先輩ママのトイレトレーニング成功体験談と実践のコツやアドバイス
トイレトレーニングは一般的に2歳半〜3歳ごろに始めると良いと言われています。
理由は子どもの発達と強く関係しています。
それまでは膀胱にたまったおしっこを反射的におむつに出してしまっていたのが、少しの時間我慢できるようになります。
おしっこの感覚を徐々に理解していくのが3歳頃なのです。
- おしっこをしたいという気持ちがわかる
- 少しの時間我慢することができる
- おしっこが出てスッキリするのがわかる
この3つが揃った時がおむつが外れるタイミングと言われています。
ですが、子どもによって発達の個人差があるので全員が同じ時期とは限りません。
トイレトレーニングを始めるのに最適な時期のチェックリストがこちらです。
- おしっこの間隔が2時間以上空く
- ひとり歩きが上手にできる
- 自分の意思を言葉で伝えられる
あくまで子どものペースを大事にしつつ、準備ができたら始めてみてください。
今回は我が家の実体験をお話しながら、トイレトレーニングのコツやアドバイスをお伝えしていきます。
目次
トイレトレーニングで成功した先輩ママの実体験とは?
我が家の実体験をお話したいと思います。
娘がおむつはずしに成功したのは2歳8ヶ月の頃です。
言葉が急激に増え出した1歳半頃から補助便座に座る練習を始めました。
嫌がりもせず喜んで座ったので早く外れるのかと最初は思っていました。
オムツにおしっこやうんちをした時に教えてくれるようになったので、タイミングを見計らって補助便座に座らせましたが、一向にできることはありませんでした。
その後、私が第二子の妊娠と出産をしたため、その期間は練習がおろそかになってしまい、寒い時期にも差し掛かったので一旦休止しました。
2歳を迎えて暖かい時期が近づいてきたころに、もう一度トイレトレーニングを初めてみましたが、全くできませんでした。
そのうちに娘のイヤイヤ期や赤ちゃん返りが始まり嫌がるようになったので、苦戦していたことを覚えています。
その後、いろいろなグッズを購入したり作成したりと試行錯誤しましたが、どの方法でも成功せずでした。
時には怒ったり悩んだり休止したりしているうちに、ある日突然娘のほうから「トイレでおしっこしてみる!」と言い出したのです。
そして、初めてのおしっこが成功してから1週間ほどでパンツに移行することができ、1ヶ月も経つと1人でトイレに行って帰ってこられるようになりました。
最初のうちは、トイレトレーニング用パッドをパンツに付けて過ごしていました。
その後、遠出の時だけ→夜だけ→無し と段階を踏んでパンツだけの時間を長くしていきました。
日中たまに漏らしてしまうことがあっても、怒らずにさっと片付けることを心がけていました。
遠回りしながら約1年かけ、我が家のトイレトレーニングは1ヶ月で終了しました。
いま思うとスタートがもう少し後でも良かったのかなと思います。
何より娘のペースを大切に、焦らず見守るということが1番の近道でした。
時に悩んで保健師さんやママ友に相談することもありました。
悩んだ時は然るべき場所に相談することも手です。
効果的なトイレトレーニングのコツと先輩ママのアドバイス
絵本を読む
まず初めに、トイレのことが書いてある絵本を読んでイメージを膨らませてあげます。
トイレが楽しいところであるという印象が付けられる、明るい絵本がおすすめです。
他にも、歌や人形などを使って「トイレに行ってみたい!」という好奇心をかきたてる作戦が効果的です。
ご褒美シールを用意する
おしっこができたら1枚貼れるシールを用意してあげます。
シール台紙はトイレの子どもに見える位置に貼るとモチベーションが上がります。
我が家ではすごろくのマスのようなイラストに数字を振って、大好きなキャラクターのシールをゴールまで貼れる表を作成しました。
「おしっこをしたら貼れるよ」と説明すると、嬉しそうにシールを準備して便座に座っていました。
補助便座と踏み台を用意する
便座に座ることが怖くないよう、持ち手がついているものがおすすめです。
踏み台を置き、足がしっかりと地面につくようにすると排泄がしやすくなります。
