【先輩ママ体験談】産後のガルガル期はいつまで続くの?乗り越えるコツ
出産を終え育児が始まると、ガルガル期になってしまうママがいます。
ガルガル期とは、赤ちゃんを守るためにママが過剰に攻撃的になったり、イライラしたりすることです。
毎日イライラしたくない!と思っても、つい周りの人にキツくあたってしまいますよね。
キツくあたった後に自己嫌悪…なんてことも。
こんな状態が続いたら、関係が悪くなったり心身の限界が訪れたりしそう…と不安になってしまいますよね。
この記事では、ガルガル期の体験談と乗り越えるコツを伝えます。
目次
ガルガル期とは何?原因は?
ガルガル期とは、出産を終えたママが赤ちゃんを守ろうと過剰に攻撃的になったり、イライラしてしまうことです。
産後のママの様子が、ガルガルと威嚇しているように見えることからこの名前がつけられました。
元々はインターネットで使われていたようですが、最近ではいろいろなところで聞かれる言葉ですね。
ガルガル期の原因
ガルガル期の原因は2つ、ホルモンの影響と出産や育児の疲れです。
①ホルモンの影響
産後のホルモンバランスは最悪です。
妊娠中に分泌されていたホルモンは出産後、一気に低下します。
この影響で、心身のバランスが崩れてしまうのです。
また産後に分泌される「オキシトシン」というホルモンは、他者への攻撃性を高めます。
ホルモンのせいと分かれば、少しだけ安心しませんか。
どうしようもないイライラは、すべてホルモンのせいと割り切ると良いでしょう。
②出産や育児の疲れ
大変な思いをして妊娠と出産を終えたママ達ですが、育児で休めない日々は続きます。
満足に寝れたのっていつだっけ…?と思い出せない方もいるでしょう。
こんな日々が続いたら、心身のバランスがおかしくなってしまいますよね。
誰かにあたってしまうのは、ママの忍耐力のせいではありません。
ゆっくり休めない今の状況では、仕方のないことです。
誰に対してガルガルするの?
パパにイライラする
1番多いのは、パパに対してのイライラではないでしょうか。
私の周りでもパパに対してという方が多かったです。
主体的に育児をしてほしいのに、指示待ちでイライラする、そもそもパパに赤ちゃんを触られるのが嫌だ、外出が多い…などさまざま。
ママとパパとは協力しなければならない関係です。早めの話し合いが必要でしょう。
義理の父母にイライラする
パパの次に多いのが義父母です。
義父母に赤ちゃんを触られたくないという意見や、一昔前の育児の常識を持ち出されてモヤっとするなどいろいろありますよね。
適度な距離感で接していきたいですが、なかなか難しいところです。
ガルガル期のときは、パパを介して話をするよう協力してもらいましょう。
実の父母にイライラする
里帰り出産のときに、実の父母にイライラする人もいます。
義理の父母より遠慮が無い分、距離感が近く衝突してしまうことも。
その上、普段は冗談ですむようなことも、ガルガル期ではスルーできなくなります。
正直に気持ちを伝えられると良いですね。
友達にイライラする
仲が良かったはずの友達に対して、イラッとすることもあります。
出産し、ライフステージが変わると、友達との関係性が変わってきます。
特に結婚や出産をしていない友達とは、会える機会が少なくなったり、会っても見当違いのことを言われたり…。
友達の何気ない一言に傷つくこともあります。
その友達とは何か違うなと思ったら、距離を置きましょう。
時間が経てば、また以前のように仲良くなれるかもしれませんね。
他人にイライラする
急に話しかけてきて、顔を赤ちゃんへと極端に近づけたり、手を握ってきたりする他人っていますよね。
感染症や子供に対する事件が気になる昨今、もちろん他人もイライラの対象になります。
イライラしてしまうのは当然のことです。
他人にも優しくなれない私ってダメだな…とは思わないでくださいね。
全員にイライラする
特に決まった対象はなく、全員に対してイライラすることもあります。
赤ちゃんを守らなきゃ!と思うとイライラするのは仕方のないことです。
適度な距離感で接していきたいですね。
ガルガル期はいつまで続く?
この状態はいつからいつまで続くのでしょうか?
