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先輩ママが語るイヤイヤ期のお風呂拒否の大変さと解決策

先輩ママが語るイヤイヤ期のお風呂拒否の大変さと解決策
更新日:  | 公開日:
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ただでさえ大変なイヤイヤ期。いったん子どものお風呂拒否が始まると、あの手この手で誘ってもなかなか思うように動いてくれず、お風呂が終わるころにはパパママがぐったりするというご家庭も多いのではないでしょうか。
「洋服を脱ぎたくない」「洗い場へ行きたくない」「髪や体を洗いたくない」など、1つ1つはささいなことでも、それが積み重なると対応するパパママは心が折れそうになりますよね。
毎日のことなので、できればストレスなく対応したいものです。
とはいえ、イヤイヤ期(1~3歳)の頃はまだ言葉がつたないため、どうして「イヤ」なのかを伝えるのが難しい子どもがほとんどです。
自分自身でも、その理由が分からないという子どももいるかもしれません。
子どもに聞いても分からない場合は、1日の過ごし方やお風呂に誘う前にしていたことなどから、パパママが推測しながら対応する必要があるでしょう。

今回の記事では、子どものイヤイヤ期のお風呂拒否問題を筆者がどうやって乗り越えていったかをご紹介します。いくつかご紹介しますので、何か1つでも参考になるものがあれば嬉しく思います。

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心理的な要因への理解:イヤイヤ期のお風呂拒否の背後にある理由

心理的な要因への理解:イヤイヤ期のお風呂拒否の背後にある理由

「お風呂が沸きました」の音声や、パパママの口から「お風呂」という単語を聞くと始まるお風呂拒否の場合、誘う前に子どもがしていたことを思い返してみてください。
子どもが夢中になって遊んでいたところを、途中で切り上げる形になっていませんか。
家事にしても仕事にしても、自分が集中して取り組んでいたことを中断して、別のことを始めるのは私たち大人でも心残りを感じるものです。
そんなときは、ぜひ子どもが気持ちを切り替えやすいような声かけや工夫を心がけましょう。
具体的には「時計の長い針が一番上の12にきたらお風呂に入りに行こうか」「今からアラームをかけるから、ピピピピって鳴ったらお風呂に行こう」といった声かけです。
注意したいのは、遊んでいる子どもの背中に向かって、一方的に声をかけないこと。
子どもが手を止めて、きちんとパパママの顔や時計を見ているかを確認して伝えることが大切です。
「最初」「5分前」「約束した時間になり、遊びを切り上げるとき」と数回声をかけることで、子どもの意識を少しずつお風呂に向けることができ、気持ちの切り替えがスムーズに行いやすくなりますよ。

また、子どもの遊びの内容によっては、積み木やブロックを使って高い塔や複雑な作品を作っている最中だったということもあるでしょう。
もし、部屋のスペースや時間に余裕があれば「そのままにしていて、お風呂を終わってから(もしくは明日)、また続きから遊ぼうか」と声かけするのがおすすめです。

サポートグッズ

  • 次にやることを目で確認できる生活習慣アラーム時計
  • お風呂でも使える防水タイマー
  • 残り時間が可視化できる砂時計
  • 積み木やブロックの現状保存やちょっとした移動に便利なボールプール 

ルーティンと予測可能性の重要性:お風呂時間を安定したルーティンにすることの効果

ルーティンと予測可能性の重要性:お風呂時間を安定したルーティンにすることの効果

いったん遊びに夢中になった子どもを途中で止めるのは至難のわざです。
特にイヤイヤ期の場合、パパママの声かけの内容やタイミングがその時の子どもの気にさわり、「イヤイヤ」スイッチが発動してしまうなんてこともありますよね。
そういうときは、子どもが遊び始める前にお風呂に入るようにするのも1つの手です。
おそらく多くのご家庭で行われている「保育園(幼稚園)や公園など外出先から帰宅→(パパママが夕飯準備中)遊ぶ→夕飯やお風呂」という流れを、「帰宅→お風呂→夕飯や遊び」という流れに変えるのです。この流れがルーティン化すると、子どもは遊びを中断する必要がなくなりますし、パパママにとっても、そのあとの夕飯や家事などやるべきことの見通しが立ちやすくなります。
帰宅後、スムーズにお風呂に入ったほうが、その後に思いっきり遊べるということが実感できれば、早くお風呂に入りたがるようになるかもしれません。

