姉妹の育て方:女の子同士の喧嘩や仲良しエピソードから学ぶコツ
姉妹でお揃いの洋服を着せていると、「女の子は良いわよね」「華やか」「羨ましい」などとよく言われます。
また、姉妹を育てていると、「女の子は育てやすい」「静かでいい」などと言われることも多く、兄弟や兄妹よりも楽と言われることがあります。
しかし、実際には女の子同士だからこその難しさを感じているママやパパもいるでしょう。
姉妹は、兄弟とはまた違う喧嘩や仲良しになるきっかけのようなものがあるようです。
わが家の場合は、7歳・5歳・2歳の3姉妹です。
姉妹を育てていて、やっぱり女の子同士って良いなと実感することも多々ある一方で、また喧嘩をしてとうんざりすることもたくさんあります。
姉妹育児をしているなかで親として願うのは、この先成長してからも仲良し姉妹に育ってくれたらいいなということではないでしょうか?
そこで、今回は姉妹が仲良くいられるようにするために、女の子同士の喧嘩や仲良しエピソードを通して学んだ姉妹の育て方のコツを紹介したいと思います。
目次
姉妹の育て方のコツ:女の子同士ならではの喧嘩を解決する方法
男の子がいる兄弟の場合、乱暴で、喧嘩も激しいという悩みも多いと思います。
一方で、姉妹喧嘩の特徴はどんなことがあるのでしょうか?
また、喧嘩を解決する良い方法はどんな方法なのでしょうか?
みていきたいと思います。
女の子同士の喧嘩の特徴
姉妹喧嘩は、口喧嘩、長引きやすい、仲裁しにくいのが特徴です。
女の子同士の喧嘩の特徴は、 口喧嘩が頻発することです。
女の子は口が達者なこともあり、口喧嘩が始まると長い時間喧嘩をしています。
そんな言葉どこで覚えたの?という言葉を使ったり、時には相手の上げ足を取るようなことを言ったりします。
また、姉妹、兄弟に共通して言えることですが、同姓のきょうだいの場合、好みや遊び方が似ていることから喧嘩も起こりやすくなります。
また、年齢差が近ければ近い程、一緒に遊ぶことで喧嘩も起こりやすくなり、ついさっきまで仲良く遊んでいたと思ったら、急に喧嘩が始まることもよくあります。
わが家の喧嘩エピソード
わが家では次女の長女への憧れが強く、姉の真似ばかりをします。
そして、なかなか長女のように上手くできないことに腹を立て、長女に不満をぶつけることがあります。
それに対し長女は「こんなこともできないの?」などと、馬鹿にすることもあります。
最初は見守るつもりで口出ししませんが、言葉遣いや態度が気になり仲裁することもあります。
姉妹喧嘩の解決方法
手が出ない口喧嘩の場合、仲裁した方が良いのか、見守る方が良いのか迷いますよね。
口喧嘩の場合は長引きやすく、どのタイミングで仲裁に入るべきか迷い、扱いにくいです。
では、姉妹の喧嘩の解決方法について見ていきたいと思います。
姉妹のママたちの多くが「口喧嘩程度なら見守る」、エスカレートして「手が出たら止める」という対応をしているママが多いようです。
姉妹の喧嘩は、ささいなことで起こることが多く、口喧嘩も頻発します。
ママとしても全ての喧嘩に口を出していると大変です。
親が仲裁するときのポイントを紹介します。
姉妹喧嘩の仲裁ポイント
両方の意見を聞く
きょうだい喧嘩は、お互いの価値観のぶつかり合いで起こります。
それぞれの考えがあり、その衝突で喧嘩が始まることがほとんどです。
どちらかの味方をするのではなく、お互いの言い分に耳を傾けることが大切です。
片方を叱るときの注意
姉妹喧嘩でどちらか片方を叱る時は、それぞれ別の場所で叱るようにします。
妹の前で長女を叱ると、子どものプライドが相当傷ついてしまうことがあり、反対に長女の前で次女を叱ると、長女はママのように次女を指摘して次女の心は傷つきます。
姉妹であり、ライバルな二人のプライドを守るためにも、二人を叱るとき以外は片方のいない場所で叱るように気を付けるようにしています。
姉妹の育児術:女の子同士の仲を良くするためのヒント
姉妹は喧嘩も多いですが、やはり同姓のきょうだい。
好みや遊びも同じことが多いので、一緒に何かをしている時は特別に楽しそうだったりします。
親としては、姉妹の喧嘩を見るよりも姉妹仲良く一緒にいる姿を見ていたいですよね。
そこで、女の子同士の中を良くするためのヒントをまとめました。
何か買う時はふたり同じもの
同姓のきょうだいを持つと、かわいい洋服や、おもちゃ、自転車など、お下がりの物を下の子に回すことが多いと思います。
しかし、下の子からすると、いつも新しく欲しいと思ったものを手に入れている姉や兄に対して「なんでいつも私はお下がりなの」と嫉妬心が出てきます。
何か買う時はなるべく同じもの買ったり、流石に2つもいらないと思ったりする場合には、上の子とは別のものを用意するようにすると良いでしょう。
わが家の姉妹エピソード
わが家もこのケースでの喧嘩が起こることが多く、「2つもいらないでしょ」と思うおもちゃでも買うようにしています。
しかし、流石に自転車はお下がりにしました。
その場合も、カゴやサドルは新しいものに付け替えてあげました。
