子どもの料理はいつから?時期やお手伝いのメリット、おすすめ料理を紹介|学習プリント.com

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子どもの料理はいつから?時期やお手伝いのメリット、おすすめ料理を紹介

子どもの料理はいつから?時期やお手伝いのメリット、おすすめ料理を紹介
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子どもがある程度の年齢になると、パパやママの姿を見てマネをするようになります。
ママやパパが料理をしているとキッチンに来て「やってみたい!」という事もあるでしょう。
そんな時、子どもに小さいころから料理をさせたいと思うけれど、包丁や火を使うキッチンでのお手伝いは危ないし、いつから料理ができるの?と思うママは多いのではないでしょうか。
また、実際に子どもから「やりたい」と言われると、「後片づけが大変だからな」と思って、ついつい「ちょっと待って」「また今度ね」などと言ってしまうこともありますよね。
しかし最近では、「台所育児」なんて言葉もあるように、親子でキッチンに立つことで生きる力を学ばせる育児法に注目が集まっています。
また、料理の手伝いにはさまざまなメリットがあるといわれています。

そこで、今回は子どもの料理はいつからできるのか、子どもの料理のお手伝いを始める時期やメリットについて紹介します。
また、小さな子どもでもお手伝いしやすいおすすめの料理なども紹介したいと思います。

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子どもの料理のお手伝いはいつから?

子どもの料理のお手伝いはいつから?

子どもの料理のお手伝いはいつ頃からしたらいいのか悩むママも多いのではないでしょうか。
一般的に子どもが料理に興味を持ち始める時期は5歳くらいと言われています。
しかし、子どもの料理のお手伝いは、何歳になったから始めるというものではありません。
子どもによっては、5歳よりももっと前から料理に関心を持つ子もいます。
料理をはじめるタイミングは、子ども自身が料理に関心を持ち、パパやママが「子どもに手伝わせても大丈夫!」と思ったタイミングが子どもに料理を手伝ってもらう良い時期と言えるでしょう。

実際に「1歳の子に料理をさせよう」と思うと調理は難しいかもしれません。
しかし、ママが料理をしている様子を一緒に側で見せてあげるのも子どもの料理への関心を引き出すきっかけになるでしょう。

そして2歳くらいになり、言葉が少し理解できるようになれば、材料を混ぜるなどの簡単な作業もできるようになるでしょう。

また、3歳くらいになれば、包丁や火なども少しずつできるようになるので、少しずつチャレンジしてみるといいでしょう。

包丁や火が危ないから「ダメ!」というのではなく、ママやパパは子どもの「やりたい」という気持ちを尊重し、子どもが今できることを見極めて用意してあげると良いでしょう。

料理のお手伝いのメリット・デメリット

料理のお手伝いのメリット・デメリット

料理のお手伝いにはさまざまなメリットがあると言われていますが、もちろんデメリットもあります。そこで、料理のお手伝いのメリット・デメリットについてまとめました。

料理のお手伝いのメリット

食への関心を持つきっかけになる

料理の手伝いをすることで、食への意識が高まります。調理を手伝うことで、苦手な食材でも口に運んでくれるようになることもあるかもしれません。料理のお手伝いをすることで、嫌いな食材を食べるきっかけになります。

達成感を得られ自信につながる

料理の手伝いは短い時間で達成感を得られる良い経験です。料理を完成させることに喜びを感じ達成感を得ることで、チャレンジ精神や強い自信につながります。

感性が育つ

料理は手指を動かし、五感も使うので心身ともに刺激があります。料理をしながら子どもは、「材料は何だろう?」「これを入れるとどんな味になるかな?」「どの順番で何をしたらいいのかな?」などといったことを感じ、想像力や段取力が鍛えられます。

感謝の気持ちが育つ

親や食材への感謝の気持ちを持つきっかけになります。感謝の気持ちは他者への優しさにもつながります。

料理のお手伝いのデメリット

ママの負担が増える

キッチンを汚したり時間がかかったりするので、ママの負担は増えます。また、火や包丁がそばにあるので常に気を付ける必要があります。

危険がある

子どもに初めて包丁や火を使わせる時、親としてはケガをするのではないかと心配になりますよね。
台所には包丁の他にも油やピーラーなど危険がたくさんです。
包丁や火などの危険なものは、子どもの発達を踏まえて慎重に関わらせるようにしましょう。
子どもがまだ危険なことを理解できないようであれば、子どもがお手伝いをする時には、危険なものが手に届く場所には置かないなどの対策が必要です。
また、理解できるようになったらお手伝いの前に子どもに触ってはダメなものや、道具の使い方などをしっかり伝えて多くことが大切です。

