頑張らない育児って?ママも子どももハッピーな頑張らない育児術|学習プリント.com

頑張らない育児って?ママも子どももハッピーな頑張らない育児術

頑張らない育児って?ママも子どももハッピーな頑張らない育児術
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毎日栄養バランスの整ったご飯を作ったり、習いごとの送迎や、時には遊び相手になったりと、日々、家事に育児、そして仕事も頑張っているママも多いのではないでしょうか。
一生懸命になることは良いことですが、無理は禁物です。

そこで、おすすめしたいのが「頑張らない育児」です。
その名の通り、「無理しない」「頑張りすぎない」子育て術のことです。
「子育てって頑張らないと乗り越えられなくない?」「子どもに悪影響はないのかな」など、気になることも多々あるでしょう。
そもそも頑張らない育児とはどのような育児方法なのでしょうか。
最近よく耳にするけれど、本当に良いことがあるのでしょうか。

今回は、そんな「頑張らない育児」について、現在実践中の筆者が詳しくご紹介します。

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頑張らない育児のメリット

頑張らない育児のメリット

「頑張らない育児」とは、いまの自分の状況(子どもの人数や年齢、夫婦の仕事の状況、祖父母の援助の有無等)にとって無理のない子育て方法のことです。
料理・洗濯などの日々の家事から、子どもの教育、保護者との付き合い方など、頑張り始めるとキリがない育児まで、ほどよく手を抜くことでママはもちろん、子どもにも良い影響があることをご存じでしょうか。
順番に見ていきましょう。

ママの気持ちに余裕ができる

料理や洗濯、子どもの勉強など、手を抜けるところ適度に抜くことによって時間の余裕もでき、ママの気持ちにも余裕が生まれます。
そうなると、子どもに優しく接することができたり、じっくり話を聞いてあげられたりと、結果的に子どもにも良い影響があります。

筆者には2024年時点で小学生と0歳の子がいますが、上の子が小さい時はフルタイムで仕事をしながら週末は午前中に習いごとへ連れていき、午後からは平日用の常備菜作りを続けていました。
今ほどミールキットや離乳食用の冷凍ペーストも充実していなかったため、とにかく必死になっていたように思います。
また、当時は主人の仕事も忙しく、平日は完全ワンオペ状態。まだ年齢も比較的若かった為、なんとか乗り切ることができましたが、上の子が幼稚園に入る頃には限界を感じ、食事はお総菜や市販の物にも頼りながら、掃除は週末でOK、仕事は正社員から融通の利く派遣へと変えたことで気持ちに余裕が生まれました。
下の子が生まれた現在は、前回での学びや気付きを踏まえ、近所で週に3~4日程度パートをしながら、食事や掃除など家のことは程よく手を抜いています。

家庭はママの時間的・精神的余裕がとても大切です。
完璧主義にならずに、上手に手を抜けるところを見つけてくださいね。

子どもものびのび育ち、自立心や考える力が育つ

しつけ・教育に熱心になりすぎて「〇〇しなさい」「〇〇より〇〇の方がいい」と親が先走って何もかも決めてしまうと、子どもの自立心や考える力が育ちにくくなってしまいます。
筆者も上の子が小学校に入学したばかりの頃は、勉強でつまずかないようと学校の宿題や通信教材についてうるさく言っていましたが、そうすると子どもはイヤイヤ勉強するようになってしまいます。
2024年時点で小学2年生の現在、まだまだ親が言わないと自発的には動けない部分もありますが、「あれしたの?これしたの?」を少し控えてみた方が自ら勉強するようになった気がします。

また、自分の空いた時間は子どもの遊びに付き合ったりと、全て子どもに付き合うのも実はあまりおすすめできません。
時には読書や美容など、ママ自身の時間に使ってみてはいかがでしょうか。
そうすると子どもは「その間○○しよう」と自分で考え、行動するようになります。
ママの精神面にも良く、一石二鳥ですね。

イライラを解消!頑張らない育児の方法とコツ

イライラを解消!頑張らない育児の方法とコツ

頑張らない育児のメリットが分かったところで、具体的にどのように手を抜けばよいのでしょうか。
普段一生懸命頑張っている人ほど手の抜きどころが分かりませんよね。
「ここは手を抜きたくない」など、人によって育児で力を入れたい部分・楽したい部分は異なるかと思いますが、筆者が思う頑張らなくてもOKなポイントをご紹介します。

