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新生児(0ヶ月)の過ごし方は?泣き止まないときの原因と対処法

新生児(0ヶ月)の過ごし方は?泣き止まないときの原因と対処法
更新日:  | 公開日:
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待ちに待った赤ちゃんが生まれてくるととてもうれしいですね。
でも、生まれたての赤ちゃんはおしゃべりができません。
コミュニケーションができず手探りのことも多いはず。

赤ちゃんはおっぱいを飲んで、寝て、起きたら泣いてのくりかえし。
時にずっと泣いていて困ってしまうことも。
うまくいかない日もたくさん出てきます。
生後0~2ヶ月の乳児は泣くのが仕事です。
何もないのによく泣く時期でもあります。
実はどの赤ちゃんも生後2ヶ月まで泣きのピークがあります。

この記事では、生後0~2ヶ月の赤ちゃんの成長の様子と泣く理由をご紹介します。

泣き止まない時の対処法もいくつかご紹介しておりますので、ご自身に合ったスタイルをいろいろ試してみてください。
どんな成長をしているのか知ることで、赤ちゃんとの生活の準備ができます。

また、泣く理由を知っておけば、赤ちゃんを理解でき、精神的にイライラする必要もありません。
赤ちゃんを知って、今しかない赤ちゃんとの生活を楽しみましょう。

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新生児(0ヶ月)の赤ちゃんとの過ごし方、注意点など

新生児(0ヶ月)の赤ちゃんとの過ごし方、注意点など

新生児の赤ちゃんは昼も夜も関係なく、2~3時間くらいで目を覚まします。
出産の後はお母さんの体調も回復していないので、お母さんも赤ちゃんのリズムに合わせてしっかり休みましょう。

新生児(0ヶ月)の赤ちゃんは1日中飲んで寝る、を繰り返します。
そして、おっぱいやミルクを飲むとまた眠ります。
授乳は赤ちゃんがほしい分だけあげても大丈夫。
産後すぐは、まだお母さんのおっぱいも少なく、赤ちゃんもたくさん飲めないので、おっぱいを飲んだ後でもすぐおなかがすくかもしれません。
やっと寝てくれたと思っても、またすぐにおなかがすいて起きる、なんてことも赤ちゃんには多いですよね。

こんな時はお母さんたちも赤ちゃんの泣き声に疲れて、心にストレスを感じてぐったりとすることもあるでしょう。
中には、「私が悪いんだろうか。」と自分を責めてしまうお母さんもいるかもしれません。
母乳を飲ませる時、片方で10分以上かかっている場合は、母乳が足りていないかもしれません。
母乳が足りない時はミルクを足してあげることも時には必要です。
タイミングを見てミルクを足してあげることで、泣き止む効果もあります。
また、それによって、赤ちゃんが飲むミルクの量の目安を知ることもできます。

病気かもと心配になる場合もありますが、泣いている時は、おなかがすいたり、おむつがぬれたりしている時です。
ただし、発熱などの症状があれば、すぐに病院の医師に相談しましょう。
暑い・寒いなど心地悪い時や服がきつい時に泣くこともあります。
子どもは泣くことが仕事であり、それがライフスタイルです。
赤ちゃんがなぜ泣いているのかわからない時もあるかもしれませんが、赤ちゃんが「ほしい」と思っていることを見つけてあげましょう。
「ほしい」ものが満たされると落ち着いてくれます。

1日中泣いていることもあるので、夜泣きが多いと、まとまって眠る時間がなかなかとれません。

赤ちゃんによっては1歳ぐらいまで夜泣きが続く場合もあります。
逆に、赤ちゃんの表情が乏しかったり、あまり泣かない場合は自閉症を心配するお母さんがいるかもしれません。赤ちゃんには個人差があります。
子どもに発達障害があるかどうかが分かるのは、だいたい3歳ごろからと言われています。
どちらの場合にしても、大きな心配をあまりせずに、赤ちゃんが眠っている時は、お母さんの体もしっかり休ませてあげましょう。

どうしても泣きやまない時は、赤ちゃんにレジ袋の音を聞かせてあげると、そのガサガサとした音が母親の胎内の音に似ているため、その音を聞いて赤ちゃんが心地よさを感じて泣き止むこともあります。
赤ちゃんの頭を軽くなでたり、背中をトントンとしてあげるなど、赤ちゃんとのスキンシップをとって、あやしてあげることも大切ですね。
ただし、激しく揺さぶりすぎると、乳幼児揺さぶられ症候群になる危険性があり、絶対にしてはいけません。
他にも、夜の寝かしつけの時などに音楽を聞かせてあげると、赤ちゃんのリズム感を養う教育にもなり効果的です。

