先輩ママに聞く!自転車は何歳で乗れた?自転車の練習方法との選び方について
子どもが成長するすると、自転車の練習を始める家庭も多いと思います。
でも、「自転車って早く練習をはじめたら、早く乗れるようになるのかしら」と思ったり、「あまりにも早くに子どもに自転車を買い与えてしまい、子どもが自転車に恐怖心を抱いてしまった」なんてこともあるようです。
そして、「いつ頃から練習をはじめたら良いのか」「どのように自転車の練習をしたら良いのか」と悩むパパやママも多いのではないでしょうか。
そこで、「自転車の練習はいつ頃始めて、何歳で乗れたのか」「どのタイミングでどのような自転車を選んだらいいのか」「どんな方法で自転車を練習したら良いのか」など、自転車の練習方法と選びかたについて先輩ママの経験を参考に見ていきたいと思います。
目次
先輩ママに聞く!自転車は何歳で乗れた?
まずはじめに、「自転車は何歳で乗れたのか」「何歳くらいで自転車の練習を始めたのか」を、先輩ママやパパの経験を参考に見ていきたいと思います。
子どもが補助輪なしの自転車に乗れるようになる年齢は、おもちゃメーカーの調査によると5歳(28.3%)・4歳(24.6%)・6歳(23.6%)ということがわかっています。
補助輪なしで自転車に乗れるようになる平均年齢は、4.9歳です。
ちなみに、パパやママの親世代が小さい頃の自転車に乗れた年齢は、平均5.7歳でした。
昔に比べて、今の子供たちは1歳程度早く自転車に乗れるようになっています。
参考資料 : https://prtimes.jp/main/
低年齢化の理由
自転車に乗れる年齢が昔に比べて低年齢化している理由は何でしょうか。
その理由というのが、
- ストライダーや、キックボードなどが普及したこと
- 子供用自転車の種類も豊富になり、低年齢児から乗れるサイズの自転車が増えたこと
- サドルの低い自転車が増え、最初から足が地面につく自転車が増えたこと
以上のことが、自転車が乗れる年齢が低年齢化した理由と言われています。
しかし、補助輪なしで自転車に乗るには、体力やバランス感覚が発達していることが必要です。
それらの発達は個人差があるので、5歳になったら乗れるというものではありません。
わが家の子ども自転車に乗れた年齢
長女の場合
4歳で乗れるようになりました。
4歳の誕生日に自転車をはじめて購入しました。
小さい頃からストライダーを乗りバランス感覚も良い方だったこともあり、練習したその日に乗れました。
次女の場合
次女は年中さんの時に、幼稚園のお友達が自転車に乗れるようになった姿をみて、「自分も乗れるようになりたい!」と練習をはじめました。
5歳の時に乗れるようになりました。
自転車の練習方法
パパやママの自転車のおススメ練習方法をご紹介します。
まず初めに、子どもが安心安全に自転車の練習をするためには、道路や駐車場などの危険な練習場所ではなく、広くて見通しが良く、車通りのない場所で練習をしましょう。
芝生や土の地面だと、走りにくかったり、地面がデコボコしたりしていて練習しにくいことがあります。
ある程度、舗装された場所の方が練習はしやすいです。
また、転んで頭を打ったり、怪我をしたりしないように、ヘルメットやひじあて、すねあてなどを使用しましょう。
自転車練習のポイントは3つです。
- バランス感覚を身につける
- ペダルをこぐ練習
- 自転車をコントロールする
バランス感覚を身につける練習方法
- ペダルや補助輪なしで練習する
- ゆるやかな坂を使いバランス感覚を身につける
補助輪なしで自転車に乗れるようになるためには、バランス感覚が重要です。
バランス感覚を身につけるための練習として、自転車のペダルと補助輪を外して、自分の足で地面をけって前に進むながらバランス感覚を身につけましょう。
補助輪やペダルの取り外しは、自転車店にお願いすると外してくれます。
また、ゆるやかな坂道で練習するのもおススメです。
ペダルなどを漕がずにも、自然と走ってくれるのでバランス感覚を身につけるのにお勧めです。
ペダルを漕ぐ練習
- ペダルの漕ぎ方、漕ぎはじめ方を覚える
