妊娠初期からの服装をアドバイス! 素材やデザイン・気を付けるポイントは?
妊娠が分かると、とても嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりますよね。
妊娠1カ月~4カ月のころは、体調にも変化があらわれやすく、つわりで悩むママも多いことでしょう。
そんなつらいときは、洋服のことを考える余裕がなくなることもあります。
また、妊娠中期からは体の変化を感じることが増えくるので、服装はこのままで良いのかと不安になりますよね。
後期になると、お腹がだいぶ大きくなり今までの洋服がほとんど着られなくなることが出てきます。
「ファッションが好きだった人は、余計に楽しめないのでは?」と寂しく感じるでしょう。
しかし、マタニティの時期でもファッションを楽しむことができます。
私は今2歳の息子を育てつつ、妊娠7か月のママをやっています。
もともとアパレル販売員として働いていたので、素材やデザインのことを踏まえ、マタニティウエアについてアドバイスをさせていただければと思います。
妊娠中の服装選びのポイントも紹介していくので、参考になれば幸いです。
マタニティライフをファッションを通して、楽しみながら過ごしましょう!
目次
妊娠初期から後期までの体型別服装のポイント
妊娠中は、時期によって体の変化が異なります。
体型の変化に合わせた服装のポイントを紹介します。
個人差はありますが、妊娠時期に応じたアイテムを紹介するので目安として参考にしてみてくださいね!
妊娠初期(妊娠1カ月~4カ月)の服装のポイント
妊娠初期では、まだ体型に変化はあらわれないため、妊娠前のサイズの洋服をそのまま着ることも可能です。
しかし、初期に悩ましいのがつわりです。
つわりの症状は人それぞれですが、気分が悪くなったり、食事をしていない時でも吐いたりして、起きているのもツライと感じる人もいます。
もし、つわりの症状がひどいのであれば、お腹周りに負担がかからない洋服を選んでつわりの対策をするようにしましょう。
ふんわりした可愛いワンピースや、ウエストがゴムになっているボトムスやレギンスなどの締め付けが少ないコーデがおすすめです。
私は、首を締め付ける服でも気持ち悪くなることがあったので、襟元が少しあいていると呼吸がしやすいことがありました。
つわりがヒドイ時は、洋服だけでなくパジャマにも気を配り、さまざまな工夫をして身体が楽になるような服装を選んでいきましょう!
妊娠中期(妊娠5カ月~7カ月)の服装のポイント
妊娠中期はつわりが落ち着き、動きやすい時期になってきます。
とはいえ、油断は禁物です。
早い人で5カ月頃から「お腹が出てきたかも?」と感じるタイミングです。
仕事で通勤をしている人も、そろそろウエスト周りが調整できるものを購入し始めるようにしましょう。
骨盤が開きお尻周りにもお肉が付き、体のラインが変わってパンツがきつくなったと感じるママも多いのがこの時期です。
後期にはもっとお腹が大きくなるので、ウエスト部分が柔らかい素材でできているマタニティ用のデニムのパンツや、調節ができるタイプのボトムスを用意しておくと、大きなお腹でも楽ちんでおすすめです。
また、授乳に向けて胸にも変化が出てきます。
胸が張って痛くなったり、ブラジャーのカップのサイズが変わったりするので、産前から使える授乳用のブラジャーやキャミソールなどを選んだりすると、妊娠中も快適に過ごせるでしょう。
ユニクロや無印良品などは、価格が手頃で、機能的なマタニティウェアを販売しているなどの理由で、妊婦さんにも大人気のブランドです。
私はユニクロのブラトップを買って愛用していますが、着心地が良く、産後も長く使えるシンプルな下着なのでおすすめですよ。
妊娠後期(妊娠8カ月~10カ月)の服装のポイント
妊娠後期は体重の増加もしやすく、さらに赤ちゃんが格段に大きくなり、お腹が目立ってきます。
この頃には、妊娠前の服はほとんど着れなくなることが多くなります。
ウエストは大きくなり、ボトムスを履くのも一苦労です。
なので、ワンピースで過ごすのがおすすめです。
秋から冬にかけては、ジャケットやカーディガンを羽織ったり、足元が冷えにくいようにするためにマタニティ用のタイツを履いたりして、しっかりと体をカバーしましょう。
ワンピース以外では、丈が長いトップスとマタニティパンツをセットにしたカジュアルなスタイルは、シルエットがきれいで、スニーカーと合わせることで機能性が高まります。
ポイントはとにかくお腹周りをゆったりさせることです。
妊娠中に選ぶべき服の素材やデザインについて
妊娠中は楽な洋服を選ぶことが増えていきますよね。
そこで、妊娠中の身体を労わるためにも素材やデザイン別でおすすめを紹介していきます。
肌に優しい素材がおすすめ
妊娠してから、肌が敏感になったと感じるママは多いかもしれませんね。
ホルモンバランスが変わり、肌にも影響が出てくるので、直接肌に触れるブラジャーやショーツなどの着心地も気になってきます。
コットンは、肌が敏感な方でも安心して着られる素材の1つです。
また、洗濯できるものが多いので、産後の授乳で汚れても洗えるのでおすすめですよ!
