妊娠中の睡眠や疲れについての対処法や改善方法を先輩ママが紹介
妊娠が発覚し、初期の段階から眠気が強くなるママは多いです。
どんなに寝ても眠くなったり、妊娠前と比べると疲れやすくなったりします。
それは、妊娠したことによりホルモンのバランスに変化が起きているからです。
でも、眠気が強くなるといろいろ困ることもありますよね。
私は現在2歳の息子を育てていますが、妊娠中は仕事をしていて本当に眠気と戦う毎日でした。
休みの日は気付くと何度も寝てしまったり、何時間寝ても足りなかったりして「これは大丈夫なのかな?」と心配したこともあります。
妊娠中の眠気は仕方ないと思いつつも、いろいろと注意しなければならないこともあります。
そこで今回は、妊娠中の睡眠や疲れについて対処方法や改善方法、役立つグッズなどを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
妊娠中の睡眠の重要性と注意点
妊娠中に眠たくなるのは初期だけではありません。
人によっては後期になっても眠気が続く場合があります。
でも、なぜホルモンバランスのせいとは分かっていても眠くなるのでしょうか?
妊娠中の睡眠の重要性をちゃんと知ることはとても大切です。
しっかり体を休めることは、赤ちゃんがお腹の中ですくすく育つことにも繋がります。
また、眠気によって起こる注意点があるので把握しておきましょう。
妊娠中は自分だけの体ではありません。
無理は禁物ですから、しっかりと重要性と注意点を知ったうえでマタニティライフを楽しみましょう。
妊娠中に眠くなるには理由がある
とは言っても、仕事中に眠くなったりするのは困りますよね。
初期の頃はつわりもあり、体調がすぐれないこともあるかもしれません。
休めるときは体を休めるようにしましょう。
また、夜にしっかり睡眠を取り、お昼の休憩や夕方の休憩時には少し仮眠を取るようにしても良いかもしれません。
私も一人目を妊娠した時は仕事をフルタイムでしていたので、休憩中に少し目を閉じたりして体を休ませていました。
数分でも寝ることで、気分が紛れることがあるのでおすすめです。
妊娠中は眠気には注意が必要!
妊娠中の眠気は非常に強いので、注意が必要です。
なかでも、車の運転をする人や危険な作業をするような仕事の人は本当に気をつけてください。
「仕事上、仕方ないから」と思わずに、安定期に入る前でも上司に相談してみてはいかがでしょうか?
言いづらいかもしれませんが、眠気によって何かトラブルが起きてしまっては遅いのです。
妊娠中の眠気は、自分ではどうにもできないことが多いのです。
1人で抱え込まずに、周りに相談しながら過ごすようにしてくださいね。
他にも「忘れ物が増える」「注意散漫によりミスが増える」「いつもよりぼーっとしてしまう」など、眠気によって日常の生活で支障がでる恐れがあるため、仕事や家事で忘れてはいけないものなどは、メモを残すようにしたり、周りへ情報の共有したりするなどして、上手く立ち回るようにしましょう!
妊娠中に役立つグッズやアプリの活用法
妊娠中はとても眠くなったり、中期以降は寝づらくなったりします。
さらには、妊娠していることで体が非常に疲れやすくなったママも多いのではないでしょうか?
そんな妊娠中におすすめの睡眠グッズや疲れを解消するグッズを紹介していきます。
他にも、妊娠中に役立つアプリがあるのでお伝えします。
約10カ月のマタニティライフを楽しみながら、過ごす方法を見つけていきましょう!
妊娠中の睡眠に役立つグッズ
妊娠中はとても眠たくなります。
そこで、安眠に繋がるようなおすすめグッズがあるので紹介していきます。
産前・産後両方で使うことができる抱き枕です。
妊娠中期からはお腹が大きくなり始め、仰向けで寝るのが難しくなります。
そんなときに、抱き枕があると意外と寝やすくなります!
