先輩ママ経験談!妊娠中の心理的な変化|ホルモンバランスの変化による心理的な影響とその対処法|学習プリント.com

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先輩ママ経験談!妊娠中の心理的な変化|ホルモンバランスの変化による心理的な影響とその対処法

先輩ママ経験談!妊娠中の心理的な変化|ホルモンバランスの変化による心理的な影響とその対処法
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「ハッピーマタニティ」という言葉をよく目にしましたが、私の妊娠中は何かとつらいことが多くて、マタニティアンハッピーの連続でした。

まず転勤先の離島で妊娠をし、つわりという妊娠の洗礼を味わいました。
夫の仕事は営業でほとんど自宅にいませんでした。
特に妊娠初期はにおいづわりがひどく、家電製品や洗濯機、ご飯のにおいがとても嫌で、かぐと吐いてしまいました。
それなのにお腹は空いていつも鳴っているし、喉も乾きましたが買いに行ったりスマホで注文したりすることもできませんでした。

夫は気の利くタイプではないので「今日も気持ち悪い」とメールをすれば自分だけの食事を買って帰ってきて「俺のことは大丈夫だよ」と帰宅して涙が出てきました。
遠く離れた実母に伝えたら心配させるかもと思い、極力電話をしないようにしていましたが、電話をした際には涙が堪えられず号泣してしまいました。
その時、実家は毎年親族が亡くなるタイミングで、最後に残された親族の介護をしている実母にはできることはなく、結局はつわりが少し落ち着いたタイミングで飛行機に乗って実家に帰り、出産をしようと思いました。

いま考えてもつらい時期でしたが、その時は動けない、食べられない、サポートしてくれる人も周りにいないと三拍子揃っていて、この状況から逃げ出したいと思っていました。
まさにこの感情がホルモンバランスの変化による影響だったのでしょうか?
ホルモンバランスとは何か?その変化があるとどのような心の変化が表れるのか、調べてみたいと思います。

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妊娠中のホルモンバランスの変化がもたらす心理的な影響とは?

妊娠中のホルモンバランスの変化がもたらす心理的な影響とは?

妊娠中はイライラしたり、急に落ち込んだりすることが多いようです。
私の場合、絶望や悲しみ、孤独をとても感じました。

妊娠3か月ごろ

吐き気や頭痛、腹痛、下痢がありました。外に出ることが難しく、通院も家族の送り迎えがないといけない状態で、強い不安を感じていました。

妊娠4か月ごろ

つわりが3日に1日あり、吐き気と頭痛がありました。
だいぶ楽になってきたと感じ、1日10分ほどのウォーキングもできるようになりました。
妊娠15週になると、トイレが近くなり、夜になると腰がピーンとなって痛くて歩けない時がありました。

ホルモンの働き①

受精卵が子宮内膜に着床して胎盤が形成され始めるとすぐに、ママの体内では性腺刺激ホルモンまたはゴナドトロピン (hCG)と呼ばれるホルモンが分泌されていきます。
これは大切な妊娠ホルモンの 1つで、妊娠初期にママの体内で生成されます。
性腺刺激ホルモンの量は、妊娠最初の数週間、2~3日毎に倍増していきます。
このホルモンの働きによって「つわり」が起こります。

性腺刺激ホルモンはママの卵巣に卵胞の排卵を止めるように伝え、エストロゲンやプロゲステロンをたくさん分泌するようにママの体に合図を出します。
このホルモンは妊娠しているママ特有のもので、血液や尿の中に含まれています。
市販の妊娠検査薬を使ってママが妊娠しているかを判定できるのはこのためです。
また、エストロゲンの増加によって、吐き気や嘔吐を伴う人もいます。
プロゲステロンの増加によってもお腹の張りやガス溜まり、便秘になりやすくなります。

妊娠5か月ごろ

心配して通院するも何もなく、そろそろ胎動を感じると教えてもらいました。
今まではただ気持ち悪くてつらくて痛いだけだった日々が、ようやく妊娠したと感じることができると楽しみになりました。
ただ、やっと胎動もポコポコ、グリングリン分かるようになりましたが、寝返りやトイレが難しくなってきました。

