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子どもの自主性はどう育てる?自主性の必要性や育て方を解説

子どもの自主性はどう育てる?自主性の必要性や育て方を解説
更新日:  | 公開日:
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生まれる前、そして生まれたばかりの頃は「ただただ元気に育ってくれればいい」と思っていたものの、徐々に「優しく思いやりのある子になって欲しい」「賢い子になって欲しい」など、いろいろと欲が出てきてしまったというパパ・ママも多いのではないでしょうか。

おそらく、世の中のパパ・ママのほとんどがそうでしょう。
「自分で考えて行動できる(自主性がある)子に育って欲しい」という思いもそのひとつです。
成長していく上でとても大切な「自主性」。

そんな自主性を育てていくにはどのようにすればいいのでしょうか。
今回は、子どもの自主性についてご紹介します。

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子どもの自主性はなぜ必要?

子どもの自主性はなぜ必要?

まず、「自主性」とは、物事を自分自身で考え、判断し行動できる能力のことを言います。
自分で考えて行動することで問題を解決する力が身に付き、自己肯定感や自信を高めることができるとも言われています。

自己肯定感が高いと精神的に安定し、物事をポジティブにとらえて困難なことにも立ち向かっていけるようになります。
学校や受験、就職など、精神の安定とポジティブさは、今後多くのライフステージで必要となってきます。

まだ言葉が話せないうちは親が決めることも多いでしょうが、ある程度コミュニケーションが取れるようになったら子どもの意見を尊重してあげましょう。

子どもの自主性の育て方

子どもの自主性の育て方

自主性の大切さがわかったところで、ではどのように育てていけばいいのでしょうか。
子どもの性格や家庭環境等により最適な方法は異なってくるかと思いますが、共通して言えるのは「子どもの意見、気持ちを尊重し、応援してあげること」だと思っています。

具体的にはどうすればいいのか、順番に見ていきましょう。

子どもの意見、考えを聞いて尊重する

子どもが会話できる年齢なのであれば、子どもの意見や考えをしっかり聞いて尊重してあげましょう

幼いうちは話すことができてもうまく考えがまとまらず、パパ・ママはもどかしい思いをするかもしれません。
その際も「〇〇っていうことかな?」とその後子どもが自分の考え・意見が言えるようサポートするような助け舟は良いですが、「〇〇ってことね。分かった、分かった」と子どもが自分で考えることを遮ってしまうような言い方は避けましょう。

まだ会話が難しい低年齢の子の場合は、「どっちにする?」など選択制にしてみるのもおすすめです。

子ども自身に計画を立てさせる

ある程度の年齢になったら子ども自身に計画を立てさせてみましょう。
何の計画を立てようか迷った場合は、休日の過ごし方などいいですね。

筆者には2024年度小学3年生になる子がいますが、幼稚園の年長ぐらいから、週末になると紙に翌日の予定を書いていました。
もちろん、その通りにいかないことも多々ありますが、その都度起動修正したり、できなかったことはまた別日に変更する臨機応変さ・柔軟さも大切です。

小学校に入ってからは、長期休みの宿題や通信教材のレッスン計画も自分で立てています。

ただ、子どもの性格によって予定を立てて進めるのが好きな子、苦手な子がいます。
苦手そうな場合、はじめのうちはサポートしてあげてくださいね。
その際、「まず〇〇しよう。こっち先の方がいいよ」など、親の意見を押し付けないよう注意しましょう。

多くの体験をさせる

筆者には2人の子どもがいますが、上の子と下の子は7歳半歳が離れています。
上の子はひとりっ子の期間が長かったため、習いごとや地域の行事など多くの体験をさせてきました。筆者夫婦が地方出身ということもあり、夏休みには祖父母の家へ行き川で魚釣りや野菜の収穫体験なども連れていきました。

まだ小学校低学年ということもあり、どこまで自主性が育っているのかは分かりませんが、入学当初はお迎え必須だった学童も今では自分で帰ってくるようになったり、お友達と喧嘩をしても自分で納得いくまで話して解決したりなど、たくましく育ってきていると感じます。

