパママ、ぜひこの記事を参考にしてください。

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子どものおねしょ(夜尿症)はいつまで続くの?

子どものおねしょ(夜尿症)はいつまで続くの?

頻繁にお子さんのおねしょ対応をしているパパママは、先が見えない不安から「一体いつまでこの状態が続くの?」と、絶望的な気持ちになっていませんか。

私自身、子どものおねしょについて悩んでいた時期があり、子育て支援センターの保健師巡回、乳幼児健診の小児科医受診の際に相談した経験があります。
そのときは「『年長さん』を1つの目安に」と助言をいただきました。
個人差はあるものの、未発達だった排尿の仕組みが整うのがだいだい年長さんごろだからというのが理由でした。

日本の夜尿症診療に関わる医療従事者が指針にしている『夜尿症診療ガイドライン2021(日本夜尿症学会 現:日本夜尿症・尿失禁学会)』でも、夜尿症の定義を「5歳以上」としています。
そのため、ほとんどの場合、子どものおねしょは年中さんごろまでに落ち着くと考えてよさそうです。もちろん、お子さん自身がおねしょについて深く悩んでいたり、パパママの負担感が強い場合には、定義にとらわれず、お住まいの地域の保健師やかかりつけの小児科に相談をするといいでしょう。

おねしょ問題は自宅内の困りごとなので、何をどのように話せばいいのかわからないというパパママもいるかもしれません。
まず「おねしょのことで悩んでいて……」と切り出し、併せておねしょの頻度や、自宅で行なっている対策があればそちらも伝えるようにしましょう。
相談前、落ち着いた環境でそれらを紙やスマホのメモ機能に書き出し、相談時にメモを見ながら伝えるのもおすすめです。

参考 : https://find.ferring.co.jp/

子どものおねしょ対策に必要なことってなに?

子どものおねしょ対策に必要なことってなに?

悩ましいおねしょ問題。
昔は経験的に「夜中に子どもを起こしてトイレに連れていく」「夜は水分を一滴も飲ませない」などの対応がおこなわれていましたが、現在これらの方法は、かえって悪影響を及ぼすことがあるとわかってきました。

おねしょ対策のポイントは、子どもとパパママどちらも、無理なく改善を目指していくことです。
この項目では、ストレスなくおねしょを減らしていけるよう、普段の生活に取り入れやすい対策や季節で注意したいことをご紹介します。

夕食時の塩分・糖分の摂取を控える

塩分はもちろん、糖分にも利尿作用があります。
夕食時に塩味の強い汁物やおかず、糖分を含んだフルーツやデザートを摂取することは控えましょう。
また、腸に溜まった便が膀胱を圧迫することで、おねしょを誘発するケースもあります。
お子さんが便秘がちというパパママは、ぜひ食事に食物繊維を多く含む食材をつかったメニューを取り入れてみましょう。

なるべく夕食から就寝までの時間をあける

もし、夕食で取った水分を就寝までにおしっことして出せれば、おねしょの可能性はぐっと低くなりますよね。
体に取り入れた水分が尿となって膀胱に溜まるのには、およそ3~4時間かかるといわれています。
少し早めに夕食をとり、夕食から就寝までの時間をなるべく3時間以上あけるように意識しましょう。

いつもの遊び、お風呂、夕食の順番を入れ替えてみたり、比較的パパママがゆとりをもって過ごせる休日に挑戦したり、ご家庭にあう形で取り入れてみてください。

夕食から就寝までの水分摂取はコップ一杯程度に抑える

夕食から就寝までの水分摂取は、コップ一杯程度に抑えましょう。
飲み物はお腹を刺激しないよう、冷えすぎていないもので、ノンカフェインの水や麦茶がおすすめです。
ただ、おねしょを防ぐことばかり気にして、のどが渇いて水分を欲しがっているのに、それを制限するのはよくありません。ガブ飲みしないよう見守りながら水分を与えましょう。

就寝前はトイレにいく習慣をつける

子どもの就寝前には、トイレに行ったかの確認をするといいでしょう。
子どもが小さい場合、おしっこのタイミングを合わせるのは難しいかもしれません。
それでも、毎日パパママが同じ時間に声かけをすることで、子ども自身も自然とトイレに行く習慣がつきますよ。

