先輩ママの出産体験談とアドバイス!お産のはじまり(陣痛)・出産場所・方法・バースプラン等
ご懐妊おめでとうございます!
今つわりで苦しんでいるママ、お仕事頑張っているママ、出産間近のママ、皆さんお疲れ様です。
十月十日、長いようであっという間ですよね。
11年前、長男を産んだ時のことをしみじみと思い出しつつ、長女、次男のことを思い出していました。
出産は一人一人違うといいますが、私も全員異なる出産でした。
唯一一緒だったのは、出産前後の「痛み」だったように思います。
痛さもそれぞれだし、痛みに強いママはもしかしたらギリギリまで我慢しちゃうかもしれません。
私自身も痛みに強かったので、「これが陣痛?」という形でした。
「痛み」と病院に連絡するタイミング、「危険な痛み」も併せてお伝えします。
先輩ママの出産体験談 お産のはじまり(陣痛)
私は3人の出産経験をしています。
長男は「おしるし」、長女は「破水」、次男は「前駆陣痛」から始まりました。
長男のときのおしるしはナプキンに薄いピンクの血液交じりのおりものが付いていましたが、一回きりでした。
臨月のお腹が重たいなくらいの痛みがあり、大きい痛みや感覚的な痛みもなかったので、もうすぐだね~と呑気に散歩したり、ご飯とおやつもしっかり食べて、冬だったこともあり、熱めのお風呂で長風呂をしていました。
痛みが分かるようになったのは、その長風呂のあとです。
重たいな~というような痛みから、いきなり成長したの?というような、下に降りているような鈍い痛みになってきました。
予備知識としてあった、痛みの時間を測る、というのも、最初はピンと来ませんでしたが、重たい痛みが数分ぎゅ~~~と来たと思ったら、痛みが引いて、忘れたころにまた痛くなるのが、深夜にかけてだいたい10分おきくらいの痛みになり、ようやくそこで病院へ連絡をしました。
12時を回っていたので、病院にも親にも変に遠慮してしまいましたが、その後、病院へ向かっている最中、痛みの進行が早くなり、あわや車内出産になるところだったので、遠慮などせずにもう少し早くに連絡をするべきでした。
思えば、散歩に入浴に陣痛促進する要素を盛り込んでいたので、車内出産は免れたものの、担当の先生も、手術着をまともに着用できず、旦那の立ち合い出産は間に合わずで、悪いことをしたなと思いました。
何故か実母が立ち合いをしてくれた思い出に残る出産をしました。
旦那以外でも、希望の親族が立ち合いできる病院で良かったと思います。
第一子は進行がゆっくりと聞いていましたが、私には当てはまらず、とてもスピード出産でした。
さて、長男のときのバタバタが活かされたのか、長女の時のお産のはじまりは破水でした。
想像していた、風船が割れるような音がして、バシャーと羊水があふれ出す破水とは違い、トイレの際、ナプキンが湿っていて、ついに尿漏れをしたのだと思うほどの少量の破水でした。
妊娠中の尿漏れはよく聞きますが、自分はならないだろうと高を括っていたので、少し恥ずかしい気持ちになり、また様子見をしました。
その後、トイレに行く度に湿っていて、母に「尿漏れしたかも…」と打ち明けると、「それは、破水してるんじゃない?」と言われて、ようやく尿漏れではないかも!と思い始めました。
病院へ確認を取ると、「アンモニア臭もなく、無職透明だったら破水の可能性があるので、入院準備をして来てください。」とのことでした。
長男の時のように痛みがなく、今回は旦那に前もって伝えられたぞ!破水したらすぐ出産とも聞くし、もしかして促進剤打つかな?
と、悠長に考えながら病院へ向かいました。
やはり破水でしたが、痛みが来ているわけでもなかったし、、少量だったこともり、病院で様子を見ましょうというとになりました。
破水したら色々と処置をして、その日に出産だと思っていたので少し拍子抜けをしてしまいました。
そして、完全に私情なのですが、旦那の休みがその日と、次の日しか休みじゃなかったため、どうしても立ち合いしてほしい!
