乳幼児期のおむつ替え方法を解説!おむつかぶれなどの肌トラブルの悩みについて|学習プリント.com

乳幼児期のおむつ替え方法を解説!おむつかぶれなどの肌トラブルの悩みについて

乳幼児期のおむつ替え方法を解説!おむつかぶれなどの肌トラブルの悩みについて
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乳幼児期のおむつに関する悩みを持っている方は多いと思います。
自分でうまくお話ができない乳幼児だからこそ、大人である私たちが気をつけてあげなくてはなりません。

我が家は姉妹ですが、2人ともおむつでの肌トラブルを経験しています。
特に次女はひどく、なかなか完治しませんでした。
まだ生後間もない時期だったこともあり、とても痛そうで可哀想で…今でも対処の仕方を間違えたことを後悔しています。

今回は、そんな私の失敗談や経験談を交えつつ、おむつ替えの悩みに関することや、ケアのアドバイスについて書いていきたいと思います。

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おむつ替えの方法と必要なアイテムについて

おむつ替えの方法や、必要なアイテムについて

おむつ替えの方法は、仰向けに寝かせて替える方法が一般的です。
ただ、寝返りやおすわり、つかまり立ちが始まるとそうも言ってられません。
仰向けに寝かせてもすぐ動き出してしまう…なんてことも多いです。

ここでは、基本のおむつ替えの方法を含め、私が経験した中でやりやすかったおむつ替えの方法も書いていきたいと思います。
必要なアイテムについてもまとめていきますので、ご参考ください。

基本のおむつ替え

テープタイプのおむつの場合

まず、赤ちゃんを仰向けに寝かせます。
赤ちゃんの足を優しく持ち上げ、お尻の下に新しいおむつを広げ、背中側までいくように深めに敷きます。
汚れたおむつのテープを外し、おむつがあたる部分をお尻拭きで優しく拭いてあげましょう。この時、力を入れすぎるとお尻が摩擦で赤くなってしまいますので、優しく拭いてあげてください。
汚れを拭き取る時は、前から後ろの方向に拭き取るようにしましょう。
男の子は陰嚢(おちんちんのふくろ)の裏側やしわの部分も忘れずに拭いてあげてください。
拭き終わったら、汚れたおむつを外し、お尻の湿り気がなくなってから新しいおむつを履かせます。
おむつがおへそのあたりまでしっかりくるようにし、テープを左右バランスよく、きつく留めすぎないようにします。

目安としては、おなかとおむつの間に指が1本入るくらいです。
足回りのギャザーを出してあげると横漏れ防止になりますので、きちんと出してあげましょう。
男の子は、おちんちんが上向きだとおなかから漏れることがあるので、下向きにしてオムツを履かせてあげるといいそうです。

パンツタイプ

基本的にはテープタイプと同じです。ただテープタイプと違い、足を入れてあげないと履けないので、おむつ替えの時にお尻の下に新しいおむつを敷くことはしません。
仰向けに寝かせ、汚れたおむつのサイドを破き広げます。

お尻拭きで汚れを拭き取ったら汚れたおむつを外し、お尻の湿り気がなくなったら、おむつを履かせます。
おむつを履かせる時、足を強く引っ張らないように気をつけてあげてください。
一気に履かせようとせず、片足ずつ入れ、徐々に上に持ち上げてください。
しっかりお腹まで持ち上げ、足回りのギャザーがでていることを確認しましょう。

仰向けでおむつ替えが難しい時

赤ちゃんが動けるようになってくると、仰向けのままいい子に待つことができなくなります。
そんな時に試してもらいたい方法です。

おもちゃを持たせて気を引く

おもちゃを持たせてあげると、仰向けのままおもちゃで遊ぼうとするので、その隙におむつ替えを行うことができます。
我が家もよくこの手を使いました。
ただ、そんなに長くいい子にいられないことが多いので、この方法は時間との勝負になります。
赤ちゃんが動けるようになる頃には、パンツタイプに移行していると思いますので、お尻を拭くところまではなんとか終わらせましょう。
お尻を拭き終わった後に寝返りをされても、おむつを履かせることは難しくありません。

立ったまま替える

つかまり立ちが始まったら、思いのほか立ったまま替えるほうが楽だったりします。
つかまり立ちをさせて、汚れたおむつのサイドを破りそのまま床に落とします。
お尻を拭き、新しいおむつをそのまま履かせます。

我が家はこの方法をよく使っていました。
私の周りも立ったまま替える人が多いです。
大きくなってくると仰向けに寝かせること自体が大変になってきます。
立ったままの方がおむつを履かせるのも簡単なので、つかまり立ちが始まったら是非試してみてください。

1~2歳児は声かけを徹底して

1~2歳になると、動きがさらに活発になり、おむつ替えを嫌がったり、逃げようとしたりします。
ただ、0歳の時とは違い、言葉を理解し始める時期なので、「おむつを交換するよ」「動かないでじっとして」と声かけをするといいでしょう。

我が家はおむつ替えの時に、「おむつ替えるよ」とお尻をトントン叩いて知らせていました。
何回か同じことを繰り返していると、このサインを覚え、スムーズにおむつ替えができるようになりました。
声かけ一つでもおむつ替えが楽になることもあるので、試してみてください。

おむつ替えに必要なアイテム

おむつ替えに必要なアイテムは以下のものがあります。

  • お尻拭き…赤ちゃんのお尻を拭くもの
  • 新しいおむつ…近くに置いてすぐ取り出せるようにしましょう。
  • おむつ替えシート…おむつ替えの時に、床を汚さないようにするためのシートです。タオルなどでも代用できます。
  • 消臭袋やゴミ箱…汚れたおむつの匂いが広がらないように入れるものです。消臭袋は100円ショップでも販売されています。