食事は毎日手作りでなくてもOK!お総菜やデリバリーにも頼ろう

筆者も上の子が1歳になるぐらいまでは、添加物や虫歯のリスク等が気になり、頑張って毎日手作りしていました。
平日の昼食・おやつは保育園で手作りの給食を出していただいていたため、あまり心配していませんでしたが、平日の夕食や週末恒例の常備菜作りなども、それだけで土日のどちらかは終わったしまうぐらい一生懸命になっていた気がします。
確かに、添加物や虫歯のリスクを気にして、家族に少しでもからだに良いものを食べてもらいたいと思うのは良いことです。
ですが、子どももいずれ成長すると友達だけで何かを食べる機会も増え、正直市販品NGと言ってられなくなります。
また、手作りにこだわりすぎるがあまり家の中の空気がピリピリしていては本末転倒です。
週に1回など、曜日や頻度を決め、たまにはお総菜やデリバリーに頼ってみてはいかがでしょうか。
レトルトのカレーでも、案外子どもは喜んで食べてくれますよ。

掃除は週末でOK

掃除機、床拭き、お風呂掃除、トイレ掃除などひとことで掃除と言っても、きちんとしようと思うと時間的にも体力的にも結構な負担になります。
筆者は平日仕事がある際は、基本的には掃除機(場所によってはコロコロも)と床拭きのみとし、その他の掃除は週末にしっかりすると決めています。
毎日掃除しなくてもさほど支障はありません。
忙しい平日は極力簡素化して、自分を労わる時間も作ってみてくださいね。

子どもに任せてみよう!意外と放置した方が勉強することも

「低学年のうちはしっかり宿題を見てあげなくちゃ!」「横について宿題見てあげた方がいいかな」と張り切ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
確かに、小学校低学年ではなかなか自分から進んで勉強する子は少ないかもしれません。筆者も上の子が小学校1年生の頃は横について宿題を見ていました。
1年生の頃は本人もまだ毎日宿題があるということに慣れていなかったため、このスタイルは良かったのですが、2年生になると「自室で勉強してくる」「あんまり隣でじろじろ見ないで」と言うようになりました。
最初はきちんと宿題しているのか、理解できているのかが気になり、こっそり宿題を終えた後のノートを見たりしていたのですが、次第にテスト後に正解できていたかを自分で見直したり、翌日のテストを意識するように変化していきました。

高学年になって教科数が増えたり、中学受験を視野に入れていたりする場合はまた話が異なりますが、意外と放置した方が子どもは自分で考えて勉強します。
初めはもどかしさもあるかもしれませんが、まずは1週間、1ヵ月と徐々に期間を延ばし、子どものペースに任せて見守ってみてはいかがでしょうか。

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頑張らない育児を実践するためのアドバイス

頑張らない育児を実践するためのアドバイス

頑張らない育児のポイントについてご紹介しましたが、何よりも大切なのは「家族みんなが楽しく暮らせること」です。

例えば、料理が好きでお総菜やデリバリーに頼んでいることが余計ストレスに感じてしまう場合は、料理はこれまで通り頑張って、他の部分を簡素化してみてはいかがでしょうか。
ちなみに筆者は比較的料理は好きですが、毎日作りたいという程でもないですし、料理後の後片付けは大の苦手です。
また、掃除は好きですが得意ではありません。
我ながら中途半端だなとは思うのですが、そんな我が家は平日の食事は作り置きを中心とし、週末は外食やお総菜にも頼ります。
掃除は掃除機・床拭き以外は余裕のある時にちょこちょこするスタイルです。

頑張らない育児はこうでなければいけないということはありませんので、ご自身が最も負担に感じないよう実践してくださいね。

まとめ

頑張らない育児について、いかがでしたか。
家族の人数や子どもの年齢、パパ・ママの仕事の有無などによって、頑張らない育児のやり方も変わることでしょう。
頑張らない育児は精神的余裕を生み出し、家族みんなが楽しく穏やかに暮らすためにおすすめの方法です。
頑張り始めるとキリがない育児。ママのからだと心も大切に、手を抜けるところはどんどん抜いて、育児を楽しんでくださいね。

この記事を書いた
サポーターママ

ゆうりママのプロフィール写真 ゆうりママ 1女のママ

すみっこぐらしが大好きなおてんば女の子のママです。
育児とパートのすきま時間に、久しぶりのライター業を楽しんでいます。
趣味はランニングですが、最近はなかなかできていない現状...からだを動かすことも好きですが、食べることも大好きです。
コストコ、KALDIなどの輸入食品には目がありません。
「家族が楽しく過ごせるのが1番」をモットーに、程よく手抜きしながら日々家事・育児を楽しんでいます。
これまでの私の経験が少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。

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