新生児のうちは、まだ言葉もなく、目もあまり見ないので反応はあまりありません。
でも、声をかけられ、肌をさわってもらえると赤ちゃんは心地よくなります。
赤ちゃんに触れることで愛情も深くなります。
そうすることで親と子の信頼関係も築くことができますよ。

新生児の赤ちゃん・注意すること

新生児の赤ちゃんと過ごす上で特に注意することは3つあります。
・窒息事故に気をつける
・体をきれいに保つ
・快適な室温ですごす

①窒息事故に気を付ける

新生児の赤ちゃんで特に気を付けたいのが窒息事故です。
まだ手でものもつかめないし、自分で食べられないから安心というわけではありません。
何かの拍子でうつぶせになったり、顔がおおわれたりしてしまわないように気を付けましょう。

お母さんが寝転がって授乳できる「添い乳」も注意が必要です。
そのままお母さんが眠ってしまって事故につながることもあります。

②体をきれいに保つ

新生児の赤ちゃんは1日1回沐浴して、いつも体をきれいにしてあげましょう。
汗や汚れからあせもなどのトラブルになりやすいです。

特に0~2ヶ月の赤ちゃんは乳児湿疹になりやすいので気を付けましょう。
おむつも汚れたらできるだけかえてあげましょう。
おむつかぶれの原因になります。

③快適な室温で過ごす

お母さんのおなかの中とは違う環境で生きていくための力をつけながら発達する時期でもあります。

特に生まれてから2週間は大切な時期です。
体温の調節もうまくできないので、部屋の温度を過ごしやすくしてあげましょう。
なるべく20度以下にならないようにしてあげます。 空気の入れかえも大切です。

生後1ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方、注意点など

生後1ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方、注意点など

生後1ヶ月の赤ちゃんとはスキンシップを楽しみながら過ごしましょう。
生後1ヶ月で身長も体重も増えてふっくらした体つきに成長してきます。
また、手足をバタバタさせ、顔を左右に動かすことも多くなります。
こちらの顔をじっと見て、笑った顔を見せることも。
お風呂にも一緒に入れるようになります。
お風呂の中はスキンシップにぴったりです。

気になるところがあれば1ヶ月検診で相談しましょう。
検診は予約サイトがある病院もあるため、検診を受ける前に確認するといいでしょう。

生後1ヶ月の赤ちゃん・注意すること

生後1ヶ月のころになると、お宮参りなどのイベントもありますね。

そんな生後1ヶ月の赤ちゃんも窒息事故などに注意が必要です。
お部屋の環境を整え、体をきれいにして、赤ちゃんが安全に過ごせるようにしてあげましょう。

また1ヶ月検診を受診するころになると、お母さんも元の生活に戻り始めます。
赤ちゃんもお母さんも健康に過ごせるよう、まだまだ無理せず、ゆっくりと日常に戻っていきましょう。

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生後2ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方、注意点など

生後2ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方、注意点など

2ヶ月になると声を出し、手や指をしゃぶりだす赤ちゃんもいます。
少しずつ散歩に出かけて生活リズムを整えていきます。

生後2ヶ月の赤ちゃん・注意すること

赤ちゃんは少しずつ手足を動かせるようになっています。
もう一度お部屋の危険な場所をチェックして、予め対策を取るようにしましょう。

生後2ヶ月の赤ちゃんの危険な場所一覧

家の中の危険な場所注意点
リビング・床に落ちている物を誤飲する可能性がある。
・床暖房やホットカーペットに直に寝かせると、低温やけどの危険性がある。
寝室・柵を下げた状態にしていると、ベビーベッドから転落する危険性がある。
・布団やぬいぐるみが顔に覆いかぶさり、窒息する危険性がある。
キッチン、ダイニング・抱っこしながら料理をしたり、食事をすることで、熱い食べ物や飲み物が赤ちゃんにかかってやけどをする危険性がある。
お風呂・入浴中に手を滑らせると、赤ちゃんが浴槽に落下して溺れる可能性がある。
・赤ちゃんに熱湯が掛かる恐れがある。
階段・階段を使う場合は、足元が見えにくくなり危険なため、抱っこ紐を使用している場合でも、赤ちゃんに手を添えるなどして落ちないよう注意する。

