「魔の2歳児」イヤイヤ期を乗り越えよう!イヤイヤ期の大変だった、笑えたエピソード集!|学習プリント.com

「魔の2歳児」イヤイヤ期を乗り越えよう!イヤイヤ期の大変だった、笑えたエピソード集!

「魔の2歳児」イヤイヤ期を乗り越えよう!イヤイヤ期の大変だった、笑えたエピソード集!
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育児をしていくなかで、誰もが一度は耳にする『魔の2歳児』という言葉があります。
『イヤイヤ期』とも呼ばれ、ちょっとしたことでも自分の思い通りにならない時はイヤイヤと癇癪を起こしたりします。

我が家の長女にももちろんありました。
事前にネットで検索して、ある程度覚悟していたものの、やはり育児に疲れているなかでのイヤイヤは予想以上にダメージを与えてくれました。
ただ、なかには「なんでこんなことで…変なの」と、思わず笑ってしまうようなこともありました。
魔の2歳児と言いますが、結局はまだまだ幼い子どもです。
子どもらしい目線でのイヤイヤが多いので、確かに大変でありましたが、いま思うと少し笑える、懐かしい記憶でもあります。

今回はそんな、魔の2歳児とは何か、私が経験した笑えるエピソードとともにご紹介していきたいと思います。

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魔の2歳児イヤイヤ期とは?イヤイヤ期の特徴と進行段階

魔の2歳児イヤイヤ期とは?イヤイヤ期の特徴と進行段階

イヤイヤ期というのは、2歳になってからすぐに現れるものではありません。
生まれてから徐々にイヤイヤは出てきています。
ただ、そのイヤイヤが1番強くなる時期が2歳児なのです。
それは、自我の芽生えが関係しています。

イヤイヤ期の特徴と進行段階

0歳児

0歳の時は、主に欲求不満から泣いて嫌なことを訴えます。
寝返りができない、ごはんをもっとたべたい、寝たくない…こう言った心と身体のバランスがうまく取れずに泣いて嫌がります。
少し見守ったり、違う方向に目を向けてあげたりすると、ピタッと泣き止むことがほとんどです。

1歳児

1歳は主に、ハイハイや伝い歩きなど、身体能力面で成長が見られます。
1人で歩けるようになると、ママから離れることも多くなり、自分の意思で動くことがさらに増えます。
ただ「こうやりたい」と頭で考えていても、まだまだ身体が思うように動かず、イメージ通りにいかないことが多いのが1歳児です。
その反動から、イヤイヤと泣いて物を投げたり、ママやパパに泣きついてきたりします。

ママやパパが一緒にやってあげたり、慰めてあげたりすると落ち着くことが多くなります。

2歳児

2歳になるころには、言葉や遊びが上手になるぶん、自我がより強くなり、自分の意思を通そうとしたり、感情を強く出したりすることがさらに増えます。
また、自分の中で『ルール』が芽生えるため、他人が介入することを嫌がります。
すべて自分の思い通りに、自分だけの力でやり抜きたい、それが2歳児のイヤイヤ期です。

特に周りの大人や兄姉の真似をしたがり、自分にも同じことができると思い込むことが多いようです。
うまくできなくてイヤ、ママやパパに助けてもらうのもイヤ、どうすればいいのかわからなくて全部がイヤ…すべてのイヤイヤが重なり、癇癪が大きくなります。
このことから、2歳児が『魔の2歳児』『イヤイヤ期』と呼ばれるそうです。

イヤイヤ期の保護者が陥りやすい間違いと対処法

イヤイヤ期の保護者が陥りやすい間違いと対処法

ここでは、2歳児のイヤイヤ期に対しての対処の仕方を、間違ったやり方と正しいやり方について詳しく説明していきたいと思います。

間違った対処法

魔の2歳児のイヤイヤ期でママやパパがやってはいけないことは、頭ごなしに怒ってしまうことです。
「子どもがイヤイヤと大泣きして手がつけられない」そんな時イライラしてしまうのは当たり前です。
ただ、2歳児の子どもは、自分でもどうしたらいいのかわからなくなっていることも多くあります。
「どうしたらいいのかわからないけどイヤなものはイヤ」そんな理由で泣き止みません。
そのような子どもにイライラをぶつけても仕方ありません。
怒られることで『怒られたことがイヤ』が追加され、さらにヒートアップしてしまいます。