すると、とても喜んで乗ってくれています。
お互いのライバル心を掻き立てない
姉妹だからこそお互いをライバルに感じることが多く、また女の子は嫉妬心の強い子もいます。
お互いの嫉妬心を掻き立てないためにも、それぞれの好きなことを尊重するといいでしょう。
姉妹と言っても、性格も得意なことも全く違うものです。
同じことをさせてしまうと、競争心を煽ってしまうことにもなりかねません。
それぞれ得意なこと、好きなことをさせることで、相手を尊重できるようにもなります。
子どもに平等に接することも大事ですが、それぞれの個性を認めてあげることで、子どもは「自分のことを思ってくれている」という満たされた気持ちを感じることができます。
習いごとなどそれぞれに別々の習いごとをさせると、それだけ親としては労力もかかりますが、わが家の場合、そこはお互いの気持ちを尊重するようにしています。
比較しない
「姉妹を比較しない」これは、兄弟姉妹関わらず1番気を付けているパパやママも多いのではないでしょうか。
誰でも、人と比べられるのは良い気がしません。
子ども同士を比べると良い兄弟関係を築くこともできないし、比べられた子は劣等感を持ってしまいます。
一人ひとりの個性や性格に合わせて接することが大切です。
姉妹の絆を深める:女の子同士の仲良しエピソードと育て方のアイデア
ママやパパは、姉妹の仲が良いと嬉しいですよね。
そして、その仲良しな関係が成長しても続いてほしいと思いますよね。
親がいなくても、お互いに尊敬しあい、信頼しあい、助け合える関係。それらは、将来的には子どもにとって財産になることでしょう。
そこで、姉妹の絆を深めるために、女の子同士の育て方のアイデアや姉妹の仲良しエピソードを紹介したいと思います。
姉妹の仲良しエピソード
わが家の2歳差の姉妹は、親友のように毎日一緒に遊んでいます。
2人で「あやとり」をしたり、「お絵描き」や「ごっこ遊び」をしたり、長女が次女のために塗り絵を手作りしてあげたりしています。
常に、相手の存在を意識して、思いあっている姿を見ていると「本当に姉妹って良いな」と感じます。
仲が良すぎるからこそ、好きなものも同じ、憧れる気持ちも強いため衝突することも多々あります。
しかし、どんなに喧嘩をしても最終的には仲良く遊んでいる姿を見ると微笑ましく思います。
姉妹の絆を育てるためのアイデア
わが家では姉妹2人で協力してできることを積極的にやらせています
2人だけで買い物に行かせたり、イベントに参加させたり、料理教室に行かせてみたり。
そうすると、1人では不安なことでも2人なら頑張れるようです。
経験を通し、お互いを頼れる存在と実感するようです。
お互いの得意分野をシェアする
好きなものは似ている姉妹ですが、得意分野が全く違います。
体を動かすことが得意な長女、感受性豊かで何かを表現することが好きな次女。
習いごともそれぞれがやりたいことをやらせています。
運動大好きな長女はプールを習っているので、次女に泳ぎ方を教えてあげています。
何かを表現することが好きな次女は、ピアノを習っているので長女に楽譜の読み方を教えてあげています。
それぞれの、得意分野を共有することでお互いを尊敬する気持ちが育っています。
姉妹で協力して何かをする
姉妹で協力して作り上げるようなことを積極的にさせています。
例えば、大きなパズルや料理、アクセサリー作りなど、それぞれが自分たちの作業を集中しつつも、お互いのアイデアを出し合ったり、分担して作業したり、お互いの良いところを褒めあったり、仲良く作業します。
姉妹のコミュニケーションや協調性を育てるのに効果があります。
まとめ
姉妹の育て方のヒントやコツについてエピソードを交えながらみてきましたが、いかがだったでしょうか。
一見華やかで子育ても楽そうに思われがちな姉妹ですが、実際には口喧嘩も激しく、喧嘩も長引くことが多く大変だったります。
女の子は、精神的にも成長するのが早く、口が達者で、姉妹育児を大変と感じることも多々あります。しかし、姉妹は衝突しながらお互いを高めあい、頼りながら成長していく姿をみていると、将来が楽しみで仕方ないと感じます。
将来姉妹が大きくなった時、お互いの一番の理解者となり、協力者として成長していけるように、親としてはこれからもサポートを頑張っていきたいと思う毎日です。
姉妹それぞれの個性を大切の愛情を注いで、楽しく育児できるといいですね。
この記事を書いた
サポーターママ
3姉妹のママです。現在は、隙間時間を見つけてライターの仕事をしています。
第1子は、初めての育児で育児書通りのガチガチ育児を経験、第2子は、2歳差育児に奮闘して頑張りすぎ育児を経験、第3子は、完全ゆるゆる育児を実践中です。
私自身も、これまで多くの世のママさんたちの言葉を道しるべに育児をしてきました。
今度は、少しでも頑張っているママさんたちの力になれれば良いな。という思いで発信していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修