先輩ママが語るイヤイヤ期のお風呂拒否の大変さと解決策|学習プリント.com

先輩ママが語るイヤイヤ期のお風呂拒否の大変さと解決策

先輩ママが語るイヤイヤ期のお風呂拒否の大変さと解決策
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イヤイヤ期の子どもは、何をするのもイヤイヤをします。
食事も外出も大変なことが多く、特に1日の終わりに入ることの多いお風呂でお風呂拒否をされてしまうと、疲れ果ててしまうというパパやママは多くいるでしょう。
このイヤイヤ期のお風呂拒否は、「お風呂」という言葉を口にしただけで、大声で泣き叫び、無理やり洋服を脱がせようとするものなら、更に大きな声で泣き叫んで本当に大変ですよね。
しかし、お風呂は体を清潔に保つためにも入れないわけにはいかないし、時間も遅くなっているとご近所迷惑になるんじゃないかと気になったりもしますよね。
しかも、イヤイヤ期のお風呂拒否は、ある日突然始まり、理由も分からないことが多く、対策のしようがないと、悩んでしまうママも多いのではないでしょうか。

お風呂は毎日のことなので、できるだけスムーズに入れたいですよね。
そこで、先輩ママやパパが実際にイヤイヤ期のお風呂拒否に効果のあった解決策についてご紹介したいと思います。

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心理的な要因への理解:イヤイヤ期のお風呂拒否の背後にある理由を知る

心理的な要因への理解:イヤイヤ期のお風呂拒否の背後にある理由を知る

イヤイヤ期のお風呂拒否にはさまざまな理由があります。
子どもによってどのタイミングでイヤイヤが発生するかは異なりますが、その背景には共通した心理的な要因があるようです。
そこで、イヤイヤ期のお風呂拒否の背後にある理由について見ていきたいと思います。

イヤイヤ期とは

イヤイヤ期は「○○はイヤ!」と自己主張が強くなって自分の気持ちを押し通そうと、「イヤ」を繰り返すことが多くなる1歳半から3歳ごろまでの時期のことを言います。
この時期の子どもは何でもイヤと拒否をして、第1次反抗期「魔の2歳児」なんて呼ばれています。
成長とともに言葉や知恵、好奇心が発達し、自我が芽生えはじめ、自分の思い通りにならないことがあるとイヤイヤにつながります。
この時期の子どもは、脳の発達や言語の発達もまだ途中の段階です。そのため、行動や感情をコントロールすることができず、イヤイヤとなってしまうようです。

イヤイヤ期のお風呂拒否の理由

イヤイヤ期の子どもがお風呂拒否をする理由やタイミングは、子どもによってさまざまです。
そこで、お風呂拒否をする子供の背後にある理由について見ていきたいと思います。

いつもと違う事に違和感を感じるから

お風呂に入るとき、大人の都合やタイミングでお風呂に入り、イヤイヤされることがよくありませんか?
子どもが遊んでいる時や何かしている時に「さ、お風呂入るよ!」と突然声をかけていませんか?
そうすると、子どもは「いつもはまだ遊んでいる時間なのに」「いつもだったらご飯が先なのに」などといつもとは違うことに違和感を感じます。
すると、大人にとっては大したことがない出来事でも、子どもにしてみると大きな違和感として感じられ、イヤイヤが発動します。

お風呂に入らないといけない理由がわからないから

お風呂に入る際に、大人が「お風呂に入らないといけないから」という大人の義務感だけでお風呂にいれてしまっていませんか?
子どもには、「お風呂に入るとさっぱりして、気持ちいいんだよ。」「汚れているからお風呂に入ってキレイにしないとね。」というように、どうしてお風呂に入るのかを説明をしてあげていますか?
親が義務的に「お風呂入れ大変だな」と思いながらお風呂に入れていると、子どもにも伝わってしまうものです。そうなると、子どもはお風呂はイヤなものとして認識してしまいます。

お風呂が怖くなるようなことがあったから

お風呂で怖い、嫌だと感じる経験をすると子どもはお風呂を嫌がるようになります。
例えば、お風呂で水が目に入った、シャンプーなどが目にしみた、お風呂のお湯の温度が熱かった、冷たかったなど、シャワーの水圧や音などが原因でお風呂拒否を引き起こすことがあります。
きっかけは些細なことで、「お気に入りの服を脱ぎたくない」などと、思いもよらないことも原因であることがあります。
家での経験だけではなく、保育園や幼稚園などで起きたことも水嫌いにつながっている場合もあります。

