赤ちゃんの歩行器はいつからいつまで?選び方やおすすめ商品
赤ちゃんには成長にあった便利なグッズがあります。
つかまり立ちが始まった赤ちゃんを見て「赤ちゃんが歩けるようになるために役立つグッズは?」と考える方もいると思います。
その時に、真っ先に思いつくのが歩行器の存在ではないでしょうか。
我が家は次女のクリスマスのプレゼントとして義母が買ってくれました。
正直な話、大きな商品なので自分たちでは買おうと思ったことがなく、頂いてから使い方やいつから使えるかを調べたりしました。
そんな私の経験も含めて、歩行器に関する記事を書いていきたいと思います。
購入を検討されている方のご参考になればと思います。
目次
赤ちゃんに歩行器は必要?どんな商品?
歩行器は、赤ちゃんの成長に必ず必要というわけではありません。
実際に我が家では長女の時は使用しませんでしたが、問題なく成長しました。
なので、ベビーシートやベビーチェアのように必ず一家に一台ないと困るというものではないです。
歩行器は成長を促すものではなく、あくまでもおもちゃの一つと考えたほうがいいそうです。
昔は歩行器に乗せて歩く練習を積極的にさせていたそうですが、近年では歩行器では歩く練習にならないと分かってきました。
赤ちゃんが自分で歩く時、手をバタバタさせて上手にバランスをとりながら歩きます。
歩行器は、自分でバランスを取って歩くものではないので、歩く練習には向かないそうです。
ただ、赤ちゃんの歩きたいという欲求を叶えてくれるものではあります。
まだ一人歩きできない赤ちゃんが歩行器を使うことで『歩くのは楽しい』ということを知ります。
歩行器で歩けるようになると、今まで見えなかった景色が見えて、とても機嫌が良くなるようです。
我が家の次女も歩行器で歩くことを覚えた時は、目線も高くなり、歩けることをとても嬉しそうにしていました。
歩行器を使っていると、立ったり歩いたりするのに必要な『足の踏ん張り』が身につくそうです。
また、ママが家事などで忙しい状況の時に、大人が少し目を離しても赤ちゃんが1人で遊べるものが歩行器です。
最近の歩行器は、音の出るボタンやおもちゃが付いて、赤ちゃんが興味を持って一人で楽しく遊ばせられるような工夫がなされています。
転倒や転落の危険性はゼロではないので、長時間目を離さないようにすることはもちろん大切ですが、トイレに行きたい時などちょっとした間に赤ちゃんが一人遊びできるのは魅力な点かと思います。
赤ちゃんの歩行器はいつからいつまで?
歩行器を使う期間は、一般的に生後7ヶ月以降から1歳を過ぎて一人歩きができるまでがいいとされています。
生後7ヶ月以降から使い始めると書きましたが、腰がすわって1人座りができ、ハイハイが上手になっていれば使えるそうで、使用開始時期には個人差があります。
ただ、メーカーごとに対象年齢に多少の誤差がありますので、買う場合はパッケージや説明書の記載をよく読んで、適応月例に合っているか確認して購入しましょう。
よくハイハイをしっかりさせた方がいいと聞くかと思います。
その理由は、体と脳の発達にとてもよく、赤ちゃんにとって全身運動になるからです。
特にハイハイは背筋をよく使い、背筋の筋肉を鍛えると立ち上がった時にバランスを取りやすくなると言われています。
なので、筋肉を鍛える妨げにならないよう、ハイハイをしっかりしてから歩行器を使用した方がいいかと思います。
まずはしっかり自分でバランスを取れる筋力をつけさせ、そのあと歩く楽しさを知ってもらうために歩行器を使うといいでしょう。
赤ちゃん歩行器の選び方やおすすめ商品
ここでは、赤ちゃんの歩行器の選び方やおすすめ商品をご紹介していきます。
歩行器にはいくつか種類があります。
赤ちゃんにとってどれがいいのか、選ぶのに迷ってしまった時にご参考ください。
歩行器の選び方
赤ちゃんの歩行器の選び方のポイントは5つあります。
形状を決める
赤ちゃんの歩行器には形状が異なるものがあり、それにより使い勝手が変わります。
優先ポイントを考えて、形状を選ぶといいでしょう。
丸型は、全方向への移動がスムーズにでき、障害物にぶつかりにくい形です。
昔からある形のもので、赤ちゃんがたくさん動き回れるように設計されています。
また、四角型よりも軽く、コンパクトに収納することができるため、収納スペースが限られているご家庭におすすめです。
ただし、丸型のものは食器などを置くテーブルしか付いていないものが多く、おもちゃが付いていないものが多いそうです。
四角型は、重量があるので安定しており、転倒しにくく頑丈な作りが特徴です。
カラフルなおもちゃやハンドルが付いているものが多く、好奇心がそそられるので、子どもは楽しく遊べると思います。
四角型は大きなおもちゃというイメージで、安全性を求める方に向いているそうです。
セーフティー機能があるか確認する
歩行器は赤ちゃんに事故がなく、安全に使えるようにセーフティー機能が付いています。
商品によっては少し違ってくるので、気になった商品があればお店で確認することをおすすめします。
車輪にストッパーが付いているものは、赤ちゃんから目を離す時間が少し長い時や危ないと感じた時にすぐ対処できる機能です。
お部屋の中の範囲で、比較的ママの近くで歩行器を使う場合に大いに役立ちます。
また、車輪をロックさせて動かなくすることで、食事やおやつをあげる時の椅子としても活用できます。
お部屋の中に段差が多く、注意が必要な場所で使用する場合は、段差ストッパーが付いているものが便利です。
段差ストッパーとは、歩行器が段差で傾いてしまった時に転倒を防止してくれる機能です。
お部屋の境目や畳のへりがあるご家庭におすすめの機能です。
