妊娠中のストレスは胎児に影響あるの?妊娠初期・中期・後期のストレス原因と解消法を紹介|学習プリント.com

妊娠中のストレスは胎児に影響あるの?妊娠初期・中期・後期のストレス原因と解消法を紹介

妊娠中のストレスは胎児に影響あるの?妊娠初期・中期・後期のストレス原因と解消法を紹介
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妊娠すると今まで送ってきた生活が180度全く変わったものになります。
そんな環境の変化や、さらに体の変化についていけなくなったりと妊婦さんには試練がたくさん降りかかってきます。
なぜだか気分が落ち込んでしまったり、ささいなことが気になるなど感情の浮き沈みも大きくなりがちです。

妊娠前とは違う自分に戸惑ったりストレスを感じたり、「私、どうしちゃったんだろう…。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
妊娠中はホルモンバランスの乱れによってストレス反応が通常より出やすくなっているため、おかしいことではありません。
ご自身を責めないでくださいね。
とはいえ、妊婦さんのストレスは多方面に色々な影響を及ぼすと言われています。
赤ちゃんのためにもなるべくストレスフリーな毎日を過ごしたいですよね。

十月十日という短いようで長い間、上手にストレスと付き合っていける方法をいくつかお伝えしますのでよろしければ試してみてください。

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妊娠中のストレスは胎児に影響あるの?

妊娠中のストレスは胎児に影響あるの?

血流が悪くなってしまう

妊婦さんがストレスを感じると血流が悪くなってしまい胎児に十分な酸素や栄養がいかなくなってしまいます。
ストレスは自律神経が大きく乱れます。
それによって血管が収縮するため、血流が悪くなります。
さらにストレスと戦うためのアドレナリンが分泌され、子宮へ行くはずだった血液が心臓や脳などの他の臓器へ優先的に流れるため、赤ちゃんは栄養不足になってしまいます。

栄養不足になった赤ちゃんには、発育にも悪影響を及ぼしてしまう恐れもあります。
発育不全を原因とする早産や流産の確率も上がってしまう可能性まで出てきます。
実際に、妊娠12週〜22週の後期流産の原因の一つに、妊婦さんの過度のストレスが挙げられています。

子宮収縮が起きる

妊婦さんがストレスを感じると下腹部に力が入り、子宮が収縮してしまいます。
無理をしたり身体に負担がかかったときにお腹がギューっと張ったりした経験はありませんか?
あのとき赤ちゃんがいる子宮のスペースはとても狭くなってしまっています。
そのため胎児が十分な成長ができないまま出産になってしまったり早産になってしまったりしかねません。

ストレスによる胎児への悪影響は以上の通りと言われていますが、過度に気にしすぎてそれもまた不安やストレスに繋がってしまうこともあるので気にしすぎないことも大事です。
不安な毎日を送るよりも、情報は頭の片隅にいれておき、ストレス解消の方法を探すほうに尽力するのが良いのではないかと思います。
ストレスは胎児だけではなく母体にも影響を及ぼすと言われていますので、妊婦さんご自身も自分を大切にしてくださいね。

妊娠初期・中期・後期のストレス原因と対処法

妊娠初期・中期・後期のストレス原因と対処法

では、どのようなことが原因でストレスが生まれるのでしょうか。
対処法もあわせてご紹介していきます。

妊娠初期

1.つわりによるストレス

多くの妊婦さんが悩まされるつわり。
それによるストレスが多く挙げられます。
体調の悪さによって何もできなくなることへの自己嫌悪や鬱々とした気持ち。
周りに分かってもらえない辛い気持ちから溜まっていくイライラとストレス。
終わりがいつ来るかわからないというところもストレスに繋がります。
つわりとの付き合い方を見つけて少しでも症状を軽減していくしかありません。

2.初めての妊娠に対する不安からのストレス

初めての妊婦さんに多いのが、自分が母親になることへの不安からくるストレスです。
妊娠が分かって喜びや幸せのあとに来る感情が、「上手く子育てできるだろうか。」「周りの協力は得られるだろうか。」「出産が怖い、痛そう…。」などの不安ではないでしょうか。
これは無理もありません。
初めての妊娠出産とは未知の世界で全く想像のできないものです。
こちらの対処法としては、先輩ママさんや自分の母親などから出産や育児の話を聞いたり相談に乗ってもらうことが1番ではないかと思います。

