胎教を始める時期は?効果はあるの?やり方やおすすめ絵本と音楽紹介|学習プリント.com

胎教を始める時期は?効果はあるの?やり方やおすすめ絵本と音楽紹介

胎教を始める時期は?効果はあるの?やり方やおすすめ絵本と音楽紹介
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おなかの赤ちゃんに音楽を聞かせたり、絵本を読み聞かせたりすることを「胎教」といいます。
妊娠中に一度は聞いたことがある言葉かもしれません。
胎教に興味があっても、やり方や方法がわからないと悩むママもいるかと思います。

ここでは胎教の効果ややり方、おすすめの絵本や音楽についてご紹介いたします。

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胎教とは?

胎教とは?

胎教のとらえ方はひとそれぞれかと思いますが、おなかの赤ちゃんに早くからクラシック音楽や英語の教材を聞かせたり、毎日絵本の読み聞かせをしたり…というものが一般的な「胎教」のイメージかと思います。

しかし今はおなかの赤ちゃんへの早期教育というよりは、妊娠中のママがストレスなく過ごすことで、おなかの赤ちゃんにもいい影響がある。
ストレスのないマタニティライフを過ごすことが一番の胎教になる。といった広い意味で胎教がとらえられるようになっています。

胎教を始める時期は?

胎教を始める時期は?

胎教はいつから始めなければいけないというものではありません。
妊娠初期はつわりがつらく、そこまで気持ちに余裕が持てない場合も多いです。
そのため体調が落ち着いてから始める方がよいでしょう。
だいたい妊娠15週を過ぎたころの「安定期」といわれる時期になると、つわりも落ちついてきます。
また妊娠18週ごろからは胎動も感じ始め、この頃から赤ちゃんの五感も急激に発達を始めます。
積極的に胎教を始めたいのであれば胎動が始まったこの時期からがおすすめです。

ですが、体調があまりすぐれないなど妊娠には個人差が大きいので絶対にこの時期に始めなければならないわけではありません。
また、反対にこの時期を逃したら胎教の意味がないというものでもありません。

胎教って効果はあるの?

胎教って効果はあるの?

胎教の効果は科学的には立証されていません。
ですが、おなかの赤ちゃんは音の区別や味覚の好みが潜在意識として記憶に残ることがわかっています。
これは「胎内記憶」などともいわれています。
また胎教の効果としてよく言われるのが、

  • 情緒が安定した赤ちゃんが生まれる
  • 夜泣きしない子になる
  • 家族関係が安定する

などがいわれていますが、どれも科学的根拠のないものです。
これらは生まれた赤ちゃんの個性によるものなので、胎教をしたからといって夜泣きをしない、情緒が安定した育てやすい赤ちゃんが生まれるというわけではありません。

そもそもおなかの中の赤ちゃんの記憶力などは未知の部分が多く、いまだにわからないことだらけです。
こういった経緯から、胎教=早期教育という認識ではなく、おなかの赤ちゃんとのコミュニケーションをとることで愛情をはぐくむこと、お母さんが妊娠中のストレスを軽減し、リラックスして過ごすことなどが主な胎教の効果といわれています。

胎教のやり方

胎教にはこれ!といったものはありません。
ママがリラックスできる方法で好きなことから日常生活に気楽に取り入れましょう。

リラックスできる音楽を聴く

よく胎教にはクラシック音楽がいいといわれていますが、こちらも科学的根拠のないものです。
ママが赤ちゃんの胎教のためにと無理にクラシック音楽を聴く必要はありません。
もちろんママがクラシック音楽を聴いてリラックスできるのであれば問題ありません。
ですがママが聞きなれない音楽を聴くことでストレスを感じてしまうようであれば胎教の意味がありません。
ジャズやロック、ポップスなどママが好きなジャンルの音楽を聴いて心地よい気分になることが1番です。

話しかける

聴覚が発達してきた赤ちゃんは、ママやパパの声を聴き分けることができるといわれています。
おなかの赤ちゃんへ優しく話しかけてあげることも立派な胎教になります。
おなかの赤ちゃんに何を話しかけるの?と思うかもしれませんが、胎動があったら「今日も元気だね」天気がいい日には「お外はいい天気だよ」など気軽になんでも話しかけてあげましょう。
リラックスしておなかの赤ちゃんに話しかけることでママ自身もリラックスできる効果があります。

おなかをなでる

妊娠7ヶ月ごろを過ぎた赤ちゃんはおなかの中で大きく成長し、外からの刺激にも反応するようになってきます。
ママはもちろん、上のお子さんやパパにもおなかをなでてもらうのも胎教としておすすめです。
優しくおなかをなでることは赤ちゃんにも上のお子さんにもいい影響があるでしょう。
家族のコミュニケーションとしてもとてもおすすめです。