階段状になっているものは自分で上り下りできるので、早くから1人でトイレに行けるようになります。
また、トイレを嫌がったり怖がるお子さんにはおまるもおすすめです。
使うたびに洗う手間もありますが、低月齢のころから使えてそのままトイレにスムーズに移行できます。
我が家は、娘の大好きなキャラクターが喋ったり音楽が流れたりする補助便座を購入しました。
補助便座のおかげで、トイレに行くことを拒んだりせず座ることを喜んでいました。
トレーニングパンツを用意する
パンツが濡れた感覚がわかるものを履かせてあげると、気持ち悪さからトイレに行くようになります。
こちらも娘の大好きなキャラクターのパンツをお店に一緒に買いにいきました。
「お漏らしすると〇〇(キャラクター名)が泣いちゃうよ!」と言って濡れる前にトイレに行こうねと誘導してました。
そうすると、「濡れるとかわいそうだもんね!」と言って、娘が自ら急いでトイレに行くようになりました。
失敗から学ぶ!トイレトレーニング成功への道
とても手っ取り早く子どもがトイレに行きたくなる方法が1つあります。
それはお漏らしをして嫌な感覚を覚えることです。
親としては片付けなど少し大変になりますが、イメージが湧かずにおむつのままでいい!と言うお子さんにはおすすめの方法です。
私の娘もそのタイプでした。
「おむつにするからいい!気持ち悪くない!」と言い張っていたので思い切って普通のパンツを履かせました。
おむつからパンツに替えると濡れた感覚がしっかりとわかるようになります。
おむつをはいたままでいると快適なので、子どももつい外す気持ちになれないかもしれません。
そこで思い切ってパンツを履かせてみて、お漏らししてしまうのも手です。
パンツが濡れて気持ち悪いという感覚をしっかり覚えてもらい、濡れる前にトイレに行こうというやる気を出してもらいましょう。
この時大事なのが、子どもがトイレに失敗してパンツや床を濡らしてしまっても、決して頭ごなしに叱ったりしないことです。
親が子どもを責めたりしてしまうと、心を閉ざして余計にトイレに行きたくなくなってしまいます。
たとえ失敗したとしても、「トイレに行けたこと」「おしっこがでて教えてくれたこと」自体を褒めてあげましょう。
夜のおねしょはダメージが大きく、つい怒ってしまうママパパが多いと思いますが、子どももショックを受けています。
叱られると自信をなくし、もっとおねしょが増えるなど逆効果になってしまうこともあります。
どうか堪えて優しい声かけを心がけてみてください。
おねしょパンツを履かせる、防水シーツを敷くなど事前の対策をしっかりとしておくと良いでしょう。
まとめ
個人差が大きく、子どもによっては長い時間がかかりママパパにも負担がのしかかるのがトイレトレーニングですよね。
周りの子たちが続々とおむつが外れてくるとつい焦ってしまいますが、その時は急にやってくるものです。
また、今と昔とではおむつの素材や環境が違うため、トイレトレーニングの進め方や時期も違います。
よく聞く話が祖父母や年配の方から「まだおむつが取れてないの?」と言われてつらい思いをしたというものです。
今の時代はおむつの吸水力が高く、履き心地の良い紙オムツが開発されているため時期が遅いのは当たり前なのです。
他人の言うことはあまり気に留めず、我が子の発達やペースを大事にして見守ってあげてくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
しっかり者でお喋りな長女、暴れん坊で甘えたの長男。全く違う男女の育児に驚かされながらも癒される日々を送っています。
夫とホームジムで筋トレをしたり、ミラーレス一眼カメラでこどもの日常を撮ることが趣味です。
妊娠を機に、育児の不安を解消すべく情報収集にのめり込みました。
私のように不安になったり困っている方々に寄り添えるような、読んでほっとしてもらえるような情報を発信していきたいと思っております。
こどもに大好きなママの笑顔をたくさん見せてあげられるように、一緒に不安を解消できたら嬉しいです。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修