妊娠6か月ごろ

まだ子どもの性別や顔は分からず、腹痛が引き続きありました。
次の健診で性別が分かり、7割女の子だと分かりましたが生まれた時に男の子という可能性も3割あるのかとよく分からない気持ちになりました。
2人目の子はこの時に「男の子」と言われ「きちんと見えているからほぼ男の子で間違いないよ」と言われました。

胎動は激しく、胃もたれや気持ち悪さが再発しました。
初期の気持ち悪さに比べると動けて食べられることがなによりでした。
整骨院にも通うようになりました。

妊娠7か月ごろ

胃から食べたものが逆流してきたり、お腹の張り止めを飲むと息苦しくなったりしました。
後期、逆流は収まりましたが、お腹が張ることがようやく自分で分かるようになりました。
健診でお腹の子が横向きになっていることも分かり、どうしたら下向きになるのか気になりました。2人目の妊娠中には上の子の胃腸炎がうつってしまい、耳鼻科へ行きましたが、妊婦にいただける薬は効きにくく、耳も聞こえにくくなって、咳も止まらず息苦しくなりました。

妊娠8か月ごろ

ずっとお腹が張っていて、子宮頚管が短くなっていて張りや出血があればすぐに病院へ行くように言われました。入院しなくてはいけないかもと心配になりました。

妊娠9か月ごろ

子宮頚管が短く入院するよう言われました。
私の気持ちとしては、入院するなら大学病院を希望したいと思いましたが、病院からは異常な事ではないから今の病院で入院するように言われました。
結局、自宅で寝たきりを希望し、健診の日だけ通院することになりました。

妊娠10か月ごろ

前駆陣痛的なもので下腹部がキリキリすることが夕方から夜にかけて始まりました。

ホルモンの働き②

  • 妊娠5~10か月

リラキシンというホルモンは妊娠2~3か月くらいから出産に向けてママの体を準備し、ママの骨盤周りの関節や靭帯、赤ちゃんの頭部を柔らかくして、産道を通りやすくしてくれます。
妊娠前の生理の時と比べて100倍ほどのホルモンが分泌されています。

出産

初産でしたが、4時間の出産で安産だと言われました。
2人目は無痛分娩にしましたが、麻酔が効く前に息子の体調が変わってしまったため、普通に出産し、4時間程度でした。
出産後、すぐにカンガルーケアと言って、へその緒の処置をして綺麗にしてもらった赤ちゃんが私の体にのせていただきました。
体験前は神秘的な瞬間だと思いましたが、実際、私は出産後で疲れていて赤ちゃんも泣き叫んでいて、そのような余裕はありませんでした。

出産後

出産してすぐ母乳が出てくるわけではなく、夜中にじわじわと胸が痛みだし、まるで小石を胸に詰め込まれたようでした。
その痛みがある中、看護師さんに母乳が出るようにマッサージをしていただき、赤ちゃんにもきちんと母乳が飲めるよう赤ちゃんの口をどのように乳首に近づけるかという練習をしていただきました。
赤ちゃんもすぐに母乳が飲めるわけではなく、泣きながら練習をして、退院しました。
「1人でできるかな」と不安がありました。

ホルモンの働き③

オキシトシンとプロラクチンは母乳の分泌を促します。
オキシトシンは、子宮収縮や母乳を促し、赤ちゃんを可愛いと思う気持ちにつながります。
プロラクチンも子宮収縮と母乳の生成、排卵の抑制、性欲の減退をします。
これらのホルモンによってママが攻撃的になりやすくなるということも分かっています。

妊娠中の心理的な変化に対処するための実用的なアドバイス

妊娠中の心理的な変化に対処するための実用的なアドバイス

マタニティブルー

妊娠中や出産後、一時的に情緒不安定になることを言います。
産前産後の大幅なホルモンの変化により、心と体が変化に追いつかず、2週間程度症状が表れます。
主な症状は気分が落ち込み、急に泣いてしまい、強い不安感などがあります。
症状が悪化してしまうと治療が必要な「妊娠期うつ病」になってしまうこともあります。
妊娠中や産後3日から10日後に表れることが多いそうです。