妊娠中期

1.体の変化に対するストレス

つわりが終わって段々とお腹のふくらみが分かってきたり胎動を感じたりなど喜びがたくさんの妊娠中期ですが、それによってむくみや貧血、腰痛など色々とつわりとは別の体の不調が出てきます。
私は2度の妊娠中、中期ごろから坐骨神経痛に悩まされて時には足を引きずって歩いたり、寝たら起きられないほど激痛の時もありました。
見た目ではそこまで変わっていなくとも、体の中では目まぐるしい変化が起きているのだなとひしひし感じていました。
頼れる人がいたら存分に頼って乗り切りましょう。

2.行動制限のストレス

妊婦さんは好きな食べ物や、アルコールが制限されているだけではなく体重管理もしなくてはなりません。
つわりも明けて一気に体重が増える妊婦さんもいますが、厳しい病院だと「2週間に◯キロまで」などと制限されて、越すと怒られたりもします。
赤ちゃんのためとはいえどうしても増えてしまって苦しい思いをしている妊婦さんもいるのではないでしょうか。
病院で食事メニューなどを相談してみるのも良いと思います。

妊娠後期

1.出産への不安からくるストレス

臨月に近くなってくると赤ちゃんを迎える準備が終わったりと出産を目前に感じられるようになります。
楽しみな気持ちの一方で特に初めての妊婦さんは恐怖や不安の気持ちも大きいと思います。
パートナーの方と一緒に親子教室に行ったり、動画を観たりして安心できるイメージを膨らませるのがおすすめです。

2.上の子のお世話や赤ちゃん返りのストレス

お腹が大きくなってくると自分の足も見えなくなったりと動くのも一苦労の後期妊婦さん。
上の子を抱っこしたりお風呂のお世話などとにかく大変で、上手くできないもどかしさからもストレスを感じます。
さらに出産が近くなると赤ちゃん返りが始まったりお腹の赤ちゃんに気を遣う暇もなくなってしまうくらいです。
こちらも周りに頼ったり、上の子に赤ちゃんの時のお話をしてあげるなどのケアをして対策してみてください。

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妊娠初期・中期・後期のストレスの解消法を紹介

妊娠初期・中期・後期のストレスの解消法を紹介

ここからはストレスの解消法を、私が行ったものも含めてご紹介します。

外に出て日光を浴びる

家の中にいるとどうしても気分が塞がってしまいがちなので、ストレスを感じたら外に出るようにしていました。
つわり期間中は歩くこともままならなかったので外には出られず、代わりにベランダに出て風を浴びていました。
それだけで気持ちがスッと楽になって前向きな気持ちになれていました。
中期以降は海に行ったり森林公園に行ったり自然と触れ合って癒されていました。

好きなことに没頭する

カフェに行ったり、編み物をしたりなど産後ゆっくりできないかもしれない好きなことを思いっきりすることもおすすめです。
好きなことをしている間はストレスを忘れられますし、体も休めてリラックスできます。
妊婦さんの体がリラックスしているときは赤ちゃんも居心地が良いので、体調も良くなったりします。
私はよく夫と散歩をして、不安な気持ちを吐き出したりしていました。
して欲しいことをよく話していたので産後もストレスをあまり感じませんでした。

まとめ

妊婦さんにストレスは大敵!とよく言われますが、妊娠中は特別なホルモンが出ているのでストレスが溜まるのは当然です。
ストレスを完璧に無くすことは難しいので、大切なことは自分が何にストレスを感じているか分かってあげること、解消のために何ができるかを見つけることではないかと思います。
赤ちゃんのためにたくさん悩んで考えている妊婦さんは立派です。
赤ちゃんの大切なママである自分の身体、大事にしてくださいね。

この記事を書いた
サポーターママ

ひかママのプロフィール写真 ひかママ 1男1女のママ

しっかり者でお喋りな長女、暴れん坊で甘えたの長男。全く違う男女の育児に驚かされながらも癒される日々を送っています。
夫とホームジムで筋トレをしたり、ミラーレス一眼カメラでこどもの日常を撮ることが趣味です。
妊娠を機に、育児の不安を解消すべく情報収集にのめり込みました。
私のように不安になったり困っている方々に寄り添えるような、読んでほっとしてもらえるような情報を発信していきたいと思っております。
こどもに大好きなママの笑顔をたくさん見せてあげられるように、一緒に不安を解消できたら嬉しいです。

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