妊娠中におすすめのトップス
妊娠中におすすめのトップスですが、前開きのシャツワンピースが活躍してくれます。
素材やデザインも豊富なので、お仕事をしている人にも、ラフに普段用で着たい人にも選びやすいデザインです。
オフィスで着る場合は、サラッと着れるポリエステル素材で上品に見せることもできます。
また、カチッと見せる場合はコットン素材でハリのあるシャツワンピースがおしゃれでしょう。
ボタンを締めてワンピースに見せたり、ストレッチのきいたボトムスと組み合わせて着ることができたり、春や秋は羽織にしてアウターとしても使えるので非常におすすめです。
妊娠中におすすめのボトムス
妊娠中におすすめのボトムスはウエストゴムのパンツです!
私も妊娠中期くらいまでは通常のパンツをホックを止めずに履きましたが、6カ月頃からだんだんときつくなってきました。
お腹が大きくなる中期からは、ウエスト周りにストレスがないゴムタイプがおすすめです。
スカートもウエストがゴムで作られているものも多いですが、秋冬は冷えが心配になります。
スカートを履くときには、マタニティ用のタイツを履くようにしましょう。
通常のタイツよりも、ウエスト周りがゆるく作られているので楽です。
妊娠中のNGファッションのポイントは?
妊娠してからは、特に気を付けるべきファッションがいくつかあります。
今回は特に気を付けて欲しい3つのポイントを紹介します。
身体を冷やすファッションはNG
妊婦さんは露出が多く、身体が冷えるようなファッションはNGです。
妊娠中は体を冷やさないようにと周りに言われませんでしたか?
身体が冷えると、下半身の血液循環が悪くなるのです。
そのため、お腹が張りやすく、むくみ、頻尿、静脈瘤などいろいろな影響が出てきます。
お腹が大きくなる妊婦さんは、ただでさえ冷えやすくなっています。
妊娠中は肩が出たり、足を露出したりするような、身体を冷やすファッションは避けるようにしましょう!
ヒールは一旦お休みしましょう
ヒールのある靴を好んで履いている女性も、妊娠中は履くのを一旦やめましょう。
妊娠中はお腹が大きくなり、体の重心が変わります。
「3~5cmくらいのヒールなら低いし、慣れているから大丈夫!」と思う人もいるかもしれません。
しかし、万が一転んでしまったら大変です!
重心が変わり、バランス感覚も今までと変わっています。
本当に小さな段差で転びそうになることもあるので、注意が必要です。
赤ちゃんを守るためにも、ヒールを履くのはお休みしてください。
カバンは大きいものは避けよう
女性はつい荷物が多くなりがちですが、大きいカバンも注意が必要です。
カバンが重たいだけで、妊婦さんの体にストレスがかかりやすいです。
また、お腹が大きくなり体のバランスが取りづらくなるので、大きいカバンを持っていると転びやすくなります。
もし転んだときに両手が使えないのも、困るポイントです。
妊娠中は荷物を軽くして、両手が使えるようにリュックや斜め掛けのカバンにすると安全です。
まとめ
妊娠中は、どんどん身体に変化が起こります。
つわりでつらい妊娠初期、お腹や胸が大きくなり肌が敏感になりやすい妊娠中期、さらにお腹の膨らみ動きづらくなる妊娠後期など、赤ちゃんの成長が嬉しい反面、体型が変わることは女性にとって悩ましくも感じます。
しかし、マタニティ時期にもファッションを楽しむことは可能です。
肌が敏感になった方はコットン素材を選ぶようにしたり、シャツワンピースでコーディネートのバリエーションを増やしたり、ウエストがゴムであればパンツスタイルも楽しんだりできます。
もちろん、気を付けることもあります。
妊娠中は身体を冷やさないような服装を選び、ヒールも一旦はお休みしましょう。
ほかにも、バッグの大きさにも注意が必要です。
しかし、基本はママが楽しく過ごすことが大切です。
自分が明るい気持ちになれる洋服を選び、貴重なマタニティ時期を過ごしましょう!
この記事を書いた
サポーターママ
働く車とパンが大好きな2歳の男の子と、夏生まれの予定のマタニティママです。アパレル店員として働いていて、現在は育休中です。
育休中に何か新しいことを始めたいと思い、以前から興味のあったWEBライターを始めました。
初めての育児で、分からないことばかり…毎日奮闘したり、調べたりしていました。ママが笑うことが、育児で大切だと思い、日々息子と成長をしているところです!
沢山のママの応援がサポートができるような、記事を発信していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修