「魔の2歳児」イヤイヤ期を乗り越えよう!イヤイヤ期の大変だった、笑えたエピソード集!
「魔の3週目」に始まり、「魔の2歳児」や「悪魔の3歳児」など、子育てをしていると乗り越えなければならない壁がいくつもあります。
なかでも、多くのパパ・ママが経験しているのが「魔の2歳児」、俗に言うイヤイヤ期ではないでしょうか。
これから子どもがイヤイヤ期を迎えようとしているパパ・ママの中には不安な方も多くいるでしょう。ですが、過度に構える必要はありません。イヤイヤ期の特徴と対処法を抑えておけば、親子ともに比較的穏やかに乗り越えることができるかもしれません。
今回は、小学生と0歳児を育てる筆者が、実体験を元にイヤイヤ期の特徴と対処法についてご紹介します。
目次
魔の2歳児~イヤイヤ期~とは?イヤイヤ期の特徴と進行段階
2歳前後の子どもに表れる「イヤイヤ期」は、自我が芽生え、自己主張ができるようになった証でもある反面、まだまだコミュニケーションを十分にとれる段階ではなく、パパ・ママにとってはなかなかパワーが必要な時期です。
イヤイヤ期の特徴や対処法について順番に見ていきましょう。
イヤイヤ期の特徴
イヤイヤ期は突然始まるわけではなく、徐々にその兆候が見られます。
早ければ1歳半頃から始まり、長ければ5歳ぐらいまで続くと言われています。
イヤイヤ期は、保育園・幼稚園での手段生活になじみ、ある程度コミュニケーションが取れるようになった3歳頃で落ち着くことも多いようです。
何に対しても「イヤ」で返してくるのは有名ですが、その他にも「なんでも自分でやりたがる」「謎のこだわりが表れる」「機嫌が悪いことが増える」などもあります。
大人のいうことを聞かなくなり、疲弊してしまうパパ・ママも少なくありません。
自我が芽生えている証拠で、成長の証ではありますが、日々お世話しているパパ・ママにとっては1日でも早く終わって欲しいと思いますよね。
ですが、イヤイヤ期は段階を踏んで3歳を過ぎたあたりから少しずつ落ち着き、5歳を迎えるころにはほとんどの子が乗り越えています。
次に、イヤイヤ期の進行段階について見ていきましょう。
進行段階
①初期(1歳半頃~)
早い子だと1歳半頃からイヤイヤ期の初期段階が始まります。
「大人のやることに興味津々だが、まだ言葉が十分に出ていない」「手先が不器用で思い通りにいかずに癇癪を起こす」「駄々をこねる」「すぐに機嫌が悪くなる」などが増えていきます。
実は、筆者の小学生の子は「この時期だ!」というイヤイヤ期がなかったように思うのですが、保育園に通っていたため言葉が早く、この頃から服や持ち物など、細かいことにこだわりを持ち始めたため、今になってはこれもイヤイヤ期の初期段階だったのかなと思っています。
②中期(2歳頃~)
イヤイヤ期のメインといっても過言ではない2歳頃は、感情表現が豊かになり、簡単な会話であればコミュニケーションができるようになります。
自分でやりたいという欲求が増え、自我が芽生えるため「イヤ」を連発します。
「お腹すいたね。ご飯食べよう」「イヤ!」など、なかには「え?それを嫌がってどうするの?」と言ったこともあるかもしれませんが、それもイヤイヤ期の特徴です。
ただ、眠いだけの場合もありますので、その場合は十分に睡眠を取りましょう。
③後期(3歳頃~)
この頃になると、コミュニケーションが取りやすくなり、パパ・ママのイライラも減ってくることでしょう。
ものごとの理由も少しずつ理解し、幼稚園など集団生活が始まって我慢する機会も増えるため、だいぶ自制できるようになってきます。
とはいえ、まだまだ生まれて3年ほどしか経っていない幼児です。
季節の変わり目や環境の変化で子どもながらにストレスを感じ、イヤイヤ期がひどくなってしまう場合もあります。
「それまで自宅で過ごしていたのに春から幼稚園に入園した」「引っ越しした」「保育園を転園した」など、この頃、生活に大きな変化があった場合は注意してみてあげてくださいね。
イヤイヤ期の保護者が陥りやすい間違いと対処法
パパ・ママが陥りやすい間違いと対処法
イヤイヤ期は、早ければ1歳半頃から始まり、長くて5歳頃まで続きます。
特に、初めのうちはまだうまく子どもとコミュニケーションを取ることができないため、子どもが何にイライラしているのか分からず、パパ・ママもイライラするといったことが見受けられます。
ついつい感情的に怒ってしまいがちですが、まずは深呼吸し「この時期だけだ。いずれ終わる」と考え、感情的にならないようにしましょう。