トラブルに対処するためには

  • 信頼できる人に話す

いろいろ考えてしまい、どの人に相談すれば良いか悩むと思いますが、まずは友人や家族、先生や看護師さんなど身近にいる人に話してみましょう。
個人的におすすめなことはママ向けのイベントに出て、同じ環境にいるママさんと仲良くなれると、同じような悩みを抱えていたり相談しやすくなったりします。

  • 休む

出産後、お風呂やトイレに入っているだけでも赤ちゃんが泣いている感覚に陥ることもあります。
抱っこしていて腱鞘炎に苦しんだり、乳腺炎になってしまったりして、忙しい上に通院しなくてはいけないこともあるかもしれません。
周りにサポートできる家族がいれば良いですが、いない場合や協力を得られない場合は、赤ちゃんを見てもらえるサービスを利用して、その間に通院や美容院、お昼寝などをして少し休養してみてください。今では出産後まもなく使えるベビーシッターや市区町村のサービスがあります。

  • 体を動かす

「出産後で赤ちゃんのお世話でへとへとで、運動をするなんて」と思う方もいると思いますが、運動をすることによって自律神経が整い、ストレス発散になります。
少しウォーキングをしたり、簡単なヨガをしたり無理のない範囲で体を動かすと良いでしょう。

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妊娠中のパートナーが理解すべき妊娠中の心理的変化について

妊娠中のパートナーが理解すべき妊娠中の心理的変化について

妊婦さんによってトラブルは異なります。
私の場合、においづわりがひどくて食事ができませんでしたがお腹はとても空いていました。
においづわりに配慮したり、ご主人やご家族は食事を他の部屋でとったり、洗濯ものや冷蔵庫、炊飯器などにも気を配ったりすると、楽になります。
食事の用意もありがたいです。日用品の買い出しも重く感じます。

また寝不足になりがちなので、こまめに休養できるようサポートしてあげてください。
上の子がいる場合、外に連れ出し遊んであげると、ママも子どもにとっても良いでしょう。

また、だんだん体を動かすことがつらくなる時期です。
サポートをする方は家事を積極的に行って、足や腰、首などトラブルがあるママも多いと思いますので、マッサージしてあげたり、接骨院などに一緒に行ってあげたりすると、だいぶ楽になります。
いつも以上に優しい声がけが安心感につながります。
ただ、今はママだけではなくパパもブルーになることがあります。ママと同様に話をしたり、休んだりしながらストレス発散をしてください。

まとめ

周りの友人にはあまりトラブルが少なかったので、私の妊娠時は「これが普通なの?」「聞いていた妊婦と違う」と思い、マイナートラブルがつらかったです。
いろいろな妊婦さんがいて当たり前なのに、妊娠前は少しうらやましさや憧れがあったのではと思います。
実際に体験をしてみると、輝かしいハッピーマタニティなんて時間はなく、悲しみやつらさ痛さが勝っていました。
今は少子化対策や「子どもが3人いる家庭には」などといって、人口を増やす政府の活動も目立ちますが、そもそも1人妊娠して出産することはとても大変でしたので、妊娠前や妊娠中、出産後にサポートできる環境が揃っているとより良いと感じました。

この記事を書いた
サポーターママ

のんママのプロフィール写真 のんママ 1男1女のママ

何回かの引っ越しを経て、気づけば4人家族。
下の息子の保活をきっかけに、ライター業を始めました。
私自身はダンスや旅行、動物などに興味があり、新しい経験をすることが大好きです。
現在は「家事も育児も携わりたい!」という想いで、一筋縄ではいかないことも多々ありますが、そのような私の経験が他の方の力になるように気持ちを込めてお伝えできればと思います。

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ゆう歯科クリニック
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【医師監修】ゆう歯科クリニック伊藤裕章先生監修 歯の特集
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