「公園ではじめましてのお友達と遊ぶ」など些細なことでも構いませんので、小さいうちからできるだけ外の世界に出て、多くの体験をさせてあげることをおすすめします。

できる限り自分でさせる

「自分で着替えたい」「ご飯作りのお手伝いをしたい」など、「あれしたい」「これしたい」の欲求が出てくるのは嬉しい反面、時間がかかってしまうため大人がやってしまっているというご家庭もあるのではないでしょうか。

「自分でできた」という自信は自己肯定感を高めるのに必要です。
とはいえ、平日の出勤前のばたばたした時にゆっくりじっくりお着替えをされては遅刻してしまいます。
「お休みの日はご飯作りを一緒にする」「靴下は自分ではかせる」など、できる範囲で構いませんので自分のことは自分でさせるようにしましょう。
ただ、時間配分を気にしながら動くことも勉強ですので、徐々に自分でさせることを増やしてあげていってくださいね。

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自主性が育たない育児とは

自主性が育たない育児とは

子どもの自主性を育てる方法についてご紹介しました。
次に、自主性が育たない育児とはどのようなものでしょうか。
子育てをしていく上で避けたいポイントについてご紹介します。

親が先回りしてしまう

いわゆる「過干渉」な育て方です。
もちろん、命にかかわるような危険な事柄はあらかじめ排除してあげることが必要です。
ですが、その際も黙って取り除くのではなく、「これはこういう理由で危ないから取るよ」など理由を伝えてあげましょう。

それ以外に、例えば「子どもの習いごとを親がすべて決める」「遊ぶお友達も親が決める」「子どもが幼稚園・学校で何かトラブルがあると園・学校側に言ってそれを排除してもらう」などは過干渉かと思います。

どこまでを過干渉とするかは人によるため、判断基準が難しいところではありますが、命にかかわるような危険なこと以外、なるべく親は見守るように心がけましょう。

放任、無関心

過干渉も良くありませんが、逆に全くの無関心も良くありません。
相談にのってあげたり、一緒に考えたりすることで子どもも「親に認められている」「自分の意見が尊重されている」と感じるようになります。

実際に手は貸さなくても「頑張れそう?」「困ったことあれば言ってね」などと声をかけてあげるだけで子どものやる気もずいぶんと変わります。

「こうあるべき」を押し付けすぎる

子どもは親の理想通りにはいかないものです。
そもそも「こうあるべき」という考えも、時代や地域によって真逆のものになったりもします。
「親の考えが絶対正しい」「子どももこうするべきだ」という考えは捨てましょう。
どうしても見ていて危なっかしく、口を挟まずにいられない場合は「ママはこう思うんだけど、どう?」と疑問形で投げかけ、子どもが自分の意見・考えを言いやすい雰囲気を作りましょう。

まとめ

子どもの自主性の育て方や必要性について、いかがでしたか。
心配だからと親が先回りして何でもやってしまうと、自主性のない子になってしまいます。
そうなると「自分で決められない」「なんでも人のせいにしてしまう」「撃たれ弱い」「失敗がこわくてチャレンジできない」など、子ども自身が生きづらくなってしまいます。

子どもの自主性は親の接し方次第で高まります。
「あなたの意見を尊重するよ」「失敗してもいいから挑戦してごらん」「いつでも応援しているよ」という姿勢を見せながら、温かくサポートしてあげてくださいね。

この記事を書いた
サポーターママ

ゆうりママのプロフィール写真 ゆうりママ 1女のママ

すみっこぐらしが大好きなおてんば女の子のママです。
育児とパートのすきま時間に、久しぶりのライター業を楽しんでいます。
趣味はランニングですが、最近はなかなかできていない現状...からだを動かすことも好きですが、食べることも大好きです。
コストコ、KALDIなどの輸入食品には目がありません。
「家族が楽しく過ごせるのが1番」をモットーに、程よく手抜きしながら日々家事・育児を楽しんでいます。
これまでの私の経験が少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。

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ゆう歯科クリニック
伊藤裕章先生 監修

【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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