ルーティンと予測可能性の重要性:お風呂時間を安定したルーティンにすることの効果

ルーティンと予測可能性の重要性:お風呂時間を安定したルーティンにすることの効果

イヤイヤ期の子どもは、「いつも」と違う事にとても敏感です。
この「いつも」というのは、時間、人、順番などあらゆることが該当します。
例えば、「いつもはご飯を食べてからお風呂に入る」「いつもはパパとお風呂に入る」「いつもは7時にお風呂に入る」などです。
しかし、この「いつも」に敏感だからこそ、いつもから少しでも外れると子どもは違和感を感じて、不安や不快感からイヤイヤが発動します。

そこで重要なのがルーティン作りです。ルーティンを作ることで、子どもにとって予測可能な状況を作ることが重要になってきます。

ルーティン化と予測可能性の重要性

イヤイヤ期の子どもは「自分の思い通りにならないと」イヤイヤが発動します。
そこで、イヤイヤ期の子どもに効果的なのが、お風呂をルーティン化することです。
大人にとっては日常生活のなかで意識しないことをルーティン化することで、子どもはお風呂への心の準備が整い安心することができます。
一見単純なことに見えますが、イヤイヤ期の子どもにとって、行動のルーティン化は大きな安心感につながり効果的と言われています。

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共感とコミュニケーションの重要性:子供との対話やコミュニケーションを通じた問題解決

共感とコミュニケーションの重要性:子供との対話やコミュニケーションを通じた問題解決

子どもがお風呂を嫌がる理由は、いつも同じとは限りません。日々変わることもよくあることです。

共感とコミュニケーションの重要性

そこで大事になってくるのが、その時々で子どもの気持ちを考え、汲み取る工夫をしながら対応することです。
お風呂に入る理由が分からなければ、子どもはお風呂に入りたがらないでしょう。
また、親が義務的に強制してお風呂に入れようとすればイヤイヤも発動してしまいます。
そして、お風呂で嫌なことを経験したりお水が嫌いだったりすれば、なおさら、お風呂拒否は激しくなることでしょう。
そこで重要になってくるのが、子どもとの対話やコミュニケーションです。
イヤイヤ期の子どもが「イヤ」をする時には子どもなりの理由が必ずあります。
それらを知ることで、手立てを考えて問題解決をしてあげることができることでしょう。

問題解決方法

  • お風呂に入る理由が分からない子には、お風呂に入ると、きれいさっぱりして気持ちいいことを説明しましょう。
  • イヤイヤ期の子どもは何でも自分でやりたがります。「自分でやる」と言って聞かなくなった際には、まずは自分でやらせてみてあげることも大切です。「自分のやりたい」が満たされれば子どもも落ち着くことが多いです。
  • どうしてもお風呂に入るのを嫌がるときは、時には「お風呂に入りたくない気分の時もあるよね」と共感して、今日は入らないでタオルなどで顔や肌を拭いてあげる日があっても良いでしょう。
    無理強いしてしまうと、余計頑なに拒否をするようになります。
  • 「お風呂で怖い思いをした」という子どもには、お風呂で遊べるようなグッズを使用して「お風呂は楽しんだ」と思える場所づくりを心がけましょう。

まとめ

イヤイヤ期のお風呂拒否は多くのママやパパが抱える悩みだと思います。
日々生活をしていると、やらなくてはいけないことや時間に追われて、つい「大人の都合」で子どもに押し付けてしまいがちです。
しかし、少し子どものイヤイヤ理由に目を向けてあげて、理解してあげることで子どもの行動も大きく変わります。
子どもの気持ちを考え、寄り添い、汲み取りながら工夫していくことが大切でしょう。
そして、あまりにもお風呂拒否が激しい時には「今日はお風呂お休みにしよう。」というような気持ちでいると、子どもとの関わるときの気持ちもぐっと楽になることでしょう。

この記事を書いた
サポーターママ

おーちゃんママのプロフィール写真 おーちゃんママ 3女のママ

3姉妹のママです。現在は、隙間時間を見つけてライターの仕事をしています。
第1子は、初めての育児で育児書通りのガチガチ育児を経験、第2子は、2歳差育児に奮闘して頑張りすぎ育児を経験、第3子は、完全ゆるゆる育児を実践中です。
私自身も、これまで多くの世のママさんたちの言葉を道しるべに育児をしてきました。
今度は、少しでも頑張っているママさんたちの力になれれば良いな。という思いで発信していきたいと思っています。

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