との思いから、病室をウロウロ、朝からスクワット、階段の上り下りを繰り返して、どうにか、この日に生まれるように今までの運動を凝縮するくらい運動をしてみました。
功を奏したのか、お昼過ぎに長男の時のように下に降りてくるような、中から圧迫されるような痛みがきました。
そして私はその痛みから、本陣痛がくるまでがとても早いことをすっかり忘れていて、買い物を頼んでいた旦那が席を外した数分で本陣痛がきて、今回も立ち会えそうだった実母も、長男をトイレに連れていってくれている間に本陣痛からの出産になってしまいました。
旦那はギリギリ立ち会えたので良かったです。
三度目の正直で、次男の時は、生まれる1週間ほど前から下に降りてくる、圧迫感のある痛みが継続的に続いていました。
胎動とは違い、脈打つような、ドクンドクンという鈍い痛みがあり、出産当日は「そろそろ来るよ~」と教えてくれてるようでした。
内側から太鼓を叩かれてるような痛みから、長男の時のようにずんずんとした痛みに変わっていきました。
次男のときは、8か月くらいの時から、恥骨も痛く、時々立ち止まるくらいの重たい痛みもありました。
悠長なお母さんのためにとても事前準備をしてくれていたと思います。
それでも1日我慢してしまい、病院へ連絡して、2回目の触診からの出産に至りました。
次男の時も、最後の触診からがとても早く、夕方18時に「21時ごろかも」と旦那に連絡をいれて1時間後には出産していました。
触診した看護師さんも驚きなくらい進行が早かったです。
赤ちゃんも生まれてこようとしているのだから圧迫感がありますが、よく言う「鼻からスイカが!」という、裂けそうな痛みよりも、お腹の中をずーっと押されるように、下腹部の圧迫、お腹の中で水風船が膨らみ続けているような重い感覚の痛みでした。
3人とも圧迫感の陣痛開始から、2時間ほどで生まれるほどのスピード出産だったので、進行が早そうなママは痛みを我慢せず病院へ連絡してほしいなと思います。
先輩ママの出産体験談 出産場所・方法・バースプラン等
慌ただしい出産を経験した私は、今になってバースプランをもっと考えておけば良かったと思っています。
長男のときは里帰り出産ということもあり、「総合病院」、「立ち合い出産」、「ご飯が美味しい」、「個室対応」この4つだけでした。
自身のことしか考えてはいませんでしたが、バースプランは入院中の旦那と、上の子についても考えるべきでした。
長男のときはよかったのですが、長女、次男の時に話し合いがふんわりしていたので少し大変でした。
宿泊や送迎、保育所や小学校のこと、過ごし方の注意点など、沢山話し合っておきたいですね。
また、産後に気が付いたことなのですが、病院によっての方針も様々な中、ママの体の回復のため、母子別室で、赤ちゃんを見てくれるところもあります。
長男、長女の時は母体回復のためもあり、授乳でも寝かしといてくれたり、怒られることはありませんでした。
コロナ前ということもあり、授乳室で複数のママと交流があったり、産後の診察と併せて、赤ちゃんのお世話について学ぶ機会もありました。
次男の時は母子同室で、巡回や母乳指導はしっかりとしていましたが、ロビー、授乳室での交流はなく、少し寂しい気持ちでした。
会陰切開で縫合したあと、抜糸があることも知らず、診察で「今日抜糸だから」と言われて驚いて拒否してしまいました。
出産を体験したのに、抜糸が怖くて相談したところ、「抜糸した方が傷の治りも早く、傷口も綺麗になるから推奨」はしているけど、溶ける糸を使用しているので、抜糸を免除にしてもらいました。
帝王切開の場合だとまた状況は異なりますが、事前に相談してみるのもありだと思います。
私は、どうしても抜糸が怖いのと、産んだ後にまた痛みがあるのが嫌で、下の子の時は事前に「溶ける糸での縫合で、抜糸はしない」と伝えました。
ワガママな患者だったとは思いますが、とても柔軟に対応して頂きました。
同じように、アレルギーだったり、他の人との交流だったり、産後の育児相談や、母乳・ミルクの相談も検診の際に話をしているといいと思います。
産院では、出産時に好きな音楽やアロマも使用しますか?ともあったので、小さなことでも看護師さん、先生と相談して、安心してお産に挑んでほしいなと思います。