私も何度かイライラに負けて怒鳴ってしまったことがあり、その時はさらに長女の癇癪もひどくなる一方で、ほんとうに大変でした。
ですので、イヤイヤと泣いて暴れていても、怒るという対処は取らないでください。

おすすめの対処法

イヤイヤ期の対処法としては、見守るのが1番です。
まずは、イライラしないために深呼吸をしましょう。
ママやパパがイライラすると、お互いのイライラが連鎖して悪化します。
深呼吸して落ち着いたら、子どもが自ら立ち直るまで見守ってあげましょう。
あまり口出ししないのもポイントです。
子どもが暴れたときに怪我の恐れがあるものなどは、その周りから排除してあげてください。
思いっきり暴れた後、子どもは泣き疲れて眠くなったり、助けを求めてきたり、甘えてきたりします。
自分でこの後どうすればいいのかを決めさせることで、時間はかかりますが気持ちが落ち着いてきます。

子どもが甘えてきたらスキンシップをたくさん取り「◯◯したかったんだよね」と気持ちを理解してあげましょう。
言葉にすることで『わかってくれている』と子どもは安心してくれます。
癇癪を起こすと、疲れて眠くなってしまうケースも多くあります。
その時は抱っこで寝かしつけてあげると、落ち着いて眠れると思います。

我が家の長女はよく癇癪を起こした後、抱っこで眠っていました。
2歳児になると重たいので、抱っこしたままソファに座って楽な姿勢を取ったり、寝付いたら布団に降ろしてあげたりするといいでしょう。

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魔の2歳児イヤイヤ期のエピソード集:大変だった、笑えた体験談

魔の2歳児イヤイヤ期のエピソード集:大変だった、笑えた体験談

ここでは、私が体験したイヤイヤ期エピソードをご紹介します。
ちょっとしたことでもイヤイヤされていたので、毎日が大変でしたが、そのなかでも大変だった、思わず笑うしかなかったエピソードをご紹介したいと思います。

パパと一緒にお仕事に行きたい!

我が家のパパは朝が早く、家を出るのが朝5時半です。
その日はたまたま長女が目覚めてしまい、一緒に玄関までパパのお見送りに行きました。
「パパ、どこまでいくの?」という問いに「お仕事するところまでだよ。行ってくるね」と答え、パパは家を出て行きました。

すると、長女が「パパ…パパ…」と言い、裸足のまま玄関のドアを開けようとしました。  
私が「どうしたの?お部屋に戻ろう?」と言うと、「パパといっしょにいく。おしごといくの!」とドアを必死に開けようとしました。
長女はまだパジャマです。
「パパはもういっちゃったよ。あなたはお仕事にいけないんだよ。戻っておいで」と言うと、玄関前で大泣きが始まりました。
「イヤー!パパといくの!おしごとするのー!あけてー!」と騒ぎ始め『あぁ、始まった』と悟り、ご近所迷惑覚悟でしばらく様子を見ていました。

イヤイヤが始まって少し経つと、いつもなら私に泣きついてくるのですが、その日は違いました。
しばらくイヤイヤと泣き騒いだ後、なぜかパパの靴を片方持ち出し「パパ、わすれちゃったから、わたすの」とヒックヒックしながら言い出しました。
『いや、パパ他の靴履いて行ったし…』と心の中で思いつつ、まだ諦めそうになかったので仕方なく玄関のドアを開けてあげました。
長女は裸足のまま靴を持って外に出て行きましたが、当然パパの姿はありません。
長女は玄関前で呆然と立っていましたが、そのまま道路へ出ようとしていました。
思わず「待って!靴履いてない!」と長女を引き止めましたが、もちろんイヤイヤ泣き出します。
仕方なく「お外行くなら靴履かなきゃダメでしょ」と言い、靴を履かせると、大通りの方へ向かって歩き出しました。

私もパジャマ姿で、髪もボサボサでしたが、危ないので後ろからついて行きました。
大通りに出てもパパが見えなかったことで、また長女が泣き始めました。
道路に座り込み、パパの靴を地面に叩きつけながら「うわぁーん!」と大泣きです。
幸い住宅街を抜けていたこと、早朝だったため人通りも少なく車の走行音で泣き声があまり響かなかったのはよかったのですが、私からしてみれば『勘弁してくれよ』という感じでした。

結局その場で泣くこと10分、泣き疲れてきたのが目に見えてわかったので抱っこして帰宅すると、ぐっすり眠っていました。

ねねちゃんが座るの!