人によって異なりますが、「産後すぐ〜産後1年まで」と様々です。
なかには一生続いてますという人まで!?
私は授乳の回数が減った生後9ヶ月あたりから、徐々に良くなりました。
それでも産前の穏やかな感じにはなりません。
子供を育てている以上、ガルガルするのは避けられないなと諦めの気持ちもあります。
いつか子育てが落ち着いたときに、元に戻れれば良いと、長めのスパンで考えています。
先輩ママ体験談:私のガルガル期体験談
私は産後1ヶ月ごろからパパに対してガルガルしていました。
産前から産後1ヶ月まで里帰りをしており、その後は帰宅。
パパは育休を取り、二人三脚での育児が始まりました。
里帰りを終えた後、果たしてパパと上手くやっていけるのか、赤ちゃんを育てられるのか、すごく不安だったのを覚えています。
今思えば家事も覚えてくれたので、不安要素は少ないのですが…。
それでもあのときは不安でした。
パパは頑張り屋さんなのですが、少し抜けているところがあります。
そのため、育児レベルの差が埋まらず、パパに対するイライラが止まりませんでした。
そんな気持ちも今では乗り越えることができました。
時間が解決したところもありますが、パパ婦間で協力しながら乗り越えました。
先輩ママ体験談:ガルガル期乗り越えるコツ
パパと話し合う
イライラする!とパパに話しましょう。
「こんなときにイライラしてしまう」「赤ちゃんへのこんな態度が気になる」と正直に話してみるのです。
軽くフォローをしておくと夫婦仲が維持できるはず。「いつもイライラしててごめんね。出産したばかりで神経質になってるみたい。」そう言えばあなたの優しさが伝わるでしょう。
冷静なときに話をすると良いですよ。
赤ちゃんが寝て落ち着いたときに、ゆっくり話し合ってくださいね。
指示はどんどん出す
具体的な指示がないと動けない人は多いものです。
特に育児では、自分がどこまでやるべきなのか分からないものです。
察して!と思わずに、どんどん指示を出しましょう。経験を積めば、そのうち応用もきいてくるかもしれません。
共感できる仲間がいると良い
出産後のママはお家にこもりきりで赤ちゃんのお世話をしますよね。
そうすると、だんだん視野が狭まってしまいます。
どうして私はこんなに辛いんだろう?誰も分かってくれないんだろう?と思ってしまいます。
この負のループは心身を壊してしまいます。
せっかくの子育てなのに、このままではただの辛い日々になってしまいます。
そんなときは、共感できる仲間を作りましょう。友達と会う、児童館や支援センターに行く、SNSで仲間を見つけるなどです。
友達みたいに仲良くならなくても、育児に奮闘する様子が見られれば、気持ちが楽になりますよ。
リフレッシュタイムを作る
リフレッシュタイムは絶対に必要です。
リフレッシュできれば、今の自分の状況を冷静に捉えられるのではないでしょうか。
赤ちゃんがお昼寝している間に、誰かに任せて2〜3時間外出するのをすすめます。
そこから徐々に範囲を広げていきたいですね。
私じゃないと泣いちゃうし…という気持ちも分かりますが、赤ちゃんは少しくらい泣いても大丈夫です。
任せるのも良い経験です。
家事や育児を任せておうちでゆっくりするのも良いですね。
まとめ
ガルガル期は産後のホルモンバランスの崩れや、出産、育児疲れから引き起こされます。
ガルガル期を乗り越えるには、周りの協力が必要です。
話を聞いてもらい、リフレッシュできる時間を作っていきましょう。
いきなり元に戻ろうと思わずに、少しずつ調子を整えてくださいね。
この記事を書いた
サポーターママ
バナナとお歌が大好きな1歳の男の子ママです。
毎日ゆったり過ごしたい!と思いながらも、実際は家事育児にあせってばかりの日々…。
そんな中でも、子どものお昼寝中にカフェやショッピングを楽しんでいます。投資や節約にも興味あり!
子どもと旦那と一緒に遊びに行ったり、お家でみんなで過ごすのが至福の時です。
育児の悩みやあるあるを共有したいと思いWebライターになりました。
みなさまの不安に寄り添い、解決していける記事作りを心がけます。
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歯科医師
監修
ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修