併せて、朝起きたらすぐにトイレに行く習慣もつくりましょう。
明け方、寝ぼけながらのおねしょが防げます。

冬は寒さ対策をしっかりする

冬は体が冷えることで、おねしょをしやすくなります。
お風呂の時間は湯船にゆっくり浸かり、しっかり体を温めてから布団に入るようにしましょう。
お風呂から就寝まで時間があく場合は、布団乾燥機や電気毛布、湯たんぽなどを使って、あらかじめ寝具を温めておくのもいいですね。
子どもがぐっすり安眠できるように環境を整えましょう。 

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我が家で実践! おねしょ対策エピソード

我が家で実践! おねしょ対策エピソード

私がおねしょ対策で意識していたのは、「子どもがプレッシャーを感じず、のびのび過ごせるようにする」ということです。
子どもが「おねしょ」に対して身構えないよう、「寝ている間におしっこが出たんだね。びっくりしたね。」「お片づけはママがやるから、○○ちゃんは1人で着替えできる?」と、転んだ子どもをケアするように声かけをしていました。
その分、子どもが寝た後に、夫婦でおねしょ関係のできごとや子どもの反応などを共有するようにし、親側ができることはしっかり取り組むようにしました。

前の項目で特に重視していたのは、夕飯の味付けを控えめにすることです。
子どもが水を飲む回数が目に見えて減り、効果の大きさを実感しました。
また、私たち親側の負担を減らしたいと思い、「子どもがおねしょをしないような対策」と併せて、「おねしょをされてもいい対策」も立てていました。

実際に使ってみてよかったグッズはこちらです。

おねしょシーツ(おねしょシート、防水シーツ)

敷布団を覆うカバーです。
おしっこの量にもよりますが、敷布団が濡れないので、乾かしたり干したりする手間・時間・心理的な負担がなくなりました。
おねしょの後片づけをするのは忙しい朝の時間帯なのでとても助かりました。
大きさ、素材の違いはもちろん、透湿性、冷感、固定ゴム付きなど、商品によってこだわりの機能が異なるので、いろいろチェックしてみてくださいね。

おねしょズボン(おねしょパンツ、おねしょケット)

パジャマのズボンの代わりに履く、防水のズボンです。
寝返りが多い子どもだとスカートがめくれあがるので、スカートタイプよりこちらのタイプがおすすめです。
ただ、明け方おねしょをして間もないときに起き上がると、吸水が間に合わなかったおしっこがズボンや足を伝って流れ落ちてしまうこともあります。
漏れを完全に防ぐというより、おねしょシーツなどと併用して「できるだけ寝具への濡れを抑える」くらいの気持ちで使うのがいいでしょう。
夏は蒸れやすいので、室温や子どもの様子に気を配ってくださいね。

絵本

夜のおむつを外す前に、『おねしょのせんせい』(作 : 正道かほる,絵 : 橋本聡)や『よるです』(作・絵:ザ・キャビンカンパニー)など関連する絵本を読み聞かせていました。
そのおかげで、おねしょが続いた時期にも、子ども自身が絵本に出てきたシーンやセリフで冗談を言ったり、絵本のシーンでいろいろ妄想をふくらませたり、なごやかに過ごすことができました。
ママ友からは、「子どもがおねしょを怖がってパンツで寝るのを嫌がる」「子どものモチベーションを上げるのが大変」と聞いていたので、普段通り過ごせてよかったと思いました。

まとめ

いかがでしたか。
おねしょは、子どもの体や機能の発達に影響される部分も大きく、けっして本人・親のがんばり不足ではありません。
それを頭におきながら、おおらかな気持ちで子どもの成長を見守っていけたらいいですね。
また、現在ではおねしょ対策用の便利グッズもたくさん販売されています。
ぜひ、便利アイテムの力を借りながら、ご家庭に合った「おねしょ卒業」を目指してください。

この記事を書いた
サポーターママ

わかなママのプロフィール写真 わかなママ 2女のママ

-30℃から30℃まで外で駆け回る元気いっぱいの長女、恐竜とおままごとが大好きで甘え上手な次女のママです。
沖縄出身で、海や川であそぶのが大好き。結婚を機に北海道に移住してからは、子どもと一緒に雪あそびを楽しんでいます。
大がつくほどの暑がりでしたが、最近は温泉の魅力にハマりつつあります。
子育て中のママパパはもちろん、妊活中・妊娠中のプレママパパが、妊娠や出産、子育てを前向きにイメージできるような情報をお届けしたいと思っています。

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ゆう歯科クリニック
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【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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