我が家には長女のクリスマスプレゼントとしてもらった「ねねちゃん」という人形がいます。
当時の長女は、外に行く時も一緒、お風呂も一緒と、常にねねちゃんと一緒でした。
ある日、いつも通りねねちゃんを抱っこして近所の大型スーパーへお買い物に行った時のことです。
そのスーパーには「きゃらくるカート」があり、長女はよく乗っていました。
その日も長女が乗るものだと思い準備をしていました。

すると、長女がねねちゃんをカートの座席に座らせようとしていました。
「え?あなたが乗らないの?」と聞くと「きょうは、ねねちゃんのるの!(わたしは)あるくの!」と言い出しました。
「だったら一緒に座ったら?ねねちゃんもその方がいいって!」「ねねちゃん、危ないから1人では乗れないんだよー。ほら、あなたより体が小さいでしょ?」とあきらめさせようとしましたが、イヤイヤと聞きませんでした。
ねねちゃんはおすわりできるものの固定はもちろんできないため、ちょっとした揺れですぐ倒れてしまいます。
何回か倒れるのを見て「ちゃんとすわるの!」「もー!すわって!」と長女がイライラし始めました。

私も思わずイライラしてしまい「だから言ってるでしょ!1人じゃ座れないから一緒に座ろうよ」というと、長女のイヤイヤセンサーに引っかかりました。
「ねねちゃんが1人で座らないとイヤ」「一緒に座るのはイヤ」「ちゃんと座ってくれないとイヤ」…そんなイヤイヤでいっぱいになり、店内で大泣きし始めました。
そして、泣きながらねねちゃんを座らせようと力の限り叩きつけるので、ねねちゃんをうまく座らせることもできず、余計にイヤイヤして…と負のループに陥りました。
店内で大泣きされたくなかったので、あの手この手で泣き止ませようとしたものの全く効きませんでした。
幸いにも他のお客さんから「あらー、大変ね」と理解してもらえたのはよかったです。

『このままでは埒があかない…』そう思い、サービスセンターまで長女を抱っこして行き、事情を説明してセロハンテープをお借りしました。
セロハンテープでねねちゃんをカートに縛り付け、「これでもう転ばないからいいでしょ!?」と長女を説得しました。
長女はヒックヒックしながらも、ねねちゃんの座ってる姿を見て「えらいねー、いいこねー」と褒め始めました。
周りの目が気になりましたが、セロハンテープでねねちゃんを固定したまま買い物をなんとか済ますことができました。
ちなみに、長女がねねちゃんを座らせたいと言ったのは、この時一回きりでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
2歳児にくるイヤイヤ期は、自家の芽生えによって大体の子どもに起こります。

個人的にイヤイヤ期の時によくやっていたことは、イヤイヤしている姿を動画に撮ることです。
動画で撮ることにより少し客観的になれ、落ち着いて状況を見ることができ、イライラすることが少なくなりました。
また、子どもが大きくなって見返した時に、面白エピソードとして子どもたちに見せてあげられます。
長女に当時のイヤイヤしている動画を見せると、ケラケラ笑っています。
本人は全く覚えていないようで「ほんと、この時期は大変だったんだからねー」と言いつつ、一緒に笑いながら見ています。

『魔の2歳児』『イヤイヤ期』と聞くと、どうしてもマイナスなイメージを持ってしまいます。
でも、あとで思い出したときに笑って懐かしむことができるエピソードも生まれます。
あまり気負わず、「今は仕方ない!」とおおらかな気持ちで、ぜひ乗り越えてみてください。

この記事を書いた
サポーターママ

あーちゃんママのプロフィール写真 あーちゃんママ 2女のママ

みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。

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