加えて、長女、次男の時は上の子を誰に見てもらうか、がとても重要になりました。
子ども自身にも、「1週間会えないからね。」と伝えて、心の準備をすることも大事ですが、その間どうやって過ごすのか、保育所や幼稚園へ行く際の注意や、お休みするのか、旦那さんや、ご両親、市のヘルパーさんの力を借りるということもあると思います。
市町村によって、制度も色々とあったので、上の子たちのケアも含めて、早くから打ち合わせをしていた方が当日慌てずにお願いできます。
私の失敗談としては、長女の時は里帰りだったので、母親と長男の保育所の事などを話し合っていましたが、次男の時は里帰りをせずに、主人が休んで見てくれる、ということで、突然仕事が入るなどは想定に入れず、他に相談もあまりしていないまま入院になりました。
1週間休む予定でしたが、年末年始と繁忙期が重なり、1週間全てを休むことが出来ず、急遽実家や親族、友達にもお願いする形になり、どうにかなりましたが、とても迷惑をかけてしまい、もっと相談しておくべきだったし、旦那ももっと自分事だと認識してもらうのが大事だったなと、とても反省しました。
喜ばしいことなので、みんな助けてくれる優しい世界にもっと頼るべきですね。
保育所や小学校はどうするか、ご飯の準備や、宿泊に際してお互い丸投げにせず、色々なことを想定して、自身のこと、赤ちゃんとのこと、旦那のこと、上の子たちのことも含めてバースプランだったと改めて思います。
先輩ママから出産に向けてアドバイス
痛みや進行などはそれぞれですが、経産婦さんはより早くなるといいますよね。
第一子でも進行が早いこともありますので、ちょっとでも、いつもと違う痛み、お腹の張りがあったら、小さい痛みでも病院へ連絡してください。
私みたいに進行が早いと、希望していた立ち合い出産も出来なくなってしまうかもしれません。
また、私が体験した緊急性がある痛みも紹介します。
- お腹が15分以上張り、張っているところが冷たくなる。
- 鈍い痛みではなく、刺すような鋭い痛みが続く。
- みぞおち、胃のあたりが握られたような痛みがある。
上記にあげた痛みの場合、悠長に考えず、すぐに病院へ連絡してください。
3番目は胃腸炎で、病院で診察、赤ちゃんに影響のない痛み止めと点滴を処方してもらいました。
1,2は胎盤剥離の可能性があるので、赤ちゃんに酸素がいかず大変なことになってしまいます!
幸いだいじには至らなかったのですが、陣痛とは別の、冷や汗が出るほどの痛みでした。
どちらも数日入院しましたが、安全な環境と、家族とスタッフさんの優しさはとても嬉しかったです。
身体の不調や痛みなど、ママにしか分からないこともありますが、頼れるところはうまく頼った方がいいですね!
まとめ
出産はママと子どもの一世一代の大勝負ですよね。
三人産んで思った事は、病院や、周りのことを気にしすぎて、頼るタイミングを見失わないでということです。
痛みに強かったり、優しすぎてしまうと、「夜だけど、電話してもいいのかな。」「今忙しそうだけど、お願いしてもいいのかな」と思ってしまうかもしれません。
出産間近だと、そんなこと思ってられませんが、「ちょっと痛いなぁ」くらいだと、遠慮しがちかなと思います。
でも、ママの体も、赤ちゃんの体も守れるのは自分自身。
驚かすことをお伝えしましたが、ママも赤ちゃんも強いし、痛みを乗り越えた後の出会いはかけがえのないものです。
痛みが吹っ飛ぶって本当だなと思いました。
素敵な出産、楽しみにしていますね!応援しています!
この記事を書いた
サポーターママ
12歳、11歳、7歳、1歳の子どもたちに囲まれています。
ワーキングマザーから、今は12年ぶりの赤ちゃん末っ子と家でまったり過ごす日々。
食べることと、イベントごとが大好き!物価高騰に負けずに、節約料理で家族を笑顔にしたいと奮闘してます。
料理と節約、最近は投資もゆっくり勉強してます。
悲しいことは笑いに変えて♪怒らないママを目指して日々修行中です。
小学校から赤ちゃんまで、お役立ち情報や日常のスパイスになるような発信をしていきたいです。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修