幼児期からの英語学習の始め方と実践者の体験談:言語習得への道のり
「子どもには英語が得意になってほしい」「小さい頃から学習させたほうがいい気がする」と考える親は少なくないのではないでしょうか。
私もその一人で、自分が英語を得意だと胸を張って言えない分、子どもには自信をもって英語学習を進めてほしいなと思っていました。
この記事では、子どもが幼児期から英語学習を初めてみた家庭は実際どうだったのか、一例ではありますが我が家の場合の体験談をふまえてご紹介します。
目次
幼児期に英語学習を始める意義とメリット
言語習得の能力が高い
幼児期は、言語習得の能力が最も高まっている時期とされています。
そのため、幼児期は英語も自然に学び取ることができ、発音や文法などの基礎も習得しやすくなります。
幼児期に英語の基礎的な語彙や文法を身に着けることで、将来的に学習をスムーズに行うことができます。
幼児期はゲームや音楽などで楽しく英語を学ぶ機会がたくさんあります。
学習への興味やモチベーションを高く学習することができます。
英語に慣れることができる
英語の幼児教育には、イラストや音楽などで楽しく英語を学べる教材が多く活用されます。
「英語を学ぶことは楽しい」という印象を持っておくことで、将来的に英語学習を本格的に行う時に抵抗感が少なくなります。
また、幼児期は認知能力の成長が著しく、ネイティブ英語を聞き取る力を育てやすい時期といえます。
ネイティブ英語の発音やリズムを聞き慣れておくことで、ネイティブ英語のリスニング能力やスピーキング能力、いわゆる「英語耳」が育てやすくなります。
ほかにも、国によって異なる価値観の違いを認められるようになると、異文化理解・多様性を養うことができます。
実践者の体験談:幼児期の英語学習の始め方と成果
私はすごく英語が得意というわけではないのですが、大のディズニー作品ファンです。
そのため、普段からディズニーの映画を日本語字幕でかけていたり、英語で歌われているサントラを流していたりしました。
そうすると、子どもが2歳になるころにミッキーマウスマーチなどのサントラをなんとなくの英語で口ずさみ始めました。
また、簡単な英語が書かれたディズニー絵本を私がたまたま何冊か持っていたので、絵本の棚に常に置いていました。
海外の絵柄で書かれている絵本は絵柄も可愛く、子ども向けなので簡単な単語で書かれているため、普段英語が得意ではない私でも楽しく読むことができました。
だんだんと歌や本も楽しめるようになってきたころ、本に書いてあるイラストをタッチすると音が流れたり英単語が流れたりするディズニーの絵本型おもちゃを購入しました。
これが子どもの大のお気に入りになり、日常的な英語に楽しく触れ合う習慣がつきました。
簡単な英単語や英語の歌が分かるようになってくると、生活の中で英単語を得意気に使うようになりました。
スーパーに子どもと一緒に買い物に行った時、りんごを見て「Apple!!」と言ったりしていると、時折すれ違った知らない方から「英語話せるの、すごいね!」と声をかけてもらって、とても嬉しそうにすることが良くありました。
英単語が話せることが楽しいことだと思ってくれていたと感じています。
子どもが幼稚園に通い出すと、幼稚園の延長で通うことのできる英語の教室に通い出しました。
そこでは幼稚園のお友達と一緒に楽しく英語の基礎を学ぶことができました。
英語を使ってコミュニケーションをとる楽しさを経験できたと思います。
我が家の場合は私がディズニー好きだったことから、英語の音楽や絵本に触れることが多かったため、英語に親しみを持つことができました。
子どもが英語に親しんでくれたのも嬉しいですし、自分の好きな作品や世界観を子どもと一緒に楽しむことができるのが何よりも嬉しいです。
親子で無理せず楽しんで英語と触れ合う習慣があると、楽しく英語を学習していけると思います。
親子で楽しむ英語学習のアイデアと実践的なヒント
英語の学習は、親子で一緒に楽しみながら進めていくことが大切です。
ここでは、そのアイデアとヒントをいくつかご紹介します。
英語の絵本の読み聞かせ
今は、子ども用の可愛いイラストや簡単な英単語の使われた絵本がたくさん売っています。
ディズニーのお話や昔ながらの童話などは、親もストーリーを知っているので読みやすいと思います。
自分の発音の英語ではなく、常にネイティブの発音を子どもの耳に入れるのなら、タッチすると英語が流れる絵本型のおもちゃもおすすめです。