また、以下は便利アイテムとしてもっていると、おむつ替えが安心してできるグッズです。

  • お気に入りのおもちゃ…赤ちゃんが動かないようにするために、お気に入りのおもちゃで気を引きましょう。
  • ベッドメリー…仰向けに寝かせた赤ちゃんの気を引くためのものです。
  • ぬるま湯を入れたスプレーボトル…汚れがひどい時に、さっと洗い流すことができます。100円ショップにあるドレッシングボトルや空のペットボトルでも代用できます。
  • ドライヤー…特におむつかぶれしている時、早くお尻の湿り気を無くしたい時に使うと楽です。1番弱い風量でお尻を手早く乾かしてあげることができます。
  • おしっこキャップ…男の子のおむつ替えの時に、おしっこが飛ばないようにするためのものです。おちんちんに被せるだけですが、私の友人は「男の子には必須アイテム」だと話していました。
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赤ちゃんの肌トラブルやおむつかぶれについて

赤ちゃんの肌トラブルやおむつかぶれについて

赤ちゃんの肌はとても繊細です。
ちょっとしたことで赤く腫れてしまいます。
特におしりはデリケートゾーンです。
比較的肌トラブルを起こしやすく、治るのにも時間がかかります。
ここでは、おむつによる肌トラブルの原因やおむつかぶれについて書いていきたいと思います。

おむつのサイズが合っていない

おむつのサイズが小さいと、足やお腹周りが締め付けられて赤くなってしまうことがあるそうです。
おむつのサイズは体重を目安に表記されていますが、赤ちゃんによって体型は異なるので、その子に合ったタイミングでサイズアップをしてあげるといいでしょう。

おむつ替えの頻度が少なく、蒸れてしまう

おむつはなるべくこまめに替えてあげることが大切です。
長時間おしっこやうんちをしたままの状態で過ごすと、おむつの中が蒸れてしまい、結果お尻が赤くなってしまいます。
赤ちゃんのお尻を清潔に保つためにも、こまめにおむつを替えてあげましょう。

風邪などによる下痢は要注意

赤ちゃんが下痢気味になると、お尻が肌荒れを起こしやすくなります。
下痢気味の時は特にこまめに替えてあげましょう。
また、下痢気味の時は拭くのではなく、洗い流してあげる方がいいです。
綺麗に洗い流し、ドライヤーなどで素早く湿り気を取ってあげると、酷くならずに済みます。

おむつかぶれは、早めの対処が大事

おむつかぶれができる要因は様々です。
もし、おむつかぶれができてしまったら、なるべく早く対処することをおすすめします。

我が家は対処が遅く、完治するのにかなり時間がかかってしまいました。

おむつかぶれができたら、『こまめに交換する』『汚れは洗い流してきちんと乾かす』『保湿剤を塗り、おしりをとにかく清潔に保つ』が大事です。
まだ皮膚が赤いだけならいいのですが、ただれてしまった場合はすぐ病院へ行きましょう。
ただれてしまうと、赤ちゃんも痛がり、おむつ替えを嫌がってしまいます。

我が家の次女は、風邪で下痢気味になり、おむつかぶれができてしまいました。
なるべくこまめに交換していたものの、下痢の頻度が高く、お尻がただれてしまいました。
ただ、「とにかく清潔に保てば治るはず!」と病院に行かずに対処したところ、ただれた部分がなかなか治らず、あざっぽく残ってしまいました。
だんだんと薄くはなってきているのでそのうちなくなるとは思いますが、見るたびに「病院にちゃんと行けばよかった」と後悔してしまいます。
病院で処方される薬はやはり効き目がいいので、ただれてしまったら病院に行くべきだと思います。
「こんなことで行く?」と思わず、私みたいに後悔しないよう、病院を頼ってください。

予防のために親ができることや、注意すべきポイントについて

予防のために親ができることや、注意すべきポイントについて

赤ちゃんのおむつによる肌トラブル予防として親ができることは、『清潔に保つ』が第一です。
おむつは、なるべくこまめに交換してあげましょう。
密閉されたおむつの中だと、排せつ物や汗による湿気でお尻が蒸れてしまい、皮膚がふやけて傷つきやすくなります。
そこに、うんちやおしっこのアンモニアや酵素などの刺激が加わると炎症を起こしてしまいます。
特におむつかぶれになっている状態の時は、悪化しないためにもこまめに交換してあげるといいでしょう。

お尻の汚れをきちんと落として保湿剤を塗ることも大切です。
ゴシゴシ擦るのではなく、優しく汚れを落としてあげてください。
もし汚れがひどく落ちない時は、ぬるま湯で洗い流してあげましょう。
洗い流したらしっかり乾かし、保湿剤を塗ります。油分が多い保湿剤がおすすめです。
ただ、塗りすぎないように気をつけてください。
私が小児科の先生に「ワセリンはお風呂上がりにだけ塗って」と言われました。
あまり塗りすぎてもよくないそうです。

まとめ

今回は、おむつ替えに関する記事を書かせていただきました。
おむつでの肌トラブルは、誰もが経験すると言ってもいいほどよくあります。
適切な対処の仕方で、なるべく早めに行動することが大事です。
私のように後悔することのないように、症状がひどい時は病院に行ってください。

赤ちゃんのお尻がきれいな状態であるためにも、『清潔に保つ』ということを忘れずに実践してみてください。

この記事を書いた
サポーターママ

あーちゃんママのプロフィール写真 あーちゃんママ 2女のママ

みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。

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