小学校入学前に知りたい! 子どもの身を守る防犯対策の方法とおすすめグッズを紹介
いよいよ我が子も小学生!小学校の準備をしないと……
学用品の準備やスーツの準備といろいろあると思いますが、ぜひ入学前に防犯についても準備をしてください。
幼稚園や保育園とは違い、大人の目が離れる時間がどんどん増えていく小学校時代。
学校によっては登校班がないところもあります。
親が見えなていないところでの危険が潜んでいるのです。
時には、親も予想していない危険が襲ってくることもあるでしょう。
今回はそんな危険から子供の身を守る防犯対策の方法とおすすめグッズを紹介します。
入学前のお子さんだけじゃなく、普段の防犯対策の見直しにも役立つこと間違いなしです。
ぜひ最後までお読みください!
目次
親子で知る防犯対策の重要性
学校によっては防犯ブザーを入学祝いでプレゼントしているところもあり、小学生のほとんどが持っていることでしょう。
しかし、実際に被害に遭った方は「防犯ブザーは役に立たない」という人もいます。
防犯ブザーだけでは防犯対策は不十分なのです。
また、親子関係が良好な場合でも、被害を受けたショックや恐怖などで親に打ち明けられないお子さんもいます。
入学前に親子で防犯についての重要性の確認をしてみましょう!
登下校中
個人情報や生活パターンのさらす危険性
学校の登下校中は、ランドセルを背負っていることから小学生だと丸わかりですよね。
それだけではなく、学校名や名前が記載されている持ち物を持っていたり、学校によっては1年生だけ帽子やランドセルカバーをつけたりするところもあるでしょう。
仕方ないことですが、無意識のうちに個人情報を漏らしている状態になっているのです。
また、登下校時間や通学路は大きく変わることがないことから、生活パターンを知らないうちに知られてしまう危険性もあるのです。
通学路に潜む危険性
毎日通ることになる通学路。
その通学路で不審者遭遇率が最も高いことをご存じでしょうか?
雑木林や裏道、人通りの少ない道での犯罪は多く発生しています。
また、お子さんが逃げられる場所は通学路に何か所あるかご存じですか?
普段生活をしているけど、危険な場所はいくつも存在します。
留守番中
小学生になると、自宅でお留守番をする機会も増えるでしょう。
「チャイムが鳴っても家から出ない」という人も多いですが、果たして親が意図していることがお子さんに通用しているでしょうか?
我が家で実際あった話ですが、チャイムが鳴っても子供は家から出ませんでしたが、窓を開けて「今、ママはいません!」と言ったり、カーテンの隙間から顔をのぞかせたりしていました。
幸い何もありませんでしたが、子供が自ら親がいないことを告白してしまったら相手の思うつぼです。
話しかけて子供を外に連れ出したり、窓をたたき割って入ってきたりするかもしれません。
小学生でも、防犯意識は低いお子さんです。
お家での留守番中に潜む危険性を親子で確認してみましょう。
お出かけ中
幼稚園や保育園時代とは違い、小学生になると子供同士で遊びに出かけることが多くなるでしょう。
登下校のときの危険性の他にも危険は潜んでいます。
犯罪者の視点からすると、一人でフラフラしていたり、キョロキョロしたりしているお子さんが狙いやすそうです。
また、公園で公衆トイレを使う場面が増えてくるでしょう。
特に、個室トイレを使用する場合は、一人になった瞬間に襲われてしまう危険性が潜んでいます。
普段、子供が遊びに行くために通る道やよく遊ぶお友達、公園の危険性を知っておきましょう。
子どものための防犯対策のポイントや方法
言い出したらきりがないくらい、身近に知らない危険が潜んでいます。
しかし、我が子を危険な目に遭わせるわけにはいきません。
ここでは親子で考える防犯対策のポイントや方法を紹介します。
実際の場所を見て危険を知ろう!
やはり、実際に場所を見て危険を知ることが一番です。
入学前に、学校に行く練習を兼ねて通学路を歩いてみましょう。
歩きながら、危険そうな場所や普段遊ぶ公園の様子も見ておきましょう。
危険が潜むポイントはこちらです。
- 人が簡単にで入りができる駐車場
- 死角がある広場や道
- 手入れのされていない雑木林や空き家
また、不審者は人通りが多い・少ないに関わらず、その場で判断して犯行に及びます。
そのため、必ずしも人通りが多いことが安全であるとは限らないことを覚えておきましょう。
助かる方法を考えよう!
防犯グッズを持っていたり、危険ポイントを知ったりすることだけが防犯ではありません。
「もし、不審者に遭遇してしまったら?」についても考えましょう。
男の子にありがちですが「戦って倒す」という方法は間違いであること、その危険性をよく教えましょう。
大事なポイントは自分の命を守ること!