ペダルに足を乗せて漕ぐという単純に見えることが、実は子どもにとってとても難しいと感じるようです。
ペダルの練習は、スタンドを立てた状態で始めると良いでしょう。
足の回転や、ペダルに足が乗った感覚などを覚えましょう。
利き足のペダルを下にして足を乗せ、反対側の足で地面を蹴って走り出したら両足でペダルを漕ぐというのを繰り返し練習すると、乗り始めもスムーズになります。
自転車コントロールする練習
- ブレーキを覚える
- ハンドル操作を身につける
ブレーキをどのくらいの力で握ると止まるのか、ブレーキを握ることで自転車が止まるという感覚を身につけましょう。
ペダルが漕げるようになったらハンドルを操作し、まっすぐ走る練習もしましょう。
自転車練習時の注意点
焦らずにゆっくり子どものペースで練習をする
周りのお友達が乗れるようになるのを聞くと、我が子にも早く乗らせてあげたいと、練習にも熱が入ってしまいがちです。
しかし、練習しはじめはバランスを取るのも難しく、転んでしまったりすると、恐怖心が芽生えてしまうものです。
子どものペースを尊重してゆっくり見守ってあげましょう。
交通ルールを教える
自転車に乗れるようになると、行動範囲も広がり、思わぬ事故に巻き込まれる可能性も高くなります。信号や標識など、自転車走行時の基本的なルールをしっかり教えてあげるようにしましょう。
自転車の選び方について
子供用自転車には、さまざまなサイズがあります。
子供用の自転車の選び方についてもみていきたいと思います。
自転車のサイズは、自転車の車輪の直径を「インチ」という単位で表示されています。
一般的には安全性の観点からも、子どもの適応身長に応じたサイズの自転車を選びましょう。
子ども用自転車のインチ別、適正年齢と身長
子ども用自転車は、12インチ~26インチまで展開されています。
子どもの自転車のサイズと適応身長の目安をみてみましょう。
- 12インチ:3歳~4歳 身長85cm~105cm
- 14インチ:3歳~5歳 身長92cm~107cm
- 16インチ:3歳~6歳 身長98cm~118cm
- 18インチ:4歳~8歳 身長104cm~125cm
また、サイズごとの適応身長はメーカーによっても異なるので、購入する自転車のメーカーの適正身長を参考にしましょう。
自転車の選び方のポイント
子どもの体格に合ったサイズを選びましょう。
価格やデザインを重視して自転車を選んでしまうこともあると思いますが、安全性の面からも、子どもに合ったサイズの物を選ぶようにしましょう。
地面に足がつかないものや、大きすぎてハンドルが上手く動かせないものは、子ども恐怖心を抱き乗りたがらなくなってしまいます。
両足のつま先が地面につくもの
サドルに跨った時に、両足のつま先が地面につくものを選びましょう。
購入する際には、実際に自転車に跨ってみてサイズ感を確認するようにしましょう。
まとめ
自転車に乗れるようになる平均的な年齢は4.9歳でした。
自転車が乗れるようになるには、バランス感覚や自転車をコントロールできることが必要なことが分かりました。
それらは個人差があるので、あまり周りや年齢に拘らずに「子ども自身が自転車に乗れるようになりたい!」というタイミングを待って始めるのがベストかもしれません。
そして、いろいろなデザインやサイズの自転車が販売されていますが、やはり子どもの体に合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。
焦らずに楽しく自転車の練習を親子でできるといいですね。
この記事を書いた
サポーターママ
3姉妹のママです。現在は、隙間時間を見つけてライターの仕事をしています。
第1子は、初めての育児で育児書通りのガチガチ育児を経験、第2子は、2歳差育児に奮闘して頑張りすぎ育児を経験、第3子は、完全ゆるゆる育児を実践中です。
私自身も、これまで多くの世のママさんたちの言葉を道しるべに育児をしてきました。
今度は、少しでも頑張っているママさんたちの力になれれば良いな。という思いで発信していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修