先輩ママが語るイヤイヤ期のお風呂拒否の大変さと解決策
イヤイヤ期は2歳前後から始まると言われています。
イヤイヤ期に入ると、何に対しても「イヤー!」「これじゃない!」「キライ!」となってママもパパも大変な思いをしますよね。
成長に必要だと分かっていても、毎日子どものイヤイヤを浴びていると親も疲れてしまいます。
このイヤイヤ期には、お風呂を拒否する子が多いのです。
実際、私は今2歳9カ月の息子がイヤイヤ期真っ最中ですが、お風呂に入れるのが本当に大変です。
夕方になるとやることが多くなり、寝る時間なども考えると早めにお風呂は済ませたいですよね。
今回は私の実体験も踏まえて、お風呂拒否の大変さと解決策をお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
心理的な要因への理解:イヤイヤ期のお風呂拒否の背後にある理由を知る
イヤイヤ期にはさまざまな要因があり、理解してあげることがとても大切です。
「お風呂を嫌がる理由はなにかな?」と子どもの心理を追究してみましょう!
心理的な要因としてあげられるのは以下の2点です。
- お風呂に原因がある場合
- お風呂がキライではない場合
そもそもお風呂自体がキライな子もいます。
なぜお風呂がキライなのか原因を考えてみるのがおすすめです。
我が家はお風呂に入ってしまえば、楽しく遊ぶ子なのでお風呂は好きなのに入りたがらないというタイプです。
「お風呂に原因がない子はなぜ入りたがらないのか?」考えてみましょう!
お風呂に原因がある場合
お風呂が原因で入りたがらない子は、水が苦手、浴室の明かりが苦手、浴槽が熱いなどの理由があげられます。
2歳くらいになると、自我が芽生えます。
そのため、好きと嫌いがはっきりとしてくるのです。
今まではお風呂に入っていたとしても、「水が苦手」と認識してしまうとお風呂自体を拒否するようになってしまうのです。
他にも浴室は少し暗い印象になってしまいがちなので、暗いのが苦手と感じる子もいます。
浴槽も大人の温度に合わせてしまうと、熱くなるので苦手意識を持ってしまう子もいます。
まずは、お子さんがお風呂に入っているときの様子を確認してみましょう。
顔が濡れるときに嫌がっているのか、お風呂に怯えていないか、浴槽を嫌っていないか、観察してみてくださいね。
お風呂がキライではない場合の理由
お風呂は楽しく入るけれど、お風呂を拒否する子どももいます。
「お風呂がキライじゃないのになぜ?」と思うかもしれません。
この場合は「お風呂よりも遊んでいたい!」「まだお風呂のタイミングではない!」と子どもが思っていることが多いです。
私の息子はお風呂に入るよりも遊んでいたいみたいで、なかなか浴室まで来てくれません。
無理に連れて行くと大泣きするので、それも大変です。
遊びを中断されるのが嫌でお風呂を拒否しているということもあるのです。
ルーティンと予測可能性の重要性:お風呂時間を安定したルーティンにすることの効果
お風呂の時間をルーティン化することはとても大切です。
また、子どもにとって予測ができることは安心感が芽生えるので、事前に伝えることが重要です。
ポイントを以下の3つにまとめてみました。
- お風呂をルーティンにすることの重要性
- 予測可能性を伝える方法
- 実際に効果はあるのか?
お風呂拒否をされてママの心も折れてしまうこともあると思いますが、ぜひ一緒に乗り切りましょう!
お風呂をルーティンにすることの重要性
お風呂をルーティン化することはとても大切です。
お風呂の時間は決まっていますか?
例えば【ご飯→お風呂→絵本を読む→就寝】など一定の流れを決めていますか?
子どもにとってルーティン化にしておくと「ご飯を食べたから、次はお風呂だな」と認識ができるようになります。
毎日を同じように過ごすのは難しいかもしませんが、基本のルーティンを決めて過ごすようにしておきましょう。そうすることで、子どもの生活リズムが整います。
「ご飯のあとは、お風呂に入る」と子どもが理解していると、次のアクションを行動しやすくなるのです。
予測可能性を伝える方法
子どもにとって、予測可能性を伝えることは安心感を与えます。
大人も同じですがいきなり予定が変更したりすると、戸惑いますよね。
それと同じで、子どもにとって次何が起きるのかと予測可能性を伝えることで不安などが減少するのです。
いっけん、難しそうに聞こえるかもしれませんが実は簡単なことなのです。
「このおもちゃで遊び終わったら、お風呂に行こうね」など、明確にしてあげることです。
他にも「時計の針が〇〇の数字になったら、お風呂に入ろうね」など時計を使うのもアリです。
遊びが途中になるから不機嫌になるのであれば、終わりを設定することで次の行動をしやすくなります。
時計がまだ読めない年齢のときは、タイマーを使用する方法もあります。
どんなやり方でも良いので、○○が終わったら(○○になったら)お風呂に入ろうと事前に伝えてあげてみてください。
実際に効果はあるのか?