そのためには、戦わずに安全な場所に避難することです。
安全な場所になる場所は、病院やコンビニ、飲食店など必ず大人の人がいるところです。
また、自分の危険を知ってもらうために防犯ブザーをならしたり、ホイッスルを吹いたりするなど、実際に防犯グッズを使用してみましょう。
周りを見回す習慣をつけよう!
まだ小学生では防犯意識は低くて当たり前です。
そのため、防犯意識をもつことを習慣づけてみましょう。
危険スポットには用心することの他に、周りをよく見回すことが大切です。
怪しい人が着いてきたり、車がゆっくり近づいてきたりなどにいち早く察知できれば早く逃げることができます。
と、言えどいつもキョロキョロしながら歩くと違う危険性も出てきます。
最初は周りを確認するチェックポイントを親子で決めてみましょう。
「もしも……」のときを考えてみよう!
実際の危険を確認したら「もしも」のことを話し合いましょう。
- 知らない人に声をかけられたら
- 留守番中に訪問者が現れたら
- 車や人が近づいてきたら
- 公衆トイレを使うときは
実際、不審者や危険に遭ってしまうと頭が真っ白になってしまうでしょう。
しかし、普段から話し合ったり約束をしたりしておくことで、お子さんの記憶にも残るようになるでしょう。
おすすめの防犯対策グッズ
今の時代、さまざまな防犯グッズが発売されています。
今回は、役に立つおすすめの防犯グッズを紹介します。
お馴染みの防犯ブザー
防犯対策の定番商品の防犯ブザー。
音が出るだけの防犯ブザーと侮れません。防犯ブザーにもいろいろ種類があります。
「防水、爆音」のほかにも「ライトがつく」「衝撃に強い」など、長く使っていくうえで嬉しい特徴があります。
他の商品では、握っているだけでアラームが作動するものや電池ではなく充電式のものもあります。
手ごろな価格で購入できるので一つは持っておきたい商品です。
GPS
これも定番になりつつあるGPS。
お子さんの居場所を知ることができる便利商品です。
キッズケータイに付属しているものからスマートウォッチ、GPS単体のものなどさまざまなもなものがあります。
会社によってサービスは異なりますが、お子さんの移動履歴を保存したり、家族で情報共有したり、メッセージや音声を送ったりができます。
GPSは企業によって異なりますが、月額使用料や通信料がかかりますのでいろいろな会社のものを比べてみてください。
インターフォン対応グッズ
家でお留守番をする機会もある小学生。
いくら居留守を使っていても、訪問者からは在宅がバレてしまうこともあります。
お子さんの声だけが外に漏れていたら、不審者にとっては親がいないことアピールされているのと同じです。
そんな時に使えるこちらの商品。
男の人や家族の声を保存して代わりに対応することで大人の存在をアピールできます。
録音されているパターンはたくさんあります。
お子さんだけでのお留守番時には心強い商品になりますね。
災害時にも使えるホイッスル
「本当に怖い目に遭っているときは声が出ない」
そんな時はホイッスルが便利です。
息を吹くだけで音がでるので、声の代わりになります。
不審者への防犯アピールの他に、災害にあったときに存在をアピールできる便利品です。
笛を鳴らしながら走って逃げることも可能なので、防犯ブザーとセットでつけてもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
小学生になると大人の目が離れる時間がどんどん増えていきます。
登下校中では、無意識の個人情報や生活パターンをさらしている状態です。
また、普段安全だと思っている場所を注意して覗くと危険が潜んでいることがあります。
お子さんの身を守ることや、親があらかじめ危険ポイントを知っておくことで防犯対策にもなります。
不審者は誰にでも簡単に出入りができ、死角の場所で犯行に及びます。
一人で行動せずに、周りを見回すことやお子さんとのお約束を話し合い、習慣付けることが防犯対策に繋がります。
また、それだけではなく、今回紹介した防犯グッズも使ってみてはどうでしょうか?
お子さんの防犯意識を高めるために、一度親子で考えてみましょう!
この記事を書いた
サポーターママ
しっかり者の長女とお調子者の長男、甘えん坊な次男と気分はアイドルの次女の4人の子供を育てるママです。
なぜか、全員パパ似で、顔もそっくり!私の遺伝子はどこへ…?
そんな4人の子供との生活は毎日がハチャメチャ!
よく食べ、よく動き、よく寝るの子供たちを見ながら、毎日育児の大変さを痛感しています。
そんな私の経験を通して、同じ悩みを抱えているママ、パパさんに少しでもクスリと笑えるようなエピソードと斜め上の育児テクニックを発信できたらと思っています!
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修