さらに、この抱き枕は産後に授乳クッションや、お座りができる赤ちゃんのサポートクッションにもなります。
少し大きく重たいですが、抱き心地は最高です。
休日や、ちょっとしたときにリビングで少し仮眠をするのにおすすめなのがビーズクッションです。
体を預けて、丁度いい具合に沈み込んで体を支えてくれます。
大きさはいろいろあるので、ご自宅のリビングの大きさに合わせて用意するのが良いでしょう。
あまりにも心地よくて、気付いたら旦那さんが使っていたりもします。
妊娠初期は少し体がほてっているなと感じることがあります。
微熱が続くこともあり、余計に寝づらくなってしまいます。
そんな時におすすめなのが、冷感まくらカバーです。
産後も夏時期に使用できるので、ひとつ用意しておくと便利です。
妊娠中の疲れを解消するグッズ
妊娠中って、いつもより疲れやすくなりませんか?
血液が増えたり、骨盤の位置がずれて姿勢が変わったり、体の重心が変わったりすることが原因になっています。
でも、これらは妊娠していると自然におきることなので仕方ありません。
そこで、体の疲れを解消できるアイテムを紹介していきます。
腰痛で疲れを感じているマタニティママにおすすめなのが、骨盤ベルトです。
妊娠中から産後まで長く使えるのがポイントです。
妊娠中は骨盤が開き、どうしても腰痛や足の付け根に痛みを感じやすくなります。
骨盤ベルトで支えることで、痛みや疲れを緩和させることができるのでおすすめです!
全身のケアやマッサージアイテムとしておすすめなのが「リファ」です。
少しお値段はしますが、顔から足までくまなくマッサージができます。
妊娠中はお店でマッサージを受けづらくなりますし、自分でケアができたほうが楽ですよね。
特に足がむくみやすくなったりするので、自分でマッサージするのもおすすめです。
妊娠中におすすめのアプリ
妊娠中はいろいろと不安になることがあり、調べものが増えたり、気がかりなことがでてきたりします。
そこで、妊娠中に役立つアプリを紹介していきます。
- トツキトオカ:妊娠の経過が見れるアプリ
妊婦さんに人気が高いのが、トツキトオカというアプリです。
妊娠の経過が非常に分かりやすく、赤ちゃんの成長を見守れるアプリです。
日記や写真も記録でき、旦那さんと共有できるので、出産まで本当に活躍します。
また、妊娠週数に合わせた情報がアップされるので、自分の身体に起きていることが分かりやすいです。
- Feelfit:体重管理をするアプリ
体重計に乗った結果がグラフになり、毎日アプリで記録されるので妊娠中の体重管理におすすめです!
専用の体重計が必要になりますが、連動できるので便利です。
妊娠中に体重を気にするママは多いですよね。
産後の体型維持にも必要ですし、太り過ぎは出産にも影響します。
Feelfitは専用の体重計に乗るだけで、体脂肪なども筋肉量なども管理してくれます。
専用の体重計も3000円前後と、リーズナブルなのも嬉しいポイントです。
妊娠中の疲れに効くリラックス法やストレッチ
妊娠中は体が疲れやすくなり、気付いたらゴロゴロしてしまうこともあります。
体を休めることも大切ですが、効果的なリラックス方法やストレッチを取り入れることをおすすめします。
無理をする必要はありませんが、リラックス方法を知っているとお産の時の呼吸法にも繋がってきます。
また、ストレッチをすることで体への負担を減らすことができるので、妊娠期間中も行うようにしてみましょう!
妊娠中はリラックスして過ごすことが大切
妊娠中のストレスは赤ちゃんに影響があると聞いたことがありますか?
ママがイライラしたりすると、赤ちゃんの発育に影響が出る可能性があると言われています。
ですから、妊娠中はリラックスして過ごすことが大切なのです。
でも、イライラせずに毎日を過ごすって意外と難しいですよね。
そこで、おすすめなリラックス方法を紹介します。
①温かい飲み物で、ほっとする時間を作る
妊娠中はカフェインを気にしてしまうかもしれませんが、今ではノンカフェインでも美味しい飲み物はたくさんあります。
また、ハーブティーなど好きな香りを楽しむのも1つです。
妊娠中は体を冷やさない方がいいと言われていますので、温かい飲み物を飲んで、ほっと一息してみませんか?
