子どもの自転車デビューは何歳がいい?練習のコツや自転車の選び方などを解説
周りのお友達が自転車デビューをし始め「うちは、いつ自転車デビューしようか?」と考え始めました。
「自転車」と言っても、一般的な自転車の幼児サイズ以外に、補助輪がついているものやペダルがないものなどがあり、どのような違いがあるのか詳しくわからないのが現状です。
またネットで購入するのか、実際に自転車屋さんに行ってみた方が良いのか、いろいろと悩むことが多く、後回しにしがちでした。
そろそろ上の子と下の子を一緒に自転車に乗せて移動するのも難しくなってきたため、子どもの自転車デビューを検討してみようと思います。
今回は、実際に年中さんと小1の子どもに自転車を選びたいと思いますので、一緒に見ていただければと思います。
目次
自転車の種類と対象年齢
公園で息子より小さい子がびゅんびゅんストライダーに乗っていました。
7歳になる娘はまだ自分の自転車を持っていないので、自転車に乗れるとはまだ言い切れません。
自転車に乗れる時期は子どもによってそれぞれだと思います。
まず、自転車には大きく分けて3種類あり、それぞれに乗り始める年齢があります。
トレーニングバイク(キックバイク)
まずは「トレーニングバイク(キックバイク)」です。
トレーニングバイクはペダルとチェーンがないもので、成長にもよりますが大体1歳半から乗れます。
地面を足で蹴って進むので、補助輪を外した自転車の間隔に近く、バランス感覚が身につきます。
また、ブレーキ付きとブレーキなしがあります。
後からペダルを付けられるタイプもあり、種類が豊富です。
ただ比較的早くから乗れることができますが、スピードはしっかり出るのでその点は気を付けましょう。
幼児用自転車
次に「幼児用自転車」です。
幼児用自転車は補助輪付きの自転車で、3歳位から乗れます。
自分の足で蹴って、ペダルを漕ぎ、ブレーキで止まる練習ができます。
補助輪がついているため、転倒しにくいので安心して練習できます。
慣れてきたら補助輪を外すこともできますが、補助輪を外す時に練習が必要になります。
ジュニア用自転車
最後に「ジュニア用自転車」です。
主に小学生が乗っていて、マウンテンバイクのようなスポーツタイプと一般的な自転車と同じシティタイプの2種類あります。
子どもの年齢や成長に合わせてどの種類にするか選びましょう。
自転車の練習方法やコツ
バランス感覚を養う練習
ペダルがついている自転車であればペダルを外します。
子どもにまたがってもらい、地面を蹴って両足を浮かせ、自然に止まるまで待ってバランスを取る練習をしましょう。
上手くいかない場合は「強く地面を蹴る」ことと「目線を前にする」ことを意識してください。
ペダルをつける
初めは後ろで大人が支えてあげながらゆっくりこいでもらいましょう。
難しい場合は、補助輪付きの自転車や三輪車で練習しましょう。
適切な練習場所
初めは緩い坂があるところが良いでしょう。
公園や行き止まりの路地などで練習を始めましょう。
特に自転車の練習が慣れてきたら「交通公園」もおすすめです。
子ども用の信号や横断歩道があり、交通ルールを学びながら練習することができます。
公園でサポーターやヘルメットの貸し出しをしているところもありますので、事前に調べておきましょう。
ブレーキやハンドルの使い方
まずは止まった状態でブレーキを使ってみましょう。
次に歩いて自転車を押してブレーキをかけることで、ブレーキがかかる時の力を覚えられます。
ハンドルも同様にどのくらいで曲がるのか歩きながら確認します。
親が見本を見せる
自転車は感覚で乗り方を覚えます。
親が見本で見せることで見よう見まねで練習して、気づいたら乗れるようになっている場合も多くあります。
年齢別 | 自転車の選び方とおすすめの自転車を紹介
2歳前後
- トレーニングバイク(キックバイク)
素材は鉄とアルミの2 種類あります。
鉄の方がアルミより重くなりますがアルミより安価な商品が多いようです。
しかし、アルミの方が軽量で、鉄に比べてさびにくいと言われています。
タイヤもゴムと樹脂があります。