歩行器の中には、マット付きで販売している商品もあります。
これは、床の汚れや傷を防止してくれるのと、マットを敷くことで歩行器が動きにくくなる機能があります。
歩行器を固定することはできませんが、スピードの出し過ぎを抑制してくれるので、転倒防止にもなります。
マットが付いていれば、他のセーフティー機能と合わせて安心して使用できると思います。
成長に合わせて調節できるか確認する
赤ちゃんの成長スピードは凄まじいものです。
赤ちゃんに負担なく、歩行器をより長く使えるようにするためにも、赤ちゃんの成長の段階に合わせて高さを変えられる機能があるものを選んでおくとよいでしょう。
ベルト調節機能が付いている商品は、赤ちゃんの身長に合わせて無段階で細かく高さを調節できます。
そのため、微調整が可能なので、赤ちゃんにぴったり合わせられるのが嬉しいポイントです。
ただしベルト調節機能は、赤ちゃんが乗っている間に激しく動いたりきちんと使用したりしていないと、ベルト部分が伸びたり外れたりすることもあるそうです。
使用前にはきちんと固定されているか、確認が必要です。
もっと簡単に高さ調節したい方には、レバータイプがおすすめです。
レバータイプは高さが決まっていて、カチッと音がすればその高さに固定できます。
微調整ができないのがデメリットですが、ベルトタイプよりも簡単に高さを変えられるのがメリットです。
レバータイプもロックがしっかりかかっているか、使用前には必ず確認するようにしましょう。
部屋の広さにあったサイズを選ぶ
歩行器は思いのほか大きく、広い場所が必要な商品です。
歩行器を使用したいお部屋に赤ちゃんが動き回れる広さがあるか、使わない時には置いておくスペースがあるかどうかも重要なポイントです。
歩行器のなかには、簡単に折りたためるものもあります。
折りたたみ式のものだと、本体を使用しない時にはコンパクトにしまえるので便利です。
歩行器は使用期間も限られているため、歩行器のレンタルをしてくれるお店もあるようです。
また、実家などにいく際にも持っていくことができます。
商品によっては折りたたみ方や折りたたんだ後のサイズが異なるので、気になる商品の折りたたみ方を事前にチェックしておくといいかと思います。
音が気になるなら消音キャスターがあると便利
アパートやマンションに住んでいる方は、ご近所さんへの騒音が気になるところだと思います。
歩行器によっては消音キャスターが付いているものがあるので、そちらがおすすめです。
完全に音が消えるわけではないですが、消音キャスター付きのものは比較的音が小さくできています。
また、下にマットを敷いたりするとより消音効果が期待できるので、アパートやマンション住まいでも心配なく歩行器を使うことができます。
歩行器のおすすめ商品
ここからは、歩行器のおすすめ商品をご紹介します。
歩行器は機能や価格もさまざまですが、赤ちゃんやママが気に入ったデザインのものを選ぶといいと思います。
永和の「シンプルウォーカー」
永和のシンプルウォーカーは、軽量で、折りたたむと10センチほどになる商品です。
座面には柔らかいクッションを使用しており、座り心地も抜群です。
転倒防止機能、ストッパーはありませんが、キャスターは消音キャスターになっています。
シンプルでおしゃれなデザインで、お部屋のインテリアにも合う歩行器です。
エムアンドエムの「アンパンマンおしゃべりウォーカー」
みんな大好きアンパンマンのキャラクターの歩行器です。
楽しいおもちゃがたくさん搭載されているので、赤ちゃんは大喜びだと思います。
この歩行器の良いところは、ママやパパにとっても嬉しい機能がたくさんあるところです。
家具や壁に傷が付きにくいソフトバンパー、床を傷付けず走行音を抑えたキャスター、高さ調節時に手の挟み込みを防止するセーフティーボタンが装備されています。
親にとっても赤ちゃんにとっても嬉しい歩行器だと思います。
フィッシャープライスのレインフォレスト ジャンパルーII」
こちらは歩行器ではありますが車輪がなく、その場で遊ぶタイプのものになります。
あまりスペースがなく、自由に動き回る広さがない環境の方におすすめです。
様々なおもちゃが搭載されており、ジャンプしないと触れないおもちゃが付いていたり、楽しく運動能力が鍛えられます。
転倒防止機能はありませんが、しっかりした作りにはなっています。
まとめ
今回は歩行器に関する情報をまとめました。
歩行器の購入を考えている方に、お役に立てれば光栄です。
歩行器はとてもサイズの大きな商品なので、購入を悩む方も多いと思います。
確かに成長過程で言えば必ず必要なものではありませんが、あれば赤ちゃんが楽しんで遊べるおもちゃです。
また、我が家の娘は歩行器で視界が広がったのか、立つことに意欲的になったと思います。
歩きたいという欲求も出てきて、自ら歩こうと頑張っていました。
歩行器にはメリット、デメリット両方が存在します。
よく検討して、ご家庭にあった商品を見つけられるといいと思います。
この記事を書いた
サポーターママ
みんなにちやほやされすぎて、すっかり甘えるのが上手になった次女と、そんな次女を溺愛してやまない、家族一しっかり者の長女がいます。
私は昔から工作や絵を描くことが好きで、長女とよくかわいいプリンセスの絵を描いたり、簡単なおもちゃを作ったりして遊んでいます。
また、なるべく低コスパで、みんなが楽しめるようなものを考えて作るよう、工夫しています。
自分のアイデアやほかの人のアイデアを吸収して、これからも2人のかわいい娘のママとして成長していきたいと思っています。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修