読書をしてもいいでしょうし、友人と話す時間にしてもいいでしょう。
ゆっくり過ごせるような時間を作ってみましょう。
②好きな音楽を聞く
妊娠中は胎教を気にする人もいるかもしれません。
でも、まずはママが楽しめることが一番です。
クラシックでなくても構いませんので、好きな音楽を聞く時間を作ってみてください。
ぼーっと聞くのも良いですし、歌ってストレス発散するのもアリです。
③何もしない日を作る
意外と難しいのが、何もしない日を作るということ。
毎日仕事や、家事に慌ただしいと思いますが、産後はどうしてもバタバタしてしまいます。
妊婦のうちに何もしない日を作って、のんびりしましょう!
旦那さんには協力してもらえるように、事前に話をしておくとスムーズです。
現在、私は2歳の息子を育てながら妊娠9カ月の妊婦生活を送っていますが、10日に1回くらいは【料理をしない日】があります。
「今日くらい休みたい!」と思ったときに休むことは、ストレスを溜めずにリラックスへと繋がります。
妊娠中におすすめのストレッチ方法とは
妊娠中は運動がしづらくなり、体が重くなって動くのが億劫になりがちです。
また、激しい運動はNGなのでストレッチやマタニティヨガがおすすめです。
家で簡単にできるストレッチやマタニティヨガを紹介します。
時間も短めで簡単なマタニティヨガ
音楽が癒し系で、のんびりとした雰囲気で初心者でも行いやすい内容になっていることが多いです。
YouTubeなどで10分くらいの短い時間で行うことが可能です。
座った状態でできる骨盤周りのストレッチ方法
- 体育座りのように足を曲げて座る(この時、手は後ろに置いて体を支えましょう)
- 足幅を少し広げる
- 上半身は動かさないように、足だけ左側に倒す
- ゆっくり元の位置に戻し、右側にも倒す
骨盤のストレッチやお尻にも効きます。
左右10回ずつ行ってみましょう!
ちょっと体を動かしたいときはマタニティビクス
体調がよく体を動かしたいと思ったときは、マタニティビクスがおすすめです。
産院でマタニティビクスの教室を行っている場合は、活用してみるのも良いでしょう。
また、YouTubeで検索するとノリノリな音楽に合わせてマタニティビクスを教えてくれるので、楽しく行うことができます。
マタニティビクスは激しい動きはないのに、有酸素運動として取り入れることも可能です。
また、肩甲骨周りなども動かすので上半身のストレッチとしても活用できます。
どれも自宅で簡単にできますが、当日の体調に合わせて無理をしないように行うことが大切です。
また、医師から運動制限を言われている場合などはやめておきましょう。
まとめ
妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって非常に眠たくなります。
妊娠初期から安定期までという人もいれば、後期になっても眠たい場合があります。
眠気が強いときは、仕事や運転に支障がでることもあるので注意が必要です。
周りに協力をしてもらい、1人で抱えないようにしましょう。
最近では便利なグッズも多く、妊娠中は抱き枕やマッサージアイテムなどを使用して、ゆったり過ごせる時間を作るようにしましょう。
また、妊娠中はいつもより疲れやすくなっています。
リラックスして過ごすことは、赤ちゃんの成長やお産の時の呼吸法にも繋がります。
好きな飲み物でほっとしたり、好きな音楽を聞いたり、ストレッチして体をすっきりさせたりするのも効果的です。
妊娠期間は、約10カ月あります。
睡眠と疲れを解消して、ゆったりとリラックスして過ごしましょう!
この記事を書いた
サポーターママ
働く車とパンが大好きな2歳の男の子と、夏生まれの予定のマタニティママです。アパレル店員として働いていて、現在は育休中です。
育休中に何か新しいことを始めたいと思い、以前から興味のあったWEBライターを始めました。
初めての育児で、分からないことばかり…毎日奮闘したり、調べたりしていました。ママが笑うことが、育児で大切だと思い、日々息子と成長をしているところです!
沢山のママの応援がサポートができるような、記事を発信していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修