絵本の読み聞かせをする

絵本の読み聞かせも胎教では定番ですがおすすめです。
もちろんおなかの赤ちゃんは絵本の内容を理解することはできません。
ですが感情をこめて優しい声で読むと、ママの気分も明るくなります。
また胎教で読み聞かせていた絵本を、出産後生まれた赤ちゃんに読み聞かせる…というのも素敵ですね。

パパも積極的に胎教に参加する

胎教の方法をいくつかご紹介しましたが、これらはママが行うものが多いです。
ですがパパにもできる胎教があります。
妊娠中のママの体はマイナートラブルが多く大変な思いをしています。
そんなママがリラックスできるようしっかりサポートしてあげましょう。

初めての妊娠、出産は不安が大きいものです。
そんなママの気持ちに寄り添って気持ちを受けとめてあげることで、ママは安心することができます。
もちろんママと一緒におなかをなでてあげる、絵本の読み聞かせをするなどもいいでしょう。
そんなリラックスしたママやパパの声が赤ちゃんにも伝わり、素敵な胎教になるでしょう。

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胎教でおすすめの絵本と音楽をご紹介

胎教でおすすめの絵本と音楽をご紹介

胎教には基本的に自分の好きな音楽や絵本を使うのがおすすめです。
でも何から選んだらいいかわからないという方におすすめの音楽や絵本をご紹介します。

おすすめの音楽

ママがリラックスできる音楽を積極的に取り入れていきましょう。
ですが特に思いつくものがなければ気持ちがリラックスする効果がある「α派」が出るといわれるオルゴール曲やヒーリングミュージックなどがおすすめです。
それ以外にも子守歌や赤ちゃん向けの童謡が多く入ったCDなどもおすすめです。

森のオルゴール2ジブリ&ディズニー・コレクション

懐かしくてあたたかいオルゴールのメロディと、癒し効果のあるα波を出すといわれる音を合わせたこちらのCD。
ほっとするような安心感と心地よさにママの気持ちもほぐれていきます。
ジブリとディズニーの聞きなれた優しいメロディでほっと安らぐ癒しの時間を過ごしてはいかがでしょうか。

0歳からの育脳クラシック

右脳を活性化させる心地いい音楽が収録されたクラシックCDです。
右脳が活性化することで直観力、イメージ、ひらめき力などが引き出され、記憶力、集中力がアップするともいわれています。
なんだか癒される、クラシックに興味がなくてもなぜか心地よく聞けるなどヒーリング効果もありおすすめです。

おすすめの絵本

「ごぶごぶ ごぼごぼ」駒形克己

登場するたくさんのまると「ぶーん」「ごぶごぶ」「ぷくぷく」など不思議な擬音。
その大きさや色変化に赤ちゃんがくぎづけになる大人気の絵本です。
色鮮やかな丸の動きやリズムの楽しさは読んでいるママの気持ちも楽しくなってきます。
読み聞かせをするのが苦にならない絵本なので初めての読み聞かせにもおすすめです。

「かみさまからのおくりもの」ひぐちみちこ

貼り絵の雰囲気が優しい明るいタッチの絵本です。
誕生の時、神様が1人1人の赤ちゃんにくれる送りもの。
それはその子の「個性」。
子供は自分がもらったものの大切さを、親は子供を授かったときの感動を思い出せる内容になっています。
胎教にはもちろん、生まれた我が子にイライラしたり、他の子と比べてしまったり…そんな時に我が子が生まれた時の気持ちを思い出し優しい気持ちになれるそんな絵本です。

まとめ

おなかの赤ちゃんと過ごす約10か月はできるだけ穏やかな気持ちで過ごしたいですよね。
胎教は毎日続けなくてはいけない、この時期に始めなければいけないなど決まったルールはありません。

また胎教の効果を期待しすぎることもあまりおすすめしません。
ママとおなかの赤ちゃんが無理なくリラックスできる方法で気楽に胎教を取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた
サポーターママ

そうひまママのプロフィール写真 そうひまママ 1男1女のママ

昆虫、魚が大好き恥ずかしがり屋の男の子、ぬりえとお絵かきが大好きおませな女の子の年子兄妹ママです。
育児とパート、すきま時間を生かして興味のあったWebライターも楽しんでいます。
趣味の韓国ドラマ鑑賞、読書、友達とのおしゃべり時間で日々のストレスを発散しています。
「子供と家族が笑顔なら毎日正解」だと思って頑張らない育児を心がけています。そうはいってもやはり子育てには不安はつきものですよね。
少しでもたくさんのママの悩みや不安を解消できるような内容が発信できたらうれしいです。

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