そして大切なのが実際に効果があるのか知りたいところですよね。
我が家の2歳9カ月の男の子には効果がありました。
お風呂に入ろうと誘っても「イヤー」「ママ、バイバイ!」と毎日拒否していた息子でも入ってくれるようになりました。
車で遊ぶのが大好きなので、本人が満足いくところまでは遊ばせてみました。
遊んでいる間に何度か「車で遊び終わったらお風呂に行こうね」と伝えてみたのです。
そうすると、本人が終わりのタイミングになった時に「ママ、おふろ、行く―!」と言ってきてくれました。これには感動しました!
全員に通用するものではないかもしれませんが、ぜひやってみてください。
共感とコミュニケーションの重要性:子供との対話やコミュニケーションを通じた問題解決
普段からお子さんとのコミュニケーションを大切にしているかと思いますが、その中でも共感はとても大切です。
イヤイヤ期の子どもはまだ言葉にすることがとても苦手です。
上手く伝えられないもどかしさ、自分の気持ちが表現できなくて、イヤイヤすると言われています。
- 対話から子どもの気持ちを考える
- お風呂でのコミュニケーションも大切
子ども目線で考えるために、上記の2つにポイントをまとめてみました。
母と子という関係より、ヒト対ヒトとして向き合うと意外とうまくいくこともあります。
母として責任を感じて頑張ってしまうから「うまくいかない!」「イヤイヤ期が大変!」とママもイライラしてしまうものです。
私もそうなので、よく分かります。
でも、そんな時は一旦息子とよく向き合う事にしています。
対話から子どもの気持ちを考える
子どもはどんな時にイヤイヤしているか、何に対してイヤイヤしているか考えていますか?
2歳を過ぎると話せる子も増えてきます。
どんどん対話するようにしてみると、子どもの気持ちが分かってきます。
我が家は言葉が遅かったのですが「良い」「イヤ」は理解していたので、二択で答えられるように質問をしたりしていました。
「お風呂に入るのイヤ?」
「まだ遊びたいのかな?」
「あわあわするのキライ?」
色んな質問をしていくと、お風呂は好きで、まだ遊んでいたいという気持ちが見えてきました。
そこで大切なのは、共感をすることです。
「遊ぶの楽しいよね、わかるー!」子どもは共感してもらえると、肯定されたと感じます。
気持ちを分かってもらえた、認めてもらえたと思ってもらえるとイヤイヤな気持ちが少し減少します。
お風呂に入れさせたいママの気持ちもとても分かりますが、まずはお子さんがなぜ嫌がっているのか気持ちを汲み取り共感してあげることが実は重要なのです。
お風呂でのコミュニケーションも大切
お風呂の中でのコミュニケーションはどうしていますか?
夕方以降はやる事が多く、洗うことが目的になっていたりしませんか?
お風呂の時間はボディソープの泡で遊んでみたり、浴槽の中でおもちゃで遊んでみたり、こどもにとって発見が沢山ある場所です。
会話をしてもいいですし、遊びながらいろんなことに興味を広げることもアリです。
そうした楽しい時間にすることで「お風呂は楽しい場所!」と子どもが認識してくれるようにもなります。
ぜひ、お風呂の中でもたくさんコミュニケーションと取っていきましょう!
まとめ
イヤイヤ期は本当に毎日が大変なことが多いですよね。
夕方以降はやる事が集中しているので、お風呂のタイミングをずらしたくないところです。
でも、イヤイヤ期はお風呂拒否をしてしまう子が多いんです。
「お風呂自体が嫌なのか?」それとも「お風呂に入るタイミングが嫌なのか?」理由を見つけてみましょう。
子どもはルーティンとして、お風呂に入るタイミングを理解していると次の行動が予測できるようになります。そのためにも、毎日の生活リズムを整えることもおすすめです。
お風呂拒否の理由を探るのも、お風呂の時間を楽しむのも、子どもとの大切なコミュニケーションなので、ぜひ対話をするように心掛けてみましょう。
そして、イヤイヤ期に疲れたママは、たまに1人でお風呂に入る時間も作ってくださいね!
この記事を書いた
サポーターママ
働く車とパンが大好きな2歳の男の子と、夏生まれの予定のマタニティママです。アパレル店員として働いていて、現在は育休中です。
育休中に何か新しいことを始めたいと思い、以前から興味のあったWEBライターを始めました。
初めての育児で、分からないことばかり…毎日奮闘したり、調べたりしていました。ママが笑うことが、育児で大切だと思い、日々息子と成長をしているところです!
沢山のママの応援がサポートができるような、記事を発信していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修