ブレーキの有無も、初めは足を着いて止まるため無くても大丈夫ですが、ブレーキに慣れると自転車に移行しやすくなります。
スタンド付きとスタンド無しの違いは、スタンド付きの場合、通常の自転車と一緒で自立します。
スタンド無しはどこかに立てかけておく必要があります。ただ公道は走れません。
持ち運びが必要になるので重さも重要です。
〇ストライダースポーツモデル
3歳ごろから
- 幼児向け自転車
タイヤのサイズが12、14、16、18インチと4種類あるため、子どもの身長に合わせます。
トレーニングバイクから替える場合は、16、18インチを選ぶ方が多いようです。
12インチは2~4歳、16インチは4~6歳、20インチは6歳以降が目安です。
ハンドルの形も「セミアップハンドル」と「フラットハンドル」があります。
初めて乗る場合はフラットハンドルが使いやすいと言われています。
自転車にまたがった時に、つまさきが着くか確認します。
初めて乗る場合はかかとまでしっかりつく方が安心です。
サドルを一番低くした時に、股下の長さと合っているかということも確認しましょう。
〇HUMMER KID’S16-OH
小学生になったら
- ジュニア用自転車
主に20インチ以上からになります。
個人的には一度自転車売り場に立ち寄り、子どもの大きさや自転車の高さ、好みを確認しておくとお店でもネットでも安心して購入できると思います。
自転車はその場で購入して持ち帰るか、後日自宅まで配送してくれるなどありますので調べてみてくださいね。
自転車の練習で用意するもの
- ヘルメット着用
必ずヘルメットを着用しましょう。
2023年施行の改正道路交通法によって、子ども大人に関わらずヘルメットを着用するよう努力義務化がされました。
- 幼児用プロテクター
乗り始めは怪我をすることがあります。
肘や膝が出ないよう長袖長ズボンと、プロテクターもあると安心して練習ができます。
- 自転車のルール
左側から乗って左側から降りるということや公道での交通ルールについて少しずつ教えていきましょう。
〈参考〉警察庁 自転車のルール : https://www.npa.go.jp/
まとめ
自転車デビューに関して、いかがでしたか?
我が家はトレーニングバイクを持っていますが、息子にとって高さが低くなってしまい、すぐに飽きてしまいました。
娘のファースト幼児向け自転車もあっという間に小さくなってしまい、手放してしまいました。
そろそろ娘と息子にそれぞれの自転車を買って、自宅でも練習してもらおうかなと思っています。
娘は自転車を持っていないので、交通公園に行って自転車を借りて練習をしていました。
練習もどう教えて良いか分かりませんでしたが、近くにいたスタッフさんに「スピードがある時に足をペダルに乗せるんだよ」と教えてもらい、その日にケガをしながらもなんとか乗れるようになっていました。
ただ、公園は他の子どももいて、ルールもあってないようなもので、ぶつかってけがをしないかとひやひやしながら見守っていました。
そのため、交通公園には、ある程度自転車の練習をしてからいくと良いと思います。
また、子どもの練習場所には注意が必要です。
近くの公園まで自転車に乗っていく最中でも、急な事故が起きる可能性があり、実際に停車している車と息子の自転車が当たってしまい高額な修理費用を払ったことがあります。
その時は「保険に入っておけばよかった」と後悔しました。
子どもが事故に巻き込まれてしまう可能性も十分ありますので、そのようなことも考えておきましょう。
この記事を書いた
サポーターママ
何回かの引っ越しを経て、気づけば4人家族。
下の息子の保活をきっかけに、ライター業を始めました。
私自身はダンスや旅行、動物などに興味があり、新しい経験をすることが大好きです。
現在は「家事も育児も携わりたい!」という想いで、一筋縄ではいかないことも多々ありますが、そのような私の経験が他の方の力になるように気持ちを込めてお伝えできればと思います。
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