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年齢別 : 子どもができるお手伝いの工程

年齢別 : 子どもができるお手伝いの工程

年齢別にお手伝いできる工程を紹介します。

1歳~2歳

この時期の子どもはつまむ、ちぎる、にぎる、押すなどができます。
まだ、力が弱いのでパパやママが一緒に作業をしてあげましょう。

  • 野菜をちぎる
  • 好きな形に型抜く
  • トッピングやかざりつけ

3歳~4歳

この時期は、手先も器用になり野菜を切る、皮をむくなども少しずつできるようになってきます。
卵を割るなどにも挑戦してみると良いでしょう。

  • 包丁で食材を切る
  • 卵を割る
  • ピーラーを使って皮をむく
  • 泡だて器や菜箸を使って混ぜる

5歳~6歳

5歳、6歳になると身の回りのことも一通りできるようになります。
この時期になると、一人で簡単な調理ができるようになります。

親子でつくるおすすめ料理

親子でつくるおすすめ料理

年齢別に子どもと一緒に作るおすすめ料理を紹介します。

フルーツポンチ白玉

1. リンゴやオレンジなどの果物の皮むきやカット

<子どものできる工程>

  • 1歳~2歳:ママが切ったリンゴを星型などで型抜く
  • 3歳~4歳:バナナなどの柔らかいものであれば子どもの包丁でも力を入れずに切れる
  • 5歳~6歳:リンゴなども決められた形に少しずつ切れる

2. 白玉づくり

<子どものできる工程>

  • 1歳~2歳:ボウルに入れた白玉を手でこねる
  • 3歳~4歳:生地作り、丸めて沸いたお湯に入れる
  • 5歳~6歳:一連の白玉づくり作業が一人でできる

3. ジュースやシロップ、フルーツ、白玉を入れる

<子どものできる工程>

  • 1歳~2歳:仕上げに型抜いたフルーツなどで飾る
  • 3歳~4歳:ジュースなどの分量を量って入れ、フルーツなどで仕上げる
  • 5歳~6歳:オリジナルシロップなどでアレンジができる

カレーライス

1. 野菜を洗う

<子どものできる工程>

  • 1歳~:用意した野菜を、野菜の色や形について親子で話しながら洗う

2. お米を研ぐ

<子どものできる工程>

  • 3歳~:お米をザルなど使いながら研いで、炊飯器に入れる。水の分量はママが確認

3. 野菜の皮むき、切る

<子どものできる工程>

  • 2歳~:玉ねぎの皮むき
  • 3歳~:ピーラーを使い人参やジャガイモの皮むき
  • 4歳~:子ども用包丁で野菜を切る

4. 鍋で野菜や肉を炒める

<子どものできる工程>

  • 1歳~:野菜を鍋に入れる
  • 3歳~:野菜を入れ炒める

5. 分量の水を入れる

<子どものできる工程>

  • 3歳~:ママに分量を確認してもらいながら鍋に水を入れる

6. カレーのルーを入れる

<子どものできる工程>

  • 1歳~:分量のルーを入れる

7. お皿に盛りつける

<子どものできる工程>

  • 4歳~お皿にご飯やルーを盛り付ける

まとめ

忙しい中での子どもと一緒に料理を作るのはとても大変なことですよね。
でも、子どもが「料理を手伝いたい!」と言ってきたら、なるべくなら子どものやる気を無駄にしたくないものですよね。
最初は、食器の準備や盛り付けなど簡単なことから始めてみることをおすすめします。そして、ママの余裕のある時に楽しみながら一緒に料理をすると、子どもも料理が楽しいと思ってくれることでしょう。
そして、大きくなったら一人で作った料理を披露してくれるようになるかもしれないですね。
そんなことを想像すると親子での料理の時間も楽しく過ごせるかもしれませんね。

この記事を書いた
サポーターママ

おーちゃんママのプロフィール写真 おーちゃんママ 3女のママ

3姉妹のママです。現在は、隙間時間を見つけてライターの仕事をしています。
第1子は、初めての育児で育児書通りのガチガチ育児を経験、第2子は、2歳差育児に奮闘して頑張りすぎ育児を経験、第3子は、完全ゆるゆる育児を実践中です。
私自身も、これまで多くの世のママさんたちの言葉を道しるべに育児をしてきました。
今度は、少しでも頑張っているママさんたちの力になれれば良いな。という思いで発信していきたいと思っています。

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歯科医師
監修

ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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