室内でおきやすい事故やケガ

  • 窒息や誤飲
  • やけど
  • 落下事故窒息や誤飲

①窒息や誤飲

柔らかい布やぬいぐるみが顔にかぶさって息ができなくなることもあります。
手を動かせるようになると、なんでも口に入れようとするため、床に落ちているものを飲み込んでしまう危険もあります。

②やけど

抱っこしながら家事や食事をしていると熱い食べ物がかかってしまうことがあるので気を付けましょう。
また、冬生まれの子は床暖房やホットカーペットにも注意が必要です。
暖かいからと直に寝かせて放置していると低温やけどになることもあります。

③落下事故

スリングや抱っこひもでお出かけすることも出てきます。
前かがみになった時に落ちてしまうこともあるので気をつけましょう。

おうちの中でも、台所など危険なものが多い部屋には連れて行かないようにしましょう。
ベビーベッドやソファも赤ちゃんが落下する危険があるので、絶対に目を離さないことが大切です。
動かないとはいえ、足で床をけって知らないうちに移動してしまう子もいます。
ちょっとした段差にも気をつけるなど、対処の方法を確認しておきましょう。

赤ちゃんが泣き止まないときの原因と対処法

赤ちゃんが泣き止まないときの原因と対処法

生後2ヶ月までの新生児は何かイヤなことがあっても泣くことしかできません。
おなかがすいたり、おむつが気持ち悪かったりすると泣いて伝えます。
赤ちゃんが泣き止まない時は以下のことをまずチェックして対処してみましょう。

  • おなかが空いていないか
  • おむつがぬれていないか
  • おむつかぶれや肌に異常はないか
  • 室温がちょうどよいか
  • 明かりがまぶしくないか

など、まず、赤ちゃんの欲しいものを満たしてあげましょう。

「パープルクライング」とは

「パープルクライング」という赤ちゃんの泣きの特徴があります。
英語のPURPLE(パープル)の頭文字で表しています。

  • P:Peak of crying (ピークがある)
  • U:Unexpected (泣く理由が予想できない)
  • R:Resists soothing (何をしても泣き止まない)
  • P:Pain-link face (痛そうな表情)
  • L:Long lasting (長く泣く)
  • E:Evening (午後や夕方に泣く)

これは成長過程におきるもので、生後2ヶ月くらいいがピークでだんだんなくなります。

泣き止まない時の対処法

泣き止まない時は場所や気分を変えてみましょう。

  • 抱いて歩いたり、歌を歌ったりしてあやす
  • 危険がないように寝かせ、おいておく
  • 外で散歩をしたり、車でドライブに行く
  • 家族など他の人に、代わってもらう

イライラした感情を赤ちゃんにぶつけてしまうと事故につながることも。
時にはしばらく泣かせて、離れてもいいです。
離れるときは、赤ちゃんの周りにものを置かないようにしましょう。
泣き止んだら、すぐに見に行ける場所にいてトラブルがないか確認します。
しっかり泣くことで肺が強くなり大きな声も出せるようになります。

「おひなまき」という大き目の布で赤ちゃんをくるむ方法もあります。
赤ちゃんはおなかの中で、手足をまげて丸まっていました。
その姿勢を「おひなまき」でつくってあげることで赤ちゃんは安心します。

まとめ

生まれてから2ヶ月の赤ちゃんは泣いて表現することがほとんどです。
ことばでのコミュニケーションがなく、うまくいかない時もあります。
はじめての赤ちゃんだと不安もいっぱいです。
今日はどんな様子かな。今はどんな気分かな。

スキンシップをしながら赤ちゃんをじっくり見てみましょう。
少しずつ赤ちゃんのリズムがつかめてきます。
赤ちゃんは自然のままに生きています。5~6ヶ月頃になると離乳食も始まりどんどんと大きくたくましくなっていきます。
泣くのも成長のあかしと信じ、子育てを楽しんでください。

この記事を書いた
サポーターママ

みどりママのプロフィール写真 みどりママ 2男2女のママ

レゴとポケモンが好きな長男、おままごとが上手な長女、お絵描き大好き次男、みんなのアイドル次女の4兄弟のママです。
毎日にぎやかな家庭を楽しんでいます。
趣味はイラストを描いたり、知育グッズの手作りです。最近は家庭菜園やDIYにも挑戦中。身近に自然がある今のお家を満喫中です。
子育ては毎日が学びの連続。学んだことや経験したことがまた誰かの子育てにつながっていくといいなという思いで記事を書いています。
長いようで短い子育てを楽しく過ごしていきたいなと思います。

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歯科医師
監修

ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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