もちろん、帰宅したらまずは遊びたいと考える子どももいるでしょう。
そんなときは、お風呂での「お楽しみ」を用意するのがおすすめです。
わが家では、お風呂で使えるクレヨン、バスステッカー、湯船に浮かべるタイプの魚つり、シャワーカップなどさまざまなものを準備して、定期的に入れ替えていました。
「遊びたい」子どもの気持ちを満たしてくれるバスグッズは、「お風呂に入れたい」パパママの強い味方。どれも片づけが簡単なものばかりなので、迷っているパパママは、まずは100均のバスグッズから取り入れてみてはいかがでしょうか。

また、私たち大人と比べて体力のない子どもにとって、お風呂は体力を使うことです。
疲れているときや眠いときのお風呂は子どもにとって「重労働」であり、気が進まないものでしょう。
帰宅後の過ごし方を見直し、子どもが眠たくなる時間帯のお風呂を避けることで、お風呂拒否の問題があっさりと解決する場合もありますよ。

サポートグッズ

  • 浴室の壁に好きなだけお絵かきできるクレヨン
  • 浴槽に入れて楽しむ水でふくらむスポンジ
  • 大きな浴槽でわくわく魚つり 
  • シンプルだからこそ飽きがこない、長い期間遊べるシャワーカップ
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共感とコミュニケーションの重要性:子どもとの対話やコミュニケーションを通じた問題解決

共感とコミュニケーションの重要性:子どもとの対話やコミュニケーションを通じた問題解決

お風呂中のできごとが原因のお風呂拒否の場合は、子どもとのコミュニケーションで解決することがほとんどです。
例えば、シャワーをかけたときに顔をしかめたのなら、温度や水圧が合わなかかったのかもしれません。「ちょっと熱すぎた?」「シャワー強いかな?」と対話しながら、子どもにとってちょうどいい設定を探しましょう。

また、シャンプーやお湯が目に入って痛い思いをしたら、頭を洗うことにネガティブな印象を持ってしまう可能性もあります。
「目に入ったらすごく痛いよね」「アンパンマンのシャンプーに変えてみたよ」と子どもの思いに寄り添い、どうしたら安心してバスタイムを過ごせるのか一緒に考えてみましょう。
子どもが好きなキャラクターのシャンプーを準備したり、お湯やシャンプーが目に入らないようにシャンプーハットを使ったりなど、工夫できることはたくさんあるはずです。

今日のお風呂拒否の本気度がすごいという日は、無理強いせず、あっさり引いたほうがパパママのストレスも溜まりません。
浴槽で遊ぶのが好きという子どもなら浴槽にお湯を張って遊ばせてもいいですし、とにかく絶対イヤという子どもには温めたタオルで顔やお尻回りを簡単に拭くだけでいいでしょう。1日くらいお風呂に入らなくたって平気です。
気持ちを割り切って、「今日はタオルで拭くから、明日は入ろうか」といった声かけをして、次のお風呂につなげられるといいですね。

サポートグッズ

  • 色や香りで癒される入浴剤(バスボム)
  • 子どもの「これ使ってみたい!」を引き出す好きなキャラクターのシャンプー
  • お湯やシャンプーから顔を守るシャンプーハット 
  • すぐに濡れた顔を拭けるという安心感を与えてくれるタオル 

まとめ

イヤイヤ期の子どもとの生活は毎日とにかくバタバタで、あっという間に一日が過ぎ、気づいたら寝る時間になるというご家庭も多いでしょう。
そんななか、親子のお風呂時間は、子どもと向き合って絆を深めることができる貴重な時間です。
抱っこをしたり、体を洗ったり、スキンシップを自然にとれたりするのもお風呂ならではのことです。
子どもの様子を見ながら、子どもに合ったバスグッズも取り入れてみてくださいね。
子どもも成長していくにつれ、親子でお風呂に入る機会はだんだん減っていきます。
イヤイヤ期のお風呂は大変ですが、ぜひ今この時を大切にして親子のお風呂時間を楽しみましょう。

この記事を書いた
サポーターママ

わかなママのプロフィール写真 わかなママ 2女のママ

-30℃から30℃まで外で駆け回る元気いっぱいの長女、恐竜とおままごとが大好きで甘え上手な次女のママです。
沖縄出身で、海や川であそぶのが大好き。結婚を機に北海道に移住してからは、子どもと一緒に雪あそびを楽しんでいます。
大がつくほどの暑がりでしたが、最近は温泉の魅力にハマりつつあります。
子育て中のママパパはもちろん、妊活中・妊娠中のプレママパパが、妊娠や出産、子育てを前向きにイメージできるような情報をお届けしたいと思っています。

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歯科医師
監修

ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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