いろいろなキャラクターやシーンに合わせたものがあるので、子どもの好みで選んでみてもいいと思います。
100均などでは、のりもの・どうぶつ・たべものなどの英語の簡単な図鑑絵本も売っています。
小さい絵本は持ち運びの際もかさばらないので、お出かけの時に持っていくのにもおすすめです。
英語の歌やリズムに合わせて歌って踊る
英語の歌やリズムに合わせて一緒に歌ったり、踊ったりすることは子どもにとって楽しく学習できる時間です。
YouTubeなどの動画サイトには英語の子供向けの歌がたくさんあります。
動画視聴の際、意識して英語の歌をかけるだけでモチベーションを保ちながら英語を学習することができます。
私の子どもは英語で歌われた童謡や手遊び歌をよく聞いていたので、私自身も「こんな歌詞なんだ、しらなかった!」と発見があって面白かったです。
英語でのゲームやクイズ
英語が学べるゲームの教材は、100均などでも簡単に手に入れることができます。
例えば、楽しみながらアルファベットが学べるABCカードは、可愛いイラストと英単語が書いてあります。
読み上げるほかに、かるた遊びなどにも応用することができるので、成長してからも楽しんで遊びながら学習することができます。
我が家では2歳差の兄弟でよく一緒に遊んでいました。
お店でよく見かけるのが、お風呂や壁に貼るABCポスターです。
目につきやすいところに貼っておくことで、自然と英語が目に入り、無理せずにアルファベットや簡単な英単語を覚えることができます。
ほかに我が家でよく遊んでいたのは、アルファベットにマグネットがついているものです。
カラフルなアルファベットのマグネットをホワイトボードに貼り、最初は子どもの名前から並べてみたり、「DOG」や「CAT」など簡単な英単語を作ってみたりして遊びました。
色がカラフルなものが多く、とても可愛いのでおすすめです。
英会話教室やプレースクールへの参加
私の子どもは幼稚園の敷地内で英会話の教室に通っていましたが、専門の英語教育機関に通ったことは子どもにとって良い経験となりました。
普段一緒に過ごしているクラスメイト達とはまた違う同年代のお友達と、英語を学びながら交流し、コミュニケーションの機会を得ることができます。
幼稚園や保育園で英語を学習する機会がない場合や、子どもだけで教室に通わせるのが不安な方は、親子で参加できる英語の教室がおすすめです。
親子で一緒に楽しみながら、英語学習をサポートし合うことができます。
タブレット学習
幼児の集中力は限られているため、長時間の学習よりも短い時間を活用して学習することでより効率よく英語が身に着きます。
ipadなどのタブレット端末でもいいですし、もちろんスマートフォンを使っても幼児向けの英語学習アプリを入れればゲームを使って楽しみながら英語を学ぶことができます。
無料で利用できるものもたくさんあるので、ぜひ子どもに合った楽しいアプリを見つけてみてください。
短い時間だとしても、決まったタイミングで学習するよう声掛けをすると、学習の習慣化がつくので、英語に限らず将来いろいろな学習を進めていく上でもおすすめです。
まとめ
幼児期からの英語学習について、私の子どもの一例をご紹介しました。
子どもは今年長さんなのですが、英語がかなり話せるようになっているかと言えば正直微妙です。
でも「英語の勉強が楽しい」「英語の作品を見聞きすることが楽しい」とは思ってくれているので、今はそれで充分かなと思っています。
英語に対して興味を持ち、楽しみながら継続的に学習していけることが一番だと感じています。
この記事を書いた
サポーターママ
マイペース長男と甘えん坊次男を子育て中の、元保育士ママです。
育児とパートの合間に愛犬に癒されながら文章を書いています。主人は帰宅が遅いため、平日はワンオペで育児中です。
「映画と漫画に没頭する」「(ちょっと多めに)手を抜く」ことで、子どもと毎日を気楽に過ごすようにしています。
子育てをしていると、楽しい時間も疲れてしまう時間もあると思います。私の家族も、色々なことを経験してきています。
少しでも子育て中の皆さんのお役に立てるよう、これまでの体験談と現在進行形で得ている情報を発信できたらと思います。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修