その他、子どもの「イヤ」自体を否定しないことや、できる限り自分でやらせてあげることも大切です。時間のない時など、難しい場合もあるかと思いますが、可能な限りパパ・ママは見守るに徹して自分でやらせてあげて、できた際には思いっきり誉めてあげましょう。
魔の2歳児~イヤイヤ期~のエピソード集:大変だった、笑えた体験談
子育てしていると避けては通れないのが「魔の2歳児~イヤイヤ期~」です。
イヤイヤ期を乗り越えたパパ・ママはどれほど大変だったのでしょうか。また、過ぎ去った今だから笑える体験談はあるのでしょうか。
次は、2023年時点で小学2年生の筆者の子とのイヤイヤ期当時のエピソードをご紹介します。
我が家には0歳児もいるため、いずれイヤイヤ期の兄弟姉妹感の違いについてもお伝えできたらと思っていますが、実際にイヤイヤ期が始まると、2度目とはいえ、そんな余裕はないかもしれませんね。
おしりが痛い!? 夜になるとぐずって膝の上でしか眠れない
我が家はマットレスの上に布団を敷き、当時川の字になって親子3人で寝ていたのですが、子どもが2歳を過ぎたあたりから、突然夜になるとぐずりだし、「おしりが痛いから膝の上で寝たい」と言い、座った状態で抱っこをし、そのまま朝を迎えたことが何度かありました。
もちろん、おしりにケガの後やあざもなく、念のため病院にも行きましたが異常はありません。
それが1か月ほど続き、自然となくなったのですが、今思うと当時保育園の先生の異動などがあり、2歳ながら環境の変化にストレスを感じていたのかもしれませんね。
ちなみに保育園は2年半通っていましたが、先生方にはよくして頂き、終始楽しそうに通園していました。
「怒った顔は見たくない!にこってして」
生後6か月から縦割りの少人数保育園に通っていたこともあり、私の娘は早生まれの第一子にもかかわらずものすごく言葉が早い子でした。
1歳半の時点で「ごはん、おかわり」など簡単な二語文でコミュニケーションが取れていました。
当時、私の仕事も忙しく、平日はワンオペ育児に夜は持ち帰りの仕事と言った生活を送っていたため、ついイヤイヤ期にイライラしてきつい言い方になってしまうこともありましした。
しかし2歳半頃、「ママにこっとしてよ。私、ママの怒った顔あんまり好きじゃないんだ~」と言われたことがありました。2歳半ながらもその言葉の達者さに驚くとともに「私も冷静にならないと」と思わせてくれたできごとでした。
白いお顔がグレーに!ショクパンマンへの異常な執着
私の娘は物心ついた頃から、主役よりも主役のお友達など脇役キャラを好んでいました。
アンパンマンではアンパンマンよりもショクパンマン推しでした。
1歳半頃からどこへ行くにもショクパンマンのぬいぐるみを持参するようになりました。
公園にも連れていくので、「汚れるよ~。今日はショクパンマンお留守番しよう」と言っても「イヤ」の一店張り。仕方なく、週末の夜の子どもが寝ている間に洗濯するなどして対応していたのですが、アンパンマンブーム・イヤイヤ期が過ぎ去ってからショクパンマンを見てみると、あの白いきれいな顔の面影はなく、グレーになっていました。
まとめ
イヤイヤ期の特徴や対処法、エピソードについて、いかがでしたか。
一言でイヤイヤ期と言っても個人差が大きく、お子さんのイヤイヤ期の表れ方が顕著で長く続いた場合にはパパ・ママも疲弊してしまいますよね。
個人差が大きいため、誰かに話すことで「こんなにひどいの、うちの子だけ?」と心配になってしまうこともあるかもしれませんが、誰かに話す、共感してもらうだけでもかなり救われることがあります。ぜひ自分や夫婦間のみで抱え込まず、両親やママ友、児童館などの公共施設や周りの人に頼ってイヤイヤ期を乗り越えてくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
すみっこぐらしが大好きなおてんば女の子のママです。
育児とパートのすきま時間に、久しぶりのライター業を楽しんでいます。
趣味はランニングですが、最近はなかなかできていない現状...からだを動かすことも好きですが、食べることも大好きです。
コストコ、KALDIなどの輸入食品には目がありません。
「家族が楽しく過ごせるのが1番」をモットーに、程よく手抜きしながら日々家事・育児を楽しんでいます。
これまでの私の経験が少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修